プーチンが仕掛けた戦争をどう思うか?! [正論!]
ウクライナ侵攻でプーチンロシアが画策しているのは力による現状変更である。
かつてチェチェンやグルジア(現ジョージア)でやって成功したのに味を占めて、三匹目のドジョウを狙っているように思える。であれば、ロシアは今後ほぼ間違いなく軍事的に支配下に納めた地域で、国家帰属に関する不正な住民投票を実施し、ウクライナから分離独立させることを画策するであろう。
これはロシアの常套手段だ。そうして帝政ロシア時代からソ連を経て新生ロシアになってからも同じことを繰り返して来た。それがロシアという国家の本質です。
ただしここで注意しなければならないのは、ロシアという国家と、ロシア国民は切り離して考えなければならないということ。それが出来ない人が、ウクライナ人が経営するロシア料理店に嫌がらせをするなどという、単純で短絡的で愚かな行動に及んでしまう訳です。
そうした諸々の浅ましい行為を人類は有史以前より連綿と繰り返して来たのです。ですから『21世紀にもなって』などという発想はまったく以て無意味です。元々人類は愚かなのです。そこに洋の東西や老若男女、更に言うならば国籍も民族の違いもありません。
ですから『歴史は繰り返す』という箴言は真実だと思います。
そこから学ぶこと。それは『禍根を残してはならない』ということです。
日本では当事者感の欠如と無知蒙昧さとが相俟って、「ウクライナにも(戦争が起こった)責任がある」とか「(戦争そのものが悪なのだから)戦争の当事国である両方が悪いのだ」などという珍説が罷り通っているようで、それに惑わされている「意識低い系」の方々も大勢いるのが現実です。
しかし国際法からすれば、明らかに悪いのはプーチンロシアだけである。力による現状変更を試みているロシアから、ウクライナは自国民と自国の領土を守るために戦っている。それはあくまでも合法であり、国際法上だけでなく、多くの国々の憲法でも明確に記載されている、国家存立の要諦であり権利であり義務である。
だとしたら、力によって奪われた領土と人民は、力も含めたあらゆる合法的な手段によって取り返す。それこそが国家とそこに住む国民の願いであり、正義です。それ以上でもそれ以下でもありません。
だからこそ私は、「ウクライナにも責任がある」とか、「ウクライナとロシア双方が悪い」という論調や風潮は間違っていると考えています。ですからウクライナのこの部分は駄目だとか、ロシアの言い分にも一理あるなどという考えは、本質から大きく外れる枝葉末節な部分に目を囚われた愚昧な考えだと断じましょう。・・・結局、南極、大局的〜な(しょうもない駄洒落です)見地に立って物事を見ないと、本質を見誤ることにもなりかねない。
真実は、ウクライナには正当性がありロシアは間違っている。それ以外の何ものでもありません!
因みに問いますが、ロシアが北海道を攻めてきたらあなたは無抵抗で領土を引き渡しますか?
構わないと思うなら、それは非国民である以前に卑怯者、あるいは臆病者というものです。
人には時に命以上に大事なものがあります!
侵略を許したらその先には隷属があるだけです。奴隷になることをあなたはお望みですか?
<皆様へのご連絡>
・ウクライナの「キエフ」という首都名は、今日からウクライナ語の『キーウ』になるらしい。
・だったらポルトガルの首都名は「リスボン」から『リシュボア』に変えるべきだろう。
・この記事は、前記事でお約束した『短文』ではありません。
・上記『短文』ですが公開期日は未定です。明日かも知れないし半年後かも知れません。
・上記『短文』は『短文』と言いながら『長文』になる可能性無きにしも非ず。
・改めて思った。こうして一旦ブログから距離を置くと、精神衛生上好ましいを状態を保てます(^_^)
・これは一般論としてのお話しですが、世の中で、馬と鹿を相手にするのが一番疲れます。
・それとこれも一般論ですが、馬と鹿は感染(うつ)るんです。共〇鹿という奴です!
・ついでにお伝えしますが、体調は大分良くなりました。
・We will see you again!