YOKOSUKA STORY<後編> [旅行・紀行文]
過去があって今があるのは道理です。ですが本当に大事なのは今この時と未来です。何故なら、過去は変えられないけれど、今と未来は、己の心の持ち様と、その行動を以て、幾らでもどの様にでも変えることが可能だからです。ですから、その時点で残り少ない人生を、係累や他人の為ではなく、自分の思うままに生きてみようと決意したのです。そしてわたしの決意が固いのを見て結局のところ細君もそれを許してくれました。容易に道が切り開かれないのは分かっています。ですが決意した以上、やろうと決めたことは必ず遣り遂げなければなりません。
実を云えば、わたしにその決断をさせたのは一匹の犬でした。しかし、その決断をさせた犬は今はもういません。そして彼の死が、わたしに大きな変化をもたらし、この世の無常と儚さと真実とを改めて知らしめたのです。
YOKOSUKA STORY<前編> [旅行・紀行文]
ある日突然思い出した。<想い出のランチ> [旅行・紀行文]
おら、安曇野に行って来ただ! [旅行・紀行文]
楊貴妃は、たぶん、こんな顔(台湾紀行 其の四) [旅行・紀行文]
今回のテーマは前回予告しました通り、中国唐代の『絶世の美女』と言われたあのお方は、いったいどんなお顔をしていたのかというお話です。
中国を代表する美女、楊貴妃は実際はどういう顔立ちでどんな体型だったのか、つまりその容姿ですが、驚くことにリアルタイムで実物を見て、絵画や像が制作された事は一度もないのです。つまり、楊貴妃は絶世の美女だったというのはすべては文献による推測と伝聞でしかありません。というより当時の文献には楊貴妃の名前とエピソードは載っていても容姿に関するものは殆どないのが実情なのです。
台湾紀行 其の三 [旅行・紀行文]
いやぁ、正面から撮れなかったのが残念。本当のキンキラキンのゴールデンレトリーバーでした。どっかに 護送中 搬送中だったんでしょうねぇ。きらびやかな割には背中に哀愁が漂ってます。
それで、浅草の出店で仕事をしている友達のところに遊びに行ったり、この二日間色々楽しんでおりました。そして、次の新しい目標を決めて、今日から再始動です。
何しろ今年になって無収入ですから(>_<)
西班牙(スペイン)旅行記Ⅲ [旅行・紀行文]
西班牙(スペイン)旅行記Ⅱ [旅行・紀行文]
ところで、スペインでは地上階が0F、2階が1Fになります。ヨーロッパは大体その表記で、国によっては地上階はG、つまりグランド階表記となります。ですからエレベーターで3階に行こうと思ったら2Fを選ばないと更にひとつ上の階に行ってしまいます。わたしは慣れていますので間違えませんが、皆さまもヨーロッパに行ったらご注意を!
ご無沙汰しておりますⅡ [旅行・紀行文]
何処にでも悪戯書きはあるもので、ここ世界遺産スペイン(Espana)のトレド(Toledo)も例外ではない。書かれている文字は英語だから英語圏の欧米人か濠州・新西蘭人の手になるものだろう。取り様によっては示唆に富んだ内容なので敢えて掲載した。しかし今回も旅行を通して悪戯書きは多かったね。でも日本人や韓国人と中国人は自分の名前を書くとか単純なものが多くて少しも面白くない。そもそも世界遺産に悪戯書きなどするべきではない。それでも捕まるのと重い刑罰を受けるのを覚悟で、敢えてするというのならば、せめてウイットに富んだ悪戯書きをするのが礼儀というものだ。因みにトレドの旧市街全体が歴史的世界遺産だが、この悪戯書きがされたのは、明らかに世界遺産登録以後に設けられた観光客を高台にある旧市街に誘導するエレベーターとエスカレーターを収容するコンクリートと鉄とアルミサッシで構成された建物であり歴史的建造物では断じてない。
外国まで来て、サグラダファミリア教会(Basilica de la Sagrada Familia)の螺旋階段の壁に書いてあった様な「〇〇ちゃん大好き DAI〇KE」はないだろうと思う。日本人の馬鹿丸出しじゃあ頂けない。欧米人の悪戯書きもあったがスペイン語は見掛けなかった。あ、真似しちゃ駄目ですよ。世界遺産なんだから。日本の寺院に敬意を払う様に、外国の教会や歴史的建造物にも敬意を払いましょう。
ところでトレドのこの悪戯書きを日本語風に訳せば、「~in the first place」という構文が理由や論点を列挙する時の、「第一に」とか、「まず」とか、「そもそも」とかいう意味なので、
「もしかしたら神はあんたが好きじゃない。そもそも神はお前を望んでいなかったんだぜ」
と、イラストの雰囲気からすると訳した方が良いかも知れない。という訳で、
夫婦でスペインに個人旅行で三週間弱行って来ました。
我が家の夏の恒例行事です。
<story 6>The land of promise [旅行・紀行文]
<久々に巻頭を飾る陛下の凛々しい横顔(古い写真しかなくてゴメン)>
外国を訪れると自分は日本人なのだと強く感じる。日本の事を聞かれるとその国の言葉など殆ど話せないにも拘わらず身振り手振りも交えて出来るだけそれに答えようとする自分がいる。何より自分が日本人である事を誇りに思っているからこそ日本を、そして日本人をもっと知って貰おうという意識が働くのだろう。
<story 5>The land of promise [旅行・紀行文]
やはり小説としては無理があった。この際紀行文若しくは随筆と訂正して置こう。過ちを正す事に憚る事無かれ;;(^o^);;
<banburyのここで食べた遅い朝食はとてもおいしかった'11.07.29>
わたしの心はいつも旅人である
流れゆくあの雲の如く誰もその行く先を知らず
水面(みなも)に揺蕩う(たゆたう)その浮き草の様に
いつしか皆の前から忽然と消えてなくなる
わたしにはそんな人生が似合っている