実はそんなこともあって、国民の過半が衆院選で自民党を支持して以来、ブログで情報を発信する意欲がなくなってしまったのです。それでしばらく記事更新を控えることにした経緯があります。
でも、今回だけはこのことについて書こうと思います。書くのは財務省の文書偽造発覚です。
これで佐川元理財局長の国会答弁が虚偽であったことが我々の前に初めて明らかにされました。ご存じのように、我々の過半は昨年の国会での安倍総理以下の答弁を聞いてそれを鵜呑みにした、もしくは信じた訳です。そしてその世論を元に安倍自民党が総選挙という挙に出たのですが、その根拠が虚偽であったという事実を我々はどう受け止めたら良いのでしょうか。
これから真偽は明らかになるのだと思いますが、佐川元理財局長の国会答弁がまったくのデタラメで嘘の答弁であったことは明らかです。
現在のところ安倍総理を頂点とする政府と麻生財務大臣は、元理財局長(元国税局長官)一人にその責を押しつけようとしているかのように見受けられますが、今回もまた国民の過半は安倍政権を支持するのでしょうか。
思うのですが、麻生財務相や財務省の職員の会見で述べられた様な事実があるとはとても思われません。一公務員である佐川氏が自分の判断だけであれだけキッパリとした国会答弁をする筈はないのです。
恐らくその根幹にあるのは国会で安倍総理が、「私と妻(昭恵夫人)が森友問題に関わっているなら総理大臣も国会議員も辞める」と言及・発言したことに根本的な原因があったと考えられるのです。
そこからそれを裏付けるために佐川氏以下、理財局職員に圧力が掛かった。
そしてその結果、佐川局長が虚偽の国会答弁を行い、それとの整合性を取るために文書が書き換えられたと考えるのが自然です。
つまり、昭恵夫人の過去の発言や、安倍総理や自民党など国会議員の関与を思わせる部分が削除されたと考えれば隠していた理由もスッキリするのです。
けして、麻生財務大臣の会見での答弁の様に、佐川局長の答弁に合わせて文書が書き換えられたのではなく、安倍総理の国会答弁に基づいて文書が書き換えられたのです。
つまり麻生財務相の答弁通りではなく順番が逆だと思われます。
先ほど安倍総理も謝罪会見をしたようですが、それをこれまでの様に国民は信じ、許すのでしょうか。すべての原因とその責任は安倍総理にあるのではないでしょうか。
これを払拭するには昭恵夫人の国会証人喚問以外に手はないように思われますが、自民党はそれを容認しないでしょうね。今後もしこの件について世論調査があるとすれば「安倍昭恵夫人の国会証人喚問をすべきだ」という問いには「すべきだ」と答えて欲しいと思います。
第二次大戦以来、お上や権力といったものにおもねったり、欺されやすい国民というレッテルを、日本人は果たして払拭できるのでしょうか。民主主義の根幹に関わる問題です。国家が国民を欺くような国に住みたいとは思いませんが、国を捨てるだけの気概も財力もない私です。ですがこのままで良いとは思っていません。早く真相が明らかになって国会運営が正常に営まれることを願って止みません。
経過を見守りたいと思います。
<追伸です>
うっかり書くのを忘れていましたが、今日詐欺の電話があり110番に通報したら警察官が今すぐ家に伺うとの話になりました。もちろん詐欺にひっかかるほど人を信用はしていないので実害は何ひとつありません。この様な場合ですが、警察官は必ず2名以上で来ます。まず警察手帳の提示を求めて下さい。(今は警察官を騙る詐欺グループも存在します)
どんなものだったのか、皆様の参考になればと思いお知らせいたします。
①家にいると固定電話の呼び出し音が鳴りました。
どこから掛かって来たのか確認するためにディスプレイを見ました。すると市外局番なしの、まったく心当たりのない、しかも通常あり得ない9桁の電話番号が表示されていました。私は途端に不審電話だと直感しました。
因みに私は基本的には番号非通知の電話には出ないことにしています。
②不審に思いましたが、一応出ることにしました。
この様に知らないところから電話が掛かって来た場合、私は絶対に名前を言いません(これは大事なことですので憶えておいて下さい)
③受話器を取ると、もう切れているような感じの無音状態が数秒続いたので切ろうとしたところ、突然自動音声が流れて来ました。
それによれば「三井住友銀行クレジットカードに関する重要なお知らせがあります。大変重要なお知らせです。今すぐプッシュボタンの9を押して内容を確認して下さい。係員がすぐに対応いたします」という音声が流れました。
通常こうした銀行とかクレジットカード会社からの連絡の場合は、係員が直接出て、自動音声がいきなり流れることはありませんので更に不信感は高まりました。
④それを確かめるために「9」のボタンを押してみました。
するといきなり男の声がして「どちら様でしょうか」と聞かれました。「私から掛けた訳ではないのでどちら様というのはおかしくありませんか」と返答しました。
⑤相手の男は私のその問い掛けを無視して「どの様なご用件でしょうか」と聞いて来ました。少し間を置き考える時間を作りました。(警戒感を呼び覚まし、正常な判断を下すために、これは大事なことです)向こうから電話があったのに逆にこちらの用件を聞くとはこれ如何に。益々不信感は募ります。
それから、ゆっくりした声で「自動音声のガイダンスでは重要なお知らせがあるので9を押すようにとのことだったのでそうしたのですが」と答えました。(ゆっくりと話したのは自分を落ち着かせるためです)
⑥そうしたら、「三井住友銀行クレジットカードの重要なお知らせですね。それでは氏名と生年月日を教えて下さい」と言われました。そのひと言でこれは詐欺の手口だという確信に変わりました。何故なら、私の名前も知らないのに電話を掛けて来たのは明らかでしたから。
⑦そこで私は問いました。「あの、私から掛けた訳でもないのに、どこの誰だか名前も名乗らない人に何故私が個人情報を教えなければならないんですか」当然の問い掛けです。
⑧すると、相手の男が「お客様の本人確認が必要・・」と言っている途中で突然電話が切れました。音声の状況からすると、たぶん男の背後に誰かリーダー格のような者がいて、電話を強制的に切ったのだと思います。
⑨すぐさまネットで同様の被害がでていないか調べ、ほぼ同様の手口を見つけました。銀行名から9のプッシュボタンを押せという点までまったく同じ手口です。それによると氏名と生年月日を伝えた途端に電話が切られるとのことです。後日別人が「なりすまし」でクレジットカードや通帳をせしめようとするだろうとのことでした。
⑩警察の話では、不審だと思ったら、相手の問いには答えずすぐに電話を切れとのことでした。話す時間が長ければ長いほど詐欺グループに欺される確率は高くなるとのことです。自分は大丈夫だと思っている人ほど欺されやすいというのはどうも本当のようです。
それと、今は携帯とかスマホの時代で、固定電話に掛かって来るのは詐欺か何かの勧誘が殆どだという話がありました。固定電話は出来れば常時留守電にした方が良いとのことです。そうすることにより詐欺は防げる確率が高くなるとのこと。確かに今では殆どの電話はiPhoneにしか掛かって来ません。さっそく固定電話を留守電設定に変えました。
今回、こうして被害は免れましたが、これから先、詐欺の被害に絶対に遭わないと断定することは出来ません。過去には裁判所や債権回収機構を名乗る不審な電話もありましたがすべて撃退しました。しかし今後どんな新たな手口で電話が掛かって来るのかは私にも分かりません。その時も落ち着いて対応出来るようにしたいものです。外出先から帰宅した妻にはこのことを伝え情報を共有したのは言うまでもありません。
ところで今回掲載した写真は記事の内容とはまったく関係がなく、近況報告の一環と考えて下さい。
上記二つの写真はDYSONのハンディクリーナーを最新の V8 absolute に買い換えてそれが到着した日に写したものです。これまでは DC45 でした。
妻は私の文筆業が軌道に乗るまで我慢するという理由で、クリーナーにガタが来てからももう一年以上欺し欺し使っていたのですが、あまりにも可哀想になって買い換えることにしました。抜群に吸い込みが良いです。これで掃除も短時間で済みます。
下の写真は2月に東京ドームで開催された世界らん展に行った時のものです。
ではでは皆様ごきげんよう。