<いきなり追記です!2020/04/06 9:39>
日本の新型コロナウイルス対策は破綻します!
緊急事態宣言を、出そうが出すまいが早晩そうなるでしょう。何故そうなるのか。それは日本の新型コロナウイルス対策が初めからボタンの掛け違いをしているからに他なりません。それでは何をやっても旨くいく訳がないのです。
国会にあれだけ代議士のお偉いセンセー方と、有能な官僚?(かどうかは知らないけど)が雁首を揃えていながら、小田原評定を繰り返すばかりで、何ひとつ抜本的な対策を打ち出せずにただオロオロするばかり。日本の選良?の英知は、実は大したことがないのをこれで世界に露呈した形です。これでは国民が長いトンネルの出口を見いだせず、絶望しかこの先には待っていないでしょう。
こんな事態になったのはいったい何故でしょう。理由は簡単です。
『優先順位を原初から完全に間違えていた』からに他ならないのです。
安倍政権の現在の二大政策は「経済対策」と「医療崩壊の防止」です。これが間違っているとは言いません。ですが優先順位を当初から完全に間違えた結果が現在の状況を招いていることに気づいていない、もしくはそれに気づいていたとしても、最早それをひた隠しにするかなかったのでしょう。
何しろ大失態ですから。しかも政権を揺るがす失態なんてチャチな失態じゃありません。日本国の屋台骨を揺るがしかねない大失策・大失態だったのです。
困ったら人は何をまず為すべきか。それは『原点』に戻ること。そして物事の本質を理解すること。そうして見えて来る本質は唯一つです。
『COVID-19を撲滅もしくは克服すること』
・・・これ以外ありません。それが出来れば日本が抱えるすべての問題は解決します。つまりこれが優先すべき課題の第一、新型コロナウイルス対策の最優先事項です。しかしその方法を日本は初めから間違えていました。
新型コロナウイルスの疑いのある者にだけ、(診察した医師を通して)検査の申し入れをさせ、しかも検査するまでのハードルをわざわざ高くしてまで検査数を制限し、そこでようやく陽性・陰性の区分をし、陽性者だけを隔離するという手順と方針を打ち出したことが、最大のボタンの掛け違いだったのです。
これは諸外国とはまったく逆の対策です。諸外国がまず第一としたのは、症状の有る無しに関わらず多くの人を検査して、陽性者をいち早く探し出し隔離することでした。それでもドイツですらあれだけの被害が出ている。しかし『陽性者をいち早く探し出し隔離する』という施策はまったく間違いではありません。というより正解です。それを世界で唯一していない国家。それが日本なのです。危うきかな日本丸。小生はそう思います。
これで日本がまず何を為すべきかは理解できましたね。では具体策を手短に箇条書きにして下に記します。
① PCR検査のみの検査体制を改める。(他の迅速かつ短期間で大量に検査できる検査キットを導入する)
② 検査実施方法を根本的に変える。(病院内で検査することを直ちに止め、野外のテントなどの仮設施設で新しい検査キットを用いて、期間を定め一度に大量の検査を実施する)※既に感染爆発が始まっている大都市を優先するが、最終的には国民全員の検査が望ましいというより、今となってはそうするしかない。
③ 隔離先を確保する。(陽性判定の出た者をトリアージ、峻別して、入院が今すぐ必要な者(更に細かな区分けは必要)、未発症な者とに分ける)※未発症者をホテルなど(仮設建物でも何でも出来ることはすべてやる)の隔離施設に収容する。
※ここで何が一番大切かといえば、感染者からその他大勢の未感染者を守る。ただそれ一点です。ならば何をまずすべきか。それは感染者の8割を占めるという無自覚な新型コロナウイルス保菌者が、好き勝手に外を出歩いて、未感染者に感染を広げることを絶対に阻止することです。これ以外にあり得ません。これこそが新型コロナウイルスを撲滅あるいは克服する第一義なのです。つまりこれが優先事項の第一位だったのです。そして、これを実施するのに躊躇してはなりません。
私たちはこれまで、医療崩壊を起こさないためには、ピーク時の感染者数を、医療機関の受け入れ患者数の限度を超えないように、コントロールすべきだと思って(教わって)いました。そしてその為には色々な条件を示して検査数を制限し、発症者を優先して医療機関に受け入れることだと思っていました。しかしそれが間違いであったことはもはや明らかです。医療崩壊を防ぐのは手段であって目的ではないのです。経済対策だとてまったく同じです。だとしたら優先順位の第一を発症者の隔離および治療に当てるのではなくて、最優先すべきは『感染者の8割を占める無自覚な新型コロナウイルス保菌者を完全隔離する』ことです。感染がこれ以上拡大するのを防ぐ方法はこれしかありません。というより新型コロナウイルスを克服する唯一無二の方法です。
今からでも遅くはありません。安倍政権と日本政府は、今の最重要課題であり対策である『医療崩壊の防止』及び『経済対策』の二大対策の方針から、『安全な方法での全員検査体制の確立とその速やかな実施』と『(医療行為の伴わない)未発症無自覚陽性反応者の完全隔離』の二大対策に切り替えるべきです。
『過ちては改むるに憚ること勿れ』
『論語』にあるこの箴言は、安倍政権と日本政府に今一番求められている人としての、そして組織としての心得です。今すぐ為すべき政治及び行政の決断です。為政者の決意です。これを為せば、あとに残る問題はすべて自ずと解消するでしょう。
安倍晋三総理大臣、どうかご決断を。
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己を顧みぬ故に幾度も同じ過ちを繰り返す懲りない生き物の名を人間という。
何ごとも『過ぎたるは猶及ばざるが如し』という。
己が正しいと思いに凝り固まることで失うものは多いと知るべきであろう。
世の中に正義は当然あって然るべきだろう。
何事も正しき基準がなければものごとの判断は出来ないからだ。
それはそうだが、正義を振りかざす、あるいは己こそが正しいという考えは誤りだ。ものごとは多面的であり、ある側から見ればそれは『正』であり、またある側から見ればそれは『誤』であり、更に別の側から見ればそれは『悪』であるかもしれない。
だが誰でもこれは正義ではないと思えることはある。正しい行いではないと確信することはある。それがモリカケ問題・桜を見る会等々、一貫して忖度によって守られ、責任を逃れ続けている安倍晋三の存在だ。
思考が硬直化するとろくなことはない。見えるものも見えなくなる。人の忠告にも耳を貸さぬ。すべては因果応報、故にそれは己が望まない形で返ってくるであろう。人生とはそういうものだ。何事も道理から逃れ得るものではない。
我執あるいは一つことに執着するは正しいことに非ず。必ずや執着した対象はそれを望む者の許から逃げていく。追えば逃げ行くは道理。
一昔も二昔も前のことになります。
『柔らか頭してますか、住〇金属!』
とのフレーズで流れていたTVコマーシャルが一世を風靡しました。
若かりし頃の山瀬まみがこのCMに出演し、あの独特の舌足らずの話し方で語られたこのフレーズは、あらゆる事柄や話題の事象に当て嵌められ、思考が硬直化することの警鐘として、あるいは柔軟な思考が今こそ求められているとの啓蒙的意味合いで、広く引用され使われていたように思う。
何事も凝り固まれば良い結果を生まない。臨機応変に局面局面において何が正しいのかを見極め、進むべき方向を見定め軌道修正することこそが、未来を開くのだと思う。
新型コロナウイルス禍において、安倍政権は自らが発した言葉によって縛られ、方針転換も新基軸も打ち出せずにいる。愚鈍で硬直化した安倍政権にこの難局を乗り切る力は残っているのだろうか。
断じて否だ! 安倍政権はもう駄目だ。周りにいる者も愚者ばかり。
故にこれからは国民が政治を動かすべきだ。静かな革命を今こそ始めるべきだ。安倍晋三が自民内の後継者に政権を禅譲する前に、国民の過半が安倍政権に、そして自公政権にNOを突きつけるべきだ。
安倍晋三という男に期待するな。保身しか能がない男に何が出来る。自分を捨てられない男に何が出来る。野党にも期待するな。・・・であれば国民が政治家を直接、監視・コントロールするしか手立てはない。
これは絵空事を語っている訳ではない。新型コロナウイルス禍で安倍政権は今まで何ひとつ有効な対策を打てていない。小手先で下らない(何の対策にもなっていない「布製マスク2枚配布」などという)国民の期待を根本から裏切る対策を、後手後手かつ小出しに出しているだけだ。30万円現金給付も不公平で国民の怨嗟を招くだけの愚策だ。尻目処(けつめど)の小さい馬鹿は何をどうやっても馬鹿以外にはなり得ない。
無能無策無責任男安倍晋三。いざとなればシラを切り、逃げを打つのだけの小者。
国民の姿などこの男の目には映っていない。
考えているのも、身内と安倍昭恵と、自分の将来の安寧だけだろう。
だからもう、この男の時代を終わりにしなければ、国民に明日はない。
前回の追記で、小生はもしこの新型コロナウイルス禍の中で『首都直下型巨大地震』や『南海トラフ巨大地震』が同時多発的に起こったとしたら、日本は確実に壊滅するだろうと語った。これを一笑に付した者もいるだろう。逆にその予想に恐れ戦いた者もいるやも知れぬ。しかしそれでも小生は言わねばならぬ。
この世にあり得ないことなど何一つないのだと!
「弱り目に祟り目」は、人生に於いて往々にして有り得る事象だからこそ、今に残っている先人からの警句だといえる。西洋ではマーフィーの法則もある。
現代の日本人におしなべて欠落しているのは『覚悟』だと思う。
だから何か予想外(想定外)のことが起こるとすぐ狼狽え右往左往する。
賢しら人の想定などいざとなれば屁の役にも立たぬ。
いまの日本は、心の準備が出来ていない。
死や底なしの破綻がこの世には常在しているということを知らない。
野垂れ死にが嫌なら、考えろ。
己とは何かを。生きることの意味を。世の中とは何か。己は何を為すべきか。
人が生まれ、生き、やがて死ぬという厳然とした事実。逃れえぬ現実。
いまこそ私たちは試されている。
新型コロナウイルス禍という神仏が我々に与えた賜う試練を克服することを。
平和な日々はもう帰らぬ遠い日。明日はどうなる。どう生きる。
沈思黙考、心静かに未来を想う小生です。
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<2020/04/06 13:40 追記>
小生、日本人は本当に枝葉末節が好きな民族だなとつくづく思うのであります。その枝葉末節が本質であるかの如く勘違いをする人たちさえいます。
それから、遣れることを探すよりも、遣れない理由を一生懸命探すのが本当に好きな民族です。それでいて誰かがいざ行動を起こすと、遣ること為すこと一々目くじらを立て文句を言うだけで、自らは何も動こうとしない愚か者が多いということも挙げておきたいと思います。
例えば小生が冒頭に挙げた三つの対策にもたぶん文句がある人は確実に存在するでしょう。(直接文句を言って来る度胸は多分ないでしょう(o゚∀゚o)) 度胸がないだけでなくて論破する自信もないからね。それに、対立するのを極力回避するのも日本人の常ですから。でもね、そんな日本人の常識も平時(平和な時代)ならいざ知らず、今回のような非常時にはまったく無意味であり世界の非常識です。
小生は今皆の心に浮かんだ思いが読み取れますよ(*´∀`*)
そんなこと言ったって、PCR検査なかなか受けられないじゃない。保健所や帰国者・接触者電話相談センターに電話しても全然繋がらないじゃない。それが現実でしょ。
多分そんなとこでしょうね。目に見えるようです。でも小生は元々発想が違います。(別に自慢したい訳じゃありません)後ろ向きな発想を変えて欲しい。前向きに考えられるように発想の転換をして欲しいと願っているだけです。
という訳で、「PCR検査」がなかなか進まない、「保健所や接触者・・電話センター」に繋がらないというのであれば、小生なら「だったらそんな役に立たないか、今の状況に合わないなんてえモンは、すべて止めちゃえばいいじゃん」と思う訳です。そして出来る方法を探します。(※出来る方法はCOVID-19 SyndoromeⅣ(3月4日)』の中で既に明らかにしています) そういう発想を何故しないのか、と思う訳です。何が問題を解決する障害となっているのか。それを解決するにはどうしたら良いか。そうした前向きで積極的な考えを前面に押し出して欲しいのです。
一人では限りがあります。ですがそれが二人になり四人になり、一万人、十万人、百万人、やがて一千万人になった時、政府も動かざるを得ないでしょう。そういう動きを小生はみんなに切に望みます。
まだ文句や言い訳をしたい人がいるのではありませんか(^_^)
例えば法律の問題。今の日本の法律では新型コロナウイルスに対応出来ない。だからなかなか有効な手を打てないんだ。でも法律を改正するには時間が掛かる。・・・てな言い訳や出来ない理屈を申し立てる訳です。
でもね、日本のトップが思い切った決断すればすべては解決するんですよ。安倍晋三という尻目処の小さい臆病虚勢(強がり)男が出来るかどうかは分からないけどね。出来なけりゃ国民が引きずり降ろすしかない。
「私がすべて責任を取ります。だからこれこれの法律を時限立法としてこれこれこういう風に変えましょう。そしてこの難局を乗り越えるのです。違憲どうのこうのはあとで議論しましょう。もし結果が出なかったら私はいつでも責任を取ります。だから与野党を問わず全員がこの法律改正に今すぐ同意し可決して欲しい」
そこまで言って反対する議員なんて国賊以外の何ものでもありません。
そうして新型コロナ禍が去ったか落ち着いた時に、国民の審判を仰ぐのです。
まあ安倍晋三総理大臣にその度量と度胸と決意があったらの超架空の話(絵空事)ではあるんですがね。
でも何が何でもそうしないと日本は駄目になるのでは?
U3の独り言:今回を以て、テーマ「本」1位の座を降ります。
不義理ご容赦願いたい。・・・悪しからず。どうぞよしなに。
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余談として聞いて下さい。
小生は政治家も信用していませんがマスコミの大半も信用していません。何ごとも一度は疑って掛かる必要があると思っています。新型コロナウイルス禍においては、緊急的な救済措置として、コロナウイルスの蔓延によって急激に所得が減った世帯に対し現金30万円を給付する案が出ています。その一つ一つの条件等の是非は一旦置いて、まずはお伝えしておくべきことがあります。
小生は国民に現金を支給するというのであれば給付対象は選別すべきではないし、一律に全世帯に対して家族構成に見合った金額を給付しなければ不公平であると考えています。速やかにしかも公平性を担保するならそれしかありません。
それを議論してたTV番組を見ていたらと、何処ぞのコメンテーターが知ったかぶりで、
「公務員と年金受給者はコロナウイルスの影響がなく、収入が減っていないのだから受給対象から外すべきだ」
などと宣う訳です。小生に言わせると、こういう人たちって実際に支給される年金額を知らないからそんなことが言えるんです。年金だけで生きていけると思ったら大間違いですよ。イギリスやスウェーデンなどの高福祉国家じゃないんだから。
厚生年金だけの受給者ですら年金だけで生きていけないから、2000万円貯蓄しておかなければならないという話が表沙汰になったのは記憶に新ししい筈なんです。それが日本の年金制度の実情なのにそれすら忘れて平気でそんなことを言い放つ。ましてや国民年金の受給額だけだったら悲惨ですよ。あのね、殆どの国民年金の受給者は、元々の貯蓄が少なくて年金しか収入がなかったとしたら、国からの支援がなければ栄養失調になって倒れるか餓死するしかないんです。年金だけでは生きていけないんです。そしてそういう悲惨な目に遭っているひとは確実に存在するんです。
日本の福祉政策なんてそれこそ先進国の中でサイテーの部類なんだから。現状も知らずに論じる愚を悟ってください。そういう国民が日本には相当いるという現実を知らずして、好き勝手に論じるのは『愚』であり『悪』でしかありません!
言論は自由です。ですが、あらゆることを想定して論じるべきであろうと思います。軽々に知ったかぶりで論じることで、傷つく人もいることにどうか気づいてください。
・・・という訳で唐突ですが、それでは皆様 ごきげんよう。
<2020/04/06 7:19追記>
もうすぐ「77777」nice!達成するカモ。しちゃってました・・・長かった。
という訳で、しばらく休載します。【4月7日撤回しました】皆様ごきげんよう。ご迷惑では御座いましょうが、今後も時折出没いたします。(o゚∀゚o)