SSブログ

COVID-19 Syndrome Part ⅩⅩⅩⅧ [日本の腐りきった政治をぶっ潰せ!]

kyuden3.jpg

<2015年7月29日 ドイツ・ドレスデン ツヴィンガー宮殿・屋上回廊の上から>
 屋上回廊から下を何となく眺めていたら何かの撮影のような一団が。花嫁の写真を撮るのかと思ったが、それにしては黒とピンクのドレスというのはいかにもそれらしくない。カメラマンと撮影助手まで黒ずくめ。しかも機材をいっぱい抱えて傘を用意している子どものスタッフまでいる。結局何なのか確認する前に次の集合場所へ移動した。

『この感染症で何故日本では死者が少なかったかの論証として(第二章)』

<まえがき>

 前編でも述べたが、『表題の問い』に答えるには、医学といった自然科学からのアプローチだけでは限界がある。自然科学は万能ではないからだ。というより自然科学だけが科学ではない。

この先をお読みになりたい方はどうぞ


nice!(130)  コメント(7) 
共通テーマ:

COVID-19 Syndrome Part ⅩⅩⅩⅥ [日本の腐りきった政治をぶっ潰せ!]

hekiga.jpg

<2015年7月29日 ドイツ・ドレスデン 『君主の行列』と呼ばれるマイセン陶器の壁画>
 歴代ザクセン王国の君主の行列の壁画は2万3000枚のマイセン陶器で出来ていている。1871〜1876年に制作されたこの壁画は、ザクセン王国歴代35代の王の行列が描かれており圧巻である。陶器で有名なマイセンはここから25kmという位置関係にあるが、それは旧ザクセン王国の貴重な財源であった。当時白い陶器は金に匹敵するほど高価なものであったという。そのドレスデンも、第二次境大戦の空襲で市街の建物の殆どが破壊され、市街は文字通りの焦土と化した。だがこの『君主の行列』は奇跡的に破壊されずに残ったものの一つで、今ではドレスデン観光では絶対外せない『名所』のひとつとなっている。

『この感染症で何故日本では死者が少なかったかの論証として前編

<2020/06/28 17:02 訂正>

(前編)ではなく、(第一章)に訂正します。次号を書き進めていく間に、結構長い論考となることが明らかになりました。第何章までいくのかは、更に書き進めている現段階に於いては不明です。悪しからず。

 前回は『日本では諸外国に比べて圧倒的に接触機会が少なかった』と述べた。これは新型コロナウイルスに因る死者の数が、諸外国と比べ圧倒的に少ないという事実から、その解を推し量ったものだ。だがこの推論に疑念を懐かれた方もいるだろう。

 しかしこれは単なる推測や推論ではなく紛れもない事実だ。

 筆者はこの事実から何故日本ではそうなったのかを検証且つ推論した。そこから得られた答えは『日本人であるが故にそうなるのは必然だった』という結論に達した。

 この『日本人であるが故に云々』とは、日本人の民族性と文化と生活習慣と長年の慣習とそれらを一切合切を内包する日本の歴史と、戦後の日本が辿った社会構造の変化と国家の在りようの変化から必然的にそうなったということを表している。

 ただし勘違いしないで頂きたい。これは民度とは何ら関係のない話だ。

この先をお読みになりたい方はどうぞ


nice!(124)  コメント(18) 
共通テーマ:

COVID-19 Syndrome Part ⅩⅩⅩⅤ [日本の腐りきった政治をぶっ潰せ!]

ドレスデン2.jpg

<2015年7月29日 ドイツ ドレスデンにて>
 ドレスデンはチェコの首都プラハから最も近いドイツの東部の都市である。チェコ国境から30kmしか離れておらず、陶器で有名なマイセンからも25kmという位置関係にある。この写真は中欧5カ国周遊ツアーで行った時のものだ。ここがどこなのか記憶に定かではないがたぶんツヴィンガー宮殿の屋上回廊の上だと思う。第二次境大戦の空襲で市街の建物の殆どが破壊されたが、見事に復興した街ドレスデン。この像も見るからに新しいものだった。市内を歩いて観光した後に集合場所に指定されていた、エルベ川の辺の夕暮れの川風が心地良かった。

 諸外国に比べて日本の新型コロナウイルスによる感染者や、(特に)死者が少なかった理由は明白だ。

 それは日本人が押し並(な)べて、外国人が驚くほどの異様なまでの潔癖症であるが故に、この感染症に過剰に反応したことの結果であり、

 皮肉なことにそれによって『このウイルス感染症との接触機会を減らすことに成功した』唯一の国家となったのである。

 事実は雄弁に語る。

 欧米やアジアの国々で厳格な外出禁止令を出しても、片手で数えるほどの国家しかその施策が成功せず、あれだけの感染拡大と死者を出したという事実は(当初は休業補償をしたくないが故に法的な罰則もなく、厳密どころか何の罰則も補償もない自粛要請で済ませた、国民目線の欠如した)為政者がいてもいなくても、国民さえ結果的に『まとも』な対応さえすれば国難を乗り越えられるという先例を作った、という意味では大いに意義のあることなのかもしれない。しかも盲目的にお上の言うことを聞く日本に於いて、それが為されたことの意味は大きいのではないかと思う。

 しかしそれがネトウヨさんが好んで唱える「日本人の民度の高さ」、に因るものでないことも明らかだ。現時点でそれに否定的な証拠も明白な論拠もあり、従ってその要因も明々白々だ。

 日本は元々『個(人)を確立しにくい社会構造』であり『常に他人の目を気にする集団心理が働く社会』であったからこそ、この予想外の結果を得ることができたといえるのだ。

 しかし個人主義を否定している訳ではない。例えば個人主義が徹底しているスウェーデンが、普段通りの生活様式やパターンを変えることなく、特段外出禁止令などの政策を取らなくても、新型コロナウイルスによる感染者も死者も諸外国が懸念していたよりもかなり少なかった経緯から見て、またお隣のフィンランドが対照的な施策である厳密な外出禁止令と隔離政策を採っても尚、統計学的には誤差の範囲と見做されるほど、スウェーデンと大差ない感染率と死亡率という結果となっていることからしても、それは十分証明されている様に思う。

 言わば日本とスエーデンは真逆の手法で同じような結果を得たのだが、その分析と検証も次回で述べようと思う。

 冒頭にあるように『日本は感染機会が少なかった』と書けば、「えっ?」と思うかもしれないが、これこそが日本の実態であり真実だ。

 しかもこの結果(まだこの病禍は終息していないが)は皆が思うような偶然が重なった訳でも、僥倖であった訳でも、奇跡が起きた訳でもなく、ましてや先ほど述べた、日本人の民度が高かったからでもないのは明らかだ。

 これをひと言で表現するならば『日本の歴史の必然』であると言えよう。その必然とは、『穢れ』を忌み嫌う日本固有の文化、江戸時代以来の因習風習、時代錯誤的な村社会環境に根源をなすのは言うまでもない。

 このレポートは、この日本国内に於いてウイルス性感染症に因る死者が少なかったことを検証するものであり、しかも医学などの自然科学的な検証ではなく、人文科学的なアプローチからの検証であり、結果である。

 しかしそれ故に真実をしっかり捉えられたと自負している。

この先をお読みになりたい方はどうぞ


nice!(202)  コメント(18) 
共通テーマ:

『贖罪の山羊は反撃する』~其の壱 [誤った認識を正す]

プラハブルタバ川.jpg

 チェコの首都プラハのヴルタヴァ川に掛かるカレル橋はチェコ最古の石橋だ。しかしこの橋、一つ上流にあるチェコ軍団橋とともに非常に掏摸(スリ)が多い。橋の上でカメラを持って写真を撮ってくれと言って来るチェコ人がいたらほぼ間違いなくそれは掏摸か置き引きである。大概が二人組で行動しているという。現実にも筆者にも掏摸は近づいて来たが余りしつこいので「うるさい! あっちに行け」と怒鳴ったらそそくさと逃げ出した。撮ってくれと差し出したカメラはCanonだったから、たぶんあのカメラは韓国人か日本人から盗んだものだろう。
 ・・・え、なんで韓国人かって? あのね、韓国人ほど本音と建前が違う国民はいないからです。一歩国外に出れば日本製品信奉者なのだ。現にヨーロッパを旅行する韓国人が持つカメラはほぼ100%日本製。しかもCanonだ。日本製品不買運動は韓国国内向けのパフォーマンスだったことがこれで分かろうというものだ。

 現代の日本人は男女老若を問わず、常にスケープゴートを探しているように思えてならない。常に生け贄を探し廻って、その対象を見つけ出すと寄って集(たか)って罵詈雑言や誹謗中層の限りを尽くす。その攻撃性はもはや常軌を逸している。

 これは以前から指摘されていることで別段目新しい話ではない。だがここ数年のSNS上のエスカレート振りは些か異常だと思える。老若男女の区別なくそこには攻撃される側の人権などまったく無視され遠慮会釈がなく、攻撃する側には品性や時にはに人間性さえ見受けられないありさまだ。

 ひとことで言えばおぞましい限りだが、それは取りも直さず日本人の精神構造が、もはや健全ではなくなったことを如実に指し示しているように思えてならない。

この先をお読みになりたい方はどうぞ


nice!(412)  コメント(42) 
共通テーマ:

『備前・旭川の躁鬱』~ Story of the old liar man. Part.Ⅵ [日本の腐りきった政治をぶっ潰せ!]

berry.jpg

<2014年8月11日 ウェールズ(Wales)・スリン半島(Llyn Peninsura:GoogleEarthでは英語読みでリーン半島と表記されているがそれは間違いである)・トレイッル・カイヤリ(Tre'r Ceiri)にて。
 友人にこの実が「ブラックベリーの一種か」と聞いたら「違う」という答え。でも食べられるという。早速その場で生食したが甘酸っぱくて美味しい。それで辺りを探して手をアントシアニンの紫青色に染めながらこの実をハンカチいっぱいになるまで摘んで、その日のうちにジャムにして貰い、翌朝イングリッシュ・ブレイクファスト定番の、ブラウンブレッドに塗って食したがとても美味しかった。※後年本物のブラックベリーを見つけて食したがまったくの別物だった。なお上記の黒い実の名称はいろいろ調べたが現時点では分からないままだ。

 言っている事に一貫性がなく、内容をコロコロ変える人物を変節漢と言います。

『過ちては改むるに憚ること勿れ』

 とはいえ『朝令暮改』となればいったい何を信用して良いのか分からなくなる。

 それがこのところの安倍政権です。

 アベラー(安倍信奉者)のIronbridgeさんも動揺、、、ぢゃなくて同様です!

 しかも事実を隠したり疑惑にまともに答えないというのはいつもながらのこと。

 ということは、、、誠実な対応を望むのははじめから無理な話なのでしょうね。

この先をお読みになりたい方はどうぞ


nice!(157)  コメント(14) 
共通テーマ:

『備前・旭川の躁鬱』~ Story of the old liar man. Part.Ⅴ [日本の腐りきった政治をぶっ潰せ!]

03花3.jpg

<2014年8月11日 ウェールズ(Wales)・スリン半島(Llyn Peninsura:GoogleEarthでは英語読みでリーン半島と表記されているがそれは間違いである)・トレイッル・カイヤリ(Tre'r Ceiri)にて。
 因みに
GoogleEarthでは英語読みでカタカナ日本語表記にしているが、その殆どが現地では通じない。何故ならそれはウエールズ語(英語表記:Welsh)ではないからだ。そもそもウェールズ人は自分たちをウエリッシュなどとは呼ばない。自分たちはCymru(カムリ)であり、その話す言葉はCymraeg(カムライグ)である。ウェールズとはこの地を侵略してきたアングロ・サクソン人から見た『よそ者』という意味だ。ゆえに独立運動に今も湧くスコットランド以上に複雑なのは、ずっと虐げられてきたCymru(カムリ)の人たちの心情なのである。この地の人は本当に忍耐強く芯があるという感じの人が多い。英国は有史以来一度も一枚岩になったことはない連合王国なのだが、一度も外国に長期に渉る占領と支配を受けた経験がない日本人には、こうした歴史がどのように国家とその民衆に影響を与えるのか、容易にはというより到底理解できないであろう。
 トレイッル・カイヤリ(Tre'r Ceiri)のEnglish stonecropの脇のこの赤い花のようなものがどんなものであったのか今となっては思い出せない。しかし前回の写真から判断するとStonecropの薄いピンク色の花弁が落ちたあとの萼(ガク)だけが残ったものと思われる。これを確かめるには何年先になるかは分からぬが、この時期にもう一度行って見るしかない。何しろそこに行かなければけして見られない美しい花々と、360度遮るもののない荒涼とした、しかし何故かこころ和む光景なのだから。
 北国の夏は短い。この日は昼の時点でも20度にも届かない気温で、それでもここの盛夏の気温としてはごく普通だという。英国には「一日に四季がある」という。一日の天気はそれほどに変わりやすい。夏場でもトレッキングともなれば、それこそTシャツの他に長袖シャツと毛糸のスウェーター、そしてウインドウブレーカーあるいはレインウエアまで帯行しないと酷い目にあう。

 行動を伴わない言説や主張はすべてまやかしである

 聞くに堪えぬ戯れ言か流言に過ぎぬ。

 口舌の徒になるな。大同につくな。大勢に靡くな。

 自分あってこその人生。自分あってこその命、自分あってこその生き甲斐。

 他に囚われたり同調してどうするのか。それほど自分を無くして生きたいか。

 それが我慢ならぬと思うなら、『先ずは隗より始めよ』

この先をお読みになりたい方はどうぞ


nice!(283)  コメント(26) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。