SSブログ

小説 誹謗中傷撃退法 中之巻上編 [深く考えさせられるお話]

10090500.jpg

<え~っ。そんなご無体なぁ!> わたしは正直この期間死んでましたよ(笑)   
 明らかな計算ミスだろうね。供給電力不足でブレーカーが頻繁に上がってしまうので真っ先にエアコンの電源が切られてしまった。東電との契約アンペア数はおいそれとは変えられない。
 そして七月初めから八月の旧盆前までこの張り紙と黄色いテープが剥がされる事はなかった。
 連日の猛暑で外では熱中症の症状を訴える人が続出した。わたしは室内にいたのでそれは何とか免れたがサウナ効果で体重が2キロ減った。体が溶けてしまう様な暑さでとてもパソコンの前に座って仕事が出来る環境ではなかった。わたしは毎日Tシャツを3枚持って行って首にタオルを巻いて顔や首筋に吹き出る汗を拭(ぬぐ)いながら仕事をしていた。お盆の少し前にやっとゼネレーター(発電機)が導入された時は本当にホッとした。

 それこそ死地から性感・・・じゃなかった、「生還」した気分だったm(⌒ ▽ ⌒)m

「洞察力」の有る無しは日頃の鍛錬による。
ものをただ漫然と見るのではなく
しっかりと事象を捉え観察し
そしてじっくりとその事について考える。
それが本質を見極める目を養う。
真実に迫るにはそれだけの事をしなければならない。

「ではU3はどうなの?」と問われれば勿論こう答えるだろう。

「今はできるだけものは見ない様にしている」(笑)

1006121054.jpg <

<アキバ系orコスプレ好きな方へのサービスショットAt.航空科学博物館 '10.06.12.10:52> 

見え過ぎちゃう人はそうしないと頭が幾らあっても足りない。
だから、わたしがこれを実践しているのかと云えば答えは”NO”だ。
最近はものの本質がよく見えないんだ。
疲れてしまって一々物事を見据える事が出来ない。
それに最近呆け始めているからね。本当に物忘れが多くなって来た。
だから本物の”呆け老人”、もとい”認知症を患ったお年寄り”になる前に
皆さんにこれだけは伝えなければならないと思う事をお伝えしようと考えている。
何しろお年寄りはつい先程の事もよく覚えていないけれど
むかしの事は細部までよく覚えているからね。これを生かさない手はない。
そうは云ってもそれは三年前に起こった出来事だ。
わたしだけでなく皆の記憶からそれが消え去らないうちに”真実”を”伝承”しなければならない。
これはわたしに出来る数少ない”社会貢献”の一つであり、
わたしのソネブロに於ける使命或いは役割だと考えているから。
いつまでブログを続けられるか分からないけれど、
わたしは或る出来事の「真実」を語らなければならない。
もはやそれを明らかに出来る者はわたししか居ないが故に・・・・・・。
悲しい哉(かな)。 悲しい哉。 悲しい哉。 それが現実。

1007111432.jpg 

<洒落たコーヒーソーサーだと思う。料理の後に頂くコーヒーにもこんな配慮がある事が嬉しい> 

 いきなりで恐縮ですが”誹謗中傷撃退法”を、今回より”小説 誹謗中傷撃退法”に改題致しました。加えて”マイカテゴリー”も「わたしのブログには毒がある(笑)」から「深く考えさせられるお話」に改題しています。今後の予定としては中之巻」上編、中編、下編と分けて、その中でソネブロで実際にあった誹謗中傷と名誉毀損の実例を一つ取り上げ、現れた事象や事実から何が浮かび上がって来たのか、その時裏でどの様な事が行われていたのかを詳(つまび)らかにしたいと考えています。そうする事によって世の中に警鐘を鳴らす事がわたしの目的の一つであるとご理解下さい。最後に下之巻によってこの様な事からどの様に自分の身を守るのかその方法を皆さんに具体的に提示したいと考えています。人間は悲しいかな経験からしか物事を学べません。歴史から学べる人はまず居ないし、現代社会は歴史という過去の事例がない新たな出来事が次々と生まれては消えていく時代だと考えています。そうは云っても本来ならば歴史から学ぶ事は多い筈です。しかし史実を現代に置き換え当て嵌め生かすだけの能力が現代人には乏しい。というよりも「情動でしか動けない感情の動物である人間という生き物が、愚かな行いを際限なく繰り返して来た過去即(すなわ)ち”歴史”からすれば、かつて、そして今も、未来さえも、そこから何ら教訓すら学べない事を史実そのものは如実に示している」と、わたしは考えているのです。いやぁ、相も変わらず持って回った云い廻しでU3節健在です(笑)・・・であるならば無いもの強請(ねだ)りをしても始まらない。そうであれば現代人に過去の経験則など示しても何の役にも立ちはしないのは自明の理であると謂えるでしょう。真に必要なのは身近で起きた実例に則した新しい経験則だ。

 此処から先は禁断の地だ。進める者だけ進むが良い。

 それではまず中之巻」上編からお届けする事としよう。こころして読まれよ。改題はしてもわたしのブログには劇薬とも謂えるが本質的に含まれているのだから・・・・・・。

1009041417.jpg 

<もう九月だというのに盛夏の花ノウゼンカズラは今を盛りと咲いている'10.09.04.14:17 

  
 「真実」
を語る事は難しい。様々な意味で難しい。現代社会では法的考慮も為されないと安易に発言は出来ないし、明らかにする事によって波及するであろう人々への影響にも配慮しなければならない。

 「真実」とは「真実」を引き起こした側にとっては大概都合の悪いものだ。何故ならそれは引き起こした側にとっては隠して置きたい事が殆どだからだ。それが明らかになれば法的制裁を社会から受ける事もあるかも知れない。だからを「真実」引き起こした者は「真実」明らかにされるのを極度に恐れる。恐れるが故に、露見前は必死に隠そうとするは、露見したらしたで嘘をついて誤魔化そうとするは、挙げ句の果てには他人にその責を転嫁する。だからそれを糾弾したり公表する者を許して置けない。場合によっては一つの社会から抹殺しようと画策する。自分を正当化し相手をなじり陥れ名誉を傷つけ執拗に攻撃する。もし自分が正しいというのであればそんな事はせず、事を公にし法的手段に訴えればいい。主張する様に相手の方こそ法律を犯しているというのであれば正々堂々とそうすべきなのだ。正しいというのならば必ず勝てる筈だが「真実」を引き起こした者はけしてそれをしようとはしない。何故なら「真実」の内容は法的手段に訴えるにはあまりにも適さないものだからだ。つまり法を犯しているのは「真実」を引き起こした側なのだ。

 どの様な事があろうとも紛争当事者に対しての誹謗中傷や名誉毀損を繰り返す事の言い訳にはならない。第一に、正しい行いをする者や正しい考えを持つ者はけしてその様な事はしない。

 法的手段に訴えられない「真実」を引き起こした者達はブログやメールなどで相手を誹謗中傷し名誉毀損を繰り返すだけでなくだけでなく、態度を決めかねている者等に密かに会って人を丸め込み「多数派工作」をする。嘘を付くのに慣れている者は嘘を真実の様に見せ掛けるのも旨い。嘘は人を能弁にするのだ。そして誹謗中傷や名誉毀損行為によって訴追されない様にその証拠隠滅を図る。この様な人を貶める行為に慣れている者等は法の網を掻(か)い潜(くぐ)る事にも長けている。つまり悪知恵だけはよく働く訳だ。
 
わたしは数々の名誉毀損行為をこれらの者に受けたが「真実」を明らかにする各段階においてわたしがもし同じ様な事をしたならばわたしという人間はこれらの者と同質であり同類になってしまう。

 だからこそわたしはここに宣言する。

 わたしのこの一連の行為は、公共の利害に関する事実に係わるもので、専(もっぱ)ら公益を図る目的、つまり誹謗中傷や名誉毀損の被害を防ぐという目的を以て、尚かつ真実であると信じるに足る証拠に基づいて為されるものである。これ以上でもこれ以下でもない。

 それを公表する際には出来るだけ私情を排し、事実を数多く明らかにし、それを以て真実に迫る事とする。わたしは”或る事件”から三年以上を経過した今改めてその事を総括して置こうと思う。冷静にこの事を扱うにはそれだけの月日を必要としたという事だろう。
 ただ客観的に書く事が出来るかどうかは分からない。何故ならわたしの辞書では人間は主観でしかものを見る事が出来ないし、失敗という経験からしかものを学べない生き物だと規定しているから。しかし出来るだけ正確を期す努力は怠らない積もりだ。その為にもう一度事実を一つ一つ拾い上げ、その整合性を検証し、事実を一つ一つ結びつけ、更にその上に事実を積み上げる事によって、事(真実)を明らかにし、以(もっ)て
世の中への警鐘としたい。

1006271146.jpg

<ランタナの和名は「七変化」というらしい。まるで何処ぞの誰かの様だ>

 前回からの続き・・・ 

 <まえがき・舞えガキ・伊奈楽器> 

 わたしは何度かこの事について公表している。これが最後と思い書いた事もあるが思った程効果はなかったと感じたし、ソネブロ内で誹謗中傷や嫌がらせの被害が少なくなる事もなかった様に思える。つまりお世辞にもその目的が果たされたとは言い難い。そしてそれが為にこの事からいまだ”卒業”出来ないでいる不器用者だ。その様にけりが付かないのはわたしの文章の拙さに最大の原因がある様に思えるが、それもさることながら公表される事柄が純粋にブログを楽しみたいと考える人々の思いにはそぐわない内容だったからだと推察している。これらの人達にとって、わたしの考えている正義感など或る意味時代遅れなのかも知れない。しかしそれでもわたしは敢えてこの事を皆様に述べなければならない。

 あなたはネット犯罪の被害に遭わないと確信を持って云えるだろうか? そして被害者になるだけでなく時として加害者になる恐れがある事をあなたは否定できるだろうか? もしこれまでその様な”経験”がないのであれば、それはあなたが今まで単に”幸運”に恵まれていただけなのかも知れない。そしてその”幸運”がこれからも続くとは限らない。ネット犯罪、特にネット上を流れる個人を特定した誹謗中傷や名誉毀損は後を絶たない。これは日本社会が抱える病巣の一部であると人々は考えがちだが、それは一部などではなく実は日本人の心を根源的に蝕む病巣そのものなのだ。そしてあなたがある日を境にその渦中に巻き込まれる可能性はゼロではない。わたし達が過去の一時期に於(お)いてそうであった様に・・・。

 今、日本人の心が蝕まれ崩壊の危機に立たされている。少なくともわたしはそう考えている。過去の良き慣習や決まり事や代々受け継がれて来た経験が、親から子へ、地域社会から個人へと伝達・伝承されない事によって生じた社会の歪みは、現代の日本の社会を覆い尽くしている。寄る辺ない人々は生きる事を模索する不安で心許ない毎日を送っている。現代の日本の社会において、子育て、いじめ、幼児虐待、教育、失業問題、高齢化社会、犯罪増加、社会倫理、社会基盤、政治、経済、どれを取っても不安のないものはない・・・・。

 わたしはこの様な事を座視できない。黙っていられない。何かをしたい。行動を起こしたい。社会の為になる事をしたい。今すぐにでも・・・・・・。しかしわたしに出来る事は限られている。でも何もしないではいられない。こんなわたしに出来る事はないだろうか。
 そう考えた時、わたしに出来る事は文字や言葉を以て人々に警鐘を鳴らし続ける事だと考えた。拙い文章かも知れない。間違いもあるかも知れない。しかしわたしが出来る”社会貢献”はこれだけである。

 わたしは正直に云ってその事が人々の迷惑になるとは思っていない。もし迷惑だと思っているのならそれはネット犯罪の”当事者”である”犯罪者”若しくは”被害者”だけだろう。そして彼らはけして「真実」を白日の下に晒す事はない。”犯罪者”が真実が明らかにされるのを恐れるのは誰でも理解できる。だが”被害者”が真実が明らかになる事を恐れるのはどうしてだろう。これはわたしの推測だが、現実に”被害者”だった者はこう考えているのだろう。”誰にでも人に触れられたくないプライバシーはある。真実を明らかにするという事はその事が皆に知られてしまう事だ。だからたとえ真実を語らない事によって新たな被害者が生まれようとそれは私の与(あずか)り知らぬ事で、第三者を攻撃したのは私ではないのだからそれは当然私の所為(せい)ではない。ここはあくまでも鳴りを潜めおとなしくしていよう。本音を言えば自分が再びその被害に遭わなければそれで良いのだ”

 でも本当にそれで良いのだろうか?そしてそれは本当に正しい人の道だろうか。

 正しく世間ではそれを「身勝手」または「保身」若しくは「自己チュー」と云う。

 自己や家族を守るのは当たり前の事である。わたしもそれを否定はしない。しかしだからといって家族の為にひいては自分の為に他人を犠牲にしても良いという法は何処にも存在しない。自分だけが良ければそれで良いというのは実は誰でも持っている考えである。そして他人にそれを知られなければ平気でそれを実行してしまうのが人間という生き物だ。でもね、古い云い廻しかも知れないけれど「お天道様は見ている」んですよ。良くない事をして露見しない事など何一つないんです。そして自分の保身の為に自分が原因で被害に遭ってしまった人を見捨てたならば、それは紛れもなく悪い行いなのです。それは自分自身の胸に手を当ててよーく考えてみればすぐに分かる事です。もしその人に良心というものがまだ存在(あ)るのならばね。

 「騙した方より騙された方が悪い」とはよく云われる言葉だがわたしはこれは絶対的に間違いだと思っている。騙した方より騙された方が悪い事など在りはしない。絶対的に騙した方が悪いのだ。騙された方はただ注意が足りなかっただけだ。しかし、騙された方が黙(だんま)りを決め込んだ瞬間から騙された方は”被害者側”から”加害者側”にサイドを変える危険性を孕んでいる事だけは常に認識しておいた方が良いだろう。何しろわたしはその事例を”あの出来事”の中で現実に体験しているのだから。そこから得たわたしの教訓は、「自分が係わった事によってもし新たな被害が生じたならば”知らぬ存ぜぬ”を通すのは”罪”以外の何ものでもない」という事だ。

 もしこの発言に反論する”勇気”がお有りならば、”その勇気”「真実」を語る事に振り向けて頂きたいと切に願うのみである。何故ならば”被害者”と言われる方々が初めからそうしていたならば、”加害者”によって新たな”被害者”が生まれる事は無かっただろうし、「真実」を引き起こした者等(ものら)からだけでなく(極一部ではあったが)他の”エセ被害者”やそれに近い人達からわたしが謂われなき誹謗中傷や名誉毀損の”集中砲火”を浴びる事もなかっただろうし、わたしがいつまでもこの様な事に係わり煩わされる必要もなかったし、「真実」を引き起こした片割れである”偏執的な女”に今日現在に至るまでつきまとわれる事もなかったのだから・・・・・・。 

 まあ、はじめから覚悟は出来ていたし、その事によって生じた”事態”も”因果応報”と諦観できるだけわたしはまだ救われている。覚悟の有る無しで結果はこうも違うという事だろうか。往生際の悪い人は可哀相だね。ああ、蓮の花の話を思い出したよ。←この話は次回中編冒頭でしようかな。

1007111422.jpg 

<ビンボー人だから高級なフランス料理店には行けないけれどここはとても美味しかった> 

 わたしが経験した事はブログという”限られた社会”の出来事かも知れないが、それは取りも直さず社会の縮図だ。そしてそこに病巣があるのならばそれは取り除かなければならない。癌細胞は放置すれば人々を死に至らしめる。これは何も個人を排除するという事ではない。この様な事が二度と起こらない様にするのが一番の目的なのだ。臭いものに蓋をしてはいけない。悪臭は元から絶たなければけして無くなる事はない。そして或る”事件”の実態、事実、真実を知る事はその発生を未然に防ぐ最良の手だてだとわたしは考えている。 

<さて本題に入ろう>

 ※これから以降は小説形式です。小説のジャンルは「推理小説」です。内容は事実に基づいては居ますが推測を交えたフィクションです。なお、真実が立証出来ないもの若しくはそこに守られるべきプライバシーが存在する場合には、たとえそれが誰であっても何であってもすべて”伏せ字”とし、それが誰であろうと個人の名誉に関わる部分は事実を秘し内容を改変しています。それは”被害者”そして”加害者”を問いません。これはあくまでも法に適った処置であると捉えて下さい。わたしはどんな事があっても法の網をかいくぐる考えや触法すれすれの行為をする積もりはありません。
 本来であれば被害にあったわたしとしては相手がしたのと同じようにその実名を挙げ相手を非難したいところですがそれは場合によっては犯罪行為に繋がります。ですから君子危うきに近寄らず。あくまでわたしは法に適った遣り方で、且つわたしの良心に従って物事を公表する事とします。わたしがこれから書こうとしている誹謗中傷の実例を明らかにするに当たって、”小説”という手法・形式を取っているのはその様な考えに基づくものです。その点を考慮してお読み下さる様お願いいたします。
 なお過去に於いてその者もしくはそのブログの運営者が法を犯した事が明らかで、尚かつそれが真実であると証明できる証拠がある場合、又は問題を起こしたブログが現時点で消滅している場合には、そのブログ名やニックネームをありの儘に公表する事とします。それが健全なブログユーザーの公益に適う事であればわたしは法に照らしそれを確実かつ果断に実行に移します。

1007111401.jpg 

<前菜です。 '10.07.11.14:04>

 わたしは知る由もなかったが、ソネブロの片隅で発生した誹謗中傷騒ぎは表立った動きとは別に水面下での暗闘が続いていた様だ。争いの中身からすれば本来は当事者同士で解決すべき争いであったがそれは時間の経過とともに何ら関わりのない人達をも巻き込んでいった。これを仕掛けたのは一組の男女だった。正確には元一組の男女と云った方が良いだろうか。この後の嫌がらせには少なからぬ人間が絡んでいくのだが基本的にはこの二人を基軸として嫌がらせは激化の一途を辿ったのだった。

 この元一組の男女は連携したり協調して嫌がらせを仕掛けた訳ではない。反目し憎み合いながらお互いや、目障りでかつお互いも共通の利害が一致する第三者(この二人にとっては抹殺したい人物)を攻撃したのだ。わたしの調べたところによれば、以前は二人して手をつないで「ろく〇なし会」という名のオフ会に現れ、会が終わった後にはまた手をつないで夜の街に消えていったのを多くの人間に目撃されている。それ程親密だった二人なのにどうした風の吹き回しだろう。その仲を知る人達はそれを訝(いぶか)った。

1007111415.jpg 

<そしてこれは妻の方の前妻じゃなかった、”前菜”です(笑) '10.07.11.14:15>
※ちなみにわたしは一度しか結婚しておりませんし離婚もしていません。そして今もこうして一緒に妻と外食に出掛けます。喧嘩はしょっちゅうしますが夫婦喧嘩ですから「陛下」はそれを食べません。

 どんな事象にも全て原因があり結果がある。何の理由(原因)も無しに何かが起こる訳ではない。自然現象だろうが人間のする事だろうがすべて原因と結果がつきまとうのだ。
 現代の日本は誹謗中傷が蔓延している社会である。誰もが多かれ少なかれ誰かを当てこすり妬(ねた)み羨(うらや)み時として攻撃する。こんな日本人が増えて来た背景には戦後の社会の変化や教育の在り方そして家庭環境の激変がある。一番小さな社会単位である家庭はもはや半数近く崩壊している。その結果どうなったのかと云えば「自分の事しか考えない」人間が雨後の筍の如く現れ蔓延(はびこ)ったのである。社会を騒がせる様な事件を起こした者に共通しているのはそうした背景の中で(この様な人間が)育って来たという事である。この様な者の心の歪(ひず)みは大きく、根深く、如何に精神科の名医とて完治する事はもはや不可能だろう。

1007111423.jpg

<これも同上のレストランのメインディッシュのひとつ>

 二人は高校時代の同級生で同窓会で再会したのを機に結びついた(結ばれたのかどうかは知りません)と云われている。その後この二人には共通の性癖がある事が判明する。それは正体を秘し他人を攻撃する事への限りない愉悦であった。ソネブロはそれには格好の「場」だった。この騒動が起きる一年以上も前から二人はソネブロで知り合ったブロガーをターゲットとしてあちらこちらで嫌がらせや苛めを繰り返していた。被害者は地元の中京地区だけではなく大阪・神戸や首都圏にまで及んだ。インターネットだから日本の何処にでも出没できたし、望めば外国にだって嫌がらせをばらまく事さえ出来ただろう。ただし、TOEICのスコアが900点を超えるくらいでないと思う存分嫌がらせする事は無理だろう(笑)

 とにかくこの一組の男女は毎週の様にターゲットを変え他人を攻撃した。それでも足りないと思ったのか男はさらに攻撃仲間を増やす事にした。そして七年越しで親密な関係にあったもう一人の女を仲間に引き入れた。しかしその事によってお定まりの女同士の反目が始まった。しかし女はどちらもプライドが高くそれが表面化する事はなかった。但し、この騒動が起きるまでは・・・・。

1007111441.jpg

<お店の名は佐倉にある森のレストラン「クオーコ」。行ったのは7月11日の事であった>

 ではこの騒動はどうして起きたのか。それはすべて女二人をコントロールする男の身勝手な理由から始まった事だった。男はある理由によって二者択一を迫られた様だ。つまりAという女を取るかBという女を取るかという選択を迫られたのだ。そしてその選択を迫ったBを男は選ぶ事になる。つまりAは捨てられる運命にあったのだ。しかしこの男はその選択をした事をAには内緒にしてしばらくは利用する事に決めていた。男の密かな(他人を攻撃するという)趣味を実行するにはAは得がたいパートナーだったのだ。だからAと別れるとBに仄めかして置きながら陰でAを利用するだけ利用する心積もりだったのだ。それにもし事が露見しそうになったらいつでもAをして犯人に仕立てればいい事だった。過去の攻撃でAは仲間内で十分犯人であると疑われていたのは紛れもない事実だったし、その様に仕組んだのもこの男だった。いずれその価値がなくなったら何らかの理由をこじつけてAを襤褸布(ボロきれ)の様に捨てる心積もりをしていた。それがこの男の算段だった。

 男はAの知らない間に着々と事を進めていた。どう進めていたかと云えば過去に他人を攻撃した罪を最終的にはすべてAになすりつける手筈を整えていたのだ。一年前に大阪在住の或る女性を貶(おとし)めた時以来、この男の運営するブログに出入りする常連はAこそがその犯人だと疑っていた。それもこの男が真実(自分が主犯であるという真実)がばれるのを恐れて陰に廻って画策誘導した結果であった。

 そしてその仕上げとしてそれを実行したのがこの一連の誹謗中傷合戦だった。それは前もって計画されたものではなかったが男はその機に乗じて一挙に己の抱えている問題や過去の清算を計ろうとしたのだ。これが一時ソネブロを騒がせた通称「ブログ荒らし」の正体と真相だった。どの様な経緯を辿って事が大きくなっていったのか順を追って話したいと思う。

 男はある日自らが中心となって開かれたオフ会「ろく〇なし会」の写真を掲載した。「幹事」は「F」という名前のブロガーだったと記憶している。そこで話題となったのはオフ会が終わった後男が写した写真で、そこには誰か知れない女性の後姿が写っていた。それにオフ会に参加したメンバーは敏感に反応した。仮に男の名前を「I」としよう。IがUPしたオフ会の記事にはメンバーからの揶揄や冷やかしのコメントが次々と書き込まれた。いわく「この女性はIさんの<喜び組>ですか」云々・・・。

 Iはその様な盛り上がりに当初は満足していた様だ。しかしそれはAやBには何ともやるせないどころか切歯扼腕する程のものであった。それは何故か・・・。実は後姿の女性はAでもBでもなかったのだ。Iは思わせ振りにCという新たな女性をブログで公開したのだった。AやBが面白かろう筈はない。実はIはオフ会で多くの女性を物色していた。Aを”同伴”して置きながらIはそんな事をしていたのだ。しかしIの毒牙に掛かった者は一人とてなかった。Iをすげなく袖の下にした女性達にIはなおも迫り、それが”実現”しないとなると今度は一転して相手を陰で攻撃する男だった。CもRも皆その被害者だった。そしてそれはAに引き継がれ今も行われている。

 AとBが面白く思っていないところにIと仲がいいDという女がダメ押しをする様にあるコメントを書き込んだところ、それを契機として女達の誹謗中傷合戦が勃発したのだった。それはまさしく開戦のゴングの様なものだった。まず戦いの烽火を上げたのはAだった。それがIの思う壺だとも知らずにAは坂道を転げ落ちる様に戦線を拡大していった。誰彼かまわず噛みつくという有様だった。Aが敵と思う人間は一人ではなかった。BもCもDもそしてE・R・Zくらいまで届きそうな勢いで相手を誹り攻撃していった。そしてIはこの機に乗じてAだけでなく複数の者との過去の清算をする事を思いついたのだ。「この際俺を袖の下にした女をすべてソネブロから閉め出してやる」、Iがそう思ったか言ったかどうかは知る由もないが表に現れた事象はそれが限りなく真実に近い事を示していた。Aを全ての嫌がらせの犯人に仕立てあげる為に、AになりすましてあちらこちらのブログにAの名を騙ってC等を罵る不快なコメントを貼り付け、コメントの内容で更に他の者との不適切な関係を清算する算段だった。何ともこの男の考えそうな事であった。

 それから程なくして漸(ようや)くそれに気づいたAはC等だけでなくIにその矛先を向けた。Aの発言から暴露されたIの悪事はとどまる事を知らなかった。Aはインターネットやメールを使ったり実際に常連の幾人かと面会して、Iが過去にあった多くの嫌がらせ行為の主犯だと触れて廻った。しかしそれは結果的にAの首を絞めただけだ。「ああやっぱりお前が犯人だったんだな」誰もがそう思ったものだ。Aの人望の無さが露見した形だ。人間如何に普段の行いが大事かという事を如実に物語るエピソードではある。
 Aよ、大阪まで行ってあんな事をしちゃいけないね。それってIに対する背信行為だよ。二人でやったある女性に対する犯行予告メールなんか第三者に公開しちゃいけない。悪には悪のルールってものがある。それを破ったらもう正しい道に戻る事も間違った道をそのまま歩き続ける事も不可能だ。だから今に至っているんだよ。もう誰からも相手にされていないだろう。まともな相手にはね。忠告を一つだけして置こう。

 「逆恨みは弱い人間のする事だ」

 話を元に戻そう。

 しかし世の中はその様な”姦計”に騙される人間ばかりではなかった。Iのブログの常連の中からIの言動に不信感を抱く者が複数現れたのだ。それをこれらの者はIに糺した。そこでIはまず自分が成りすまして作り上げたブログの持ち主の名を挙げ、その次にCの名を挙げて仲間内から葬り去ろうと画策した。しかしこの時点になるとIの言う事をメンバーの殆どは信用しなくなっていた。常連メンバーはすでにI抜きで横の連絡を取り合っていた。そしてIとAの遣り取りを見てIとAの関係を知りそれまでの数々の不快な出来事がこの二人によって仕組まれた事だと漸く理解したのである。それを契機に常連は櫛の歯が一つまた一つと欠ける様にIの元を去っていった。”策士策に溺れる”の譬えを絵に描いた様な結末だった。いまではIのブログを訪問する者の中に過去の常連は誰一人として残っていない。そして新たに獲得した常連メンバーの殆どはその事を知らないか洗脳されてしまっている。

<つづく>

1007111433.jpg

<さあ、食後のデザートを召し上がれ!>

 えっ、記事を読んで些か食傷気味になって食べられない?・・・まあそうおっしゃらずに一口食べて下さいな。美味しいと思う事請け合いですから(=^ o ^=)(=^ o ^=)

 これに懲りずにまたのお越しを♡♡♡

 


nice!(52)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 52

コメント 12

Silvermac

厳しい体験でしたね。
by Silvermac (2010-09-06 06:23) 

袋田の住職

たまたまのぞいたんですよ。
久々にU3さんのブログ・・・
ちょっと時間ができたので・・・
でも、この記事を読むのには気力が要りそうです。
暑いとパソコンも身体も悲鳴を上げますよね。
うちは、エアコンが効く部屋と効かない部屋があります。
普段はエアコンは使いませんが、あまりに暑いときはエアコンの効く部屋に逃げ込みます。
本堂はエアコンが効かないので、法要中は汗だくです。
ということで、本文はあとでゆっくりよ読ませて頂きます。
by 袋田の住職 (2010-09-06 06:52) 

aranjues

あのソーサーは秀逸ですね。。
売ってたら買いたいところです。
by aranjues (2010-09-06 09:14) 

枝動

体重戻りましたか。
クーラーの夏期使用禁止って、嘘みたいな話ですね。
栄養つけて、体力取り戻してください。
by 枝動 (2010-09-06 15:32) 

どぼちょんぱぱ

暑さ厳しき折、ご苦労様です。
写真、とブログの内容、美味しく(?)頂きました^^
by どぼちょんぱぱ (2010-09-06 15:58) 

つなみ

ゆーさん、ご無沙汰しております。
お料理美味しそう。いいなあ♪
デザートの糸状のは、糸飴?糸飴?ワクワク
ところで、今回のこの問題は、すっごく怖いデス。
いつも思うけど、なぜこんなことが起こるのかと思いマス。
胸が痛みます。
by つなみ (2010-09-06 16:03) 

吟遊詩人41

何度きいてもアレな話ですね(>_<)
by 吟遊詩人41 (2010-09-06 19:26) 

たいへー

強制的なダイエットは辛いねぇ・・・
そして、心まで疲れるとタマラナイこの季節。^^;
by たいへー (2010-09-06 19:52) 

楓〇

大阪の人なのですか?
ええ~~~、そうでなくても
大阪のイメージって良くない側面があるのにぃ。
曽根風呂内でも悪なるやん(滝涙)
大阪イメージアップキャンペーン 
展開せんとあかんなあ。

それにしても、厳しい職場ですこと。
お疲れ様です。

by 楓〇 (2010-09-06 20:22) 

nyankome

以前常駐していた職場のとある部屋から、契約が変わったとのことでエアコンが撤去されました。3年間その部屋で過ごしましたが、夏は意識が朦朧としてきます。
by nyankome (2010-09-06 20:56) 

chunta

美味しそうなお料理の合間に
怖ーいお話・・・・・
酷暑の怪談みたいです  笑

暑い日が続いてますから
エアコン禁止が解除されると良いですね><
by chunta (2010-09-07 00:44) 

みっきぃ

本文あとでゆっくり読むことにします^-^;
あのりかちゃん人形は大人向け!?いやはや~~~~
by みっきぃ (2010-09-30 11:38) 

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。