<ここはお台場だけれど台場は東京の外れだよ。だからここにはわたしはいません>
今年も残すところ後一日と数時間となりました。
皆様にとりまして今年はどの様な年でしたでしょうか。わたしはあまり年廻りが良くなかったなぁなどと思っていますが「まあこんなもんだろう」などと独り合点ひとり納得をしております。今年は3回も仕事先が変わったので忙(せわ)しなかったけれど結構楽しい事も多かった様な気がいたします。
5月までは丸の内にいて 9月にはつくば市で
そして11月からは東京のど真ん中でお仕事をしているけれど
つくばEXに乗ってつくば市まで行ってお仕事をしていた頃は
面白いものをいくつも見掛けたよ。
その一つが「正視できない男」だった・・・
わたしの前に座ったのはまるで不二家の「ポコちゃん人形」の様な男だった。
この男けして正面を見ない。徹底して見ない。どんな理由があるのかは知らないがけして正面を見ないのだ。顔は真っ正面に座るわたしに正対しているのだが両目だけが右横を向いている。はじめは病気かと思ったが時々左に眼球が動くのだからけして目の病気ではない。しかし眼球を動かす時も視線は正面に居るわたしを素通りしてまた元の右の方を注視する。わたしを意識していてそうしているのかとも思ったが、どうもこの男は気づかれない様に注意しながら(正面にいるわたしには丸見えだが)横目で誰か若しくは何かを凝視している様だ。そうでなければこの不自然な視線の説明が付かない。当時ジョン・コナーのエージェントとなってつくばに潜入していた百戦錬磨のわたしでさえこの男の挙動は理解できなかった。
変な男だ!
この男の視線の先に誰がいるのか夜の車窓に映った車内を見渡してみたがこれといった人物が見あたらない。しかし誰かか何かを密かに盗み見ているのは確かだ。よくよく観察してみると年の頃は三十代、顔付きは丸顔童顔で目だけが横を向いてるのが不二家のポコちゃんそっくりだと思った。いいやあれはきっとポコちゃんそのものに違いない。守谷の手前の「みらい平」で誰かを追いかける様に急に降りていったけれどそのターゲットもついに分からない本当に不審で怪しげな男だった。
そこのキミ!もし心当たりがあるようならば悪い事は云わない。
『自首しなさい!』(笑)
<'09.12.31.11:23追記>
元日に予約投稿しています。
是非見てね♡