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新型コロナ禍と衆愚政治との関連性についての一考察(3) [正論!]

0011a.jpg<これぞスカイ島の『オールドマン・オブ・ストー(Old Man of Storr)』の全容だ。
 この巨岩は玄武岩質溶岩で形成されている。マグマが地表に噴出した通り道の、まさにその芯の部分だけが残って形成されたものだという。この玄武岩質溶岩は、周りの地質よりも固かったために、これら溶岩だけが残されたものということだ。それだけでなく地滑りの影響もあって、現在の形になったのだという。地滑りといってもそれこそ何百万年もの時間を掛けた地滑りなので、日本の大雨災害時の様な急激なものではない。この巨岩は少し傾いているのだが、それは斜面全体が地滑りを起こした何よりの証拠なのだとか。
 ところで写真を良く見ると、岩の根元の辺りが削った様に縊(くび)れているのが分かるだろう。経緯は分からないが、これは人為的に削ったものと思われる。それが証拠にこのくびれはこの岩の根元を回廊状に一周している。この写真では、逆光と鈍色の空の所為かよく分からないが、人の姿がチラホラ見える。そしてこの岩のくびれに人が立てることから、この岩の巨大さが分かろうというものだ。なおこのくびれの高さは、筆者の記憶では2.5mから1.8mくらいだ。
 なお、『一日の内に四季がある』と言われる英国だが、ここスコットランドでも雨が多い。真夏でも雪が降ることがある。でもここなら雨宿りにもなるよね。
 ガイドブックには岩の高さが50mとも60mとも記載されているが、実際に下から見上げると、首が痛くなるほどの、かなりの急斜面の上に屹立していることもあって、もっと高く見える。このくびれに沿って岩の周りを一周すると、足場が悪いことと人の列ができていたこともあって、3分近く掛かった。とにかく大きい。そして存在感も圧倒的だ。何だかスピリチュアルな感覚さえ覚える、神聖で神秘的な場所のように思えたものだ。
 ふと足下を見ると小さなピンク色のかわいらしい花が咲いていた。何だか日本のミヤママツムシソウに似ていた。>


 昨日の菅総理の引き際は「さスガ」とはいかなかったようだ

 だがこれで政局が一気に動いたことだけは確かだ。この辞任で更に混迷が深まると言う向きもあるが、筆者はそうは思わない。自民党は表向きはゴタゴタが続くが、総裁選が終われば新しい総裁(=次期総理大臣候補)の下、一枚岩になるだろうことがほぼ確実だからだ。

 自分の考えもなく、周りの雰囲気に引き摺られ、情動で動く多くの国民の目には、それが清新なものに映るであろう。そして喉元過ぎれば熱さを忘れる。

 つまり来たる衆議院議員選挙に向かって、自民党は準備万端で臨戦態勢に入るだろうと思われる。というより確実にそうなるはずだ。

 言わば菅義偉という人物は、自民党再建の『捨て石』あるいは『贖罪の山羊』にされたのではなく、なったのだ。それも図らずも自らの意思で・・・。

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