COVID-19 Syndrome Part ⅩⅨ

　『禍転じて福と為す』

　苦しいと思うより、つらいと思うより、楽しいとか嬉しいと思える方が良いに決まっている。だとしたら後ろ向きに考える（マイナス思考）より、前向き（プラス思考）にものごとは考える方が正しい考え方、生き方だと思う。

　いま私たちに出来る新型コロナウイルスの正しい克服の仕方は、ストレスの発散を図ることよりも、むしろ『プラス思考への発想の転換』ではなかろうか。

　或る方のブログにお邪魔してこんなコメントをしました。

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　初めてコメントします。言いたいことを書きます。お許しください。

「政府を批判したところでウイルスは消えてくれません。自分の頭で考えて出来る範囲で最善と思われる行動を取ることが今一人一人に求められているのだと思います」

　と、記されて居られますが、たとえ個人で最善を尽くしたとしてもコロナウイルスに罹らない保証はどこにもありません。そして今回の新型コロナウイルスという禍は天災と同時に人災でもあります。その人災とは政府によるものです。ですから為政者の怠慢あるいは無為無策の所為で多くの国民が死んだり病気で苦しむのであれば、それは批判されて然るべきだとわたしは思います。
　これほど政治が人々の生活に、深く密接に関わっていることを実感したことは、かつてなかったのではないでしょうか。
　人は批判されて、それに応えてこそ、初めて成長できるのだとわたしは思います。政治も然り。現政権の長のように批判されるのを恐れて逃げ回っていては国民は浮かばれません。いくら最善を尽くそうと、自分ひとりでは何も出来ません。日本を変えるためには多くの人が間違ったことを間違っていると指摘し批判することで、結果的にそれが大きな力となり世の中を変えることに繋がるのだと思います。諦観や傍観や静観で世の中がより良い世界に変わることはけしてないのです。

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　・・・そんな御大層なことを書いたわたしですが、批判が過激すぎて普段なかなか皆様には真意がご理解頂けないのが残念。(＾0＾))☆爆笑☆((＾Q＾)v

　という訳で冒頭の『禍転じて福と為す』に繋がるのですね。

　いくら政府や安倍政権の無為無策を批判しても何も変わらないんだったら、自分たちが自分たちの世界をより良い世界に変えるしかないんじゃないか。そう思い自分たちで何とかしようと行動を起こし実践することの方が、下手な現金給付に期待するより、精神衛生上は何倍良いか分からない。つまり『プラス思考への発想の転換』です。

　批判するだけじゃ何も変わらない。行動を起こすなら、やるなら今でしょ！

　それでもわたしは安倍晋三と自公政権を批判するけどね。(oﾟ∀ﾟo)(*´∀｀*)(^_^)

＜ちょっと寄り道＞

　安倍晋三総理大臣は通勤や出社するのを７割減らせば感染を抑えられると国民に「自粛要請という脅し」を掛ける。だがそれが実現可能かどうかについては一切触れないし、そのために休業補償をするともけして言わない。これが総理大臣の口から出るということが嘆かわしい。国民を救えないのなら総理なんか辞めちゃいな！

　休業補償で思い出したけど、政府が休業要請した店舗への補償はしないと断定したので、地方自治体は（都府県だけでなく市レベルでも）独自に補償を出す方向に動いているね。ある意味地方自治体は国を見限ったとも、当てにしないことにしたとも言える状況になりつつあるのかも知れない。

　そういえばＴＢＳの「ひるおび」で、安倍御用達エセ政治評論家の田崎（ス）史郎が、安倍の嫌いな小池都知事の休業補償対策にケチをつけようと、またバカなことを言っていた。

　曰く、「これ（小池都知事の言う休業補償のこと）は、対象が風俗店や水商売の人たちも入っているので、いわゆるキャバクラ嬢の給料なんかも補償するってことなんですよ。それは如何なものかと私は思うんですね。みなさんもそこのところはよく理解しておいた方がいいと思うんですよね！」

　聞いた瞬間、こいつ本っ当〜〜〜〜に『クズ』だと思いました。

　安倍の差し金でこんなこと言ったんだろうな。おまえが安倍晋三と会食する高級寿司店とおまえも行ってるだろう銀座の高級クラブと、庶民が行くキャバクラといったいどこが違うんだ！　客にサービスを提供するのはみな同じだろう。それなのに何だ。如何なものかだと。それって明らかな職業差別だろ。風俗店だって営業許可を貰い税金だって納めてんだぞ。けして脱税してる訳じゃない。無許可で営業してる訳でもない。同じ国民だろう。普段大いにお世話になってるくせに、こんな時だけ他人を職業で見下すのか！　それがおまえの本性かよ。おまえ職業や職種で人を差別するの加代！！！　人間性を疑うとまでは言わない。だが俗物で偏狭な心根の持ち主であることだけは良〜く分かったよ。おまえ、本当に本当に、最低ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜の男だな。

　高級寿司店で安倍と会食をしているのを自慢してるから、影で「田崎スシロー」と揶揄され、私には「田崎（ス）史郎」と渾名されている、この大馬鹿者の面目躍如（もちろん反語の意味で理解してね）だといえよう。ＴＢＳもこんなエセ政治評論家もう呼んじゃ駄目だと思う。見識疑われちゃうよ。

　まあ「羽鳥慎一モーニングショー」には、玉川徹がいるからこんな発言はけして許さないだろうけど、「ひるおび」では（ス）史郎にはＭＣの恵をはじめ誰も口を挟まないからな。八代も一見まともで無難な発言しかしないから駄目だし、田崎に反論したところなど見たことないしね。水商売にも風俗店にも縁のないわたしだけれど、職業とか業種によって人を差別したり見下すような馬鹿野郎だけはけして許せないんだよ。それで久し振りに頭に来たので思わず喚いちゃいました。(^.^)ご(-.-)め(__)ん(-｡-)ね(^.^)

　閑話休題。

＜ここからが本題＞

　テレワークの出来る人は幸運ですね。（これ批判じゃないから♡）

　そういう環境に恵まれている人がいる一方で、テレワークをしたくても色々制約があって出来ない企業も会社員もいる。

　したくても職種によっては外に出ざるを得ないし、会社が対応していなくてテレワークが元々不可能な人や、３０万円の給付対象になっていない人や、その他大勢の仕事をするために、外に出掛けていかなければ生きていけない国民がいることが、この試算の中には入っていない。

　出社するな！接触機会７割削減に協力しろと「強要」はするけど、休業補償はしない。ＷＨＹ？　政府の補償がないために営業せざるを得ない中小企業や小売業やお店があることを、仕事を休めと指示しても尚、休業補償もせずその悲痛な声をも無視し続けるのだろうか。この政権もう駄目だな。

　４月１２日に安倍晋三総理大臣は実情も実現性もまったく無視して、こうして会社員の通勤の７割削減を理由に、更なるテレワークを『強要』したけど、それに従えるしがないサラリーマンが、一体全体何パーセントいるのだろう。

　ＴＶで見たからこれはヤバイと思い、またもや思いつきで急いで会見開いて指示したんだろうな。俺が命令すれば国民はすべからく将棋の駒みたいに動くべし、とでも思ってるのかも知れないね。でもなあ、将棋は差し手がへぼだと駒が死んじゃうんだよ。分かるか。へぼはお前だよ。お前に従ってコロナで死にたいなんてヤツは（ス）史郎しかいねえだろ。みな危険を冒しても行かなければならないから毎日会社に通ってるんだぞ。国民に指示や要望や要求をするんじゃなくて、国民が危険な目に遭わないような環境を政治の力で作るのがお前の役目だろ。こういうのを本末転倒って言うんだ。分かったか！　まあお前の辞書には「本末転倒」も「恥を知る」って言葉もないだろうけどな。

　新型コロナウイルスの恐怖という実感がコイツらまったくないんだよ。所詮他人事なんだよ。こうした会見を開くことで、後々感染を抑えられなかったら、「国民が協力しなかったからこうなったんだ」と嘯くつもりなんだろうなきっと。電車通勤している会社員の殆どはテレワーク遣りたくても出来ねーんだよ。分かるか？　その理由？　あのな、お前が徹頭徹尾無能だからだ！

　安倍も麻生も加藤厚労相も菅官房長官も、かつて一度でも朝の品川駅の階段やコンコースを歩いたことがあるのだろうか。東京駅の中央通路を歩いて山手線に乗り換えたことがあるのだろうか。新宿駅の地下中央コンコースを歩いて各線に乗り換えたことがあるのだろうか。否、知らないからこそ言えるのだろう。当事者じゃないからこそ言えるのだろう。たとえ不祥事が露見しても、国会を欠席しても、公職選挙法違反が濃厚でも、逮捕さえされなければ給料が満額貰える高給取りの議員先生様々である限り、庶民のことなど分かりはしない。それは与党議員だろうが野党議員だろうが同じだ。

　そう思われたくなければ遮二無二この国難に向き合え。立ち向かえ。

　わたしなんかもう与野党含めて議員など誰ひとり期待してないからね。だってこの国難だというのに誰ひとり命を賭けて国民を守ろうという政治家が現れないんだぜ。国会議員の中からは！

　地方自治体の長の方が遙かにその自治体の人々の暮らしや生命を守ってくれているよ。森田千葉県知事はクソだけどね。小池都知事だけじゃなくて、千葉県では森田がクソなおかげで、市川市長とか、千葉市市長とか、船橋市長は独自に休業補償をやりだしたよ。頭が駄目なら下が動くしかないんだよ。でも国会は駄目だな。次の衆議院議員選挙は与野党総入れ替えだ！

　閑話休題

　休業を求めながら当然あるべき補償をしない安倍政権と国民との間の認識の乖離はいまや明らかだ。それは致命的でさえある。

　厚労省の試算では８割の行動自粛でウイルス感染を抑えられたとしても、経済的な面から見た国民の抱える実情からすれば、現実には実現不可能な試算なのはあらゆる観点から見ても、もはや明らかだ！　いくら総理大臣が国民に「強要」しようともね。実現不可能です。７割のテレワーク実現も絵に描いた餅です。

　これは感染予防策だけでは解決できない問題なのです。経済対策と合わせて対策を練らなければ、人の行動は抑制できないのです。そのことが分かっていて補償はしたくないという、何もしない為政者、その集まりである国民見殺し政権の存在意義など果たしてあるのだろうか？

　為政者って、「政治を為す（行う）者」という意味でしょう。だとしたら、ブロ友の（と、わたしが勝手にそう思っている）『なかちゃん』が、以前拙ブログのコメント欄で言い当てた「偽政者」の方がお似合いだし、的確かつ見事にこの人物とその政権の本質を捉えているだろう。

　閑話休題。いかんいかん、また脇道に逸れてしまった(*´∀｀*)

　３０万円現金支給も、経済アナリストの森永卓郎氏によれば、現実には９割の人が現金支給の対象ではないらしい。しかもその９割のうちの過半が何の休業補償もないから働かなければ生きていけない。テレワークも何の休業補償なくただ掛け声だけでは一向に先に進まない。そんな人実際大勢いますよ。

　だから安倍総理や政府の言うことなんて『机上の空論』だって言ってるんです。

　何故ならそういう現状というより現実の世界を見れば、どだい８割の国民がおんもに出ないでいられる訳がない。７割のサラリーマンがテレワークで会社に出勤しなくて済む訳がない。そんな机上の空論を振り翳すって、あんたら「バーチャルな世界に生きてるダーティーキャラ加代」って話です！！！　所詮よそ事なんだよ。あんたら自分たちだけは雲上人だとでも思っているんだろうなぁ。

　実現性の低い、現実を無視した精神論をあれこれ持ち出して、

「みんなで力を合わせて何とかしてこの国難を克服しましょう」

　もいいけど、そこに本当に日本の未来はあるのか？　一体全体誰がついて行く？

　根拠も希薄な絵空事を基に、国民への過度な期待や、皆でがんばりましょう的な精神論や、神頼みに将来を託すほど、わたしは楽観論者じゃありません。

　というより、わたしだけじゃなく大多数の人が安倍政権など信じていないし、もはや言うことなど聞きはしないのです。そりゃそうだ。あの条件付きの３０万円支給で助けてくれないことが分かったんだから。あれがすべてを象徴していたんだから。あれで安倍晋三が国民の事など本当のところは考えていない、という真実が最終的に明らかになったのだから。

　新型コロナウイルスは１年で収束できるかどうかも分からない代物だ。実際誰も分からない。専門家でさえもね。現時点で克服した国家は発生源の中国を含めても唯の一国も存在しない。つまり実際にはまったく先が見えないのだ。

　そして日本に於いて、将来を見えなくしている最大の原因は、間違いなく忖度によって私物化されたアベノセーフ・アベノセーケンの無為無策によるものです。新型コロナウイルス蔓延の原因を作った元凶です。無能故に、保身ゆえに、身内優先他は無視ゆえに・・・。

　リーダーシップのある海外の為政者のトップは、それ相当なことをして国民の支持を得ています。安倍政権のように、のんびりと様子を見ながら少しずつ方向性を変えていく、（本当は、臆病だから様子を見て小出しに指示を出すしかない）なんて生ぬるい方法など一切とっていないんです。何故なら、そんな生ぬるい方法を、ああでもないこうでもないと話し合っている間に、感染はどんどん広がっていって、最後には手に負えなくなっちゃうのを諸外国の為政者は皆知っているからです。

　それが理解できないだけでも安倍政権と日本政府は愚かで間抜けだと思う訳です。官僚には東大出が掃いて捨てるほどいるのに、どいつもこいつも柔軟な発想も臨機応変な対応も思い浮かばずボケ茄子ばかり、これじゃまるで『小田原評定』じゃないか！！！

『パーンと一発で結論を出せるリーダーシップを発揮せよ』

　とまでは言わないが（心情的にはそうして貰いたいけど）、危機的状況であればあるほど、国民の生命と財産を預かる為政者たるもの、己を捨てて事に当たって貰いたいと思うのはわたしだけではないだろう。

　それなのに安倍晋三という日本の宰相の遣り方は、いつも通りに『保身第一』＆『身内第一』で『国民第一』でないことは、もはや火を見るより明らかだ。

　ドイツのメルケル首相は来年引退声明を出したにも拘わらず、６５％もの国民の支持を得ている。台湾の蔡英文総統は、新型コロナウイルス対策を高くその国民に評価され、８０％以上という圧倒的支持を得ている。

　それに比べ安倍晋三総理大臣は・・・。果たしてこんな緊張感も能力もないトップに未来を預けていいのだろうか？　こんな状況を作ったのが政治の所為でも、まだ目覚めない政治不感症、政治音痴、世の中の動きに無関心なジコチュウな愚か者が跋扈している。哀しいね、この国は。この国の人々は。

　新型コロナウイルス対策は元々１ヶ月で結論が出るようなものじゃない！

　１ヶ月後に様子を見て緊急事態宣言を終わらせるか継続するかを決める？

　そんな方針だとしたら、十中八九新型コロナウイルスの感染拡大は防げない。「様子を見て」なんてえ考えで事が収まると考えているのだとしたら、愚か者の誹りは免れない。頼むから総理大臣も議員も辞めてくれ。それが国民の為だ。国家のためだ。もう無能はたくさんだ！

　あのさ、優柔不断な日和見宰相よ！！！

『やる時は果断に実行しなければ意味がない』だろ！

　それを年寄り（自分もそうだけど）の小便みたいに、チョロチョロ小出しにしてどうする。国のお金も人材も有効に、かつ果断に使え！

　いくら愚かでも臆病でもそんなことぐらい言われなくても分かるだろ！

　この国難を、１ヶ月で皆の力を合わせて何とか乗り切りましょうで、終わらせられると思っているのか。いつも国民を小馬鹿にしてほくそ笑んでいるあんたと、あんたの取り巻き連中こそ、お間抜けでお馬鹿だと思うわたしです。

　皆と同じように何とかこの難局は乗り切りたいと思っているけど、

　ともに手を繋いで頑張りましょう的な、

『み〜んな一緒、何するのも、感染するのも、沈む時も皆一緒』

　の『アベノドロブネ』に乗るつもりは更々ないU３です。(oﾟ∀ﾟo)

　Ｕ３は安倍総理が『緊急事態宣言』の後の、記者との質疑応答で見せたあの一瞬の笑いを見逃さない。そこに安倍晋三という男の本質を見たからだ。あの笑いは、質問した江川紹子に向けられた、この男十八番の『他人（ひと）を小馬鹿にした嗤（わら）い』だ。あの国会中継でも連日のように見せつけられた、あのヘラヘラした笑い顔だ。この空気の張り詰めた『緊急事態宣言』の会見の場で、ヘラヘラと笑い顔を（たとえ一瞬であったとしても）浮かべたのは安倍晋三唯一人だった。この様な場でさえ人を小馬鹿にせずにはおれない余りの愚かさに、日本人として恥ずかしくさえあった。

　こんな薄っぺらい人間に盲目的に命を預けられるほど、国民は御目出度くはできていはいないことを切に望む！

　このシリーズで書いたことを初めから読み返してみたのだけれど、私の書いた新型コロナウイルス対策に破綻はなかったと思う。というより今からでも遣れるのであれば即刻実施すべきだ。なにしろ国民の安全や生命や財産が掛かっている。検査方法や検査体制の件しかり、現金の支給条件然り、新コロ対策は初めからボタンの掛け違いだった論等々、みんな正解だった。その私が今の安倍政権とその背後にある政府の新コロ政策は危険だと思っている。

　死にたくなかったら安倍政権の無為無策から目を離すな！

『楽観は新型コロナウイルスを克服できた時に初めてするものだ』

　そして、それは今することではない。
　少なくとも安倍晋三が緊迫の会見の場で見せたあの気の緩みを、国民が同じように持ってしまったとしたら、日本の将来は危ういものとなるだろう。

　楽観論や精神論で乗り切れるほど、今の情況は甘くない。

＜おわり＞　次回は翌日の４月１６日です。