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安倍総理大臣にできること [わたしが思う事・・・]

ギガチャーハン.jpg

 事だが、最近の筆者はフラストレーションが溜まっている。
 何かにつけてアバウトな細君に対してではない(それはいつものことなので諦めている)
 日韓関係のいつものゴタゴタに辟易しているのだ。ハッキリ云って日本政府の無策と弱腰外交に怒りさえ感じる。『外交は力だ』という原則を忘れてはいけない。しかし韓国の様に粗暴であってはならない。知力を尽くしてガチンコで勝負しろと云っているのだ!
 これは、国家間の喧嘩ではあるが喧嘩ではない。命を遣り取りする『決闘』である。
 それこそが、日韓の閉塞感を取り除く唯一の解決法である。

 安倍総理大臣よ、その覚悟はあるか!
 
 者がブログを開けば、ほぼ必ず見に行くことにしているブロガーがいる。ファルコ84さんだ。
 その7月26日の『稚拙な外交』という記事の中で、日本は単色型のアプローチを取るべきだったと、他紙からの引用を軸に以下の提言と論理展開をしている。
 文は引用できないので、ここでは要点だけを抜粋し簡潔に述べるに留める。
 ファルコ84さんは、半導体材料の輸出条件の見直しに絡めて、元徴用工の問題を安倍総理の口から暗に示してしまったのは間違いだったと指摘しておられる。
 これは日本の数多くの識者も指摘しているところだが、今更韓国や世界に向かって言い直したところで何ひとつ解決しないと筆者は思っている。だからそれを批判しても始まらない。何故なら何をしようが韓国は道理をわきまえる国ではないからだ。今までの経緯を見ても国際ルールを守るとはとても思えない。
 そんな良識の通じない国家に、幾らひとつの事を課題ごとに分けて、ひとつひとつ解決する欧米型の単色型の交渉をしたところで、果たして良い結果は得られるだろうか。現実には従軍慰安婦問題の不可逆的合意が、日本が拠出した10億円も返さず、財団の解散という形で一方的に破棄された事実は、この国が法の支配の及ばない不法国家である何よりの証拠である。
 つまり単色型だろうがごちゃ混ぜだろうが韓国には道理は通じない。そして手法や交渉術がどうあれ、問題が根本から解決されなければ一切意味がない。過去の合意も然り。であるならば、韓国の主張を逆手に取って相手と同じ土壌に立って、そこで後で言い逃れられない環境の中で完全論破するしかないのだと筆者ならば考える。
 
かし、ただ文句ばかり言っても始まらない。日本政府と安倍政権がこれほど無能であるならば、ここはひとつ国民の一人として『妙案』を提示しようではないか。それも万人が納得するような妙案だ。絶対不可逆的で公明正大な解決策だ。これを日本政府と安倍総理大臣が実現するならば、日本がこの隣国の根拠もない主張に煩わされることは二度となくなるであろう。ただし、安倍総理の覚悟がなければそれは実現しないと付け加えておく。
 ころで、ここから先は狭量な心の持ち主は読まない方が良い。特に安倍総理信奉者は頭に来る事ばかりであろうと容易に想像できるからだ。筆者は自分の忌憚ない意見を、こころの赴くまま自分のブログ上に展開しているだけだ。しかも批判精神は元々旺盛だ。だからという訳ではないが筆者の記事を批判するコメントは常々受けつけている。しかも余程のことがない限り敢えてそれには答えない積もりだ。つまり無益な論争は一切しない。
 だが、単なる誹謗中傷と判断すれば、筆者は拙ブログだけでなく、その者のブログに行ってまで、そのことを糺弾するかも知れない
。小生は普段は淡泊だが、一旦臍を曲げると手に負えないことは、過去のブログを見ても明らかだろう。
 ちなみに小生はモスレム(イスラム教徒)ではない真言宗豊山派信者だが、『目には目を歯には歯を』を信条としている。だからという訳ではないだろうが、ソネブロを始めてから十二年以上になるが、一度も誹謗中傷に
屈したことはない。つまりブログ炎上を目論んでも無駄である。それと常軌を逸したコメントは、その理由を述べた上で即刻削除することもあり得る。それだけでなく、ソネブロ利用規約第四条<禁止事項>に該当するコメントは、ソネブロ事務局への通報も辞さないと申し述べておく。
 
リスボン郊外のベレンで事故に巻き込まれました.jpg
<今年1月にポルトガルの首都リシュボア近郊のベレンでトラムと市電の衝突事故に遭遇しました>
 
 こから先は現実的な話だ。つまり批判はするがそれだけでは終わらない。韓国という隣国の引き起こした、この不愉快極まりない事態を一気に解決したいと思う。

 変失礼だと思うが(我ながら心にもない事を・・・)安倍総理大臣は『御山の大将』である。
 かといって腕力が人一倍強い訳でもなく、頭脳が明晰な訳でもない。更に言えば、勘が鋭い訳でもなく、恐らく先見の明もない。しかも凡庸なただのお坊ちゃまがそのまま大きくなっただけである。日本にとって不幸だったのは、この安倍晋三という政治家が政界の名門の御曹司であったことだろう。しかもこの凡庸な男が、外交の場で泥酔するような、品格も良識もない配偶者を得ただけならどうということはないが、それが当時の民主党政権の失政のお蔭で、しかも自民党内の『忖度』によって、たまたま総理大臣になってしまったのが、日本の政治的・外交的デススパイラルの始まりであった訳だ。つまり中身も何もないお友達利益誘導型の『安倍なんちゃって政権』の誕生だ。
 見てみるがいい。見た目の威勢はいいが、いざとなれば国民との直接対話を回避し、ただ逃げ廻るだけの小者である。議論をはぐらかしたり批判から這々の体で逃げる姿勢は、姑息で肝っ玉が据わっておらず、一国を預かる器ではないと筆者は常々思っている。
 方で、(筆者はそうは思っていないが)お高くとまっている一見良識あると言われている世間様からは、生意気で道理をわきまえないと、常々批判されっぱなしの山本太郎氏だって、選挙演説で議論や批判やヤジから逃げていないのに比べ、批判に晒されるのが嫌で、直前まで応援演説先を明らかにせずゲリラ的に現れたりと、その小人振りが一際目立つ安倍総理である。そればかりか、警察機構を使って、選挙妨害などと屁理屈を捏ねて、言論の自由を奪ったり逮捕者まで出すに至っては、とても民主主義国家とはいえないありさまだ。言う迄もないが「言論の自由」という国民の権利は、「選挙妨害」などという刑罰よりも、遙かに上位の憲法で保障された国民の基本的権利だ。こうした事例を以てしても、日本のシビリアンコントロールの実態は、さほど韓国と変わらない言論弾圧・言論操作・フェイクニュースのオンパレードだ。自分達に都合の悪い言論に対する弾圧や排除は、ポピュリズムの常套手段であることは、トランプ大統領や文大統領を見ても明らかだろう。しかも両大統領とも自分の意に染まない者を罷免したり罪に陥れること甚だしい。
 自問問う、ぢゃなかった、自民党員が言うような「安倍総理はそんなことを指示していない」というのなら、警察機構に指示して逮捕された者を即刻釈放するぐらいの度量は示さなければならない。そうしないところを見ると「今回も誰かが忖度したんだね」、と筆者だけでなく国民の過半は思うに違いない。その点からすれば、日本は真の民主主義国家ではないと、すべての国民は自覚すべきだ。
 れだけでなく、自民党の萩生田光一幹事長代理が主張するような、『外交の安倍』という自画自賛発言はまったくの虚構であることを知るべきだ。安倍総理は失態を演じることはあっても外遊で際立った成果は何一つ挙げていない。台湾の新幹線は先の脱線死亡事故で日本の商社が賠償を求められ、原発誘致トップセールスは一向に捗らない。それよりも何よりも、放射能汚染事故を誘発する恐れのあるものを海外輸出してどうする。国家賠償を求められる愚行を平然と行うこの底なしの愚かさは如何ともし難い。
 その様に、お友達の利益誘導はできても、外交によって日本のための利益誘導は、目立った成果を何一つ上げてはいないのだ。トランプ大統領の口車に乗って、「外交の安倍」が無謀にもトライしたイラン訪問では、ハメネイ師との会談でまったく成果を上げられなかったばかりか、会談の最中に日本のタンカーがイラン革命防衛隊によって襲撃されるなど、国辱ものの結果に終わっている。「事実を調査中」、といいながら梨の礫。その後何の外交交渉も抗議さえもしていない不甲斐なさである。つまり・・・
 倍総理の無能ぶりは、トランプ政権とアメリカ世論の失望と、世界の哄笑を誘っただけである。それを以てしても国費無駄遣い以外の何ものでもないと思っている。正直、一国の長として情けないとさえ思う。それが証拠に、G20ではトランプ大統領との首脳会談は果たしたが、ホスト国として実質的な成果は何一つ上げられなかったばかりか、北朝鮮問題では完全に蚊帳の外に置かれて、右往左往するばかりの情けない姿を晒しただけだ。
 安倍総理は、G20後のドナルド・トランプと金正恩との直接対話の中で、核兵器について、どれ程とんでもないことが話されたのか、果たして理解しているのだろうか。国民への説明を見ても一切その自覚も危機感も感じられないのは、残念どころの話ではない。亡国の淵にあるという認識を筆者は持った次第だ。
 がそれを嘆いてばかりもいられない。そんな小人でも日本の総理大臣には違いないのだ。そこで、日本の国難であるならば、一国民としてそれを補佐すべきだと筆者は考えた。だが筆者は、1機116億円、整備費307億円のF35を147機も、本来は消費税が5%から8%に上がった時の増額分を100%社会保障費に充てるという大嘘をつき、その増額分を以て自分の金ではないからと気前よく購入する見識も、野方図でお馬鹿な権限も持っている訳ではない。しかも筆者が出せるのは智慧だけだ。しかし、しかしだ。小生の進言はF35を147機揃えた以上の、安全保障上の効果はあると自負している。
  

蝋細工じゃないよ!.jpg

 

 者は思うのだ。
 昔から言うではないか。『馬鹿と鋏は使い様』であると。
 あるならば、ここは一つ自らが招いた、国難とも呼べる内憂外患の情況を打開すべく、安倍総理大臣に一つ骨を折って貰おうでは
ないか。48.80%という50%にも満たない選挙結果を以て、わざわざ臨時会見まで開いて、国民の負託を得たなどと能天気な御託を並べるのであれば、その負託に応える行動とやらを、言葉だけでなく実際にも見せて貰おうではないか。
 しかしここで疑問に思うのだが、自公政権の支持率を衆参合わせて投票率50%、獲得議席数2/3とざっくりと計算しても、0、5X0.66だから、全有権者数の33%程度の国民の支持しか得ていない。つまり有権者の1/3しか支持したことにならない結果を以てして、それで果たして国民の負託を得たと言えるのだろうか。こんな情況で憲法改正の国民投票を目論んで、会見を開くその未練たらしい所業は、一国の首班として果たしてふさわしいのだろうか。甚だ疑問だ。
 だからという訳ではないが、懸案の韓国との問題を根本的に解決してこそ、国民の負託を受けたと堂々と宣言し、外交の安倍を標榜するにふさわしい情況が生じるであろうとも思う。
 ・・・という訳で、安倍信奉派も、アンチ安倍派も意見を一にして、安倍晋三総理大臣に次のように呼び掛けてみようではないか。

 らが播いた種ならば、らが刈り取らなければならない。

 何を言っているのかお分かりだろうか。そう、日本政府による対韓半導体材料の輸出条件の見直しと、輸出優遇措置の見直し(ホワイト国からの除外措置)のみならず、すべての日韓間に存在する韓国発の日本国と日本人に対する難癖の数々の解消である。
 ッキリ云って、日本政府も、その長である安倍総理大臣も無策である。いつもながらの声高に主張する韓国のペースに嵌まろうものなら、東北地方産海産物の韓国の禁輸措置をめぐるWTO協議の敗北の二の舞である。今回は安全保障の問題であり運用の見直しだからWTOの協議にそぐわないというが、海産物の時だって韓国の異様なまでの主張とゴリ押しによって最後の砦である二審ではまさかの敗北を喫したのだ。この際、WTOとは声の大きいものが勝つという、極めて不公正な国際機関であるという認識を日本政府は持つべきだ。であれば、一度あったことが二度目はない保証など、どこにもない。故に、WTOを争議解決の場としてその壇上に登るのは愚策である。
 ころで、安倍総理は自らが信奉隷従するトランプ大統領の直近の行動を、他山の石として見倣うべきではないか。トランプ大統領は、26日のツイッターで「もっとも裕福な国が途上国だと主張し、ルールを逃れて優遇されている。こんなことはもう終わりだ」と主張している。WTOに対して中国や韓国の発展途上国としての優遇措置を即刻廃止すべきだと発信したのだ。それによってUSTR(米国通商代表部)に90日以内にこの不公正な情況を解決するよう求めている。しかもWTOが動かなければ、米国一国でも不適切と見做す国の途上国優遇措置を廃止するとまで述べている。しかもトランプ大統領の過去の行状を見れば、関係友好国にもそれを求めるのは必定だ。そしてこれは多くのインスピレーションを私たち日本人に与えてくれた。
 れは中国を標的にした発言だが、韓国も世界第11位の経済規模を持ちながらこの不当な優遇措置を受けているのである。だとしたら、遣るならここまでやらなければ駄目なのだ。このトランプ発言に韓国は果たして噛みつくだろうか。それによって韓国人の本音と文在寅という男の度量というか器が分かろうというものだ。日本製品のボイコットを呼び掛けるなどという、児戯にもひとしい抵抗などしてどうする。これなど自分達の立場をまったく理解していない何よりの証左ではないか(笑)。韓国は日本なくして存在し得ない。それを理解できないのであれば、日本に頼らなければ、韓国という国体を維持できないことを、骨の髄まで思い知らしめなければならないだろう。
 本と韓国の融和と友好はその後で十分だ。何故なら二国間が対等であった例など古今東西、歴史上どこにも存在しないからだ。日本が本当の実力(国力)を示して、それを認めて受け入れる国と民族にしか、日本は恩恵を与えてはならない。非情とも思える処断だと思われるかも知れないが、これは国家の有り様の常識だといえる。情に流されてそれを怠れば、亡国の憂き目に遭うだけだろう。
 よって、敵対には形ばかりの温情を示したり、一切の妥協をしてはならず、断固とした措置を講じるべきなのだ。それこそが国際ルールだ。

 らば、ここは断じて外交手段で引けを取ってはならない。何も韓国の向こうを張って、あらゆるチャンネルを使って日本の主張を世界に伝えよとか、WTOや米国議会や、国連の場でロビー活動をしろと言っている訳ではない。トランプ大統領は「WTOは壊れている」とまでツイッターで発信している。ならばWTOは日本が韓国と戦う主戦場とは成り得ない。だとしたら韓国の望む形での対話のチャンネルをことごとく否定し、対話を再開すべきだというその身勝手な主張を逆手に取れば良い。

「WTOは公正な組織としての体をなしていない、従ってWTO自体が変わらなければ、あらゆる採決に日本は今後一切従わない」

 と、政府の誰かに言わせるのではなく、総理自身が世界に向けて宣言するぐらいのトランプ並の度胸を、安倍総理は持ってほしいものだ。
 だがそんなことをせずとも、実は日韓に横たわる諸問題を一気に解決する方法がある。
 実には、今までこの不適切な貿易の諸問題について日本は散々話し合いを求めて来たにも拘わらず、韓国はそれを無視し、三年以上も話し合いに応じて来なかった。日本政府も関係官庁も、そして日本政府を代表する安倍総理大臣も、それを苦々しく思っていたのは明らかだと思う。
 だが、その度に日本政府と安倍政権は後手を踏んで、「遺憾である」などと抗議だけで終わってしまっていたのは何故だろう。明らかに日本政府は弱腰だ。ここ数年の、否ここ何十年もの、韓国の不誠実で国際法を無視する言動を見て来た日本国民の過半は、恐らくそう思っているに違いない。
 が、そうは言っても今回の三つの半導体素材の輸出条件の見直しだけは、無策の安倍政権初のスマッシュヒットであることを認めない訳にはいかない。これはアンチ安倍派であっても認めるべきだ。その効果は韓国の慌て振りを見ても明らかだろうと思うからだ。
 だが、それを見てほくそ笑むのは感心しない。何故ならこの情況を基本的には静観して、韓国の出方を見て個別に対処するという従来通りのやり方では、愚策どころか百年の計を過つことに繋がりかねないからだ。しかし、事ここに至っても、日本政府の辞書には
『学習効果』という文字はどうも存在しないらしい。であるならば、日本国民の一人として日本政府と安倍政権にアドバイスをしなければならないだろう。
 こは一つ、韓国の主張に耳を傾ける姿勢を見せて、その要望に沿って安倍総理お得意の胸襟を開く姿勢と度量を見せることが肝要であろう。何を言っているかお分かりだろうか。
 の問題について日本は話し合いに応じるのである。だが、韓国の望む形やチャンネルでの話し合いには一切応じない。例えば通産省が言う、メールの遣り取りで十分などという考えは下策もいいところだ。韓国が世界の貿易に重大な影響を及ぼしかねないと声を大にして叫んでいるのに、日本は協議に一切応じないというのは稚拙ですらある。
 ここにも日本政府とその長である安倍晋三という男のチキンマン(臆病者)ぶりが現れている。これは国際上の喧嘩なのである。だとしたら真っ向から戦わずして国際的な理解など得られる筈もないではないか。元々そうではないのに、今更紳士ぶってどうする。ガチンコの殴り合いで、涼しい顔をして、それを逃れる術などどこにもないのだ。
 が、韓国の主張するような、担当者同士、例えば局長級会議などに応える必要はない。
それでは韓国の思う壺だ。

 遣るなら相手の意表を突いた思い切ったことをやれ!

 しろ韓国側は大統領から官僚に至るまで、日本は話し合いに応じるべきだと声を大にして主張しているのだ。日本はそれに対して、三年も貿易の諸問題についての話し合いを拒否して置きながら、何を今更などと主張してお茶を濁してはいけない。
 よくよく考えて欲しい。韓国がこうしたメッセージを発信しているのは、何も日本に向けてではないのだ。国際世論に訴えて、ありもしない日本の非をなじって自分達を有利に導こうとしている思惑があってのことだ。何故そんなことをするのか。それは過去においてこの手で何度も成功体験があるからだ。
 そんな狡っ辛い隣国を前に、日本の政府も総理大臣も官僚も、もちろん庶民も含めて、手をこまねいて眺めているばかりの、馬鹿が付くほどのお人好しだと思われていいのか。それを打破しなければ明日は無いというのに。
 としたら日本政府の長である安倍総理大臣はそれを阻止しなければならない。夏期休暇だからといってゴルフ三昧などしている暇はないのだ。ここはひとつ韓国の話し合いに応じるべきだというその主張に沿って反撃に転じるべきだ。つまり、・・・

 そうであるならば、それを逆手に取るべきだ。

 

メガスパゲッティ.jpg

 

 倍総理は本当の意味でガチンコ勝負にでるべきなのだ。国際社会は紳士だけの世界ではないのだ。そこにはならず者もいるだろうし、策士や詐欺師やペテン師やストーカーだっているだろう。日本の外務省のように、お公家さんのような雲上人が対処出来る世界ではないのだ。

 という訳でここで安倍晋三君の出番である。

 局長級の協議などではなく、首脳会談によって解決を図ろうと申し出るのだ。

 こでチキンマンの汚名返上を是が非でも果たして欲しい。それを実現出来るのであれば、そしてそれだけの度胸があるのであれば、安倍信奉者ばかりでなく、アンチ安倍派も、安倍晋三という男を少しは見直すのではないだろうか。
 去幾つかの首脳会談のチャンスはあった。だがいつも日本が韓国に歩み寄り譲歩するという失態を演じてきた。しかも日本政府が首脳会談を要望して、韓国側が渋々それに応じたという誤った印象を国際社会に向けて発信してしまっているのだ。だから世界各国は日本が韓国という国に対して弱い立場、もしくは引け目を感じていると捉えられてしまっているのだ。歴史問題しかり、元従軍慰安婦問題然り、元徴用工問題しかり、竹島問題然り、レーダー照射問題然り、すべてがすべて韓国の論調に世界は靡いてしまっている。そのプロパガンダに乗せられてしまっているのだ。

 だとしたら何をすべきか。

 局長級の協議などという、韓国政府が韓国国内向けに、後でどうとでも嘘も言い逃れもできる情況を一切作らないことだ。であれば、従来からの埒もない手順など踏まずに、一気に本丸を攻めるべきなのだ。つまり外交のセオリーなど無視して・・・

 堂々と安倍晋三総理大臣と文在寅大統領二人だけの、二国間の諸問題を解決する会談の開催を(韓国だけでなく)世界に向けて提言・発信するのだ。

 の会談を日本が望んでいることを世界に発信すれば、韓国政府も文在寅も自分達が対話する用意があると言い出したのだから、それを拒めば一気に世界の信用を失うだろう。だからこそ、この機を逃してはならないのだ。実際のところ時間が経てば経つほど、日本側に誠意がないと喚き立てる韓国側に有利に働くだろう。
 筆者は思うのだが、非礼の国に、幾つもの手順を踏んでセオリー通りに会合や会議や会談をセッティングする必要など更々ない。今こそ世界の度肝を抜くような、大胆なアプローチをすべきなのだ。それを見て世界は日本の本気度を知ることになるだろう。延いては日本の正当性を知り、世界の世論は日本支持に一気に傾くであろう。

 こで貿易問題も、徴用工問題も、従軍慰安婦問題も、歴史問題も、両国間で問題になっているすべての事柄に対して、日本の主張を日本の首班が堂々と述べ、その是非を文在寅という本当のチキンマンに正すことによってしか、日韓国民の理解と世界の信用は得られないと筆者は信ずる。

 うする事によって、日本国民の目にも、本当のことは何も知らされていない韓国の人々にとっても、世界の人々の目にも、真実は火を見るよりも明らかになるであろう。

 も、この首脳会談を非公開ではなく、公開して話し合おうではないかと、韓国だけでなく世界中に向かって発信するのだ。そして日韓首脳会談を世界中にライブ配信する。

 そうなれば、お互い姑息な手段など通じない。これこそ日本と韓国の威信を賭けたガチンコ外交勝負だ。安倍晋三という男の胆力と度量の見せ所だ。そしてこれこそが外交の安倍の真骨頂だ。しかも、これを文在寅大統領が拒めば、国内外の信を一気に失うだろうから絶対に拒めない。
 らに、ここで秘策を提言しよう。
 話し合いの主導権を握るには相手の意表を突くことである。何も奇策を用いよというのではない。相手の一番触れられたくない弱点を突くのだ。しかも正攻法で。
 安倍総理は文大統領の今後のビジョンを聞くのだ。「朝鮮半島の非核化が実現したら、次は南北統一を図るべきですか」と問うのだ。南北統一相など存在するくらいだから、当然北寄りの文大統領は「そうなるだろう」と答えるだろう。旨くすれば、「旧西ドイツと旧東ドイツのように、南北統一を図るのは朝鮮半島に住む民族の悲願である」くらいのことは言うだろう。そこで安倍総理はこう切り返す。
統一ドイツでは、旧東ドイツの非人道的行為を看過せず、旧東ドイツの主だった指導者をすべて断罪しましたが、文大統領と韓国政府と、韓民族もしくは朝鮮民族にその覚悟はありますか。もしなければ、ドイツの成功例を口にすべきではないし、世界はそれを望まないでしょう。民主主義や人道主義を揺るがすような大問題に、蓋を被せてまで統一を強行すれば、日本だけでなく、世界もそれを看過しないだろうことを、ここに指摘して置きます。もしその様な事態になれば、日本は断固たる対抗措置を執らざるを得ません」
 と、正論をぶつけるべきなのだ。それだけでなく、「核兵器の完全廃棄が履行されなければ、日本は一切の援助を北に住む人々にしない」と明言すべきだろう。つまり、今のように北朝鮮が短・中距離弾道ミサイルを保持するのであれば、日本は安全保障上の危険に直接晒されることになるので、それを一切認めないと宣言するのだ。
 実は、ここが一番大事なことなのだ。半導体材料の輸出基準の見直しや、拉致被害者の問題など、様々な問題が日韓朝の間には横たわっているが、何をおいても日本は『
核の完全放棄という要件を満たさない形での南北統一』に断固反対すると宣言すべきだ。
 そして世界はそれを支持するだろう。

 し、それだけの見識と度胸と不退転の決意が、安倍総理大臣にあるという前提条件があっての話だが。

 どう? 妙案でしょ!

 2019.07.28.00:00  Written by U3

 

 <おわりに>
 北朝鮮が核兵器と核技術の完全廃棄を約束しない限り、たとえアメリカの要望があったとしても、日本は北への援助も、南北統一も認めないと世界に向かって、国連やあらゆる外交チャンネルを使って発信しなければならないと考えている。
 皆もよく考えてほしい。今の中途半端な形で朝鮮戦争の終結宣言がでて、その後朝鮮半島に統一国家が出現すれば、韓国と北朝鮮の共通の敵は日本以外にあり得ないのだ。
 いざそうなった時にアメリカ合衆国も中国も日本を助けてはくれない。アメリカ合衆国大統領が得意のディールで日本に核兵器を売り込むぐらいが関の山だろう。その時に改憲を問う国民投票が実施され、憲法九条がなし崩しになっても、日本はそこで終わりである。どんなことがあろうとも、日本は核兵器を持たないと宣言しているからだ。
 日本人がそんな情況に追い込まれる頃には、筆者はとうにこの世にいないだろう。だが、そうなることを、どうでも良いとは思っていない。

 なぜなら、わたしは日本人だからだ。

 

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U3

 私は思うのですが、韓国の人達は官民挙げて、日本人になら何をしてもいいんだという、空気が充満しているように思われます。そこには日本と朝鮮半島に住む人々との間にあった、過去の不幸な歴史が背景にあることは誰しも知るところです。しかしこれは日本が一方的に悪いとの主張は当たりません。韓国の人々は第二次大戦を指して自分達は戦勝国だと言いますが、世界中でそれを認める国家は存在しません。身の程を知らぬものは何れ滅びます。韓国の人々は驕りを捨て謙虚になるべきです。
by U3 (2019-07-28 21:26) 

U3

 どうも安倍政権は、元徴用工問題を文在寅政権が解決する意思が無いうちは、首脳会談をしないことを決めたようです。私にはどうしてそういう発想になるのか理解できません。堂々とトップ同士が議論すればいい。
 思うに国際世論では日本の対応は完全にマイナスに評価されるだけだろうと思われる。一方が騒いで、片方が無視してとなれば、日本人の感覚からすれば、騒いでいる方が良くは見られないだろうと思っているのだろうが、実態を知らない欧米人の目から見れば、日本が逃げているようにしか見えないだろう。やはり安倍政権はチキンマンの集まりか。
by U3 (2019-07-28 23:47) 

やおかずみ

ご訪問、コメントありがとうございました。
by やおかずみ (2019-07-29 08:40) 

なかちゃん

そのやり方は別として、ボクも日本は話し合いを拒否しない姿勢を世界に向けて発信すべきだと思っていました。ただ、キムチの国の連中のリングに乗るのではなく、あくまできちんと考えられたシナリオを持って『話し合うための交渉』に乗るって感じですね。
実際、あの連中どもは外に向けて好き放題をほざくのが関の山で何の知恵もないと思っていますので、ちゃんと考えさえすれば負けるはずのない闘いなんですけどね(^^;

by なかちゃん (2019-07-29 19:07) 

U3

 文在寅政権には、安倍晋三政権と渡り合えるだけの度量はないと思います。終始一貫した主張も言動もありませんから。安倍政権はそれを突くだけでいい。すぐにボロを出すでしょう。
 ただ、安倍政権としては、自滅を待っているのでしょうが、文在寅は今回の件でレームダックになりかけたところを、日本の今回の一連の措置で助けられて、人気も盛り返しているので侮れません。安倍政権と日本政府は文政権を倒せば今の状況を変えられると思っているのでしょうが、現実はそれほど甘くない。
 何故なら、日本が本当に相手にしているのは、韓国の現政権などではなく韓国で戦後74年間続いている、誤った反日本教育の結果である韓国民衆なのですから。つまり韓国の人々の誤った考えそのものを変えない限り、日本バッシングは際限なく続きます。ゆえに反日政権はこれからも次々と生まれて来るでしょう。

by U3 (2019-07-30 09:24) 

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