今回の新型コロナウィルス禍を顧みて思うのは、日本人がお上を崇める体質は、長い歴史の中で、もはやDNAに織り込まれた民族的資質なんだろうなと思う次第です。
- U3の独白
今回の新型コロナウィルス禍を顧みて思うのは、日本人がお上を崇める体質は、長い歴史の中で、もはやDNAに織り込まれた民族的資質なんだろうなと思う次第です。
モリカケ問題、桜を見る会問題、憲政を無視した閣議決定という常套手段の濫用。数え上げればキリがないが、これほど政府のやる事に疑問を抱かない、もしくは疑念を抱いていても、非難、或いは糺弾をしない国民性は一体何なのだろうと思う。
お隣の韓国に見られるような、気に入らなければ時の政権まで倒してしまう国民性は些か行き過ぎていると思うが、単に醒めているとか諦めの感情が先に立つというような事では解明できない、日本人の本質がここにはあるように思えてならない。
思うに、矢面に立ちたくないとか、意見を周りに合わせるという風潮は『和を以て貴しとなす』という意味の履き違えだと思う。
『出る杭は打たれる』と思いこんでいる人が多いが、小生にしてみれば杭の頭が肩より高く、槌が打ち込めない程思いっ切り出ていれば、批判分子も容易に杭を叩く事は能わないという経験値がある。ゆえに批判の矢面に立つのを苦にしなければ、正しい事を正しいと主張することは精神衛生上も良いという事が分かるだろう。
ところでもう一つの特徴的国民性として小さな利を得ようとしたり、既得権益を守ろうとする傾向が強いという事が挙げられようか。自分もしくは自分達だけ良ければそれで良いと考えている国民が過半であるように思える。
『捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』とか『己を捨て他を扶ける』という意識は希薄だといえよう。『情けは人の為ならず』は、結局自分を利するための格言であることを思うと、日本人の根源的な性癖なのかなと思ってしまう。
そんなお国柄だから、幾ら時の政権が腐敗したり不正を働いても、何一つ文句を言わない。時間が経つと苦い経験でも憤りでも忘れてしまう。朝鮮民族の千年恨は異様だが、自分が遭遇した過去ぐらいは覚えておけと言いたい!
そこであなたに問いたい。
『付和雷同を旨として、周りを気にして一生を生きていく積もりですか?』
<昨日の夫婦の会話>
妻:「ねえ、今夜カレーにしようと思うけど、ゆうさんどんなカレーがいい?」
U3:「鰈はやっぱ煮付けでしょ!」
我が家の夫婦の会話の五割は噛み合わない。