スペイン人は朝、通勤途中にBar<バル>(居酒屋、バー、パブ)に寄って朝食を摂る。
 
 スペインに来てからは毎朝バルで朝食を摂ったが、スペイン人は甘いのがお好きらしくチュロスにホットチョコレートいう組み合わせ(上記の写真)が定番らしい。だが、最近はトーストにカフェ・コン・レーチェや生ハムの挟まったサンドイッチなども多くなって来た様だ。その他に11:00頃になるとまた軽い食事をするためにバルに寄る。そして14:00から2時間も掛けて昼食を摂り、午後の5時か6時から仕事を再開して午後8時前に仕事を終えてそれから軽い夕食を摂ったり、バルでアルコール類を飲んだりタパスという小皿料理を食べながら店をハシゴするというのも多いらしい。つまりスペイン人は一日に四回食事をする訳だ。おやつやアフターヌーンティーなど無いからすべて食事なのだ。
 ちなみにスペインではレストランの事をTabernaというと教わった人も多いと思うが看板に殆どその表記はなく、ごく普通にRestaurantと表示されていた。読みもイタリア語の様に<リストランテ>なんて呼びはしない。道を尋ねた事は何度もあったが通常の<レストラン>で通じない事は一度も無かった。