過去ログを見て頂ければ分かるが、筆者は新型コロナウイルスが日本に上陸した当初より、この感染症について数多くの記事を書いてきた。
今では多くの国民がそのことに気づいているが、筆者は去年のかなり早い時期にこのウイルスには、二つの大きな特徴があることに気づいていた。
〇 一つ目は、誰でも知るように、パンデミック(感染爆発)を引き起こし、様々な後遺症や多くの死者を出すウイルスであること。
〇 もう一つは、その強い感染力と毒性により、社会に大きな変革をもたらす、『ソーシャル・ウイルス』の側面を併せ持っていたこと。
この二大特徴ゆえに、人々は恐れ戦(おのの)いたのだ。
筆者は、新型コロナウイルスは、世界的なパンデミックを引き起こすコロナウイルス感染症というだけでなく、人々の日常生活にボディブローのようにジワジワと作用し、やがて社会に劇的な変化・変容をもたらす『ソーシャル・ウイルス』という二つの特徴をそなえたウイルスだと思っている。
それは好むと好まざるとに拘わらず、すべての人々に変容を促した。というより、このCOVIDー19と名付けられた新型コロナウイルスを前に、人々は変容せざるを得なかった。
ソーシャル・ウイルスだから、人間だけでなく、社会そのものの変革まで求められた。人々の行動は制限され、生活パターンの変更を余儀なくされ、働き方さえ変えざるを得なかった。
人々だけでなく、企業などの組織や団体、教育機関、商業施設、医療施設等々、それこそすべての社会とその活動が本質的な変化を求められ、場合によっては根底から覆されるような変化をしなければ生き残れなかった。
ある意味レボリューション(革命)である。
それは今も続いていて、そしていつ終わるかも分からない。
そのあいだ人々は逃げ惑い、時に生活基盤を失い、或る日唐突に死を迎えた。
そんなことが日常茶飯事になるなど、1年半前に一体誰が想像し得ただろうか。
これが『ソーシャル・ウイルス』である、『新型コロナウイルス』の正体だ。
だが、その新型コロナウイルス禍の中で、唯一変わらなかった組織がある。
小手先の対応と欺瞞と組織の硬直化。圧倒的多数を背景に嘘はつき放題、好き勝手遣り放題。その間情報の共有など一切なされず、政権を与党内でたらい回しにした。
国難であるはずこの緊急事態なのに、野党からの通常国会の延長要請に、閉会中審議で事足りるとして一切応じず(それも何度も)、この非常時に国会で新型コロナ関連法案の審議すら出来ない。それでも臨時国会の召集に応じず、その閉会中審議に、宰相の姿はない。
こういうのを国会軽視って言うんだろうけど、筆者はもう日本の議会制民主主義は崩壊していると思っている。
こんなだったら、旧民主党時代の国会運営の方がまだマシだったよ。期間延長は最大限応じて、必死こいて東日本大震災の対応に当たったし、間違いがあればその非を認め謝罪した。
今の政権与党よりよほど真摯で潔かったよ。
贈収賄や公職選挙法違反、議事録は改ざんし、都合が悪くなれば文書だけでなく人まで処分する。そうして真実は闇の中に葬り去られる。だからそのせいで人が1人死んでも知らぬ振り。しかも暴言妄言し放題。それがこの組織の特質であり、最大の特徴だったのだ。つまり暴政だ。
そして今や、その組織のトップは、誰の意見も聞かず、痛い指摘にはすぐにキレるか無視して終わる、独り善がりで怒りっぽい。
あのアンデルセン童話に出てくる『裸の王様』そのものだ。
その前のトップは誰にでも忖度され、ゴルフ三昧の毎日を送りたいがために政権を放り出し、今や桜を見ながらモリカケ蕎麦を食べ放題の、セ〇ンイ〇ブンいいミブンの『お坊ちゃま二世政治家』だった。
どちらも国民を顧みず、身内や取り巻きを肥え太らせ、権力を欲しいがままにしたいがために、政治家になり総理大臣になった・・・というような政治家だ。今のところそうとしか思えない! 後者などは、総理になってはみたが、何をして良いか分からないほどの無能だった。前者のお坊ちゃま議員は、未だ数々の疑惑の罪も問われず、相変わらずのほほんとゴルフ三昧。自分の国会答弁が元で忖度政治が行われ1人死んでも何一つ痛くも痒くもないということなのだろう。さすがお坊ちゃまだ・下々のことなど知る由もない。
こんな人を死なせた人物が、未だ何の咎めもなく生きている世の中を許して良いのか。それが民主主義社会なのか?
それを次いだ後釜もひどかった。
長男の放送利権が絡んだ接待疑惑が明るみに出た時「息子は別人格」だと言い放ったその人物と、「妻や私が関係していたとなれば、・・・それはもう総理大臣も国会議員も辞めますよ」と居直った人物が、まるでデジャヴを見たかようにダブって筆者の眼には映ったものだ。
そして当時も今もこの9年間というもの、それこそ新型コロナウイルスを以てしても、この組織はその本質を変えようとはしなかった。
というより、変えられなかった!
国民にあれだけの制約と辛抱と変革を求めているのにだ!!!
その組織の名を『自由民主党』という。
極めて許し難し!!!
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唐突ではあるが、今回はここまで。
なにしろこの暑いのにエアコンも掛けず、汗を掻き掻き根気を詰めて四六時中記事を書いていた。しかもライフワークさえほったらかしである。
無謀にも、今年の夏は一度もエアコンのスイッチを押さずに、過ごしてみようと考えて今に至っている。お陰で耳と鼻の穴から今にも脳みそがとろけて出てきそうな錯覚を覚えるし、時折熱中症になる寸前まで追い込まれることもある。
毎日暑い! クソ暑い!!
それで久々に復活したのが、日中の行水である。お陰で汗は大量に掻いているのだが汗疹(あせも)一つできていない。まあその快適さも数十分の命ではある。
そこで・・・
何をそんなにしてまで、こんな記事を書く必要があるのかと自問自答する。
しかし、今の日本ままで良いのかという思いは尽きない。
だからこうして、暑かろうが寒かろうが考えることを止めないし、情報は発信し続けていこうと思っている。それが筆者の社会的使命だろうと、甚だ自分勝手だが思っている。
見たくない人はスルーしてください。
バカは相手にしたくないので、今でも『ジミンやシンゾー命』の人も同様です。
だが拙ブログをスルーする者は、永遠に真実に到達することは能わないであろう。
何だかそうした強烈な自負だけで今までブログを更新してきた気がする。
話はここでお開きだ。
しかし、ここで次号の内容を掻い摘まんでお伝えしておこう。
実は、現行の日本の選挙制度には、議会制民主主義を崩壊させるほどの、それこそ重大な欠陥がある。筆者は、だから日本の政治形態の正体は『議会制多数決非民主主義』と呼んでいる。
皆さまは、国会中継などを見ると「ああ、この国会は機能不全を起こしているな」と思うのだけれど、なんでそうなるかが分からない。そして歯痒さの後に怒りの念が沸々と沸き起こる。
何故こんなことになるんだと思うと気が気でなくて夜も寝られないよね。
という訳で、皆さまの疑問にお答えしましょう。
皆さまの、その怒りの原因がどこにあるのか、それを次回明らかにしよう。
たぶんスッキリして夜もよく寝られる
・・・かどうかは分かりませんが、日本の政治がなぜ駄目になったのかが分かるだけで、随分と精神衛生は改善され、よく眠れるやもしれぬ、とお伝えしておこう。
なお、次回がいつになるのかは、(気まぐれの)神のみぞ知る。
ではまた会う日までごきげんよう。
それにしても暑い。早く彼岸が来ないかな。・・・
<スカイ島で最大の街ポートリー。海外ではつとに知られたリゾート地でもあります。思えば、海に面した美しい港町でしたね。のどかで人々も温かくて、小さくも心地よい街でした。今はツアーもあるようですが、5年前の私は、妻と二人でしかも個人旅行で行ってきました。空港も電車もありませんから、エジンバラからレンタカーで、スターリング、インバネスと経由して三日掛かりで行きました。 道路は日本と同じ左側通行で車は右ハンドル。日本で所轄の自動車免許試験場に行って事前に国際運転免許証を取得しておけば、そして日本国内にいる間にネットでGPS付きのレンタカーを事前予約して置けば、現地のお店でレンタル料金を吹っ掛けられることもありません。
でももう一点注意が必要なことがある。日本と米国はそれこそスポーツカーでもない限りAT車一色だが、元々欧州ではAT車は殆どなく、レンタカーはほぼマニュアルシフト(MT)車です。
だからAT限定で免許を取得した方は、現地で車を運転することは極力控えた方が良いでしょう。レンタカー屋さんの窓口で免許条件を細かく確認されたら(もちろん英語です。日本語なんか話しちゃくれません)、そしてそれにちゃんと答えられなかったら、乗れない可能性は十分あるし、たとえ乗れたとしても、そして日本と同じ左側通行で右ハンドルだったとしても、不慣れから事故に遭遇する確率は高いです。
至る所に大小様々なラウンド・アバウトもあるしね。初めてだとたぶん通過することもままならず、下手すりゃ大事故の元。何しろ他の車はスピードをさほど落とさないし、オタオタしていたら割り込まれるは、後ろからクラクションを鳴らされる。そして優先順位はあるけれどもたもたしてたら譲ってもくれない。
前年に英国人の車に同乗して、運転を交代しながら湖水地方(レイク・ディストリクト)や、コッツウオルズを回るという経験をしていなかったら、たぶんすんなりと運転出来なかっただろう。
話をAT車の話に戻そう。だから日本でAT車を予約したからと安心していると、現地には実際MT車しかなくて、レンタカーを借りられないこともあります。
見ず知らずではありましたが、エジンバラ空港でMT車しかなくて困惑している日本人のカップルを実際に見て、英語が出来る妻がカップルに代わってレンタカーの担当者と交渉しましたが、該当する車はないと断られてしまいました。
私たちは宿に着く時間の制約がありましたので、自分たちが予約していた車の手配書(チケット)と鍵を受け取り、そこを後にしました。その後あのカップルがどうなったかを私たちは知りません。
ツアー客でもない限り、個人の海外旅行ではトラブルはつき物です。現地の言葉を話せないと殆ど命取りです。そのことは良く知っておいた方がいいでしょう。
あと、海外旅行総合保険や現地レンタカーの自動車保険は、お金が掛かっても最大保証を受けられる条件を選んで契約して下さい。自損事故など自己過失100%でも、追加で数万円払うだけで済んじゃうヤツです。それでも1・2週間の短期間であれば保険自体大した金額ではありません。
ケチってレンタカーのエコノミーな保険契約などしようものなら、実際に事故に遭った時に、自費でとんでもない請求をされる恐れ大です。
私は実際この島を出てグラスゴーを通過した辺りの高速道路で、数キロ先の何十台も巻き込んだトラックの横転事故によってもたらされた、大渋滞による2次的追突事故に巻き込まれましました。しかし最大級の保険に入っていたので事なきを得ました(^0^;)>