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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(8) [正論!]

0004.jpg<スカイ島ポートリーにて:ようやく雲間が晴れて>

 筆者をかつてアジテーター(煽動者)と呼んだ人がいます。安倍信奉者だった。

 余りいい気持ちはしなかったが、当たらずと雖も遠からず

 実際、人の注意を引きつける才がそれこそ幼少期からあったのだ。

 しかし私利私欲や恣意的な思惑で自分の弁舌や文章力を用いたことは一度もない。

 断じて!

 これは世の中や周りの、不正や間違いや、理不尽や不条理を許せないと思い、それを正そうという思いから自ずと出た、原初の感情であり資質だと思っている。

 つまり天性だ。

 その天性が告げている。

 今の自由民主党は自由でも民主でもなく国粋主義政党だ。

 その自民党の正体を今日明らかにする。

 いざ心して見よ。さすれば真実の扉は開かれん!


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 最近の私は、本は読むというよりも『積ん読』方が遙かに多い。読む時間がないんです。
 つい最近買った本というと、2冊の新書で、一つは中公新書の『歴代天皇総覧』。

歴代天皇総覧 増補版-皇位はどう継承されたか (中公新書 1617)

歴代天皇総覧 増補版-皇位はどう継承されたか (中公新書 1617)

  • 作者: 笠原 英彦
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2021/03/20
  • メディア: 新書

 そしてもう1冊はサイエンス・アイ新書の『マンガで分かる心理学』です。

マンガで心理学.jpg

 残念ながらリンクはありませんのであしからず。
 私がマンガで何かを覚えようとか知ろうとか思ったのは、実際これが初めてなのだが、面白そうな内容だったのでためしに購入してみました。
 ちょっと次の執筆活動に必要だったもので(^-^*)。
 といいながら、未だ次の執筆には取り掛かってはおらず、やっとこさ書き上げた前の原稿の推敲にばかり多くの時間を費やしております。それに自分には限られた人生の中でもう余り時間がないというのに、その自覚さえ忘れて選りに選ってこんなブログシリーズまでも始めちゃったしね(o゚∀゚o)

 だからちっとも読んでないんだよね〜(@^▽^@)

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 因みに<国粋主義>とは言葉を変えて言えば、<ナショナリズム>のことで、その意味するところを簡潔に述べるならば、<日本古来の歴史・文化・政治と、それを支えている民族の優秀性を称え、且つ、美徳と考え、その維持やそうした諸々の概念を世間に広く知らしめようとする運動や思想>のことだ。これを端的に申し上げると、<国粋主義>≒<右翼思想>となる訳です。
 第1次安倍内閣が掲げた『美しい国、日本』
というスローガンは、国民の多くが「こいつ、一体何を言ってるんだ?」と思ったであろうが、実はこうした国粋主義に基づいたスローガンだったのだ。つまり安倍晋三はガチガチの国粋主義者だ。
 そしてその背景には、安倍晋三の属している日本最大の右翼団体で、外国からは極右政治団体と見做されている『日本会議』があることを、国民おしなべて知っておく必要がある。
 自民党のこれ以降の政策は、みなこの右傾化思想に基づいて、密かに、しかし着々と推し進められていることを、我々自由と民主主義を愛し、堅持しようと考える日本国民はけっして忘れてはならない。
 ここでひとつハッキリ申し上げておくことがある。自由民主党は改憲論議の中で、国民を洗脳し、欺き、騙すことによって、憲法によって保証された国民の主権(主権在民)を奪い、日本政府(国家)がその主権を奪い取って、戦前と同じような擬似的立憲君主体制、つまり専制主義国家にしようと画策している。
 安倍晋三が政権を降りても、これは自民党の既定路線で、今や(安倍の弁を借りれば)党是となっているとのことなので、この改憲方針は一切変わらない。安倍が政界から引退しないことでもそれは明確だ。
 

 ところで冒頭に書いたアジテーターで思い出したことがある。

 筆者は選挙の度に反自民を掲げてその悪行を明らかにしてきた。

 その過程で反自民というより反安倍キャンペーンを張って、拙ブログのリンクを広めて下さいと他のブロガーに募ったこともあった。2017年の総選挙の時だ。

 そのキャンペーンに賛同してくれた少なからぬ人達の中で、真っ先に声を上げて賛同してくれた70代前半の男性が脱落した時、筆者は口では仕方がないですねとは言ったが、実質的にも精神的にもかなりの痛手を受けたことを正直に告白しよう。少なくともあのキャンペーンの主張と、今の政治を変えようという機運自体が、その経緯を見たブロガーの間で尻すぼみになっていった事は否めないからだ。

 筆者は少なからず落胆した。

 何故ならその脱落した理由こそが、愚昧な国民の声を代弁していたからだ。

 曰く、実の娘から、

「おとうさん、いい歳をして一体何をやっているの!いい加減にしてよね。そんなキャンペーンにお父さんが加わっているって周りに分かったら私の立場はどうなるの。お父さんはそれで満足かも知れないけど私は大迷惑よ!あのね、旦那さんが安倍支持派が多い幼稚園のママ友に、私や私の旦那がそれこそなんと言われるか分からないの。だから今すぐ止めてちょうだい!」(←↑これはその男性の言い訳のコメントから思い浮かんだ作者の創作です)

 娘の感情にまかせたその一言で、この人物は(筆者に断りを入れた上ではあったが)キャンペーンから脱落した。

 たぶんこの御仁の娘は、大企業かなんかにお勤めの高給取りの旦那さんを得て、私立の有名な幼稚園にでも我が子を通わせているのだろう。そして自民党の支持基盤である大企業や金持ちしか優遇しない、アベノミクスの恩恵に大いに預かっているクチなのだろう、と思われた。そしてSNSの話題などを、そうした同類のママ友と話すことも多いのだと思われる。・・・だから自分の父親が、反安倍キャンペーンに参画することで自分の立場が危うくなり、挙げ句の果ては仲間外れにされることをひどく恐れたのだろう。

 正直に言って、ああこの御仁、こんな歳になっても、信念も矜持すらもないんだと思ったし、自分や愛娘や孫たちの将来も(愚かにも)見えないんだなと思ったけれど、「後悔しますよ」と、一言ご忠告申し上げてそれで終わりにしました。

 本当は我が子や孫がかわいいなら、我が子にその理由を伝え諭すべきだったのだ。将来を見据えていたのならそれが出来ていた筈なのだが・・・。

 元々人の意見に易々と左右される者など、共に語り合ったり信用するに足りぬ。

 筆者には、たとえ信条や政治などで大きく、それこそ乖離するほど意見を異にしていても、時に静かに語り合い、時に議論を戦わせてそれでも猶、付き合ってきた人達が少なからずいる。他人に自分を合わせたり、自分の考えを誤魔化しはしない。(たとえそれが家族だとしてもだ)

 だが相手を理解しようという、切なる思いは常に持ち合わせている。それでも付き合ってくれる人を自らの意思で選んで来た。そうして得た人達こそ、数は少ないかも知れないけれど、友とか同胞と呼べるものだろうと、筆者は密かに思っている。

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*前記、後記を問わずこの記事に記載する、為政者等の敬称や肩書を一切省略する。

 今回のサブタイトルは『自由民主党の野望』とでもしておこう(@^▽^@) 

 筆者がこれから書こうとしているのは、『自由民主党』という保守というよりむしろ極右政党になりつつある政権与党の、知られざる裏の顔とその危険性についてだ。

 愚昧なる我ら国民は自由民主党の危険性にまったく気づかないか、気づいても見て見ぬ振りをして過ごしたいらしい。それからすると、愚かな国民が愚かな政治家を生むというのはどうやら真実のようだ。

 筆者は断言する。

 今こそ現実を直視しそれを改めようとしなければ、5年後、10年後の自分たちの基本的人権と、憲法で保障されているあらゆる権利や自由が制限されたり、奪われることさえあることはしっかりと認識しておいた方がいいだろう。

 現実に憲法19条並びに第21条は自民党によって事ある毎に侵されつつあり、第23条と第26条は自民悪政による貧困家庭の増加により有名無実化している。第24条もジェンダー問題などで保守的で国粋主義的傾向の強い、自民重鎮や議員連盟の意向に沿って、それら条文の内容が十分に履行されているとは言えない。

 第25条は今や完全に形骸化し、韓国や中国の生活水準さえ下回る多くの国民を抱えている。第27条はコロナ対策の下、明確なエビデンスも示さず不当に制限され、補償すらままならず、廃業が相次いでいる現状では、やはり有名無実化している。第31条も何れ遵守されなくなるのは明らか。

 第53条は自民党によって二度も反故にされた。これこそ明確な憲法違反だが、自民党は憲法で定められた通りの手順で、野党が求めた臨時国会の開催要求を無視し、その理由を明らかにしないまま、結局のところ今回も反故にするつもりなのだろう。

 そのせいでコロナ対策関連法案は審議にさえ取りかかれない。これが菅総理がコロナ対策に専念したいという意向と合致しないのは明白だ。ワクチン接種率が上がれば新型コロナウイルス禍が収まる訳ではない。

 医療・経済・社会インフラその他諸々、そうしたコロナ対策法案を国会に提出し審議を受けた上で成立させ、法が施行されて初めてコロナウイルス対策が万全になるのだ。それを長い間、国会も開かずにどうして推し進められるというのか。

 国民生活というより日本そのものを破壊するつもりか(`ε´)

 今のあらゆる情況と、自民党が過去に為したことを鑑みるに、自民党が今の日本を一旦リセットし、既存体制を破壊する目的で、自分たちの理想とする世界(専制主義国家)を、実現しようとしているように筆者には思えてならない。

 わざとすべてのコロナウイルス対策等を遅延させていると勘ぐりたくなるほどの、野党の度重なる臨時国会開催要求に対する、このノラリクラリさというか糠釘・暖簾に腕押し状態は、それがそれがけして空想の産物ではなく、事実であると思わせるほどの現実味(リアリティーさ)がある。そうでなければ、明らかに憲法に触法しているのに、臨時国会開催要求を拒否し続ける理由の説明がつかない。

 そんなことはないと思いたいが、何しろ自由民主党は国粋主義政党なのだ。

 政府が生き残っても、国民生活の基盤である、医療や経済や産業が破綻し壊滅あるいは衰退し、国民の多くが貧困にあえぐようになって、とどのつまりは生き残れないとしたら、そもそもそれは先進国家の体を成していると言えるのか。

 それこそ『国破れて山河あり』が現実味を帯びてきているように思える。

 話を元に戻そう。

 ここで岸田文雄に問う。一体このどこが「国民政党である自由民主党」なのだ。この憲法第53条は、自民党という一政党によって得手勝手に解釈され、完全に有名無実と化しているのである。これこそ、主権在民ではなく一政党による憲法の私物化そのものだ。

 さらに言おう。憲法第63条と第73条の四は、日本国憲法の中で、唯一民主主義の根幹を揺るがしかねない欠陥条文だと考えている。それは第2次安倍政権以降の自公政権によって、これら条文の主旨が歪曲され、ひいては三権分立を形骸化させ、行政の公共性・公平性を著しく歪め、行政府を立法府に隷属させる原因を生んでいるからだ。

 しかも検察官さえ、国家公務員であるという名目で、総理大臣が任命権と罷免権を保持しているがために、司法権の一部まで時の政権が掌握しているという極めていびつな情況にある。これが果たして民主主義の根幹をなす三権分立の正常な状態と言えるだろうか?

 ひとえにこれは立法府(国会)の長である総理大臣が、行政府の長も兼ねていることによる弊害である。ちなみにこのシリーズの(4)でも記載した通り、イギリスではこのようなことはけしてあり得ない。

 これ以上挙げてもキリがないので、上記以外の条文の説明は機会があれば何れしたいと思う。

 ところで何故筆者が憲法を持ち出して、こうした事を事細かく記述しているのかといえば、自由民主党という政党が、安倍晋三が政権に返り咲いて以来、現行憲法を次々と蔑(ないがし)ろにし、有名無実化、あるいは既成事実化しようと試みているからだ。

 これは一体何を意味するのか。それを国民一人一人が真剣に考えなければ、やがて戦前のあの暗黒の時代のような、人権を無視した国家権力の横暴に、国民の多くが翻弄される未来が到来するのではないかと危惧している。

 これを杞憂だとせせら笑う向きもあろうが、その軽薄なる笑いは何れ現実の前に打ち砕かれるだろう。対象から目を逸らさず、それら注意を喚起すべきの事象がなぜ起きているのかを、深く掘り下げて考えられない者に、真実はけして見えて来ない。

 だから真実を述べよう

 憲法はその条文があるから遵守される訳ではない。

 憲法をはじめとした法律が、時の為政者や政府によって守られているか、それとも、蔑ろにされたり破られたりしていないか、国民一人一人が常日頃より注視あるいは監視していなければ、元々護れないものなのである。

 故に、政府だから自国の憲法を当然守ってくれると考えるのは、愚昧な国民の考えることだ。外国ではそんなことを考えるおバカな国民はいない。政府は放っておけば一体何をするか分からないと考えるのが外国の市民の有りようなのだ。

 人は一旦権力を持てば、そして誰も自分を咎める者がいないとなれば、自分が法そのものだと勘違いし、いずれ暴走を始めるものだと理解すべきだ。洋の東西を問わず、歴史を見ればそれは明らかだろう。

 もっとも人類が歴史から何も学べないことは歴史そのものが証明しているのだが。

 だから憲法を守るのは為政者ではなく、国民一人一人なのだと自覚しなければならない。何故なら日本国憲法は、その前文の中で『主権在民』を高らかに謳っているからだ。この権利を我々はけして手放してはならないし、国家権力に奪われてもならない。

 そして、その大切な主権在民を脅かす存在こそが、今の自由民主党なのなのだ。

 これほど憲法を軽視したり無視した政党がかつてあっただろうか。自民党のこうした一連の憲法軽視は、最終的には日本国憲法の根幹である『主権在民』さえ変えようとしていることに他ならないことを、国民の過半は早急(さっきゅう)に気づくべきだ。そうでなければ、衆愚と貧困のまま一生を終えることになる。

 故に岸田文雄が、総裁選出馬表明時に述べた「国民政党である自由民主党」というフレーズには、明らかな事実誤認がある。というより事実ではないと知っていて、そう言ったのだから相当な性悪である。

 はっきり言おう。国民の支持を得ようとしてそう言った積もりであろうが、それは間違いであると同時にまったくの嘘である。

 すべての国民は勘違いをしてはいけない。

 岸田の言う「国民政党」とは『国民の側に立った政党』という意味ではない。自民党の本質(『本性』に置き換えた方が意味が通り易いかも)は明らかに国民を支配したい側に立った政党』だからだ。このことを、すべての国民は等しく認識しておかなければならないだろう。

 これは余談だが、安倍信奉者や既存の自民党支持層とは、上記でも分かるように、自分たちが支配階級にいるか、支配階級にいると錯覚しているか、支配階級の一員になりたいと願う人達、あるいは他人を見下さずにはいられないオレ様根性というか困った性癖を持つ、つまり己のコンプレックの反動としての優越感に浸りたい人達の、大きな集まりといっても過言ではないだろう。
 そして安倍信奉者や自民党支持者は、概ね外交や国防というか安全保障については自民党の強硬路線を支持する者だ。ネトウヨがおしなべて安倍信奉者であることでもそれが良く分かる。しかしそれこそが国粋主義そのものだといえよう。
 筆者は、中国と韓国が尖閣諸島や竹島で、日本の主権を侵したり脅かしているのは、自国の領土や主権に関心がある多くの国民同様重々理解しているが、だからといって国交を断絶せよとか、制裁を加えよなどという極論には与しない。
 あくまでも外交を強化し、その努力で解決するしか道はないと思っている。
 彼らは日本を取り巻く安全保障上の実態と、相互不可分の経済状況がまるで分かっていない。日本が中国や韓国と敵対しても何一つ良いことはない。試しに中国と国交断絶してみるがいい。
 まず大企業の業績悪化は現在の新型コロナ禍や、先のリーマンショックの比ではない。これを契機に一気に先進国の座を転げ落ちるのは明らかだ。ましてや、ネトウヨが生息する社会の環境は一気に崩壊するだろう。
 これは規模は違えど、韓国であっても日本は同じ情況になる。日本がいかに半導体の基幹技術を持っていたとしても、他の産業で先進技術を保持していたとしても、韓国と国交を断絶すれば日本の経済は大打撃を受ける。
 それはそうだ。韓国が日本の基幹産業の製品を買ってくれなかったら、そこで余った製品を他国が都合良く引き受けて、輸入してくれるなんて思っている甘ちゃんじゃ、経済や国際情勢を語る資格はないだろう。もっともアベノミクスを信じているくらいだから、経済音痴だということは明々白々だ。それこそ臍が茶を沸かす類いの戯れ言だ。
 そんなおバカなネトウヨだが、その過半は支配階級たらんとは欲しているが、実際にはどう足掻いても絶対に支配階級にはなれない。それも分からないほど愚かだと言えよう。もっともだからこそ自民党の衆愚政治の奸計に、ものの見事に嵌まってしまうのだろう。

 話を本題に戻そう。第2次安倍内閣発足から、1年前の菅政権への無責任な権力委譲、そして菅義偉の唐突な辞任。これまでの9年間にあった数々の出来事を、つぶさに眺めて見ればそれはより一層鮮明になる。

 今や明々白々だが、自民党は憲法改悪を目論見、その中で基本的人権も、そして当然の帰結ではあるが、私権さえも、「国家に優先するものはなし」という論理で、制限しようと目論んでいる。

 なにしろ日本最大の極右政治団体である日本会議と連携している、日本会議国会議員懇談会の自民党国会議員が、国家を優先し、主権在民を明確に否定する言動に出ているのだから、誰の目にもそれは明らかだろう。

 そこで日本会議国会議員懇談会の主要メンバーの岸田に問いたい。

 自民党のいったいどこが国民政党といえるのか。

 今の自由民主党は皆の知っているかつての自由民主党ではない。皆の良く知る自民党は安倍晋三登場以前の自民党であり、第2次安倍政権登場以後の自民党は、自由民主党という政党名は同じでも、その中身はまったく別物であり、自由民主党とは名ばかりの、国民の自由を奪い、民主主義を奪い、国粋主義的傾向が日々強まっている危険な政党だ。

 その実体と実態を知る者から見れば、自民党はもはや右翼の政治団体と化していると言っても過言ではない。グローバル化された、この現代社会の令和の時代に、そんな馬鹿なと思うかも知れないが本当のことだ。

 それは日本会議という日本最大の極右政治団体のメンバーを多数擁する事でも明らかだ。

 安倍晋三、麻生太郎、甘利明、菅義偉、岸田文雄、高市早苗、石破茂、稲田朋美、小野寺五典、片山さつき、安倍の実弟・岸信夫、桜田義孝、塩谷立、下村博文、世耕弘成、中曽根弘文、中谷元、西村康稔、額賀福志郎、野田聖子、萩生田光一、橋本聖子、林幹雄、丸川珠代、三原じゅん子、茂木敏充、、、皆、日本会議国会議員懇談会の構成員である。この団体の構成員が、自由民主党と日本維新の会の、国会議員総勢280名で占められていることは、国民等しくしっかりと記憶にとどめておいた方が良いだろう。

 何度も言う。自由民主党は決して国民政党などではなく、国粋主義的精神土壌を持つ国会議員が集まった、日本最大の極右政党ともいえる存在であることを、私たち国民は等しく、かつ明確に知る必要がありそうだ。

 もう一度言う。

 自由民主党は断じて国民政党などではない。

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<本文>

 岸田文雄はやはり竜頭蛇尾で終わった。

 鶏口となるとも牛後となるなかれという気概すらなかった。

 意地も信念も況(ま)してや矜持(きょうじ)すらなかったいうことだろう。

 モリカケ問題は蒸し返さないとか、原発廃止という信念まで派閥の領袖麻生の求めに応じて取り下げた河野太郎も同じだ。何だか自民党という政権政党は国民無視の変節漢ばかりという感じがしてきた。

 安倍路線継承を標榜する高市早苗に至っては、「サナエノミクス」などというまったくセンスの欠片(かけら)もない、失笑もので得体の知れない経済政策を掲げている。これなら師匠の唱えたアベノミクス同様、ろくな結果を生まないだろう。

 それだけでなく、自分が当選した暁には「情報通信省」なる何だか怪しい省庁を新設することを公言して憚らない。権力志向の強烈な高市ならではの発想だが、今までの高市の行状からすると、それを言論統制の府にして世論を操作し、自分の欲しいままにしようと画策しているのは明らかだ。

 これは明確に憲法21条への挑戦であり、違反行為である。しかし愚かにもこの議員を支持する有権者は、公権力を持つこの高市によって、己の自由が何れ制限される恐れがあるなどとは、露ほども思っていないであろう。それからしても衆愚そのものであるとしか言いようがない。

 筆者は、高市はそのうち「情報特高警察」みたいなものを作ると言い出しかねないだろうと思っている。問題はそれを露骨にやるほど、高市は(その支持者である衆愚国民とは違って)頭が悪くはないことだ。

 恐らく高市早苗の頭の中は、TVなどのマスメディアに、許認可権の取り消しをちらつかせて恫喝しコントロールした、総務相時代の権力を欲しいままにしてた記憶がこびりついて離れないのだろう。あの時のN〇Kや民放TV各局の萎縮振りが目に浮かぶようだ。

 それ以来N〇Kや民放TV各局は、報道の本分をまるで忘れたかのように権力におもねり、媚びへつらって、時の権力者について国民の知る権利を奪っているのは明らかだ。

 批判精神を無くしたら、それはもうジャーナリズムとは言えない。だから外国の報道機関に軽蔑され馬鹿にされるし、報道の健全性の世界ランクで低位に甘んじているのだ。『日本の既存ジャーナリズムよ奮起せよ!』と檄を飛ばしておこう。

 またも脇道に逸れてしまった。ゴメン(@^▽^@)

 高市よ、それ程までにマスコミや官庁を牛耳りたいのか。それだけでも許しがたいのに、放送権などの巨大利権を我が物にしたいという思惑が、露骨に見え隠れする高市早苗の省庁構想であった。

 それにしても、公務員倫理規定がまるで守られていなかった総務省官僚が、この新官庁構想でまたぞろゾンビみたいに国民の知らぬ間に復活するかも知れないと思うと遣り切れない。これはそれほど通信・放送族議員が多いということを、証明して見せたようなものなのかもしれない。

 これからも放送の許認可に絡む、菅の長男同様の総務省官僚接待問題などが明るみに出ても、形だけの当該官僚の処分だけで、監督責任がある自分が引責辞するなんてことは絶対にあり得ないのだろう。

 況してや説明責任など果たす訳がない。何しろお師匠さんである安倍晋三がそうだから、高市もそれを踏襲するのは明白だ。そもそも自由民主党の本質は責任を取らない『無責任政党』なのだから。

 それにしても岸田も河野も同じように省庁を新設したり、既存省庁を分割する気するらしい。たぶんこれって、国民のためを思ってしようとしている訳ではなくて、自分が当選した暁には、(衆院選には勝つという前提条件の下で)組閣時に論功行賞で多くのポストを与える目的で新設するのだと思う。

 でもそんなことを見抜けない国民が多すぎるからこんなことが罷り通る。

 ところで総裁候補の3人が3人とも、自分たちが衆院選に勝って、政権を維持することを前提として、次々と発言を繰りかえしているんだよね。気づいてた?

『#これっておかしくね!』

 はじめから自民党が政権の座にいることを前提にして話をするなんて、傲慢というか不遜というか、国民を舐めきっているとしか思えない!!!

 もっともそれに気づかない衆愚ばかりだから、自民の衆愚政治も成り立つ訳だ。

 政治が駄目なのは国民が駄目だからだ。せめてそれぐらいは肝に銘じてほしい。こんな権力亡者というかおバカしか立候補しない自民党。

 いやはや何をか況んやという感じではある。

 ところでサナエちゃん、マスク外して分かったんだけど、

♪あんたこの頃〜『整形してネ?』ではないかいな♬(おてもやんの節で)

 もしかして『イメチェン・化粧法変えた?』♪?

 得てしてあり得る話だけど『加齢による年相応の経年変化?』

 それとも罷り間違えて『心・入れ替えた?』?!それこそあり得ねぇ♪

 まあ、サナエノミクスを標榜するようでは心を入れ替えるどころか、いまだ筋金入りの日本会議(日本最大の極右団体)会員そのもので、それこそ何一つ性根など入れ変わっちゃいないのだろう。

 けれど、気のせいかも知れないけれど、総務相時代の国会や記者会見でのあの面妖な光景を思い出す。

 あの時の高市は目が吊り上がり、口角が鋭角的で不自然な笑顔が顔に張り付いていた。だから一目見て不快な気分になったし、それよりも何よりも、とにかく顔が怖かった。これは事実だ。

 こんなことを書くと、女性の容姿をあれこれ言うなんてと、顔をしかめる向きも多かろうとは思う。だが筆者はそれが誹謗中傷や侮辱を目的としたものでない限り、そして生まれつきの容貌とか障害をあげつらう、卑怯な行為でない限り、それは許されると考えている。

 為政者に対する批判は、それが不正に対する批判精神に基づいている限り、尚かつそれが、侮辱罪や名誉毀損罪に抵触しない合法なものである限り、たとえその中に揶揄を交えていたとしても、許される範囲にあると考える。

 なぜ自身が非難される危険を冒してまでも、敢えて高市の容貌について書いたのか。それは人の面貌とか表情の変化というものは、その人の心の内の変化を端的に表しているからだ。ゆえに高市の面貌の変化は、その心の内が現れたものと考えられる。

 筆者は現役時代のビジネスの場でも、私的公的な他人とのお付き合いの場でも、それを殆ど見逃したことはない。逆に言えば見逃した相手とはその後関係が破綻している。

 だから概ね人に騙されたこともなければ、相手の意図や思いを取り違えたこともない。声色だけからその人の心の内側を窺い知ることは容易ではないが、顔つきだけは相当意識して自分の感情を打ち消さない限り、必ず表に顕れるものだ。

 故に高市早苗が総務相時代と今と比べて、明らかに顔つきが違っているのは、心の内の何の変化によるものだろうかと筆者は訝(いぶか)る訳だ。

 総務相時代を思い出してみればいい。目を細め口角を上げて笑ったつもりだろうけれど、実は他人から見れば自然な笑顔とはとても思えず、無理して笑顔を作っているようにしか見えなかった。

 それが筆者の印象では恐い顔をしたビリケンさんに見えたのだ。これはけして誹謗中傷でもなければ侮辱でもない。名は体を表すのと同様、人の表情はその心の内を必ず反映しているものなのである。

 当人もまさか、自分がビリケンさんに似ていると他人から言われるなんて、思ってもいなかっただろう。しかし結果的に、当時はビリケンさん顔をすることによって、好感度を上げよう腐心としていたようにしか見えなかったのは事実だ。

 だがその張り付いたような笑顔は、結果として見ている者に好印象を与えなかった。むしろ異様でさえあったし、あの無不自然に口角を上げた、張り付いたような作り笑いをこちらに向けられると、好感を持つどころか、恐いと思う人の方が圧倒的に多かったのではないか

 何故見る者をそういう気持ちにさせるかと言えば、その口角が異様に上がった笑顔は、支持者や有権者に向けられるのではなく、報道陣や野党を相手に、威圧または恫喝、あるいは、自分の優位性を誇らしげに示す場合において、決まって必ず立ち現れていたものだからだ。

 そして今の表情はといえば、随分と柔和な顔になったようには見える。だがこの変化は、過去のイメージ戦略が失敗したからこそ、高市が意識して作り上げたものである。そして何故そうした変化が高市の表情に顕れたのかといえば、自分が総理大臣になる野望を懐いたからに他ならない。

 この高市早苗という議員の顔つきの変化というか変遷を見て、人は権力を握ろうと思った途端、表情や立ち振る舞いがこうも変わるものかと、些か唖然としたというか、その妄執が顔にまで影響を与えていることに改めて気づかされた。

 ガチガチの日本会議会員である高市早苗が、もし罷り間違えて自民党総裁になって、おバカな国民(自民党組織票というか支持派)がそのビリケンさん政党に多くの票を投じとしたら一体どうなるのだろう。

 何だか悪寒しかして来ない。

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 筆者は今度の衆院選でも投票率が大きく向上するとは思っていない。

 恐らく2017年の小池百合子が一人で引っかき回した衆院選より、投票率はほぼ同じか、却って落ちるのではないかと予想している。筆者のその悲観的というか現実的な予想を、国民の過半が裏切ってくれたのならうれしいが、恐らくそうはならない。

 現状を分析してみれば、国民の半数近くが政治の行方と自分たちの生活とが結びつけられない、それこそ愚昧な思考回路しか持ち合わせていないのだから、無関心でいられるし、よそ事として傍観できる訳だ。

 弛緩した思考回路は、戦争など遠い世界のことだと思っている。今日明日取り敢えず仕事はあるし、食うのにも、遊ぶのにも一応困らない。新型コロナでちょっと不便だけど、今は亀になって首を引っ込めて嵐が通り過ぎるのを待っていれば、いつか誰かが何とかしてくれるだろう。今回の衆院選もそう思って棄権するに違いない。

 だがその結果、固定し安定した組織票の見込める自公政権が、衆院選で圧倒的勝利を納めたら一体どうなるのだろう。投票日に雨が降ればそれこそ組織票が見込める自公圧勝だ。そうなったら暗黒の日々の到来が一層現実味を帯びてくる。

 愚か者が自分の不運を嘆き後悔するのは構わない。それこそ自業自得だからだ。しかし棄権した者よりも、信念を持って自民党の政治にNOを突きつけた有権者の声が、選挙結果に反映されない今の小選挙区制はおかしいと思う。

 二大政党制を確立しようと、小選挙区・比例代表並立制は始まった訳だが、小選挙区のお手本としたイギリス議会でさえ、保守党と労働党の二大政党体制は崩れつつある。そして日本はご存じの通り多党体制である。それから考えれば、果たして小選挙区制は民意を正確に反映したものと呼べるのか!

 何故そんなことを言うのかといえば、今の国会には多くの問題があるからだ。そしてそうした問題の多くは自民党が引き起こしているものだ。一例を挙げよう。

 自民党は事ある毎に口を揃えて多数決は民主主義の基本であるとうそぶく。少数意見をいちいち尊重していては、国会が成り立たないというような論調で、野党の言論を封じ込め審議を尽くさない。自分たちが少数野党であった頃は、その真逆のことを主張していたのにだ。

 つまり今や多数派になって過去を忘れた、傲慢な自民党の自分勝手な論理なのだ。しかし憲法上は多数決と少数派の意見の尊重は対であって不可分な間柄にある。公共の福祉に反する議決を多数決で決めればこれこそ憲法違反だ。

 冒頭にも挙げたように、安倍晋三登場以降の自公政権は、憲法を蔑ろにしている。そして愚かな国民はそれに気づこうともしない。そうして私権はいつの間にか制限され侵され、知らぬ間に基本的人権と自由は奪われる。

「そんなことあるものか、ワクチン接種だって私権が優先するから自由意志だと言ってるじゃないか!」・・・本当にそうだろうか?

 自民党の主だった議員はあちこちの会合で、『有事の私権制限は憲法を改正するしかない』と明確に述べている。そのような事実からしても、次の特別国会と正月明けに始まる通常国会で、新型コロナウイルスに託(かこつ)けて憲法改正の動きが活発化するのは火を見るよりも明らかだ。

 安倍晋三が政権から降りたから、憲法改悪のシナリオが崩れたと思うのは早計だ。日本会議の国粋思想体系を実現しようと企む今の自民党は、それこそ誰が首班になろうと変わらない。憲法改悪のスピードは加速こそすれ鈍ってはいない。

 現実問題、第2次安倍内閣以降の政権下で、基本的人権の範囲は次第に狭められている。憲法9条は国民の過半の声や、憲法学者の反対を押し切って歪められた。

 憲法21条で保障されている、集会、結社、および言論、出版その他一切の自由は、国会議事堂近くでの大規模なデモや集会を制限したり、それがヘイトスピーチであるか否かを判別する前に、一律にその主催側を非難する社会現象や、『表現の不自由展』への誹謗中傷を見るまでもなく、明らかに国民が保証されている権利を国民自らが制限する方向に、恣意的な為政者の思惑によって、誘導され、洗脳され、ねじ曲げられている。

 国民の意見を代表するかのような、一見真っ当なそうな言論の危うさを私たち国民の多くは、大村愛知県知事への不正リコールで知ったのではないか。そこには明らかに恣意的で悪意ある為政者が介在している。金メダルを囓ったあの大馬鹿者名古屋市長だ。

 しかしこれは名古屋市長だけの話ではない。自民党の多くの議員や。大阪府の吉村知事並びに大阪市の松井市長までが顔を出し、『あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」』を批判し、それが世論を歪め、結局のところ警備上の理由から、中止になったのは皆さんもご存じの通りだ。

 筆者は『表現の不自由展』そのものをどうこう言うつもりはない。というより、それが公共の福祉や利益を侵すものでない限り、憲法上何ら問題がないのだから、当然許されて然るべきものであろうと考える。

 その憲法上保証されている表現の自由や、集会・結社の自由を、ナショナリズムを前面に出して押さえ込もうという声や圧力は、とても正常な感覚ではない。ハッキリ言って右翼かつ国粋主義そのものだ。いつから日本人は右翼のお友達になったんだと叫びたい!

 大村知事は当時、河村名古屋市長の言動に対しこう述べていた。

「公権力を行使される方が、『この内容は良い、悪い』と言うのは、憲法21条のいう検閲と取られても仕方がない。その事は自覚なされた方が良かったのではないか。裁判されたら直ちに負けると思う」

 と、述べていた。もちろんこの「公権力を行使される方」とは河村名古屋市長その人であり、ひいては横から口出しした松井大阪市長であり、自民党の日本会議構成メンバーである一部の、しかし主だった右翼議員達である。為政者じゃないけど、社会へのメッセージ性の高い高須クリニックの高須克弥院長などもいたね。(筆者はこういう方を『インフルエンサー』とは呼ばない。これこそ正真正銘の『アジテーター』だと思う)

 こうした事件の危うさと、衆議院選挙で自民党に投票する事が、どれほどの危険性を孕んでいるのかが分からない有権者は、はっきり申し上げて愚民であり愚昧そのものであり、自民衆愚政治のなれの果てだ。

 因みに筆者は、表現の不自由展に些かの問題も感じてない。もし筆者が従軍慰安婦の少女像や、昭和天皇の写真を燃やす写真の展示などを見れば、心を動かされ様々なことを考えさせられはするだろう。

 しかしそれをどう捉えるかは本人の自由だ。主催者の津田大介氏も言論をあらぬ方向に持って行こうなどとはしていなかった。どう感じるか訪れた人々がそれぞれ自由に考えて然るべきで、公権力がそれに口を挟むべきではない。

 ここで大切なことをひとつ言っておこう。

 この『あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」』で表出した問題は、自民党の今の政治と、そして今後の動向と、けして無関係ではない。

 自民党は日に日に右傾化を強めている。そしてそれは当然言論統制や私権の制限に確実に繋がっていく。だから日々起こる政治的な動きに無関心であることは自分の首を自分で絞めることに他ならない。

 集会、結社、表現の自由、出版その他一切の自由は、明らかに私権の範囲に入る。そして、私権は公共の福祉や利益に反しない限り、一切の制限を設けてはならないと憲法に明記されている。『検閲』もその禁止事項の範疇だ。

 ところが現実には、内閣府が幾つかのTV放送を『検閲』し、しかも『圧力』を掛けた事実は、言い逃れの出来ない憲法21条違反だ。

 だが愚昧なる我が国民の過半は、その事にまったく関心を示そうともしなかった。

 公権力によって言論統制されることの恐ろしさを私たち日本人の過半は知らない。だが今世界中のどこかで、言論は常に弾圧され人権は蹂躙され、人の命は軽視されている。それが今の日本で絶対に起こらないと、一体誰が言い切れるのか。

 我々日本人の間でも断絶が起こっている。負け組勝ち組、富裕層と貧困層、若年層と壮年層、そして老人の間で意思の疎通は殆どない。隣は誰が住んでいるかも分からない。本当に決定的に意思の疎通がなくなってきていると感じている。

 そのことの危険性を一体どれくらいの日本人が気づいているのだろう。

 一体いつから日本では異なる階層間で日本語が通じなくなってしまったのだろう。

 それでも敢えて言うけれど、国民の皆さん真剣に将来のこと考えて下さいね。

 今の社会が良い社会である訳がないんです。そしてその責任の一端は、自民党の衆愚政治を許してきた我々国民の側にある訳です。

 だから行きたくなくても選挙に行って投票して下さいね。

 でも投票の前にちょこっとだけ投票する意味を考えて欲しいと思います。

 投票をするという行為は、イメージや不確かな思いでしてはなりません。AKBの総選挙ではないのですから、人気投票でもありません。その一票が、国民一人一人の社会生活や権利や人権に直結し、日本の将来に大きな影響を与える大切で重要な一票なのです。

 極端に言えば、それで過半の議席を取った政党ないし連立政権に、私たち一人一人の生殺与奪の権を与えたも同然なのです。今のままで自民党政権がこのまま続けば、ほぼ間違いなく主権在民は反故にされ、国家主権(国家権力)が国民の権利より優先される様になります。

 なにしろ日本会議がそう言っているのですから間違いはありません。国会議員の中に一体どれくらい日本会議の構成員がいると思われますか? 何と280人です。そしてその殆どが自民党議員で、あとは日本維新の会の議員で構成されているのです。その恐ろしさをよく考えて投票に臨んでください。

 それと、選挙権を行使しない(棄権する)などという選択はしないで下さい。そんなことを続けていたら、いずれあなたの今の生活はままならなくなりますよ。選挙とは自分の未来を選択する事とまったく同一なのです。だから「雨が降ってるから投票行かない!」なんてことは絶対に言わないでください。

 選挙権を行使して初めて、あなたは真っ当な社会人あるいは大人と呼べるのです。

 さあ皆さん、来たる11月初旬と予想される、衆議院議員選挙には絶対に、それこそ何があっても投票に来ましょう。

 期日前投票大いに活用して下さいね。

 そして小選挙区では自公維以外の候補に。

 比例代表区では、自公&右派保守の維新以外の政党に一票を投じて下さい。

 自民党以外政権運営能力がないなんてプロパガンダ信じちゃ駄目ですよ。

 それこそ今までの忖度&腐敗政治を許してしまうことになるのですから。

 それと投票日が雨でも、傘を差して道中を楽しみながら必ず投票所に行ってね。

 最後にもう一度言います。

#自公維以外の政党に、あなたの真摯で清き一票を


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drumusuko

自民党も、総裁選挙で躍起になっていますが、国政はどうなっているのでしょう?早くコロナが治まってほしいと思っています。
by drumusuko (2021-09-14 17:41) 

U3

☆drumusukoさんへ
 自民党政権が続く限り、今も将来も国民不在の政治は続きます。たとえワクチン2回接種率が50%を超えたとしても、年末年始に掛けて新しい変異型が勢いを増し、第6派が来る可能性は捨てきれないです。
by U3 (2021-09-14 18:14) 

Baldhead1010

すごい長文ですね。

推敲するのに大変だったと思います。

野党のこの人を挙げたいから一票入れるのじゃなくて、自民党の候補が揚がらないようにするための一票です。

その気概が今の日本人にはほとんどないですね。
棄権、白票は、自民党の思うつぼ。

後悔先に立たず、と言うことわざすら知らないのが今の日本人。

自民党以外の誰でもいいから票を入れて!!
by Baldhead1010 (2021-09-14 20:40) 

八犬伝

あの縦長の青いバッジを見るたびに
気分が悪くなります。
諸悪の根源ですね日本会議。
by 八犬伝 (2021-09-14 20:49) 

U3

☆Baldhead1010さんへ
 私も自分が投票する小選挙区で、自民候補に入れなければ当然1位当選するだろう、『自公維候補以外の野党候補』に期日前投票します。
 今まで棄権してきた人達も、私と同じ選択基準で自分たちの小選挙区で投票して欲しいと思っています。たとえ雨の日でも、自分たちの将来が掛かっている選挙となりますから、億劫がらず行って欲しいです。
by U3 (2021-09-14 21:13) 

U3

☆八犬伝さんへ
 ブルーリボン運動のバッジですね。
 北朝鮮拉致問題に託(かこつ)けていますが、あのバッジを製造しているのが、日本会議の会員(構成員あるいは関連企業)の経営する工場だったとしたら、お里が知れますね。
 まあ十分あり得る話だろうとは思うけど。
by U3 (2021-09-14 21:17) 

U3

★皆さまへ★
 ご注意下さい。
 SSーBLOG内で、どこの誰だかも分からない、根拠も定かでないコメント(フェイクニュースと思われます)へのリンクを貼ったり、コメントの一部をコピペした上で、更にデータを加工したり恣意的なコメントを書き加えたりして、訪れたブロガーの不安を煽り立てるような記事を発見しました。
 内容は新型コロナウイルスのワクチン接種について、いたずらに不安を煽り立てるものです。見れば誰でも知っている事実に、真実ではない虚偽の事実を効果的に交えて、さもそれが真実であるかのように装う古典的な騙しの手口です。
 拙ブログの3つ前の記事にそのブロガーのコメントが入っていて、そのリンクを辿って、件の記事の数々を目にしました。プロフィールを見ましたが、とても怪しい内容でした。
 なお、そのブロガーは塾経営者を自称しています。
 お気をつけ下さい。
by U3 (2021-09-15 07:42) 

tarou

お早うございます、中伊豆の夕日にコメントを
有難うございました。
観光地には行かずに、数人の友人と息抜きをして来ました。


by tarou (2021-09-15 08:56) 

step-iwasaki

酷すぎませんか。

最初に私はコメントを消した事はありません。まずその点謝って下さい。
あなたのコメントは誹謗中傷にあたると思います。今後誹謗中傷については消す事にします。上記のコメントも消して下さい。

今後私のブログに訪問もしないで下さい。何を書かれても気がつき次第消さしていただきます。

これ以上の対応をされた場合は運営に対処を求めざる得ませんのでご注意下さい。
by step-iwasaki (2021-09-15 09:45) 

hirometai

U3様
長文を読ませていただきました。
心して11月を迎えることにします。

by hirometai (2021-09-15 12:49) 

U3

☆tarouさんへ
 良かったですね。気の置けない数人の友人との語らいは楽しいものです。
 またお邪魔させて頂きます。
by U3 (2021-09-15 13:10) 

U3

☆step-iwasakiさんへ
 まず一つお伺いします、あなたに何を謝れば良いというのですか。
 私が当該記事に対して書いたコメントが、消えてなくなっているのは事実です。それをあなた以外のいったい誰が消せるというのですか? 少なくとも私ではありません。
 そもそもあなたは私のコメントだけでなく、他の多くの方々のコメントも消されています。その理由は、あなたにとって都合の悪いコメントであったので削除したとか思えません。私にしたようにね。
 それと、あなたが何を誹謗中傷と判断なされたのかは知りませんが、私はそんなことはしていません。断じて!
 一方あなたのコメントは、上記のコメントを見れば分かる通り、主観的で感情的で、何の根拠も証拠も示さずに、ただ一方的に私を非難し悪口を言っているだけです。それこそ誹謗中傷というのですよ。
 他人を誹謗中傷したと非難するならば、誹謗中傷の(法的なものも含めて)意味くらい調べてから慎重にコメントして下さい。そうでないとあなたの方こそ逆に侮辱罪や名誉毀損罪で訴えられかねませんよ。忠告というより警告しておきます。
 重ねて言いますが、私の書いた記事の一体どこがその誹謗中傷に当たるのかを、あなたが具体的に明示しなければ(「出来なければ」と言い換えましょうか)、そもそも私に誹謗中傷行為があったのかどうかも、あなたは証明が出来ません。
 ましてやあなた自らの手で削除してしまっているのですから。
 という訳で、拙ブログを訪問頂いた方々にも事情を知って頂くために、あなたの感情的で一方的に私を非難している上記のコメントも、さらに2つ上の私自身のコメントも、自らの手で削除することはありません。
 ご自分のコメントを消したければご随意に。止めはしません。
 それと、あなたは上記のコメントで、
>今後私のブログに訪問もしないで下さい。何を書かれても気がつき次第消さしていただきます。
 と、記されていますが、私がどなたのブログを訪問し、どうコメントしようと自由だと思いますが、それをあなたは否定なされるのですか?
 お分かりになっていないようだから説明しますが、それが誹謗中傷行為や、他人への侮辱行為や、名誉毀損行為でない限り、法的にも倫理的にもss-blogの規約上も、他の方のブログを閲覧するのは自由です。コメントするのもss-blogの規約を遵守していれば、罪を問われることはありません。
 そもそもstep-iwasakiさんが私のコメントを見たくないというなら、はじめから私のURLを禁止設定にしてコメントをブロックすれば良いだけです。それこそ私がどうこうする問題ではなく、あなた自身が判断する問題です。
 ところで私は、あなたが削除した私とあなたのコメントを、上記のあなたの記事も含めて全部保持しています。
 ですからいざとなればどうとでも対処できます。なにしろあなたは何ら根拠も示さずに、私をまるで罪を犯したかのように一方的に非難し、そのことによって明白な誹謗中傷をしたのですから。
それと、
>これ以上の対応をされた場合は運営に対処を求めざる得ませんのでご注意下さい。
・・・というコメントはss-blogの運営に対処を求めるという意味だと解釈致しますが、私とあなたのコメントが、あなた自身の手で削除されて、他のブロガーから見られる状況にないため、おそらく取り合わないと思います。何しろ『係争する事実』が存在しないのですから。
 最後にもう一言。
 こういう文章は読み返してから送信して下さいね。相手に対して失礼です。
>「何を書かれても気がつき次第消さしていただきます。」は、日本語として間違った書き方であり言い方です。これがあなたの普段の言葉遣いをそのまま書いたものだと解釈しました。
「・・・消さしていただきます」は、正しくは、「消させていただきます」です。
 塾生の小学生に、誤った日本語を教える過ちを犯さないためにも、老婆心ながら指摘しておこうと思います。
 以上。
by U3 (2021-09-15 14:41) 

U3

☆hirometaiさんへ
 この記事の主旨をご理解頂きありがとうございます。
 長文で多大な負担を強いてしまったようですね。大変申し訳ありませんでした。
 以後気をつけます。
by U3 (2021-09-15 14:45) 

U3

★皆さまへ★
 上記のstep-iwasakiさんのコメントについて、次の次の記事でその経緯と事実を明らかにすることにしました。
 私は自身への謂れなき中傷や、侮辱や名誉毀損を座視しません。
以上。
by U3 (2021-09-15 14:52) 

YAP

人それぞれ考え方の違いはありますが、選挙には行かなければなりません。
でなければ、日本の政治は腐敗していくばかりです。
私はいつも事前にポストに投函される政見広報誌をしっかり読んで、必要に応じてネットとかで信頼できる情報をさがしてそのときの最良と思う人を選ぶようにしています。
by YAP (2021-09-16 08:12) 

U3

☆YAPさんへ
 まさしく仰る通りだと思います。
 選挙権は国民の権利であるのと同時に、国民の義務です。だとしたら果たすのは当然のことです。
 問題は、「選挙に行きましょう」と言うと、
 これを、「行くのも行かないのもオレの勝手だろ!」とか、
 何をどうとち狂ったのか「同調圧力だ!」
 などと騒ぐ輩というか馬鹿が、やたらと多い日本の現状なのだと思います。
 これも日本の教育と一部の(塾を含めた)教育者が悪かったせいでしょうか( ̄∇ ̄)
by U3 (2021-09-16 09:55) 

U3

★皆さまへ★No.2
『step-iwasaki』なるブロガーのしていることを暴こうと思ったのですが止めました。愚昧な思考力しか持ち合わせていない人間に、何を言っても始まらないからです。
 でも皆さんにこれだけは伝えておこうと思います。
 この『step-iwasaki』なるブロガーは、私の、「自分だけでなく、他人にうつさないためにもコロナワクチンは打つべきではないか」という問いに対して、やれ「副反応が恐い」だの、(因果関係も明らかになっていないのに)「ワクチン打つと死ぬ」とか決めつけて、挙げ句の果ては、「同調圧力」だとか抜かしやがる訳です。←いやぁ感情こもってるねぇ(^0^)
 私もワクチンを打つも打たぬも個人の自由だとは思います。ですから一般の人であれば何も言いません。
 しかしこの人物は、曲がりなりにも子どもを対象とした学習塾を経営し、少なからぬ若い講師を雇って、毎日子ども達に某かの学習をさせている訳です。あえて言わなくて分かると思いますが、この学習塾に通う子ども達は、この人物や若い講師たちとほぼ毎週、数時間以上顔を合わせ、挨拶以外にも言葉を交わし、学習をさせている訳です。
つまりお互いに【濃厚接触者】になる恐れがあるワケです。
 しかし、この人物のブログを見る限り、ZOONなどを使って遠隔学習をしているかそうでないのかは分かりませんが、そして当然の事として、一応の感染対策は講じてはいるのでしょうが、書いている内容からすれば、全部が全部ではないにしても、一部もしくは半数の子どもたちは、毎週のように、対面学習ではないにしても狭い同一の空間で、大人と子どもが共に長時間を過ごしていると予想されるのです。
 だからその『step-iwasaki』なる人物に、立場上打たなくて良いのかと尋ねた(コメントした)訳です。そうしたらいきなり私のコメントが削除され、上記の「同調圧力には屈しない」という主旨のコメントが返された訳です。
 私は、この人物の考え方が世間(『社会』と置き換えても良い)よりも自分を優先し、自分の言動が「世間にどう影響を与えようが知ったこっちゃない」という考えを持っているのだと認識せざるを得ません。
 しかし新型コロナウイルスは、欧米でエビデンスが取れている認識からすれば、日本の感染予防策では防ぎきれないことが分かっています。何故なら新型コロナウイルスは主に『エアロ・ゾル感染』によって感染する事が分かっているからです。もちろんデルタ型もデルタ以前もそうでした。これは世界の常識です。
 しかしなぜか日本の厚労省は、感染が主に『飛沫感染』で広がるとして、その知見を元に感染対策を推し進めて、世界が『エアロ・ゾル感染』で広がるとしている常識を無視続けているのです。
 ですがデルタ型コロナウイルスは、今までの変異型と違って、とても感染力が強く、正に子ども達にも爆発的な感染をしたのは皆さまもよくご存じの通りです。
 もしこの人物がワクチンを打たないという主張をこれからも繰り返し、若い講師もこの人物の主張に感化されそれに同調したら、皆さんはそれをどう思われますか?
 一度でいいからこの塾にお子さんを通わせている親御さんの身になって考えてみて下さい。
 これは営業妨害ではありません。社会のマナーはどうあるべきかという問いと、国民の健康に関しての問題提起です。つまり公共の福祉や利害のために言っているのです。ですから私の主張の正当性は揺るぎがないのです。
 私が言いたい事はそれだけです。
 以上。
by U3 (2021-09-16 11:37) 

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