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YOKOSUKA STORY<後編> [旅行・紀行文]

日ハムスタジアム.jpg


<本文とは全く関係ありませんが、先日近くにある日ハム鎌ケ谷スタジアムに行って来ました>

 わたくしめ、昨年の十一月を以て技術者という肩書きを外しました。辞めるまで紆余曲折はありましたが、このままで良いのかという自問自答の末の決断でした。仕事上のお付き合いのある方々からは、行く末を危惧され、それで慰留されたりもしましたが、自分がこれから為そうということに比べれば、それは些細なことだと判断しました。他人が自分をどう思おうが元々関心はありません。他人を頼ることも良しとしません。頼れるのは自分だけという気概はずっと持ち続けていました。ですから後は決断のみであったのです。
 過去があって今があるのは道理です。ですが本当に大事なのは今この時と未来です。何故なら、過去は変えられないけれど、今と未来は、己の心の持ち様と、その行動を以て、幾らでもどの様にでも変えることが可能だからです。ですから、その時点で残り少ない人生を、係累や他人の為ではなく、自分の思うままに生きてみようと決意したのです。そしてわたしの決意が固いのを見て結局のところ細君もそれを許してくれました。容易に道が切り開かれないのは分かっています。ですが決意した以上、やろうと決めたことは必ず遣り遂げなければなりません。

 実を云えば、わたしにその決断をさせたのは一匹の犬でした。しかし、その決断をさせた犬は今はもういません。そして彼の死が、わたしに大きな変化をもたらし、この世の無常と儚さと真実とを改めて知らしめたのです。

 彼はわたしにとって忠犬です。

 何ものにも代えがたい存在でした。

 そして今でもわたしの心の中に生きています。

 人生は自分が思うより長くはない。だとすれば生きている内に何を為すべきかを決め、それを実行しなければならない。そしてそれは今をおいて他にはない。遣らねば!


注)記事の末尾に本文とは関連がありませんが緊急追記があります。是非ともそれをご覧下さい。

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YOKOSUKA STORY<前編> [旅行・紀行文]

トランプバーガー.jpg

 

 ふと思い立ち横須賀の街を訪ねた。家から二時間弱のプチ旅行。

 総武・横須賀線を使って細君と二人で出掛けた。

 細君は横須賀は初めてというが私も似たり寄ったりである。

 空は生憎の雨模様。

 だが雨に祟られるという程ではない。

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ある日突然思い出した。<想い出のランチ> [旅行・紀行文]

ツアーショップ.jpg



 それは2011年のことだ。

 僕たちはイングランドのレイク・ディストリクト、つまり湖水地方のニア・ソーリー村に行った。妻と友人の英国人夫妻と四人でピーターラビットで有名なビアトリクス・ポターの晩年住んでいたというヒルトップ農場に行ったのだ。

 そこで入場の順番を待つ間、僕たちは近くの『タワー・バンク・アームス』というパブで遅い昼食を摂ることにした。

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おら、安曇野に行って来ただ! [旅行・紀行文]

02.jpg




 あのね、一応オフィシャルには小説の取材旅行つぅ〜事になってるのね。

 でも何故か、腕が真っ赤なのね。あと首筋も!

 台風3号が過ぎ去った翌日だというのに、安曇野は強い日差しが照りつけました。

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台湾紀行 其の六 [旅行・紀行文]


御札.jpg



 インスピレーションが湧かない。

 気分転換で再び安曇野に行って来ます。

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台湾紀行 其の五 [旅行・紀行文]

石碑.jpg


一寸先は闇


この日わたしは怪我をした。そして楽しいはずの旅行は・・・。

 

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楊貴妃は、たぶん、こんな顔(台湾紀行 其の四) [旅行・紀行文]

バラ.jpg




 今回のテーマは前回予告しました通り、中国唐代の『絶世の美女』と言われたあのお方は、いったいどんなお顔をしていたのかというお話です。
 中国を代表する美女、楊貴妃は実際はどういう顔立ちでどんな体型だったのか、つまりその容姿ですが、驚くことにリアルタイムで実物を見て、絵画や像が制作された事は一度もないのです。つまり、楊貴妃は絶世の美女だったというのはすべては文献による推測と伝聞でしかありません。というより当時の文献には楊貴妃の名前とエピソードは載っていても容姿に関するものは殆どないのが実情なのです。



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台湾紀行 其の三 [旅行・紀行文]

ゴールデンレトリーバー.jpg


<哀しきゴールデンレトリーバー:急いでiPhone出して撮ったんですけど間に合わず>
 いやぁ、正面から撮れなかったのが残念。本当のキンキラキンのゴールデンレトリーバーでした。どっかに 護送中 搬送中だったんでしょうねぇ。きらびやかな割には背中に哀愁が漂ってます。


 5月の29日に締切日より二日早く『お仕事』終えました。
 それで、浅草の出店で仕事をしている友達のところに遊びに行ったり、この二日間色々楽しんでおりました。そして、次の新しい目標を決めて、今日から再始動です。
 何しろ今年になって無収入ですから(>_<)

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台湾紀行 [旅行・紀行文]

hoteisama.jpg


 台湾へ行って来ました。

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西班牙(スペイン)旅行記Ⅲ [旅行・紀行文]

スペインの朝飯.jpg
 
 
 スペイン人は朝、通勤途中にBar<バル>(居酒屋、バー、パブ)に寄って朝食を摂る。
 
 スペインに来てからは毎朝バルで朝食を摂ったが、スペイン人は甘いのがお好きらしくチュロスにホットチョコレートいう組み合わせ(上記の写真)が定番らしい。だが、最近はトーストにカフェ・コン・レーチェや生ハムの挟まったサンドイッチなども多くなって来た様だ。その他に11:00頃になるとまた軽い食事をするためにバルに寄る。そして14:00から2時間も掛けて昼食を摂り、午後の5時か6時から仕事を再開して午後8時前に仕事を終えてそれから軽い夕食を摂ったり、バルでアルコール類を飲んだりタパスという小皿料理を食べながら店をハシゴするというのも多いらしい。つまりスペイン人は一日に四回食事をする訳だ。おやつやアフターヌーンティーなど無いからすべて食事なのだ。
 ちなみにスペインではレストランの事をTabernaというと教わった人も多いと思うが看板に殆どその表記はなく、ごく普通にRestaurantと表示されていた。読みもイタリア語の様に<リストランテ>なんて呼びはしない。道を尋ねた事は何度もあったが通常の<レストラン>で通じない事は一度も無かった。
 

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西班牙(スペイン)旅行記Ⅱ [旅行・紀行文]

バルセロナのお宿.jpg
 
 バルセロナ空港(BCN)から宿泊したオスタル・ジローナに着いた翌日、現地時間8:48朝のジローナ玄関前を通りの反対側から撮影したものです。前の道路が傾斜しているのがお分かりでしょうか。下がっている写真右手が海側で、このまま海に向かって傾斜しています。
 それにしてもこのお宿の木製門扉の重厚な事、歴史を感じますね。高さは4m以上あります。1階2階の両側はビジネススクールになっていますので3階がオスタルになります。オスタルとはオテル(HOTEL)の下の格付けで家族経営などの小規模な宿泊施設となります。因みにスペイン語でHは無声音で発音しません。中に入ると両側に石の階段が2階まで続いていてそして更にその上階の3階にオスタルはあります。階高が高いのとスーツケースを持っては上がれないのでエレベーターを使いましたがこれがまた古い。夜のエントランスホールの照明も薄暗くエクソシストのオープニングか恐怖映画に出て来る幽霊屋敷の様でうちの奥様は最初不安になりましたが、わたしは喜色満面で乗り込みました。この歯車を多用したメカニカルでスケルトンな古式ゆかしいエレベーターは一目で好きになっちゃいました。動く様をビデオまで撮っちゃいました。(非公開です)
 ところで、スペインでは地上階が0F、2階が1Fになります。ヨーロッパは大体その表記で、国によっては地上階はG、つまりグランド階表記となります。ですからエレベーターで3階に行こうと思ったら2Fを選ばないと更にひとつ上の階に行ってしまいます。わたしは慣れていますので間違えませんが、皆さまもヨーロッパに行ったらご注意を!
 

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ご無沙汰しておりますⅡ [旅行・紀行文]

何処にでも悪戯書きはある.jpg 

 何処にでも悪戯書きはあるもので、ここ世界遺産スペイン(Espana)のトレド(Toledo)も例外ではない。書かれている文字は英語だから英語圏の欧米人か濠州・新西蘭人の手になるものだろう。取り様によっては示唆に富んだ内容なので敢えて掲載した。しかし今回も旅行を通して悪戯書きは多かったね。でも日本人や韓国人と中国人は自分の名前を書くとか単純なものが多くて少しも面白くない。そもそも世界遺産に悪戯書きなどするべきではない。それでも捕まるのと重い刑罰を受けるのを覚悟で、敢えてするというのならば、せめてウイットに富んだ悪戯書きをするのが礼儀というものだ。因みにトレドの旧市街全体が歴史的世界遺産だが、この悪戯書きがされたのは、明らかに世界遺産登録以後に設けられた観光客を高台にある旧市街に誘導するエレベーターとエスカレーターを収容するコンクリートと鉄とアルミサッシで構成された建物であり歴史的建造物では断じてない。

 外国まで来て、グラダファミリア教会(Basilica de la Sagrada Familia)の螺旋階段の壁に書いてあった様な「〇〇ちゃん大好き DAI〇KE」はないだろうと思う。日本人の馬鹿丸出しじゃあ頂けない。欧米人の悪戯書きもあったがスペイン語は見掛けなかった。あ、真似しちゃ駄目ですよ。世界遺産なんだから。日本の寺院に敬意を払う様に、外国の教会や歴史的建造物にも敬意を払いましょう。

 ところでトレドのこの悪戯書きを日本語風に訳せば、「~in the first place」という構文が理由や論点を列挙する時の、「第一に」とか、「まず」とか、「そもそも」とかいう意味なので、

「もしかしたら神はあんたが好きじゃない。そもそも神はお前を望んでいなかったんだぜ」

 と、イラストの雰囲気からすると訳した方が良いかも知れない。という訳で、

 夫婦でスペインに個人旅行で三週間弱行って来ました。

 我が家の夏の恒例行事です。

 

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<Lake District2/5・story 8>The land of promise [旅行・紀行文]

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 月のない夜に闇討ちに遭いました。

 このすぐ後の画像はあまり気持ちの良いものじゃないのでスルーして結構です。(笑)

<続きを読んで見ましょう>


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<Lake District1/5・story 7>The land of promise [旅行・紀行文]

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<この花<エゴノキ>の咲く頃に今の仕事が始まったのだが・・・> 

 九月末でやっとひとつの仕事が終わった。しかし仕事を終えた充実感も安堵感も今の私にはない。

<続きを読んで見ましょう>


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<story 6>The land of promise [旅行・紀行文]

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        <久々に巻頭を飾る陛下の凛々しい横顔(古い写真しかなくてゴメン)>

 外国を訪れると自分は日本人なのだと強く感じる。日本の事を聞かれるとその国の言葉など殆ど話せないにも拘わらず身振り手振りも交えて出来るだけそれに答えようとする自分がいる。何より自分が日本人である事を誇りに思っているからこそ日本を、そして日本人をもっと知って貰おうという意識が働くのだろう。

<続きを読んで見ましょう>


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<story 5>The land of promise [旅行・紀行文]

 やはり小説としては無理があった。この際紀行文若しくは随筆と訂正して置こう。過ちを正す事に憚る事無かれ;;(^o^);;

1107291139.jpg 

<banburyのここで食べた遅い朝食はとてもおいしかった'11.07.29>

 わたしの心はいつも旅人である
 流れゆくあの雲の如く誰もその行く先を知らず
 水面(みなも)に揺蕩う(たゆたう)その浮き草の様に
 いつしか皆の前から忽然と消えてなくなる

 わたしにはそんな人生が似合っている

<続きを読んで見ましょう>


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