世論調査をマスコミはこのところ頻繁に実施しているようだけれど、それに拠ればどちらが「シュショー」にふさわしいかという問いの答えは、ほぼ「ナオト君」7割に対し「イチロー君」は2割だそうだ。理屈でいけばこれじゃ絶対に「イチロー君」は「ナオト君」に勝てないよね。
検察が「イチロー君」を訴追しようとしてマスコミに「イチロー君」の金遣いをリークしてその報道を見た主婦や学生などがすっかりそれを信じ込んじゃったというところだろうか。結局訴追できなかったのに悪評だけは背後霊の様にいつまでもついて廻る。
その上「セージトカネ」の件で第2回目の検察審査会が始まったんだって。アドバイザーの弁護士が選任されたそうだけれどその選任には公正が期されているのだろうか?選任の基準って誰も知らないよね。第1回目の検察審査会の選任弁護士は「ジミントー」の代議士さんと関係の深い事務所から選任されたと聞いているし、本当に公正に選ばれているんだろうか。「アヤシー」よね。こういうのって非公開みたいだけれど誰が何を云ったかは「コクミン」として知っておきたいよね。そうでないと無辜(むこ)の人を冤罪(えんざい)にしかねない。密室で審議することに拒絶反応を示すのはわたしだけだろうか。
わたしはこういうイジメみたいなのが嫌いだよ。寄ってたかって一人だけを苛めてる構図って生理的に好きになれないんだ。そういう意味では検察審議会も、マスコミも”作られた世論”なるモノも好きじゃない。みんな「アンフェア」だと思う。
ところで世論調査って設問の仕方で答えがまるっきり変わっちゃうんだよね。今一番大事なのは今の日本をどう立て直すかだと思うんだけれど、そういう設問が一切ない。誰が首相にふさわしいかなんて設問は人気投票じゃないんだから意味がない。マスコミは「一般大衆受け」のする設問しかしないんだね。首相がコロコロ変わる事よりもこんなマスコミしか存在しない事の方が世界から信用を失う元だとわたしならば思う。まともなマスコミなら、
「今の”国難”を打開してくれる可能性がある首相候補はどちらか」と、聞くだろうね。
ふさわしいふさわしくないなんてアバウトでどうとでも取れる設問なんかしてどうなるのだろう。バカみたい・・・って思うのはわたしだけでしょうかね。その様な厳しい目で世論調査なるものの実体を見るとそこに浮かび上がってくるのは、世論調査とは「マスコミによる世論形成の操作の道具」じゃないかという疑念なんだなコレが。
次に話す事はその実例なんだけど、その前に皆さんにお聞きしたいんだけれどマスコミってありのままの報道をしていると思いますか?・・・どうでしょう。
先日文化放送を聴いていたら、視聴者からの便りで、あるテレビ局が街頭演説会を聞いている人に「どちらが首相にふさわしいか」と質問してボードにシールを貼って貰っているのを目撃して一時間ぐらいその様子をずっと眺めていたんだって。そうしたらそのテレビ局のレポーターがシールを貼り変えているのを目撃したそうだ。これが事実ならそのテレビ局は完全に情報操作している事になるよね。というよりジャーナリスト失格だよね。たぶん上から指示された通りの結果にならなかったから貼り直したんだろうね。いやいや参ったね。日本の報道も地に落ちたもんだ。パーソナリティの吉田照美も「そのテレビ局がどこか是非連絡を頂きたい」と云っていました。ジャーナリストの鳥越俊太郎は民主党びいきだと批判されているけれどわたしは公平に見てそうは思わないね。批判している方が何かに取り憑かれた様に民主憎し小沢憎しで凝り固まっているようで冷静さを欠いていると思うね。その鳥越さんは小沢報道の在り方を批判しているけどわたしもそう思う。
鳥越さんは「イチロー君」の「セージとカネ」の問題には”根拠がない”というような事を云っているよね。西松建設事件ではいろいろな人間が金を受け取ったとされ14名の国会議員の名が挙がったけれど「イチロー君」だけが何故か大手マスコミに取り上げられ集中砲火を浴びた。「ジミントー」のニカウさんじゃなかった「ニカイ」さんはどーなったとわたしは云いたいよ。こういう現実を見るとマスコミは「イチロー君」が「シュショー」になるとマズイ事があるんじゃないかと勘繰りたくもなるよね。たとえば内閣官房機密費がマスコミに流れていた話とかさ、今のマスコミは信用ができないからね。
そういえばこのタイミングで週刊誌2誌から「あいちゃん」議員と「イチロー君」のフリン疑惑なるものを記事に載せてきたけどなんだか嫌な感じだね。そこまで「イチロー君」が嫌いならもっと正々堂々と社運を賭けて「イチロー君」と対峙して欲しいね。言論の自由を振りかざしてこんな厭らしい遣り方をするのが日本の報道の常道なら何とも情けない話だ。
一方、情報操作の疑いが強いTVや新聞といったマスコミとは対照的な結果が出ているのがツイッターなどのネット情報だ。こちらではマスコミによる世論調査の結果とはまったく逆の結果が出ているそうだ。つまり「イチロー君」支持者が圧倒的に多いんだよね。それはそうだろうね。記者クラブでの討論会や立会い演説会や街頭演説を見る限り、批判や揶揄に終始する「ナオト君」は人物が小粒というかみみっちい感じがするし失言が大変多いけれど、「イチロー君」は皆(マスコミやアンチイチロー派)が言うほど取っ付き難(にく)くはないし言葉も丁寧で分りやすかった。拍手も多かったしね。マスコミは拍手を「ヤラセ」だと報道しているけど、拍手したのはお年寄りと主婦とかサラリーマンだったようだよ。どうしたらその様な人達を組織して「ヤラセ」が可能なのか根拠を示して欲しいね。まともな報道機関だと自負しているならね。ヤラセというなら「それはお前達だろう」と先のシールの件が事実ならばホント云いたくなるよね。
わたしの正直なカンソーを云えば「イチロー君」の話には「夢」があると思うよ。思い切った発想に基づいた実現性の高い夢がね。これが出来る人は強い信念と実行力のある人だけだ。「イチロー君」にはそれが備わっているけれど、怒りっぽくて自分の考えがなく「センゴク君」に言われてコロコロ言う事を変えちゃう「ナオト君」ではどうかな。第一最近ちょっと微妙な質問をされると目が泳いでいるよ。知らないか自信がないんだろうね。イメージだけで「センキョ」を戦える程世の中は甘かないとわたしは思うけど。「アンチイチロー派」も頭を冷やして一度じっくり二人の云っている事に耳を傾けて下さいな。わたしの云ってる事の正しさが理解できるから。それから一言だけ云って置くけど、「イチロー君」は一度やると云ったら必ず遣る人です。わたしはそこを買っています。
最後に「ナオト君」に一言だけ言って置きたい事があるんだ。あのね、遣るべき事も遣らないで「カンチョー」の言う事を鵜呑みにして「コクミン」に負担を強いるってのは良くないなぁ。「ナオト君」の話ってどこか「ジミントー」のリタイアした「ジュンちゃん」の云ってた事とおんなじ気がするんだ。あの時「ジミントーをぶっ潰す」といったパフォーマンスに酔いしれ「コクミン」は熱狂的にそれを支持したけどその結果どうなった? 「ナオト君」は「イチロー君はしばらくおとなしくしていて貰いたい」って云ったよね。それを「コクミン」が支持したんだろうけれどね。でもこれって「ジュンちゃん」とまったく同じたぐいのパフォーマンスなんじゃないのかなぁ。過去の事例をを見ても分かるけど「コクミン」は理性的でも正しい判断ができる訳でもないんだよ。「コクミン」の支持を背景にしてもそれは大義名分にはならないんだ。世論調査なんてあてにならない。そんなものをよりどころに高見に立って「コクミンの支持を受けている」なんて思っちゃあいけませんね。俺の後ろには「コクミン」が付いてるなんて本気で思ってるならオメデタイばかりだ。「セイジカ」よりもなによりも当てにならないのは「コクミン」なんだよ。イメージだけで勝てるなんて思っちゃいけないよ。弱者に負担を強いる政治はもう流行らないよ「ナオト君」。そこのところにハヤク気付いて欲しいよね。
「イチロー君」は選挙公約を守れなかったら政治生命だけでなく自分の本当の生命も絶たれるとその「フタイテン」の決意を述べているよ。政治家の「責任」ってそれだけ重いって事を「イチロー君」は云いたいんだね。分かるかな?政治家はこうありたいという理想がそこにはある気がするね。失言が多い「ナオト君」は政治家の言葉の重みをどう思っているのだろう。「国民の意見に耳を傾けみんなでこの難局を乗り切ることが必要」なんて云ってるけど「ナオト君」にそれを纏める力はあるのだろうか?わたしは否だと思う。今求めれられているのは「強いリーダーシップ」だとわたしは思うね。だとしたら今の政治家でそれがやれるのは一人しかいない。その事を「コクミン」も「ミンシュトウイン」も「サポーター」も冷静に考えて欲しいものだ。