<'11.02.11 東日本大震災のちょうど一ヶ月前・・・この日をわたしはけして忘れないだろう>
震災によって大きく人生が変わったのは何も被災者ばかりではない。
<'11.02.11 東日本大震災のちょうど一ヶ月前・・・この日をわたしはけして忘れないだろう>
震災によって大きく人生が変わったのは何も被災者ばかりではない。
わたしがブログ休止宣言をしたのは二月の初旬だが、その理由をわたしはまだ語っていない。そして現時点でもそれを話す段階にはないと思う。しかし昨年の秋からそのごくプライベートな問題にわたしは掛かり切りだった。そして今年になってその方向性を見出(みいだ)しこの日に漕ぎ着けたのだった。
”その事”を終え家路についたわたしの心にはもはや逡巡と後悔はなく諦観と哀しみだけが残った。帰路に就くわたしの心を映してか、朝から低く垂れ込めた空からは雨が落ちて来てそしてやがてそれは雪に変わった。本牧の方から高速に乗ろうと山下公園手前で右折しようとしていた。
隣には愛する妻がいた。しかしわたしの心の中は空虚であり、それを満たすかのように心の涙が止めどなく流れていた。実際には流れてはいなかったのだが心の中はそうだったのだ。
喪失感はそれ程に大きかった。しかしもはや後戻りは出来ない・・・。
<'11.02.11.12:50 YOKOHAMA BAY BRIDGE>
<震災から三週間を過ぎて>
はじめの一週間はあまりにも壮絶な出来事の前に心は「遊離」していた事だろう。
まわりで起きている事がまるで他人の身に起きている様な「錯覚」に囚われていた事だろう。
しかし・・・三週間経った今。
我々の目の前にあるのは圧倒的な「現実」である。
そしてそれは困難な避け難く厳しい現実だが、
これを乗り越えなければ私達に明日はない。
明るい未来を迎える為のこれからが私達の正念場なのだ。
残された人達の為に私達はそれに立ち向かっていくだろう。
心の傷を抱えながら、
深い悲しみを心に抱(いだ)きながら、
『今日も私達は生きていく』
written by U3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・