COVID-19 Syndrome Part ⅩⅩⅩⅢ

＜３月２４日１４：２９　スマホの接写モードで撮ったらちょっと後ピン(*´∀｀*)＞

　国民民主党の森祐子議員にもう一度質問させたい。

「総理、責任取って下さい。新型コロナウイルス対策、政策ガタガタ、ドロドロ、グズグズじゃないですか。責任取って辞めて下さいよ。お願いします」

　安倍晋三総理大臣は、たぶん色を作（な）してこう答えるだろう。

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『せ、責任なんてありませんよ。だ、だって、だって、新型コロナウイルスは私が日本に持ち込んだんじゃありませんから』

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　いつも通り論点がずれた回答をするだろう。というより安倍晋三（以後肩書き略）の国会答弁はあえてピントを外したり、意図的に論点のすり替えを行うことで成り立っている。

　目的は、質問者側の意図をあえて（自分たち都合のよくなるように）歪曲して解釈して故意にピントのずれた回答をし、そうすることによって、論点をずらして質問の矛先を躱して回答には結果的に答えないだ。つまり質問には（最後の最後まで）答えない（＝無回答）ということだ。

　国会中継がなぜ面白くないかといえばこれが原因だ。

　つまり安倍政権が質問に何ひとつまともに答えず、ただ時間だけが過ぎていく茶番劇に皆が飽き飽きしてしまったのだ。もちろんその張本人は安倍晋三その人である。国政を愚弄し議会制民主主義の根幹を破壊したのは安倍自身であって断じて野党ではない。野党がだらしないせいでこうなったのではなくて、安倍という妖怪（個性）、あるいは安倍政権という魑魅魍魎（騙し屋集団）があまりにも悪辣かつ不誠実であるが故にこうなったのだ。※「騙し屋集団」を思わず「オレオレ詐欺グループ」と書きそうになったよ。(oﾟ∀ﾟo)

　この答弁のしかたは以前紹介した『御飯論法』という詭弁論法・話法である。「私は朝食にはパンを食べましたが、『御飯は食べたか』と聞かれたので、（パンは食べたけど白飯は食べなかったので）『食べていない』と答えました」という、論旨や論点のすり替えこじつけ論法である。

　この『御飯論法』は、安倍晋三の中では今も健在だ。というより、バカの一つ覚えヨロシクそれしかない！

　この『御飯論法』に関してはWikipediaの解説が分かりやすい。

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　これが森祐子議員の、この質問？に対する晋三君の予想される模範返答だ。

　たぶん、当たらずといえども遠からず。
　しかも本当にそう言いそうだと誰しもが思い、
「まさか」とは誰も思わないところが凄い。(＾0＾))☆爆笑☆((＾Q＾)v凄すぎる。

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　これから述べるのは、『ＰＣＲ検査の必要性』についてである。
　残念ながら未だにＰＣＲ検査をすることに意味はないとする人は少なくない。
　自分を蚊帳の外に置いて論じる人々。
　そのような主張に対しこの記事を含めて、
　６日間、三部作に渉って明確な反論を以てこれを論破することとした。
　名付けて『論破三部作』。今回も結構力作です。一つの記事はいつもより短い。
　2020/05/13 7:04『ネトウヨ話法の研究』〜三部作、に改題済です。
　それでは第一部のはじまりはじまり。。。

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＜いきなり、ちょっと寄り道＞

　国民民主党の森祐子国会議員にはこうも言わせてみたい。

「総理、そのマスク。お約束なされたマスクどうなってますか？　どの都道府県の住民に、すでに届いていますか？　届くなら、いつですか？　答えて下さい。総理、総理が言い出しっぺなんだから、後ろなんか振り向いてオタオタしないで、ちゃんと自らが答えて下さいよ。あなたの、あなた自身による、あなただけの『アベノマスク』なんですから」

　たぶん見ものだと思う。あ〜アベノマスク届かねぇ。。。要らないけど(*´∀｀*)

　アベノマスクが発端となって内閣総辞職とか国会が解散したとしたら、たぶんマスメディアは『アベノマスク辞職』とか『アベノマスク解散』とか言うんだろうな。そして歴史にもその名は確実に残る。今年の流行語大賞受賞も確実だ。皮肉にもアベノミクスは日本人の記憶から忘れ去られ、アベノマスクだけが燦然と輝き、歴史の金字塔として後世に名を残すのだ。届かないけど。(oﾟ∀ﾟo)

　だからもし届いたとしらプレミア価格がつくかも、しかも髪の毛やシミや虫が入っていたら、希少価値ゆえ尚更だ。だから検品なんかしなくていいから早くチョーダイ！♡

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　冗談はさておき、いきなり本題に入る。

　拙ブログのコンセプトは、謂わば『Ｕ３（ゆーさん）という名の暇人（H☆imagine＝ひま人）の井戸端会議風徒然草』なので、途中あちらこちらに「心に移りゆく由無しごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」と、あれやこれや寄り道するのはいつものことなので了解願いたい。

　でも基本、預言者です！←シツコイ ﾆｯｺﾘ(^_^)ｴﾍｯ

　議論は声の大きな者ほど有利だとはよく言われることだ。

　ネットワーク社会においてもそれは変わらない。「悪貨は良貨を駆逐する」ではないが、極論は正論を端に追い遣り、過激な文章は平易でおとなしい文章より、遙かに人々の耳目を集めるだろう。小生など、この最後の過激な部類だと大方の人たちから見られているに違いない。

　これは世を忍ぶ仮の姿なので実際は違うけど。それに預言者だから。←シツコイ

　情報を発信する側に『専門家』の肩書きがつくと更に人々はその言説を信用する。博士号を持つ人とか、専門家の国家資格を持っている人が言うことは、それが真実だろうと殆どの人が盲目的に信じてしまうようだ。

　ではこの様な専門家を称する人物が、世間で定説あるいは半常識化した概念や印象・事象と、まったく反対のことを唱えたとしたらどうだろう。つまり極論だが・・・やはり人は信用してしまう、というより飛びついてしまうようだ。そしてその真偽を確かめもせず盲目的に信じてしまう。

　もうひとつ真理を紹介する。人は元々複雑で難解なものは苦手に出来ている。故に『分かりやすいが実は意味のないもの』に飛びつく傾向がある。下記はその具体例。

『日本を、取り戻す』

　いったい、いつの時代の日本を取り戻す積もりなのかと、当時あれこれ揶揄されていたね。ところで、アベ語録によると「取り戻す」は『トリモロス』と発音するらしい。そういえば、『美しい国、日本』という一体何を言わんとしているのかさっぱり分からない、何じゃコリャ！という感じの摩訶不思議なスローガンもあったな。(＾0＾))☆爆笑☆((＾Q＾)v

『アベノミクス』

　失敗したと言われる度に、次々と中身が変容した。「３本の矢」「女性活躍」「地方創生」「１億総活躍社会」「新３本の矢」「働き方改革」「待機児童ゼロ」「非正規（労働者）という言葉をなくす」「介護離職ゼロをめざす」、、、皮肉にもこの中で実現可能なのは、新型コロナウイルスによってテレワークが進んだ「働き方改革」ぐらいなものだ。しかしスローガンが好きなお人だ。しかも次々と取っかえ引っかえ空疎で具体性のない、それゆえに幾らでも言い逃れの出来る糞スローガンをよくも考えつくものだと感心しきりな小生であった。アベノブレーンってどんな奴なんだろ！

『三本の矢』

　何ひとつ実現できない空疎で象徴的な言葉。地元のau毛利元就も今ごろ草葉の陰で泣くどころか怒っているだろう。空疎の最たるものが『アベノマスク』と言うことか。

　これらは皆その類いである。結果、すべてが失敗した。

　唯一実現できる可能性のあるのが『働き方改革』だが、皮肉にも安倍総理にとっての青天の霹靂、想定外の新型コロナウイルスによってもたらせられるかもしれないという事実は、この政権の内実を浮き彫りにしているのかもしれない。目論んだことはすべて失敗に終わり、目論まぬ想定外の外因によって実現される。敵失で政権を勝ち取ったこの政権らしい結末だ。これを皮肉と言わずして、いったい何と呼べば良いのだろう。

　失敗や失策や都合の悪いことが起こるたびに、前のスローガンの検証や結果報告もなく、批判の矛先を躱すために次々とスローガンを変え、国民の目を欺く。

　問い詰められると『御飯論法』で切り抜ける。

　これを延々と繰り返すことで国会の審議が成り立っている現実が嘆かわしい。国会中継などあまりにも空疎でもはや見る気もしないという国民も多い。だが知らないだろうが、第二次安倍政権発足以前の国会中継はもう少し中身があったのだよ。アベノアタマの中身に合わせて低俗化しちゃった訳！　これこそ「悪貨は良貨を駆逐する」典型的な例だろう。国会中継がつまらないのをネトウヨは野党の力不足のせいにし、国民の過半も（上記の指摘にあるように）声の大きい者につられ、いつの間にかそうしたフェイクニュースを信じてしまう。だが本当に悪いのは不誠実な答弁を繰り返している安倍晋三と自公政権なのだ。公明党による政権内の自浄作用にも陰りがある。小生は支持者ではないが忠告する。公明党は野に下るべきだ。

　だが誰が何と言おうと、本当に悪いのは、『御飯論法』を駆使し、①論理のすり替え、②はぐらかし、③個別の案件にはお答えできないと質疑を無視、④話を勝手に大きくして答弁を拒否、⑤過去の事実とは関係のない答弁を意図的に紛れ込ませて都合良く置き換える、⑥質疑者を鼻で笑い質問の内容には一切答えない等々、不誠実な態度をそれこそ第二次政権成立以来ずっと取り続けている安倍晋三と自公政権なのだ。

　これを未だに支持する国民がいるというのだから、日本人の良心も品性も地に落ちたものだ。否、そこに目が行かぬというか、騙されていることにも気づかぬおバカで凡庸な国民だからこそ、安倍政権も成り立っているということか。

　だとしたら日本の民意は想像以上に低いと言わざるを得ない。思うに、ネトウヨさんもパヨクさんも日本人を買い被りすぎでないかぇ。

　こうした安倍晋三仕込みの詭弁パフォーマーが今ネットでも幅を利かせている。

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　まず厳然たる事実をお話ししよう。

　ＰＣＲ検査が必要ないとする人たちが、自説あるいは持論を展開するに当たって使用している数値の元となっているのは、何と彼らが現に否定しようとしているＰＣＲ検査によってもたらされた陽性者の数、あるいは陽性者数と検査総数によって得られた陽性率である。

　つまりかれらの論拠となっている数字、または数式よって得られた数値あるいは指数は、ＰＣＲ検査をすることによってしか得られない数値だ。つまりＰＣＲ検査の結果こそ大本のデータになる訳で、それがなければどんな論理も展開できない。しかもＰＣＲ検査をすることによって得られたグラフや分布図や統計は、検査数が多ければ多いほど正解率（精度）は高まる。パイが小さければ得るものも小さい。つまり彼らのＰＣＲ検査不要論、あるいはこれ以上増やす必要はないという論理は、最終的には自家撞着せざるを得ない。（『自家撞着』が理解できない人は自分で調べてね）これは愚者の論法だ。

　それに気づかぬ振りをして論理を展開すればそれはもう詐欺師か嘘つきかペテン師の類いである。もっともこれ以下の人々も当然いる訳で、小生が以前拙ブログで怒ったのもその中の一人である。彼らの書いていることは思いつきに過ぎない。つまり恣意的に自分の考えを世間に広めようとしている単なる自己顕示欲の強いそれでいて小心者且つ愚か者だといえよう。

　小生は新型コロナウイルス（ＣＯＶＩＤ−１９）は言論を弄ぶ題材として極めて不適切だと考えている。なぜなら世界中の誰一人としてこの問題からは逃れられないし部外者ではいられないからだ。東日本大震災と比較して論じる方もいるが、そもそも比較する対象ですらないものを、どうして同じ土俵に上げるのか理解に苦しむ（というよりその魂胆は見え見えだけど）。

　小生の故郷は被災地のただ中である福島県だが、そうした立場にあってもその被害は東日本に限定していると捉えている。厳密な意味では日本国内に影響は少なからずあったではあろう。だが実質的には東日本に限定しているといって良い。それは誰しもが知るあるいは認める事実である。まかり間違ってもこの震災によって日本全土が甚大な被害になど遭ってはいない。

　しかし新型コロナウイルスは違う。根本的に違う。なぜなら世界中の誰一人、他人と接触する機会がある以上、この感染症からはけして逃れられないからだ。巨大地震なら被災地から逃れて安全を確保することも可能だろう。しかし新型コロナウイルスからは誰一人逃れられない。たとえ世界中のどこに逃げようとも逃れられないのだ。しかも永久抗体ができるのかどうかさえ今現在でも判明していない。そしてここが一番肝要だが、人によっては生死を左右する深刻な問題でもある。

　それを、暇つぶしかどうかは知らないが、興味本位に取り上げて自分の主観に基づいて論じようとするならば、天罰が下るだろうと小生は考える。天罰とは抽象的な概念を指して言っている訳ではない。具体的で容赦のない小生の鉄槌を指して述べている。小生は遣ると言ったら遣る。

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　つい最近『不易流行』のIronbridgeさんが記事に載せていた、ＮＨＫによる新型コロナウイルスの死亡率のグラフに関して『バトル（議論です！）』を幾度か重ねた。Ironbridgeさんとは時折議論を戦わせることがあり、今回も考え方の違いは明白で、コメント欄を介して議論したが、とうとうIronbridgeさんとの考え方の溝は埋まらなかった。基本的にIronbridgeさんは質問にはまともには答えないのだ。

　自分の言いたいことだけを主張し、質問にまともに答えない遣り口は安倍晋三ソックリである。つまり御飯論法そのものだ。ゆえにそれ以上議論は重ねなかったが、何もIronbridgeさんの論説に対し、Ironbridgeさんの土俵で相撲をする必要はないと気づいた。まともに答えない御仁に幾ら言っても時間の無駄だ。だから自分の土俵で小生の主張をまとめて書いておこうと考えた。

　今の日本にＣＯＶＩＤ−１９についてのまともな議論は存在しない。

　なぜならIronbridgeさん側にいる人たちや、Ironbridgeさんとは異なる考えを持つ方々も含めて、殆どの日本人が日本の現状を正確には把握していないまま、ああでもないこでもないと、日々埒の明かない話を重ねているからだ。小生は過去に言った筈だ。

『下手の考え休むに似たり』

　まさに今の日本人の過半は現状をまともに捉えてはいないのだ。「じゃあオマエは分かるのか」と言われれば「分かっているから今こうして書こうとしている」と答えよう。小生は真実をすぐに見抜いてしまう。なぜなら預言者だから。←シツコイ

　ちなみにIronbridgeさんは（まことに失礼とは思うが）ネトウヨ系の理論派の論客だと小生は捉えている。グラフや統計や数式といった一見して客観的に見えるデータを用いて、論陣を張るその姿勢は首尾一貫しており、一見する価値があるかどうかは別にしても、見て置いて損はない。しかしそのデータはいつも借り物だ。自身のオリジナル作など皆無では中廊下ぢゃなかった、なかろうか。たぶん会社員時代のプレゼンとか会議等で培われたものだろうが、白を黒と言いくるめる話法ぢゃなかった、人を騙し思わず納得させてしまう話法はなかなかのものだ。

　ここで注意しなければならないのは、Ironbridgeさんの場合、思想あるいはイデオロギー的には常に右寄りのバイアスが掛かっていることだ。団塊の世代の好々爺などとはまかり間違っても思ってはならない。それに今の四十代以下は知らないだろうが団塊の世代は曲者揃いだ！(＾0＾))☆爆笑☆((＾Q＾)v

　それ故にその文章もデータもまたその影響を受けていると考えなければならないだろう。事実、データにしろ文章にしろそれを鵜呑みにするのは危険だ。何故なら時にIronbridgeさんご自身の主張を通されるために、グラフなどのデータを恣意的に使用することは頻繁にあるからだ。なおかつその文章は安倍晋三話法でもお伝えしたネトウヨ系独特の論法であることをお伝えしておく。

　Ironbridgeさんの世代は上でも申し上げた通り団塊の世代で、そこに世代的な特徴もあるのかなという気もする。この世代はベトナム戦争の影響を多大に受けており、それ故に日米安保闘争や学生運動のまっただ中の世代で、どちらかといえば反体制派が多いと見られがちだ。だが現実は違う。学生運動の挫折から来るコンプレックスが強く、それ故に思想的に転向してしまった方々は案外多いのである。かつて企業戦士と言われた方の殆どがそうだ。つまり思想というかイデオロギーの左翼から右翼への転向である。つまり転びバテレンならぬ転びネトウヨなんて方もおられるのではないかと小生は思っている。現代に『踏み絵』はないからそのことを誰も知らない。小生はこの方々を『屈折系団塊の世代』と呼ぶことにした。

　しかし気をつけて見ると、ＳＳブログにはこの年代のネトウヨさんは結構多い。だが小生は固定観念は持たない柔らか頭（グズグズかもしれないけれど）ですので、この人はこういう人だと決めつけたことは一度もございません。ただしノンポリティカルな方（免疫のない陰性の方）は、そのことを念頭に置いて読まないと、その話法に引き込まれたり、信じてしまう傾向がある点だけはお伝えしておく。

　小生も一見ネトウヨさんに似て建前は『自己責任論者』だ。ゆえにこの記事を読んでどう感じたか、これは事実かそうでないか、最終的には自分で判断し自分で責任を取る前提で読み進めてほしい。

　つまり拙文を読むのはある意味命懸けだ。ﾆﾔｯ(￣∇￣)

　とにかくIronbridgeさんは、そういう意地悪な腰の据わった論客なので、そこに真っ向から議論を吹っ掛けるようなバカはたぶん小生だけだと思っている。(＾0＾))☆爆笑☆((＾Q＾)v

　小生がこうして時折Ironbridgeさんの論に異を唱えるのは、書いた記事の内容に納得がいかないからだ。疑問は疑問のままにしておかないというのが小生の主義だ。『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』という諺もある。それにIronbridgeさんはなかなかにしたたかだ。ゆえに議論のし甲斐もある。すぐに折れるような相手では議論する相手としては役不足だ。それにIronbridgeさんは偏屈じじい頑固おやじだから一度も折れたことがない。

　そういえばネットで『団塊の世代とうまくつき合うコツ』と書かれたタイトル記事を見つけた。それによると、戦後何でも一番初めに始めたのが団塊の世代なのでそこを褒めて『プライドをくすぐる』のが一番だと書いてあった。しかし小生は天邪鬼である。会社員時代、上司である頭の固い彼らを相手に、企画書や稟議書を受理させるのに、当初はそうとう手こずった記憶もある（最後は出せば通るという感じだったけど(^_^)）。だからこのネットの記事を読んだその日から、団塊の世代のプライドを傷つける道を選んだ。これが結構楽しい！

　そうして今回の記事を良く見ると、一見してかなりのテクニックを駆使しているように思われた。『ディベート話法』は元より『御飯論法』も恐らく知っておられるに違いない。『詭弁弁証法』も、もしかしたらご存じなのではないか。

　今回の記事も確かに客観的事実に基づいて結論を導いたり主張なりをしておられる・・・ように見受けられる。だが小生の直観がこれはおかしいと告げていた。論理的ではないかもしれないが、小生の経験に基づく勘がこれは何かがおかしいと告げているのだ。だからその論拠がどうしても納得いかない。こうしたセンサーが働いた時に、小生の論理思考回路は初めて動き出す仕組みになっている。主観から客観にスイッチが入ったりもする。

　そうして該当記事をよく見るとIronbridgeさんは強引に結論を導き出しているように見受けられた。だとしたらそこに必ずほころびがある。そこを見つけ出し突破口を開こう。

　まずは軽いジャブどころかいきなり得意の左ストレート繰り出すことにした。

　なにしろ天邪鬼だ。このグラフはご自身の主張に合わせ探して来たものらしい。しかもそのリソースはIronbridgeさんが大嫌いなＮＨＫ。これは何かあるぞと思った。まさにそこが突破口に思えた。まずはそこ（ＮＨＫが作成したグラフ）から議論を吹っ掛けてみよう。

　それにしても、Ironbridgeさんのこの論調はネトウヨさんには堪らないご馳走の山に思える。ネトウヨさんが嫌いな既存左派系マスメディア等（朝日新聞、毎日新聞、ＴＶ朝日＆ＮＨＫetc）を標的にするその内容は、彼らの密かな楽しみを満足させる内容となっていた。

　でもこれ典型的なフェイクニュースだよね。

　だから敢えて疑問を呈し、これに反論することにしたのだ。

　＜『ネトウヨ話法の研究』〜三部作・其の壱おわり＞〜其の弐につづく。

　本日のお話はここまで。次回は明後日、５月１４日１７：００更新です。

　＜2020/05/12 21:17追記＞

　小生、不意打ちは性に合わないので、昨日の時点でIronbridgeさんには『宣戦布告』してあります。そして１００％論破できる自信があると宣言しております。
　今日の１９：４０にあらためてブログを覗いたらIronbridgeさんから、了解した旨コメントが入っておりました。数式やデータでどうのこうの書かれていたので、小生は文系なので数式やグラフや分布図など使わずに科学的にかつ論理的に誰しもが納得できる証明をしてみせると返信致しました。小生本気です。

　＜ 2020/05/11追 記 ＞
　３７．５度でそれが４日間をいう『基準』を信じ、そして亡くなった父の無念を思い２０代の娘さんが書いたメールに皆が泪した。
　ＰＣＲ検査を受ける条件が３７．５度を４日間という基準あるいは条件を、加藤厚労相が「（３７．５度が）目安ということが相談とか、あるいは受診の一つの基準基準のように。。。我々から見れば誤解でありますけれど・・・」と発言したことを受けてのメールだった。

　これをまたぞろネトウヨは、文脈の中の言葉を抜き取って大騒ぎするマスゴミなどというのだろうが、誰がどう見ても右から見ても左から見ても上から下から見ても、加藤厚労相のこの発言はあまりにも無責任で、当事者意識がなさすぎであることは誰しもが認めるところだ。
　加藤厚労相に限らず、安倍総理を筆頭にこの政権のメンバーは押し並べて無神経で言葉にも態度にも慎みがない。今回のこの『誤解』発言で分かったこと。

　それはこの人達には『心がない』ということだ。

　こんな政権を存続させ赦し続けることはもはや『悪』ではないだろうか。