バルセロナ空港(BCN)から宿泊したオスタル・ジローナに着いた翌日、現地時間8:48朝のジローナ玄関前を通りの反対側から撮影したものです。前の道路が傾斜しているのがお分かりでしょうか。下がっている写真右手が海側で、このまま海に向かって傾斜しています。
 それにしてもこのお宿の木製門扉の重厚な事、歴史を感じますね。高さは4m以上あります。1階2階の両側はビジネススクールになっていますので3階がオスタルになります。オスタルとはオテル(HOTEL)の下の格付けで家族経営などの小規模な宿泊施設となります。因みにスペイン語でHは無声音で発音しません。中に入ると両側に石の階段が2階まで続いていてそして更にその上階の3階にオスタルはあります。階高が高いのとスーツケースを持っては上がれないのでエレベーターを使いましたがこれがまた古い。夜のエントランスホールの照明も薄暗くエクソシストのオープニングか恐怖映画に出て来る幽霊屋敷の様でうちの奥様は最初不安になりましたが、わたしは喜色満面で乗り込みました。この歯車を多用したメカニカルでスケルトンな古式ゆかしいエレベーターは一目で好きになっちゃいました。動く様をビデオまで撮っちゃいました。(非公開です)
 ところで、スペインでは地上階が0F、2階が1Fになります。ヨーロッパは大体その表記で、国によっては地上階はG、つまりグランド階表記となります。ですからエレベーターで3階に行こうと思ったら2Fを選ばないと更にひとつ上の階に行ってしまいます。わたしは慣れていますので間違えませんが、皆さまもヨーロッパに行ったらご注意を!