<スカイ島に向かう前に、スコットランド・ハイランド地方のカローデンの古戦場に立ち寄った。
ここは大砲も加えた近代兵器と装備を持つ、カバーランド公率いる約9000名のイングランド軍と、殆ど武器を持たない軍隊とも呼べないジャコバイト党軍兵士5400名が戦った場所だ。戦闘は僅か1時間ほどで終了し、イングランド軍の圧勝であったという。
いまでもイングランドとスコットランドが、(今では)同国人でありながら反目し合っているのは、この戦いでイングランド軍が、降伏して、武器を取り上げられて無抵抗なハイランダー(スコットランド・ハイランド人)を、虐殺したからだと言われている。
もう八月も間近だというのに冷たい雨の中、この古戦場を妻と二人で傘を差して小一時間ほど歩いて廻った。冷たく時折横殴りに吹いてくる強い風と雨の中では、殆どの観光客はビジターセンターの中に留まり、屋内のアトラクションや土産物店を見て廻るだけで観光を終え、戦場跡には向かわない。
しばらく歩くと右手に石造りのモニュメントタワーが見えた。ふと辺りを眺めると小さな石が散在していた。近づいて見れば何か文字が書いてある。墓石だった。
あとで訪れたビジターセンターで、当時のイングランド軍の軍装を身にまとったガイドが、この戦闘の様子を身振り手振りで、そしてイングリッシュ・ジョークか、はたまたスコティッシュ・ジョークかは知らないが、時折笑いを交えて話していた。
その説明によれば、すべての墓石がこの戦闘や、その後のイングランド兵による殺戮で亡くなったジャコバイト党兵(すべてハイランダー)のものだという。ガイドがジェノサイド(Genocide)と言っていたので、それは単なる殺戮ではなく虐殺だったのだろう。降伏して丸腰で抵抗もしない夥しい数のハイランダーを、斬首などという惨たらしくも野蛮な方法で殺しまくったのだからまさしく虐殺だ。
墓は氏族毎に分けられ埋葬されている。墓石の冒頭に書かれている、<CLAN>が氏族(その名前の一族)という意味で、その下に固有の氏族名が書かれている。そしてこの墓石の下には、その氏族の遺体が合同(つまり一人とは限らない)で埋葬されているとのことであった。
因みにこの墓石は<CLAN MACKINTOSH>と文字が刻まれていた。これは余談だがスコットランドのハイランド地方にはMACという文字が先頭に来る名前が多い。昔懐かしい米国の俳優スティーブ・マックイーンの頭文字は「McQ」、ビートルズメンバーだったポール・マッカートニーも頭文字は「McC」だが、すべて同じ意味で発音も同じだから、お二人のご先祖は当然ハイランダー。そればかりでなく、皆さんもよく知るマグドナルドのハンバーガーのMacはそのまま、アップルのMacBook(元々はMacintoshから来ている)も、皆この氏族名から来ている。
このMAC(ゲール語由来)という頭文字(正しくは『接頭辞』)は皆ハイランド地方由来なのだが、ではこの「MACの意味は?」と誰でもが思うであろう。日本から持って来たガイドブックを見たら、このカローデンの戦いの古戦場跡のコラムに、その答えが書いてあった。更に今回ウィキペディアでも調べて、正確にその意味を理解した。
MACが接頭辞で、後に続く文字(氏族名)を修飾しているのだ。ゆえにMACは、〇〇(氏族)の息子、という意味だ。つまりこの氏族の子孫あるいは末裔であることを指し示している。
だからこの墓碑銘は日本語に訳せば、『キントッシュの息子(末裔)一族』の墓、となる。
冷たい雨の中私の頭の中に思い浮かんだのは、つわものどもが夢の跡、という芭蕉の句であった。
この戦闘が行われたのは1746年4月16日早朝。戦闘時間は僅か1時間、ハイランダーを中心としたジャコバイト党軍は、総勢5400名の内、1200名がこの戦闘で亡くなり、降伏後はイングランド軍を率いるカバーランド公の命令により、イングランド軍兵士の手に掛かり虐殺されたという。その主な殺戮法は斬首であったと、ウィキペディアには記載されている。たった二世紀半前の出来事だ>
次の衆院選で、与野党が入れ替わっての政権交代があると、希望を持ったり期待するのは勝手だ。だがそんなものを夢想しても現実世界は何一つ変わらない。これは断言できる。
なぜなら私は民意というものがどういうものなのかを知っているからだ。
民意とは、ちっとも賢くないし、賢くないから当然愚かで、すぐに過去を忘れる。すぐに忘れるから当然反省もしない。あったことを忘れるのは日本人の民族性ゆえという話もあるが、それがもし本当だとしたら、恥ずかしいから俺は日本人やめるよ。
私はこう思う。民意とは、過去から何一つ学べない衆愚の総称だ。
そのような衆愚は、感情的で理性の欠片もなく、ちょっとしたことですぐに喚き立てる。こうした人達は、自分というものが幾つになっても確立できないから、外部の甘言や嘘にコロリと騙され右往左往する。衆愚政治そのものの自民党政治にこれまで騙し続けられて来た理由がこれで明らかになったというものだろう。
こうした衆愚は当然ながらバカ丸出しである。たとえそれが与党支持派であろうが野党支持派であろうが、どちらともバカであることに変わりはない。
これは私独自の分析だが、唯一の救いは与野党両派の各2割ほどと無党派層の半分以上に、比較的冷静に事態の推移を見守れる人々がまだいるという事実だろう。その人たちは現実的で冷静で、白昼夢は見ないからこのあとの帰結を当然知っている。問題は無党派層より、政治と選挙にまったく無関心な『無知層』が相当数いることだ。
所謂、『自分だけが良けりゃいい』と考える一群だ。
そしてこれは、日本社会の病巣ともいえる大問題なのだと内心思っている。
ところで衆議院議員選挙の話だが、ここでハッキリ言っておう。
この予想は、野党の話題をマスコミが取り上げる事が少なく、自民の総裁選ばかりがやたらとTVやネットニュースに流れている現状と、この一定数いる日本の衆愚の思考パターンを解析した結果出た私の結論だ。私は徹底した反自民だが、この結論には揺るぎがない。情況を一変させる、余程のことがない限りそれは変わらない。
次の選挙で野党が全議席数の半数を上回ることはない!
つまり、良くも悪くも自公政権はこれからも続くということです。
預言しておきます!!!
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政治や選挙の話はここで終わりだ。
実は予定を変えて急遽この記事を投稿しようと思ったのは、ワクチン接種の正しい知識をお伝えしたいと思いたからだ。
なぜなら余りもフェイクニュースがネット上に垂れ流されているから。そして<SS-BLOG>内でも、それを信じてワクチンを接種しようか、それとも接種しまいか、大いに迷っている人たちが一定数以上いることが分かったからです。
もとより「ワクチンを接種する」、あるいは「接種しない」は、憲法でも保障されている個人の自由意思によって決定するという大原則があり、その選択の自由の原則に基づいて以下のレポートをまとめました。
皆さんは毎日、新型コロナウイルスについての沢山の情報を、ネットやTVで見たり聞いたり目にしているのではないでしょうか。しかしそのどれが本当で、いったいどれがフェイクニュースなのか判断が付かず、接種すべきかどうか迷っておられるのではないかと推察しています。
そこで皆さんの見ている『リソース』(ここでは「情報」という意味です)が、はたして正しいものなのか、それともフェイクなのかを、私の経験に基づいてお伝えすることにしました。おそらくは大いに参考になるものと思われます。
まずお伝えしたいのは、私は今年中に65才以上になるお年頃の初老オヤジです。
そして6月23日時点でファイザー社製ワクチン接種を2回済ませている身です。そしてこうして記事を書いているということは、取りも直さず接種後も無事に生きているということです。3ヶ月を経過して今のところ後遺症はまったくありません。
接種時の副反応は人それぞれなので、私の場合はどうだったのかというのはあまり参考にならないので今回は詳細には説明はしません。ただし、接種券に同封されたものと、接種したご近所のクリニックで手渡されたパンフに書かれた、接種後の副反応の症状と発症期間の内容とそう違いはありませんでした。
つまり副反応が出たのは1日から2日に満たない期間で、症状としては一番ポピュラーな、腕の痛みと倦怠感と頭痛くらいでしょうか。そうは言っても痛みの程度というのは、個人差が結構大きいものですからあまり参考にはならないと思います。
それに、これからワクチン接種の検討をなされている方というのは、私より当然若く、20代から55才までと年齢層も幅広く、初老の私よりも、副反応は強く出るというデータも発表されておりますので、あまり参考にはなりません。悪しからず。
ところで近頃ちまたでは、ワクチン接種のせいで1000人以上死亡しただとか、重度の後遺症になっただのあれこれとフェイクを垂れ流す「世間お騒がせ人」が出没(SS-BLOG内にも)しているようですが、それを信じるのはあまり感心しないなと思う私です。
正直ネットの信憑性はかなり低いです。もっともらしい動画や図表でさえ、素人がアプリを使えばフェイクニュースを簡単に作れちゃう世の中ですから。政府機関発行の文書とか、裏付けの取れている確かな研究機関とか、医療専門誌とか、主だった大学病院の臨床データだとかは信用が置けます。
しかしがURLをクリックしてリンクを辿ると、何日時点の記事なのかも分からず、図表も一つのページにしかなくてまったく階層がない、しかもサイトマップもない外国の研究機関を名乗ったものとかはかなり怪しいというか、それこそフェイクニュースそのものです。
それと、意外というか当然というか、一番確かな映像やグラフや数値マトリックスといったリソース(このレポでは「情報」という意味)を豊富にそろえているのは、何と【NHKオンライン・新型コロナウイルス特設サイト】です。何か分からないことがあったら、私はまずここを一番最初に見ます。それと怪しい記事を見た時も、それと比較するためにこの特設サイトを活用しています。
それだけであやしい記事に振り回される愚を、かなり回避できると思います。
上記でなぜネット情報の話をしたのかといえば、皆さんが接種する、接種しないという判断をする上で参考にしているのは、おそらくはTVのニュースや特番などよりも、圧倒的にネット情報からだと思うからです。その中でも皆さんがもっとも情報を得るために使っているのは、ツイッターやフェイスブックやLINEやブログなどのSNSだと思われます。
ですが、ここでハッキリいいますが、SNSの情報がもっともフェイクニュースが多く、従って信頼度も低いです。その中でも特にいわゆるガセネタの宝庫といえば【ツイッター】が1番だと思っています。
そして更にその中で一番始末に負えないのは、インフルエンサーとその常連のツイートです。その中には医師や看護婦になりすまして、平気でフェイク垂れ流している連中もいますからね。因みにツイッターは、なりすまし投稿No.1のSNSです。
しかし当然ながらインフルエンサーが全部危ない訳じゃありません。ですから信用の置けるインフルエンサーと、信用の置けないインフルエンサーを見分けるコツを伝授いたします。
信頼できるインフルエンサーには誹謗中傷や揶揄といった毒がない。しかもそう立て続けにツィートを繰り返さないという特徴があります。
一方怪しいインフルエンサーは、それこそ一日に立て続けに大量のツィートを垂れ流すので一目で分かります。言葉遣いも男女を問わずとにかく荒いうえに攻撃的だ。なにしろそれで注目を集めてアクセス数を増やして、リツィートを貰うとか、フォロアー増やしたりして某かの利得を得ている訳ですから。
それから、リツィートしているメンバーの殆どはもっとヤバイ。そのツィートとかリツィートは嘘と欺瞞に満ち溢れていて、悪意が一目見て伝わって来る。またはその真反対に、言葉優しげに懐柔策を講じて嘘を言葉巧みにに信じ込ませる。という訳で悪意あるインフルエンサーの賛成派も反対派もリツィートは誹謗中傷合戦以外の何ものでもない。
暇潰しに見ている分には何も問題はありません。「ああ日本人って馬鹿だなー」てな感じで醒めた眼で見られているうちはね。でもその中に入ってリツィートした瞬間、たぶんあなたも馬鹿のお仲間入りです(^0^))☆爆笑☆((^Q^)v
見ていても、ある程度知名度がありステータスもあるであろう人物が、突如理性を失って醜態を晒すなんてことは日常茶飯事です。ある方があちこちから攻撃を受けている情況を見て、私がごく普通に常識的なアドバイスをしたら、いきなり不快な捨てゼリフを吐かれて、ブロックされちゃいましたから。親切を悪意に取るようじゃ人間お終いです。という訳で冷静を保てない人は、とにかく入っちゃいけまセブンイレブン言い気分であリンス。
これは本当に大真面目に言うんですが、そんなもん信じた日には、もう手上げです。自分を確立できない人(大人になっても自我が未発達な人は結構大勢います!)、あるいは精神的に柔弱で情報に翻弄されやすい気質の人などは、もうそれこそ「不治の病」に罹ったか、あるいは「洗脳されちゃったちゃん」のどちらかになってしまう訳です。まあ誰とは言いませんが。(@^▽^@)
ここまで長々と書いたのは、新型コロナウイルスワクチンを接種するか否かの判断をするには、一体どの様なデータを参考にするかということを知って欲しかったからです。上記で書いた通りSNSは信用しない、特にツイッターは殆どフェイクだと思って下さい。だからこんなところでワクチン情報を得るのはバカがすることです。
一番信頼が置けるのは、先にも挙げたNHKオンラインの新型コロナウイルスの特設サイトです。NHKの回し者ではありませんが、正確な情報を知りたかったらまずはNHKオンラインです。気になった記事の内容とNHKオンラインを参照して、まるっきり内容が異なっていたり、そこにないデータやリソースは、ほぼ間違いなくエビデンスのないフェイクニュースです。
これはたとえ、ss−blogのお仲間の記事でも同じです。気になったら必ずそういった裏付けが取れているかどうかを、信頼の置けるサイトに行って確かめて下さい。よく確かめもせずコメントなどして、それが拡散されたりすると、後で面倒に巻き込まれる恐れ無きにしも非ずです。過去に悪意あるSNSの内容をリツィートしたり、その記事へのリンクを貼って拡散させた第三者が、逮捕された事例もあるので人事ではないと理解しておきましょう。
ここで再確認しますが、接種する、しないを最終的に判断するのはあなたです。誰かに左右されるのではなく、ご自分の意思で最後はお決めになって下さい。少なくとも私はその結論がどうあろうが、その判断に異を唱えることはありません。
つまり同調圧力も掛けませんし、洗脳もしませんし、後でどうのこうのは言いません。というよりどうのこうの言われても相手にしません。第一私には誘導するテクニックとか洗脳などという高等話術など元々出来ませんし、ありませんから。
世の中は最終的な判断は皆自分でするんです。そしてその結果の責任は自分ひとりが負うものなのです。だから誰に文句も言えないし、当たり散らす訳にも怒鳴り散らす訳にもいかない。世の中そんなもんです。というよりそれこそが『真実』です。
ですからこの記事の内容についてのお問い合わせには一切応じないこととします。私の記事も含めて、ご自分でこれらのリソースを信用するか否かを判断し、お決めになってください。それが私から皆さまに提示する条件です。
その条件が飲めないのであれば、これから先の記事を読まなくても結構です。他のブログを訪れて有意義な時間をお過ごし下さい。(ToT)/~~~
しつこいようですが、私から同調圧力は一切ありません。それは私だけでなく、厚労省もその他の自治体も、あのマスコミでさえ、そして社会全体にも、「ワクチンを打て!」などという同調圧力は元々存在しないのです。
ハッキリ申し上げるならば、大概において、『同調圧力』とは外にあるのではなく、言わばその人の心の中にあるストレスや、不安や、臆病な心から生じたものであり、自分自身に問題があると考えるべきものです。だからその原因や責を、外部に求めたり押しつけるものではありません。
あくまでも接種する、接種をしないという判断と選択権はあなた方に委ねられているのです。それを誰ひとり肩代わりなどしませんし現実にも出来ません。そしてそれが、社会人というか大人の対応というものです。
それでは、まずは不安を抱える皆さんが、一番気になっているだろうことを解決して見せましょう。というよりこの一例を以て、他のあやしげな情報すべての真贋を判断してください。この一件だけの説明で十二分に何が本物で何が偽物かが分かります。
そして本物の情報やリソースを元にワクチンを接種するしないを決めたら良いでしょう。最後の判断はご自分で。これ生きる上での鉄則です。
では検証を始めましょう。
それはワクチン接種後に、1155人が亡くなっているというニュースです。
一つ注意点というか留意点があります。厚労省の発表では、ハッキリと因果関係がないと認定された人数はわずか9人です。そしてその他の1146人については、接種との因果関係が不明か因果関係を調査中で、現在も結論が出た訳ではなく、すべての因果関係不明案件を引き続き調査中とのことです。
ここでもう一つ注意が必要なのは、因果関係がはっきりしていないということは未だ結論は出ていないということです。ですから補償の話までには至っていないということは理解して下さい。政府も補償しないなんてことはこれまで一度も言っていません。
なおワクチンとの因果関係が認められた場合には政府が補償する旨、接種券には明確に書かれており、その連絡先まで明らかになっていますので、もし手元にあるのならその内容をご自分で確かめて下さい。
そしてここからが大事なのですが、まだ因果関係は明確でないにしろ、ワクチン接種後に死亡したこの1155人という数を、私たちはどう捉えたら良いかということが一番の問題なのだと思います。つまりこの1155人の死亡例を、接種すするか、あるいは接種しないかという判断にどう結びつけるかという問題なのだと思います
しかし1155人という数字だけ見ても、誰ひとり判断はつかないでしょう。
何故でしょう? それは、そこに基準というか、比較するものがないからです。
比較するものがあれば、誰でも安心できるのですが、そこで思考を止めてしまった人は、ただ1155人という数字だけを見て、驚いたり慌てたり挙げ句の果ては恐れたりする訳です。
厳しい言い方かも知れませんが、それは愚かさゆえと己を戒めて下さい。
だから少しでも知恵がある者なら、この1155人(9月3日時点)の死亡者とは、一体どのくらいのワクチン接種者に対して、この数値なんだろうと思いを巡らす訳です。何故ならそれで致死率が分かるからです。その致死率が分かれば、他の疾病の手術の致死率や感染症ワクチンの致死率などと比較して、コロナワクチンの接種の危険度はどのくらいなんだろうと、判断が出来る訳です。
そこで確としたリソースをネットで探したところ、天下のNHK様々からこんな確かで有益なものが見つかりました。
ここから9月16日現在の1回目2回目接種者の合計人数を見ると、8214万8564人(この内、2回目迄接種者を終えた人数は、6662万6447人)、という数字が分かる訳です。
しかし1155人の死亡人数と、接種者の総数の確認日との間には13日も差があるので、1155人という死亡者数は当然増加していると考えられる訳です。そして9月3日以降の最新データはありません。そこで仮定として大雑把ではありますが、9月3日と前週の発表値でどのくらい差があるのかを確認したところ、1週間で63例増えたとの数値が見つかったので、これを13日間に当て嵌めると、死者が117人増えると仮定できます。つまり1155+117=1272人と仮に死亡者数を設定します。そしてこれを分子にして、先ほどのワクチン接種者総数の8214万8564人を分母にして割り算した数値に100を掛ければ致死率のパーセンテージが出てきます。図式は下記の通り。
1272÷8214万8564x100=0.015484415%(人口10万人当たりで換算して約1.5人(小数点2位以下切り捨て))、という想定結果が出ました。
これを例えば一般的で比較的に症例も多い疾病の致死率と比較します。そうすることに因って、初めて他の症例と比較して、なにがしかの合理的な判断基準ができる訳です。
そこで症例として挙げるのは同じコロナウイルスの仲間であるインフルエンザ(以後、「インフル」)としました。どうです。合理的でしょう。
今は新型コロナが猛威を振るっていてインフルの感染が少ないですから、症例として新型コロナの影響がまったくなかった2018年の死亡者と感染者数で比較すれば、新型コロナウイルスの正体が大体つかめるという訳です。
そこで2018年のインフルの死者数を調べてみますと、3325人という数値です。米国では毎年1%弱亡くなってるというのに、いやに少ない数値だなと思いました。しかしこれは統計の仕方が異なるがゆえの結果なのだということが分かりました。
3325人というのは、インフルが直接の死因となった場合の数値ですが、米国ではWHOの算定方法である、インフルに罹患したことが直接の原因になって死亡した者と、インフルに罹患したことによって、自分がもともと罹患している慢性疾患が悪化して死亡した者とを合わせて、死者の合計として死亡率を算定してしています。
一方、日本は前者のみを算定しているのでここに大きな違いがあった訳です。そしてWHOが提唱して米国も採用している、世界基準である上記の致死率の算定方法を『超過死亡概念』あるいは訳して『超過死亡』と読んでいます。厚労省ではこの超過死亡で概算すると毎年インフル全罹患者数の1%程度の致死率だと発表しています。
あの、この記事を飛ばし読みしなければ誰でも分かることですが、これはあくまでインフルで毎年どのくらいの人が亡くなっているかという話をしているのであって、インフルワクチン接種でどのくらい亡くなっているかという話をしている訳ではありません。そこのところを間違えないで下さい。
しかしこれだけで分かることがあります。
それは新型コロナウイルスが、インフルエンザウイルスよりも、遙かに高い致死率を示しているという事実です。
現実には、新型コロナウイルスは死亡率が年齢層により大きく異なっており、80才以上だと15%が亡くなり、年齢が低くなればなるほど致死率は低下していきます。ですから幅があるので日本では新型コロナウイルスの致死率を0.1%〜4%だとしている訳です。その中をとって仮に致死率が2%程度だとしても、インフルの2倍人が死ぬということを指し示している訳です。
だからSNSで新型コロナはインフルと同じだなどという話はフェイクなのです。
それが証拠に、去年までは新型コロナはインフルなどより致死率は圧倒的に少ないから恐れるに足りないなどという論説や風評が乱れ飛びましたが、今ではそうした論調が下火になったのは、明らかに新型コロナの方が死亡率が高いということが今年になって分かって来たからです。
しかし人間という動物はおバカだから初めにおつむに入った情報を一旦信じてしまうと、実際の情報が更新されても、頭の中の情報はなかなか更新されない様に出来ているみたいです。男女を問わず頑迷なご老人とか、人一倍臆病な性格の持ち主にその傾向が強いように思われます。
という訳で、新型コロナは風邪やインフルと同程度だという風説は真っ赤な嘘、つまりフェイクニュースだった訳です。
どうです。噂に皆さん振り回されていませんでしたか。ネットに流れているフェイクニュースは一説では7割以上というデータもあります。誹謗中傷が飛び交うツイッターなどは、まともなツイートをする人の割合はどんどん減って、今や完全なマイノリティになってしまった感があります。
だから私は、ツイッターは殆ど見ていません。あそこは言ってみればハッタリと臆病者の巣窟です。短時間なら面白い見世物だから暇つぶしにはいいけど、長時間釘付けになって見ている人は、たぶんそのうち正気を失うでしょう。例えばs−iのように。
『バカと臆病は伝染する』・・・これU3の格言です。人生訓として皆に贈ります。
という訳で、新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスなどより遙かに危険なウイルスで、(まだ因果関係は不明ですが)新型コロナワクチンを接種した後に亡くなった方の致死率を考慮に入れても、打った方が自分のためにも周りの為にも良かちゃろたい、ってな結論に至る訳です。
因みにTVでも報道されているように、ワクチンを打とうが打つまいが、コロナウイルスには感染します。しかしちょっと頭を巡らせば分かることですが、自分だけでなく周りの人も等しくワクチンを接種していれば、もしコロナウイルスに感染したとしても、お互いに重症化するリスクや、死亡に至るリスクは相当に軽減できるだろうと予測がつく訳です。しかし、ワクチンをもし接種していなければ、重症化や死亡のリスクは、格段に上がり接種済みの人の比ではありません。
さてここであなたに”ファイナルアンサー”です。
コロナワクチン『接種しますか?』、それとも『しませんか?』
<追伸>
あのね。どんなときも冷静であり続ければ、いつかは真理に至るんです。
だからいまだ迷える子羊に、このことわざを贈ろう。
『捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』・・・意味ぐらい自分で調べてね〜。(^.^)/~~~