<夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡(あと)> 

 日本の進む道は長く険しい。 ・・・とはまったく思っていない。

 その気さえあれば10年で日本の社会を変える事が出来る。

 要は国民が変革を求めるか否か。一度日本の進むべき方向を決めたら官民共に国民が等しくそれに向かって邁進出来るかどうかだと思う。こんな文を書くとやれ全体主義だの戦前と同じだという人が必ず出て来るのはいつもの事である。しかしてんでばらばらでは何一つ決まりはしないし、それは戦後の日本が辿って来た道そのものではないか。国民の過半が支持し了解する方向へと大きく舵を切らなければ今の日本は何一つ変わりはしないだろうし良い方へ向かうこともない。

 その意味では、「骨太の方針」や「集団的自衛権」など小手先の対応では今の日本を取り巻く状況が何一つ良い方向へ変わることはない。「何が小手先なのか!」と反論する者もいるだろう。

 わたしはそれにすぐ答える事ができる。