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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(〜epilogue〜) [正論!]

1回目投票結果.jpg<自民党総裁選、1回目投票結果はほぼ大方の予想通り。予想外だったのはK野T郎候補が国会議員票でT市やっぱりサナエだべさ候補に抜かれて第3位だったこと。この時点で総得票数でK田F雄候補が総裁に選ばれることが確定したも同然だと予想がつく>

 自民党の総裁選で、1回目の投票で1位が「K田」で2位が「K野」で、3位がむかし懐かしの桜田淳子のCM、ヰセキの田植え機ではないが「やっぱりさなえだべさ」になった時点で、1位と2位の決選投票では、3位のさなえだべさ支持議員の票の殆どが「K田」に廻って、「K野」の勝ち目はないと踏んでいましたが、果たしてその予想通りになりました。皆も同じ思いだったでしょう。

 党員でも党友でもない良識ある国民が、一番共感を覚える「N田SAY子」候補は箸にも棒にもかからない4位でしたが、こうしたすべてのことが指し示すのは、もはや「自由民主党は良識ある国民の方を向いていない」という事実です。

 何しろ自民党は、「忖度政治や説明責任どころか、実質的責任も果たさないという無責任安倍・菅路線を踏襲することを表明」したも同然なのですから。

 しかしこれで良いと私は思っています。迫り来る総選挙では、反自民の国民も、野党も却って論点がハッキリして戦いやすくなるだろうと思えるから。 

 アハ、自由民主党万歳!(逆説的に捉えてね

 

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(10) [正論!]

 冒頭で失礼いたします。

 9月26日午前9時27分に、フォントを今までの14ポイントから12ポイントに変更しました。年配者を対象に14ptにしていたのですが、WindowsOSとMacOSでは見え方が違っているのと、Macでは美しい明朝体なのに、Windowsでは、ゴシック体になって見栄えが悪いことに気づいたからです。これからは少し文字の大きさが一回り小さくなりますが、却って見やすくなったと自負しております。 
 金井美恵子詩集.jpg


 9月21日(火)に買っちゃいました。この三つ前の『言の葉と、言の葉の間にあるもの』で紹介した、『金井美恵子詩集』!

 この日、自転車で20分の、駅の北口にある銀行に行く用事があったので、その帰りに南口の丸善書店に立ち寄って買い求めました。本アプリの「honto」で在庫確認は事前にしていたので、詩集はあっさり見つけられましたけど、レジに10名以上並んでいて、買うまで10分以上待ちました。でも買えてうれしい。お値段は税込で1282円、クレジットカードで買いました。

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(9) [正論!]

sc3.jpg
<スカイ島に向かう前に雨の中を歩いたスコットランド・ハイランド地方のカローデンの古戦場跡。7月末だというのに、手もかじかむ程のかなり冷たい雨の中だったので、写真はわずか5枚しか残っていない

 人間誰ひとり一生のうち一度も間違いを犯さない人はいません。

 というより、私も含めて日々何かしらの間違いやミスを繰り返している。しかし、それだからこそ人間らしいとも言えましょう。ですから間違いを犯すことは少しも恥ずかしいことではありません。

 本当に恥ずかしいことは、己の間違いを認めず、悔い改めないことです。

 そういう人は、同じ間違いを何度も繰り返すことになる訳ですが、それこそ愚か者の典型なのかもしれません。なぜなら反省が出来ないのですから。

 SS−blogのブロガーの中にも、そんな人結構多いと思います。

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(臨時投稿編) [正論!]

sc2.jpg
<スカイ島に向かう前に、スコットランド・ハイランド地方のカローデンの古戦場に立ち寄った。七月末なのに冷たい横殴りの雨の中、古戦場の半ばに差し掛かった。右手に古戦場のモニュメントタワーが建っていた。本当はジャコバイト党軍最前列を意味する旗のあるところを目指して歩いていたのだが、妻と話して先に寄り道をすることにした。

 私は現実の世界ではけして夢を見ない。

 だから日常生活の中でありもしない夢想や希望など懐かない。

 起きている時に見る「夢」とは、自分たちが努力すれば実現可能なものに対してするものだ。ゆえに痴呆の如くただ夢見る者を夢想家という。

 しかし時折そのおバカな夢想家が、拙ブログにツマラナイお追従コメントをカキコするので困る。

「私は次の選挙での野党共闘は意外に成功して、政権交代が起こるのではと・・」

 私が現政権を痛烈に批判しているから、もしかして同意のコメントでも貰えるかと期待してのことなのだろうか。それともそんなことを本気で信じているのだろうか。それならばお門違いだし、私の考えとは相容れない。

 私は希望的観測など懐かない主義なのだ。

 それで「こんな詰まらない書き込み俺のブログにするなよ」という意味で、その御仁の期待に反して、まったく違ったコメレス(コメント・レスポンス=コメントへの返信)をしたのだが、わたくしめ、内心ではこう思っていました。

「〇〜〇、そんなことある訳ね〜だろ!」

 出題1:↑上記のこの「〇〜〇」の中にて適切と思われる文字を入れよ。

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言の葉と、言の葉の間にあるもの [真理の探究]

嵐の後の夕暮れ.jpg

<昨夜以来大荒れの一日だった。夕陽に照らされた雲があっという間に形を変えて過ぎ去っていく>

 普段の自分とは懸け離れた記事を書くことにかなり疲れてしまいました。このシリーズのエピローグを間近に控え、ちょっと一休みのリラックスタイムです。

 言葉は不思議だ。

 それはただ意味を成すものであって、意思伝達の手段に過ぎない。

 しかし現実には、人は言葉によって情動をつき動かれることもあれば、

 悲しみや絶望の淵に追い遣られることもある。

 時には言葉によって健康を取り戻したり、その真逆で病気になったりもする。

 感情は言葉によって生み出される。

 知性も理性も英知も科学も言葉によって生み出される。

 戦争も騒乱も熱狂もみな言葉によって生み出されたものだ。

 だから言の葉は言の葉で表された以上の意味を持つ。

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(8) [正論!]

0004.jpg<スカイ島ポートリーにて:ようやく雲間が晴れて>

 筆者をかつてアジテーター(煽動者)と呼んだ人がいます。安倍信奉者だった。

 余りいい気持ちはしなかったが、当たらずと雖も遠からず

 実際、人の注意を引きつける才がそれこそ幼少期からあったのだ。

 しかし私利私欲や恣意的な思惑で自分の弁舌や文章力を用いたことは一度もない。

 断じて!

 これは世の中や周りの、不正や間違いや、理不尽や不条理を許せないと思い、それを正そうという思いから自ずと出た、原初の感情であり資質だと思っている。

 つまり天性だ。

 その天性が告げている。

 今の自由民主党は自由でも民主でもなく国粋主義政党だ。

 その自民党の正体を今日明らかにする。

 いざ心して見よ。さすれば真実の扉は開かれん!


♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡

 最近の私は、本は読むというよりも『積ん読』方が遙かに多い。読む時間がないんです。
 つい最近買った本というと、2冊の新書で、一つは中公新書の『歴代天皇総覧』。

歴代天皇総覧 増補版-皇位はどう継承されたか (中公新書 1617)

歴代天皇総覧 増補版-皇位はどう継承されたか (中公新書 1617)

  • 作者: 笠原 英彦
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2021/03/20
  • メディア: 新書

 そしてもう1冊はサイエンス・アイ新書の『マンガで分かる心理学』です。

マンガで心理学.jpg

 残念ながらリンクはありませんのであしからず。
 私がマンガで何かを覚えようとか知ろうとか思ったのは、実際これが初めてなのだが、面白そうな内容だったのでためしに購入してみました。
 ちょっと次の執筆活動に必要だったもので(^-^*)。
 といいながら、未だ次の執筆には取り掛かってはおらず、やっとこさ書き上げた前の原稿の推敲にばかり多くの時間を費やしております。それに自分には限られた人生の中でもう余り時間がないというのに、その自覚さえ忘れて選りに選ってこんなブログシリーズまでも始めちゃったしね(o゚∀゚o)

 だからちっとも読んでないんだよね〜(@^▽^@)

♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡☆♡★♡

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(7) [正論!]

0005.jpg<港のメインストリートの道路標識の上にウミネコが一羽止まっていました。世界中のどこに行っても港には必ずカモメがいる。ところでカモメを漢字で書くと『鷗・鴎』と書くのは、『謳う』という言葉もあるように、歌うようにミャーミャーと鳴いているからですかね?・・・調べてみたら違ってました(^0^)

『#リセット・衆愚政治、そして腐敗と悪の枢軸自民党!』

 今必要なのは、変革を望む国民の声を、どう政治に反映させるかではないか。

 前回は枝野さんにエールを送りましたが、正直なところ客観的に見て予想だにしない政変でも起こらない限り、今度の衆院選で立憲民主党をはじめとした野党が躍進するとはとても思えない筆者です。

 右傾保守を除いた野党の皆さん、なお一層奮起して、国民の声を反映した、政策なり指針なり公約なりを、次々と絶え間なく発信し続けて下さい。それこそ自民党総裁選など霞むくらい、マスコミやネットでの情報発信力を高め、国民のためになる情報が、国民自らの手によって拡散されるよう努めて下さい。

 発信する情報の要点は、

『#今の自民党には自分たちを変える意思がない』

 ならばいっそのこと、

『#自分たち国民の手で今こそ政治を変えよう』

 というように、国民の気持ちを奮い立たせることです。

 何もデモや、一揆(ありえないか(@^▽^@))や強訴ばかりが、国民が為政者の悪政に反旗を翻し訴える手段ではありません。ネット社会の特性を生かし、ツイッターなどで反自民のハッシュタグを拡散するとか、より良い政治の情報を拡散するとか、それこそ手は幾らでもあるはずです。

 そうした国民の声と動向に誘発されて、政権与党内に化学変化が起こり、それこそ自民党内部から、正論を吐く若手・中堅議員を中心にこれでは駄目だという声が広がって、『党内では浮かばれない若手と中堅議員を中心に幾つかの派閥が飛び出して野党とタッグを組む』というような、エポック・メイキングな出来事を自らの手で起こして欲しいものです。石破さん頑張って下さい!

 はっきり申し上げましょう。党執行部や重鎮が牛耳っている今の自民党では、保身に走って自らを変える力はありません。

 総裁選候補が、自民党を変えると郵政選挙時の小泉の純ちゃんばりに声高に叫んだ後で、次々とトーンダウンしていることでもそれは明々白々です。今の自民党内には派閥の領袖の声や意向ばかりが鳴り響き、国民の声は一切届いていません。

 それが証拠に国民の7割が説明責任を果たしていないと思っている『モリカケ』・『桜を見る会』・『案里1億5,000万円問題』等をうやむやのままに、衆院選を戦おうとしています。

 あのね、臭いものに蓋をする政(まつりごと)こそ

『#腐敗政治!』

 って、言うんだぜ! 自民党の若手と中堅議員の皆さん知ってた???

 話を元に戻そう。

 それは取りも直さず、自民党という岸田文雄(敬称・肩書略)唱えるところの自称国民政党が、実は国民の声よりも党内論理というか『党利党略』を優先し振りかざす、『強権政党』、あるいは『専制政党』であったことを如実に物語っています。ということで、、、

 今や自由民主党は、自浄作用を失った『反国民政党』そのものです。

 因みに戦後日本の憲政史を顧みれば、自民党が過去の総選挙で大敗した時は、必ず内部崩壊を起こし『政変』が起こっています。

 それら政変は、時の政権政党の内部から、党内論理(党利党略)よりも、国民の声を大切にする議員の良心が沸き起こり引き起こしたものです。

 筆者はそれをいまの自民党若手議員と中堅議員に望みたい。

 なぜなら自民党内で当選回数4回までの議員数は、もはやベテランや重鎮の議員数を遙かに凌駕しているからです。これが政治を変える力でない訳がない。特に最大数を占める当選4回議員には奮起をお願いしたい。

 筆者が何を言わんとしているか分かりますか?

 自民若手と中堅議員に

『#党内クーデターを起こせ!』

 と、言っているのです。

 決して「若手」が「分かってねぇ」になったり「中堅」が悪の枢軸の「忠犬」に成り下がってはいけません。初当選の時の初々しい使命感を思い出して下さい。その時のあなた方は、党の重鎮の顔色を窺って仕事をしようなど思っていましたか?

 違うでしょ! 国民目線で仕事をしようという使命感に燃えていたでしょう。だったら初心に返って、国民の方をもう一度振り返り、そして見つめ直して下さい! あなた方に有権者(国民)の声は届いていますか?!?!

 それが出来なければ、悪の枢軸自民党は何れ国民の信を完全に失うであろう。

 預言しておきます!

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(6) [正論!]

0009.jpg<オールドマン・オブ・ストーに向かう前に見えた巨岩。筆者は思わずつぶやいた。「あ、こんなとこにモアイ像がある」、妻が即座に反応する。「あら本当〜。ここスカイ島でイースター島じゃないよね。スコットランドに一体何でぇ」、筆者それに即答。「んな訳ねえだろ!」、、、これを天然と取るか、人を信じやすい素直な人柄であると取るかは自由である。因みに筆者は妻は芯のところでは結構おバカだと思っている(*^▽^*)>

 ハッキリ言おう。今の立憲民主党では国民の過半の支持は得られない。

 枝野代表は今度の選挙で政権交代を目指すと言った。しかし(問題意識を持つ)国民がそれが実現することを願ってはいても、過半の国民はこの発言の実現性を信じる者はいないであろう。

 枝野代表がこの言葉を、その位の気持ちがなければ駄目だという意味で言ったのならまだ救いがあるが、もしこれを本気で言っているのだとしたら、国民との意識の乖離は自民党以上だと言わざるを得ない。

・・・・・・

 そう思っていたら、枝野代表動きましたね!(@^▽^@)

 他の野党も追従して下さい。

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(5) [正論!]

oldmanofstorr.jpgasimotohagake.jpg<スカイ島のあのジ・オールド・マン・オブ・ストー( The Old Man of Storr) までの道のりは、トレッキングコースとはいえ、年配者には結構きつい。たぶんアルプスの観光客向けのポピュラーなトレッキングルートよりもハードだと思う。なぜなら、そこに着くまで一度も平坦な道はなく、常に上り坂で、しかも過半の径は傾斜が15度以上ある。これがキツくない訳がない。筆者には富士山の胸突き八丁ってな感じに思えたくらいだ。たぶん70歳以上はよほど健脚でないと登れない。当時50代後半だった筆者も最後はアゴが上がった。
 そうして息がまだ整わないうちにストーの真下に着いて下を見た。真下の岩まで30mはあるだろう。落下したら、たぶんタダでは済まないし下手すりゃ死ぬ。そんな高さだった。妻は足がすくんで近づかないようにしていたが、バカほど高いところに登りたがるの譬え通り、筆者はその縁に立ち、振り返って妻に言った。「ケケケ、足滑らしたら一巻の終わりだなコリャ!」
 そういえば、まだ30代の頃、山梨の昇仙峡に行ったのだが、そこでせり出した一枚岩の先端まで行って、「この下100m近く何もないぜ。エヘッ!」てなこと言っていたので、その頃から筆者はバカのまま、成長は止まっているのかも知れない。エヘッ!


<人として・・・>

 自分の言動が間違っていたと分かれば、朝令暮改とか前言撤回とか、躊躇なくしてしまうわたしです。

 それを恥ずかしいとか、格好が悪いとか思ったことは一度もありません。

 むしろ、間違いを認めなかったり隠すことこそ、人として恥ずかしい行いだと思うし、そうした過ちを認めようとせず、従って改めようともしない者に、成長などないと思う次第です。

 第一に潔くないでしょ。

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(4) [正論!]

0015.jpg<スカイ島はスコットランドの北西、インナー・ヘブリディーズ諸島の最も北方に位置する最大の島だ。島の名の「Skye」は古ノルド語で「翼」の意。島の形から来ているという。この島は別名『霧の島』とも言われ、筆者もこの島に滞在した五日間の間、四度も濃霧に遭遇している。一度など1メートル先も見えないほどで、車を路肩に止めて霧の晴れるのを小一時間ほど待つしかなかった。しかしその後あっという間に霧が晴れたかと思うと、燦々と降り注ぐ真夏の太陽の光が差し込んだときの感動は今でも忘れない。
 ところで上記の写真は、その霧の中を掻い潜って島を半周した後に、ポートリーの町に戻って、港のすぐ横にあるパブレストランで食べた夕食だが、メインらしい赤い料理がどんなものだったのかも、その名もすっかり忘れてしまった。だから食レポは出来ない(*^▽^*) でもねこの赤いのはケチャップではなくて、赤いパプリカの粉を溶いたもの
だったのはうろ覚えで・・・って、それも忘れてるゥ〜。ヤバッ!!!>


 最初にお断りしておくが、今回も記事の長さはけして短いとは言えない。だが、政治の話をしているのにこんなに分かりやすく、オモシロい記事はまず他では見られないだろう。特に終盤の『日本の議会制民主主義の欠陥』についての記述は、自分で言うのも何だかいつもより秀逸で、アイロニカルでしかも洒脱だ。

 その直前の日本の国会と、英国議会との制度の違いを説明したところだけが、ちょこっと退屈だが、そこも大事なので我慢して読み通して欲しい。なぜならそこを読めば、後の話の理解が深まるから。

 それ以後の番号を振った箇条書きのところは、滅茶ためになるし本当にオモシロイ。しかも読み終わった後は、日本の政治の問題点がいつの間にか自分の頭の中に入っていて、次の選挙で自分が何をしなければならないかまで分かってしまう。

 何だか、「こんな記事を待っていたぁ」なあんて声が聞こえて来そうです。

 と、おちゃらけて言いながらも、そうなるだろう事を確信している。キッパリ!

 と言いながら、まずは前置きから入ります。♡

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 いきなり、アンチ自民の筆者U3が宗旨替えをして、真反対のことを書き始めたかと、目を剥かれる向きもあろうがそうではない。筆者のアンチ自民はいかなることがあろうとも揺るがない。

 したがって今から書く人物が自民党の総裁選に出馬して、そして罷り間違えて当選しても、筆者が自民党候補に票を入れることはない。

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(3) [正論!]

0011a.jpg<これぞスカイ島の『オールドマン・オブ・ストー(Old Man of Storr)』の全容だ。
 この巨岩は玄武岩質溶岩で形成されている。マグマが地表に噴出した通り道の、まさにその芯の部分だけが残って形成されたものだという。この玄武岩質溶岩は、周りの地質よりも固かったために、これら溶岩だけが残されたものということだ。それだけでなく地滑りの影響もあって、現在の形になったのだという。地滑りといってもそれこそ何百万年もの時間を掛けた地滑りなので、日本の大雨災害時の様な急激なものではない。この巨岩は少し傾いているのだが、それは斜面全体が地滑りを起こした何よりの証拠なのだとか。
 ところで写真を良く見ると、岩の根元の辺りが削った様に縊(くび)れているのが分かるだろう。経緯は分からないが、これは人為的に削ったものと思われる。それが証拠にこのくびれはこの岩の根元を回廊状に一周している。この写真では、逆光と鈍色の空の所為かよく分からないが、人の姿がチラホラ見える。そしてこの岩のくびれに人が立てることから、この岩の巨大さが分かろうというものだ。なおこのくびれの高さは、筆者の記憶では2.5mから1.8mくらいだ。
 なお、『一日の内に四季がある』と言われる英国だが、ここスコットランドでも雨が多い。真夏でも雪が降ることがある。でもここなら雨宿りにもなるよね。
 ガイドブックには岩の高さが50mとも60mとも記載されているが、実際に下から見上げると、首が痛くなるほどの、かなりの急斜面の上に屹立していることもあって、もっと高く見える。このくびれに沿って岩の周りを一周すると、足場が悪いことと人の列ができていたこともあって、3分近く掛かった。とにかく大きい。そして存在感も圧倒的だ。何だかスピリチュアルな感覚さえ覚える、神聖で神秘的な場所のように思えたものだ。
 ふと足下を見ると小さなピンク色のかわいらしい花が咲いていた。何だか日本のミヤママツムシソウに似ていた。>


 昨日の菅総理の引き際は「さスガ」とはいかなかったようだ

 だがこれで政局が一気に動いたことだけは確かだ。この辞任で更に混迷が深まると言う向きもあるが、筆者はそうは思わない。自民党は表向きはゴタゴタが続くが、総裁選が終われば新しい総裁(=次期総理大臣候補)の下、一枚岩になるだろうことがほぼ確実だからだ。

 自分の考えもなく、周りの雰囲気に引き摺られ、情動で動く多くの国民の目には、それが清新なものに映るであろう。そして喉元過ぎれば熱さを忘れる。

 つまり来たる衆議院議員選挙に向かって、自民党は準備万端で臨戦態勢に入るだろうと思われる。というより確実にそうなるはずだ。

 言わば菅義偉という人物は、自民党再建の『捨て石』あるいは『贖罪の山羊』にされたのではなく、なったのだ。それも図らずも自らの意思で・・・。

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察<号外> [正論!]

suga2.jpg<最後まで潔さの欠片もなかったなぁ!
 こんな言い訳をしても、そうしたからと言ってコロナ対策が良くなることは絶対にないだろうし、西村新型コロナ担当相も、田村厚労相も、河野ワクチン担当大臣も今まで通り動くだけで、菅総理大臣からも実際のところ何一つ目新しい指示があるとも思えない。第一、総裁を辞めてこうした大臣や閣僚が、自分の意のままに動くと思っているのだろうか。辞める人間の言うことなど、全閣僚も、官僚も、面従腹背でそれこそ誰ひとり聞きはしないのではないか。まあ『人の功罪は棺の蓋を閉じるまで分からない』とはいうが、それまで待たなくとも、現時点で十分すぎるほど、我々国民は分かっている。
 そんな言い訳をするより、国民には最後は本音で話して欲しかった。
「総裁選に勝てる見込みがないので、思い切って辞任することにしました。これからは総理大臣を辞すまでの短い間ではありますが、精一杯新型コロナウイルス対策に専念し、国民の公僕たる私の職責と思いを、最後は全うしたいという思いで一杯であります」>

 このレポを書いている途中で、菅義偉総理大臣が自民党の臨時役員会で辞意を表明した(総裁選に出馬しない)とのニュースが飛び込んできた。テレビやネットではその話題で持ちきりだ。きっと国民の過半もその話題に釘付けだろう。

 予定になかったが、<号外>を出すことにした。

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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(2) [正論!]

0001.jpg

<スカイ島ポートリーにて: 晴れていると、とても静かで穏やかな入り江です。
 前日にはけっこう大きな帆船(ヨットではない)が入港していましたが(
前々回の記事に掲載された2枚の写真には写っています)、この日の早い時間に出航してしまったようです。私はその間、あのオールドマン・オブ・ストーをトレッキングしてから、午後2時過ぎになってようやく戻って来たのですが、その時には帆船の姿はもうこの入り江にはありませんでした。ああ、近くで見ようと楽しみにしていたのに、、、。
 その後、港のパブ・レストランで遅い昼食を摂って、それから街のメインストリートにある、ロブスター料理の看板が目立つ、ガイドブックにも載っているレストランで翌日のディナーを予約しました。
 頼んだのは、もちろんロブスターを含む海鮮料理のフルコース!(残念ながら写真なし。結局、余りにもボリュームがありすぎて、食べ切れなかった(o゚∀゚o))

0012.jpg


 何だか総裁選前に国会を解散するとか、しないとか、自民党内がかまびすしい。

 いつものことだが、自民党は政局絡みとなると、いつもこんなゴタゴタを繰り返す政党だ。まあ解散風が吹けば野党でもそうせざるを得ないのだろうが、国政に関わる代議士という生き物は、表向きは国民第一と言いながら、その実選挙となれば自分たちがどう生き残るかだけで手一杯になり、国民のことなど頭の中から、すっぽりと抜け落ちてしまうものらしい。人の本性が分かるのは、『いざという時だ!』とはよく言われるが、政治家の本性とはどうもその程度のものらしい。

 まあ、強いて政治に携わる者の矜持(と言えるかどうかは甚だ疑わしい)があるとしたら、自分の選挙区の支持者や有権者のご機嫌や顔色を窺うことくらいだろうか。

 しかしこれが政治家として当然のことだと思われては困る。なぜなら代議士は国政に参加し、国民の公僕として働くことが、明確に憲法に定められているからだ。つまり、地元選挙区民の利益のため働くものではない。

 もっとも、地元への利権誘導は日本では日常茶飯事で、盤石な選挙地盤を持っている代議士が、「先生、先生!」と褒めそやされて、ふんぞり返ったり得意になっているのは、大概が地元に利益をもたらしたが故である。

 しかしそれでは政治家としても国会議員としても失格である。なぜなら国会議員は国政に関わる代議士であって、しかも国家公務員扱いだからだ。だから地元固有の問題は地方議会の議員が議会を通してそれを専任で担い扱うもので、国会議員が口を差し挟むべきものではない。しかしそれが当たり前になっている。

 だから日本の政治システムは根本のところで間違っている。

この先を読まないで死ねるか!(^0^))☆爆笑☆((^Q^)v


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