① 西村経済再生相、吉村知事を「府知事は何か勘違いをなされている」と非難。
② 安倍総理、１４日までに専門家会議の意見を聞いて解除の基準を示す意向。
①について 以前の記事にも書きましたが、西村大臣といえば、二年前の西日本集中豪雨で甚大な被害が出始めていた最中、非常事態宣言も出さない安倍晋三と共に、衆議院赤坂宿舎で酒をかっ喰らっていたアホ議員の中の一人です。しかも危機管理の専門家と来ている。（その記事はココをクリック。なお片山さつきのツイートで発覚した記事はコレ）京都・大阪・兵庫の三都府県の約１１万人に避難勧告が出されたこの夜に安倍総理も西村大臣（当時は副官房長官）もご機嫌だった訳だ。片山のさっちゃんがツイートした写真の中には全員が親指を立てて笑っている集合写真まであったよ。お気楽でいいね。安倍はこの『赤坂自民亭』で散々聞こし召したせいで二日酔いどころか三日酔いになり、対応が随分と遅れて散々非難され叩かれたが、いつも通り蛙の面に小便だった。
安倍は散々東日本大震災時の旧民主党政権を非難していたが、この西日本豪雨における三日酔い安倍シンゾーの不在に拠る三日間の空白を見る限り、安倍がもし東日本大震災時の総理大臣だったら東日本の日本人はもっと悲惨な目に遭っていたことだろう。何しろ昔も今も当事者意識がまったく欠如している！！！
本題に戻ろう。この酒席に惨禍ぢゃなかった、参加していた西村康稔経済再生担当大臣（当時危機管理担当副官房長官）だが、この人はまさに被害区域にあった明石市と淡路島を選挙区とする兵庫９区から選ばれた国会議員である。しかもその危機管理担当が、無神経にも堂々とこの『赤坂自民亭』という飲み会の様子をツイートしちゃう訳です。片山のさっちゃんもアホだから同様にツイートしちゃってる訳ね。・・・という訳で、西村大臣は危機管理能力もなければ、国の立場も分からないド阿呆であることは以前から明々白々な訳で、そんなド阿呆にイチャモンつけられた吉村知事は至極不快だったでしょうが、一応西村大臣の言っていることは表向きは筋が通っている。（裏でいろいろあったことは容易に察しがつく）でもね、西村大臣にこんな『過去』があったのをこの一年前に府知事になっている吉村知事は知らないはずはないのだが、国会議員には頭が上がらないということか？ わたしは思うのだけれど、緊急事態宣言といいその後の国の対応といい、吉村知事の言い分の方を大阪府民は支持すると思うよ。だから謝罪は余計だったね。 ②について 安倍晋三は自分で考える頭がないのだろうか。ないんだろうな。５月４日のあの延長判断には確とした基準も何もなかったことがこれで判明した。吉村大阪府知事が緊急事態宣言解除の出口政策『大阪モデル』を府民に向かって提示したことが西村大臣同様不快だったんだろうね。というよりは安倍が西村再生大臣に言わせたセリフだろう。まったく子供じみたお人だ。
人間死ぬ気で遣れば、大概出来ないことなどないのだよ。基準なんて専門家の意見などなくたって対策本部長なら、自分で出せるだろう。基準は数値だけじゃないんだ。ビジョンなんだよ、ビジョン。・・・分かる？ でも無（ね）〜んだろうな。改憲のことしか頭にないから。これを改憲に向けた安倍の深謀遠慮だと、穿った見方をする方々もおられるやも知れませんが、それは安倍晋三という男を買い被りすぎです。わたしならば、もし改憲がやむなしだとしても『安倍だけにはやって欲しくない』というのが正直な気持ちです。彼は批判されて当然のことを今まで散々してきました。そんな宰相に憲法を語る資格も国民を統べ導く資格などありはしないのだ。
一刻も早く辞任してくれ。能なしのアベノシンゾー君よ！激オコ(｀ﾍ´) ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
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『だがそれよりもさらに深刻な事態が明らかになったのはこの翌日だった』
前記事の末尾の一文だ。その内容を以下に記載する。
昨日の結びに書いた内容に拠れば、ＣＯＶＩＤ−１９の感染者は、感染して３日目から感染力を発現し、発症日である５日目の０．７日前に感染力が最大になるというレポートは、これまでの安倍政権や専門会議の提言と検査方針を根本から覆す内容と言わざるを得ないだろう。だがそれに加えて、そもそも発症の疑いがある者から優先して検査するという政府方針と符合しない実例が次々と出て来る実態を安倍政権はどのように考えているのだろうという疑問が先に立つ。
果たしてこの政権に日本の舵取りを任せて大丈夫なのだろうか？
アメリカの４月２３日の実証レポートではそもそも『人工呼吸器を使用したＣＯＶＩＤ−１９患者の９割近くが死亡している』という入院患者を対象とした研究が発表されている。この研究レポートはニューヨーク市や周辺地域のＣＯＶＩＤ−１９患者２６００人余りを対象として調査したものだ。
それによると６５歳以上で人工呼吸器を使用した患者の生存率はわずか３％だ。ニューヨーク市や周辺地域のＣＯＶＩＤ−１９患者２６００人余りを対象とする大規模な調査研究で、人工呼吸器の使用を余儀なくされた患者の致死率は８８％という非常に高い数値になったことが分かったという。
研究はニューヨーク市とロングアイランドなどにある、１２の医療機関に３月１日から４月４日までに入院した患者が対象で、米国でＣＯＶＩＤ−１９入院患者について発表された研究としてはこれまでで最大級。研究成果は医学誌ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション（ＪＡＭＡ）に掲載された
対象となった患者のうち死亡は５５３人と、全体の２１％を占めた。ただ人工呼吸器が必要になった重症者（全体の１２％）だけに限ると、致死率は８８％に上昇。さらに、６５歳以上で人工呼吸器を使用した患者の生存率はわずか３％だった。男性は女性よりも致死率が高かった。
執筆者は論文で「人工呼吸器を使用した患者は致死率が高いという結果は、 米国の重症患者を対象とする、より小規模な研究結果と類似している」と説明した。
この「小規模な研究結果」の中にはペンシルベニア大学病院の事例も入っている筈だ。この小規模な研究結果は大変に興味深い。このレポートでは高齢の高血圧や糖尿病といった基礎疾患を持つ感染者は、発症してすぐに肺炎を併発して重症化するという。そうなると当然人工呼吸器を使用することになるのだが、その場合の死亡率は１００％である。基礎疾患のある陽性患者は発症した時点で既に肺炎による重篤症状を呈し、ＥＣＭＯなどの高度人工呼吸器を使用しても、まったく助かる見込みはなかったという衝撃的な内容だった。
ペンシルベニア大学の医学大学院はアメリカで最初に出来た医学部として有名で、大学病院も同様であり権威ある病院であるという。
つまり、このレポートを根拠とするならば、今現在の、発症の疑いのある者から優先してＰＣＲ検査をするという日本の体制は根本的な見直しを迫られるということだ。
もっと明確に述べるならば、一旦発症すれば重症化しやすい者から発症前に検査して早期に治療に当たるべきだとわたしは断言する。基礎疾患を持つ者がもし感染してその後発症したらほぼ間違いなく重度の肺炎を併発し、人工呼吸器を使用しても手遅れになる恐れが濃厚だからだ。こういう人たちの存在を無視して、８割の無症候キャリアになる可能性が高い人たちも見逃し、感染を疑われる者だけを優先して検査する意味をわたしはまったく見いだせない。
安倍政権と安倍政権の命を受けて対応を提言してきた専門家会議メンバーとクラスター対策班はこれまで一体何をして来たというのだろう。
６５歳に限りなく近く、しかも基礎疾患を持つ身であるわたしは怒りさえ覚える。
ゆえに安倍政権は能なしだとわたしは断言して憚らない。
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あなたやはりウマシカでしたね。
時として、文章を見ただけでその人の教養と品性までもが分かってしまうものです。
それがこの方の文章でした。この方とは「ＰＣＲ検査はしてもしなくても結果は同じ」だと根拠のない与太話を元に、誰も信じないであろう自説を恣意的に開陳した御仁のことだ。この御仁の結論は従って『今まで通り発症の疑いのある者から優先して検査すればいい』という安直な結論だったのだ。
冒頭の内容からしても、わたしがこの方のこうしたに発言なぜ強い怒りを覚えたかが、これでお分かりになられたであろう。これほどの深刻な問題を軽々に恣意的に語るその神経がわたしにはまったく理解できない。いい年をしているであろうオヤジが、この程度の認識しかないことが至極嘆かわしい。
こうした全体として極小の取るに足りない稀な事例を取り上げて、ＰＣＲ検査をすり抜けた隠れ陽性患者が二次感染を引き起こす恐れがあるとか、検査を受けてたとえ本当に陰性であったとしても、いつまでもその人が陰性のままでいられる保証はどこにもなく、いつか隠れた陽性患者になって感染を広げてしまう危険性があるとか、当ったり前のことをさも新しい発見をしたかの如く、もっともらしく述べるというか屁理屈を捏ねくり回すその神経は、これこそこの方が先天的に内包している杞憂体質から出たものだといえるだろう。
暴論かもしれませんし名誉毀損（わたしはこの方にもうとっくのとうに名誉毀損をされています）かもしれませんが、これは完全に臆病者の論理・暗愚の思考回路そのものです。この方の頭の中は、まるでメビウスの輪（帯）のように正解と誤った考えとが、時間の経過と共に表になったり裏になったりを果てしなく繰り返されているのでしょうね。つまり安倍晋三総理大臣同様、永遠に結論が出せない人なのでしょう。
わたしが推察するにこの方は前回でも取り上げた、
＞どこかの大学教授が、検査を抑制しているので隠れ感染者が野放しになっている。だから感染が拡大するのだと言っています。しかし、これは本当でしょうか？
という一文の中の「隠れ患者」の意味を履き違えているんじゃないかという気が致します。３度ＰＣＲ検査をすり抜けた陽性患者を「隠れ患者」の正体だと意味を取り違えて、感染しても無症状か軽症で終わる８割のサイレントキャリア（正しくは『無症候性キャリア』）を指して、この大学教授が話していることに気づかないのではないか。
・・・だとしたら、そもそもこうした問題を大上段に構えて論じる資格も資質も元からないのだと思います。なにしろ根本的に理解力が欠如しているのですから。
現時点で国民の過半が理解して、なおかつ恐れている事実は、この８０％のサイレントキャリアがあちこちでクラスター感染や、感染経路の分からない二次感染を引き起こして感染者数を増やしているという事実であって、政府が発令した『緊急事態宣言』もそれを防ぐための方策なのは、いまや誰しもが知る事実であり常識です。誰一人この方が心配しているような、「ＰＣＲ検査をすり抜けた陽性患者が野放しになっている」などという、日本では殆どあり得ない状況を想定して恐れている訳ではありません。
こういうのを杞憂っていうんです。的外れな議論って言うんです。
これこそ典型的な空論ですね。
そうした的外れな事例と訳の分からない論理を振り翳して得た結論が、記事の末尾に記されたこの一文だった訳です。
＞結局、検査を受けていなくても、自分は無症状の隠れ感染者なのかも知れないと考えて、他の人に感染させない様な行動をするしかないと思います。
これは、無症状者が検査を受ける必要性が低いと言わざるを得ないと思います。症状がある人や感染者と接触し感染を疑われる人が優先的に検査を受けるのは妥当な判断だと思います。
などというとんでもない誤謬に満ちた結論を導き出しているのですね。しかも【これは】という語彙の意味も用法も知らない。この一連の文章の構成としては、この直前の文章を受けて、その前文を打ち消す意味での接続詞的表現であるべき筈なのですが、その接続表現の【これは】自体が間違いであって、正しく使うなら【これでは】がふさわしい言葉遣いです。この方の書かれた「これは」を挟んだ前後の文脈から推察するなら、そうならなければならない。絶対に！
だから全体して意味不明な文章になってしまうのです。そしてこの接続詞的表現の前の文脈は、後の文章とはまったく結びつかない情動に訴える内容で、とてもじゃないが論理的でも科学的でもありえない『お願いレベル』の非科学的対処法を大真面目に提示して、それを【これは】以降の結論に結びつけているのです。だから読む者の頭が混乱する。言葉の遣い方がまるでなっていないから。
ハッキリ言ってまったくまとまりも必然性も論理性もないこの方の考え方が反映された、お粗末極まりない文章とその主張です。自説を他人に理解して貰おうと思うならば、まず日本語の基礎から勉強し直した方がいい。そうでないと害毒を垂れ流すばかりだ。それを以てしても、この方の思考回路は一体どうなっているのかと、ごく普通に考えても疑念を持たざるを得ない訳です。ここだけでなく記事自体が変で、前後の記述に明らか自己撞着が見られる。これでは（←これが正しい使い方）この方の頭の中が整理されていないのを曝け出したようなものである。
わたしは議論をしたり意見をいう場合は、言葉をオブラートに包んだり婉曲話法はしない主義なのでハッキリとものを言うけれど、ごく普通の人が最初から最後まで二度読みしても、そこに書かれている意味が理解できなければ、それはもう典型的な「頭の悪い人が書いた文章そのもの」なのです。まあ時として自分もその範疇に入らないとは断言できないけど。(^_^)
しかも臆病者と来ている。何も臆病が悪いと言ってるんじゃありません。臆病者が賢者の真似をして言葉を弄して恣意的に自分を誇示するなと言ってるんです。世の中に誤った概念を流布しかねないフェイクニュース（嘘の情報）を流すなと警告しているんです。
しかしこんな事を書いてもそれをあざ笑う新事実が出て来てしまったのは前記事の末尾でお話しした通りです。
感染後５日目に発症すると言われていましたが、今回の研究で感染力が最も強まるのは発症する３日前から感染力が強くなり５日目の０.７日前でピークを迎えるという報告は、日本の検査体制を根底から覆す衝撃的な事実でした。
しかしこのさいたま記念病院の記事の全文を載せることは法規上できません。そこで一番肝要な部分を一部抜粋して引用させて頂きます。
『—＜中略＞—この報告から言えることは、無症状の時期にすでに人への感染性が起こり、発症直後にウイルス量が最も多く、他人に最も移しやすい、ということのようです。ということは、発熱外来で診察したその日にPCR検査を実施すべきだということにならないでしょうか。「37.5℃以上が4日以上続く場合に相談センターへ」という方針ではなく、もしPCR検査に余裕があるのであれば、発症後できるだけ早い時期に検査すべきだということになります。PCR検査の感度が最も高くなり、かつ、感染力の最も高い人をチェックできるからです。—＜後略＞』
これは、日本のＣＯＶＩＤ−１９対策を根本から見直して変えなければならないことを意味します。しかし今回も、安倍政権も厚労省も専門家会議も、未だにこの事実に色めいたというか、めぼしい反応を示しているとは言いがたい。無能を証明していますね。この鈍感さは一体何処から来るのでしょう。この事実は、
『発症してから何日も経ってから検査したのでは既に遅い』
という事実を私たちに突きつけているのです！
この人たちは、
『過ちては則ち改むるに憚ること勿れ』
と、いう論語の一節というか箴言を知らないのだろうか。
知っていてもそれを認めることは自分たちの沽券に関わるとでも思っているのか。
感染症の権威としての立場がなくなることだとでも思っているのだろうか。
もしこの後に及んでその様なことを考えているならば処置なしである。
一刻も早く、能力のある人に席を譲って下さい。
そうでないとあなた方はこのままでは国賊になってしまいますから。
前回に引き続いて、『さいたま記念病院」の当該記事へのリンクを張っておきます。記事は『ココ』をクリックすれば新規ウインドウで開かれます。 本日のお話はここまで。次回は明日、５月８日１７：００更新です。
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＜追記＞
またＰＣＲ検査を受ける要件が変わるそうですね。その理由が振るってます。
体温が３７．５度を超えて４日間それが続いたらセンターに連絡という要件を、以後は体温の高低をＰＣＲ検査実施の要件としないと、西村大臣と加藤厚労相から話が出たようです。なんでも、理由は「人それぞれ平熱は違うから」・・・という理由らしいですが、この人達本当に「自分たちの判断が間違っていました」と、どうして言えないんだろうと改めて思う次第です。
それに「人それぞれ平熱は違うから」って今更分かった話じゃないでしょ！ あんたらバカ？ もっと納得いく説明をしなさい！
しかもさらに検査要件が曖昧になった。曖昧模糊そのもの。これでは検査条件が緩和されて検査が増えるどころか、保健所の職員が判断に迷い、頭がパンクしてしまうだろう。愚かな為政者を持つと苦労するのは国民だけではないようだ。
西村大臣と加藤厚労相の話に戻ろう。
あのね訂正しただけじゃすまないんですよ。この検査要件のために、ＰＣＲ検査が受けられなかったり、受けられてももう手遅れで亡くなられた方が大勢いて、それが分かったから訂正した訳でしょう。であるのに訂正だけで済ますつもりですか？ いったい何様のつもり！！！
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最後にひと言。
小生は還暦をとうに過ぎた一応良識を持って当然、と思われている世代に属した人間です。しかしながら小生が歯に衣着せぬ発言（投稿）を繰り返すものだから、以前から多くの方々に一国の宰相に対し不遜だとか、何様のつもりだとか、それこそありがたいありがた〜いご指摘や、非難や誹謗中傷や強迫を数々受けてまいりました。しかしながら、ネトウヨやパヨクなどよりよほどマシだと思っています。
小生こういった文章を結構冷静に書いているんです。感情に任せて書いたことなど、以前からコメント欄の中くらいしか有馬温泉。
小生は思うのですが、日本人はおしなべて大人しすぎるんです。自分で考えることを放棄しているんです。だから為政者が間違った行いをしても悪いことをしても黙って何も言わない。何もしない。これは未来に対し責任を放棄しているのと同じです。こんな『もの言わぬ国民』など欧米では考えられないことです。韓国や台湾でも政権に対して厳しい目を向けるのは欧米と同じです。中国という強権国家でさえも命を賭して習近平政権に楯突く者が未だにいる。それに比べて日本人は・・・。
『保身は我が為にならず』
批判精神をなくしてしまったら、それはある意味『精神の死』か『精神の老化』と同じ状態にあるのだと小生は思います。
それは何よりあなたの健全な精神が蝕まれている証左です。
非難や批判をされるだけのことを安倍晋三総理大臣はしているのです。
それを批判しない人の方が批判されて然るべきでしょう。
言い方とか非常識だとか指摘・非難する人に、大局も真実も見えないでしょう。
いまこそ日本人は変わるべきです。