わたくしめこの曲大好きなのですよ。葬送曲なのに(*´∀`*)
- 真理の探究
<左からパイロット・カスタム743(カートリッジも使えますが、パイロットから出ているiroshizukuというシリーズの、『紺碧』というインクを使いたかったのでCONー70Nというコンバータを使用しています)、パイロット・カクノ透明軸2本(カートリッジ式とコンバータ方式(CON-40)で使用しているが、併用できるのでどちらでも可)、パイロットシャープペンシルS30(最新最強メチャ優れもの、現在売り切れ続出で品薄の人気商品です)、タダで貰った3色ボールペン(タダほどお得なモノはない)、TWSBI(「ツイスビー」と読む。知る人ぞ知る、今人気の台湾の万年筆メーカー)ダイヤモンド580AL・Rプルシアンブルー、同じくTWSBI・VAC700R・IRIS(どちらのTWSBI万年筆も、インク充填方式はプランジャー式)、以上U3の『新・七つ道具』で、ありんす>
緊急報告・・・7月7日に『新・八つ道具』になりました!
今、RICCARDO MUTIが指揮する Mozart の『Requiem』を聴いています。
わたくしめこの曲大好きなのですよ。葬送曲なのに(*´∀`*)
わたくしめこの曲大好きなのですよ。葬送曲なのに(*´∀`*)
因みに妻はイメージが暗いという先入観があるからなのか、はたまた映画『アマデウス』の印象があまりにも強烈だった所為か、イライラするほど大嫌いなのだとか。
でもねぇ、この荘厳さというか身が引き締まるようなオーケストラと合唱の相乗効果は圧巻だし、私としましてはこの曲が耳に入ると何故か、「さあこれから何かが始まる」、あるいは「何かを始めるぞ」という感覚が沸々と湧き上がって来るのですよ。
という訳で、朝一番にこの曲を聴くと筆が進むし(実際はキーを叩くのが主だけれど)、イマジネーションが湧き上がり創作意欲が殊の外増すんです! だから、その日の由なしごとを書き綴ったり、趣味で絵を描いたり、本業の執筆活動(とは言っても収入はまったくありませんが)に入る前には、意識してこの曲をBGMにして精神統一を図ると言うか集中力を高めるのであります。
皆さまは如何?!
仕事をする前とか、仕事をする時のBGMとか前奏曲とか有るや無しや?
という訳で(って、どんな訳じゃい!)、取り上げたレクイエムとはまったく関係のない冒頭の写真。
それが今回買い求めた、あるいは取り揃えた筆記用具です。ロール式ペンケース(恵方巻きのこと)の中身は、インクを除いては写真の7点となります。
つまり前回に書いた通り、文字通りの七つ道具!
以前より何度も述べているので皆さまもうご存じだとは思われますが、わたくしめ『何事も形から入る』典型的な俗物でありんす。
ですから知らぬ間にズルズルと巻き込まれていたとか、いつの間にか始まっていたなんてことは一度も、有馬温セブン、イレブン、いい紀文。
すべての事柄と言動は(或る日忽然と思い立ちはするのですが)、意を決して、十二分に調査をして、そして道具を揃え周りの環境を整えて、初めて実行に移される訳であります。
ええ、そうなんです。すべてがすべて自分の意思によって為さなければ納得いかないタチなんです。自分は自分、他人は他人、誰かに引き摺られてとか、周りに飲み込まれてとか、皆に合わせてとかあり得ない話です。
元々相手の話には耳を傾けますが、話の内容によっては行動を共にするとは限らない。しかも物事を有耶無耶にせず、ハッキリものを言うというのが私のスタンスですから、他人の意見に左右されることがないとは言いませんが、それは自分の考えと相違しないというのが必須条件です。
だからひとたび目標を立てたら、その意志は固くて、それこそダイヤモンド並みの『超』がつく堅物です。(その割にはかなり柔軟な思考回路を持っているから、十分過ぎるほど『柔らか頭』しているけどね。もちろん自分が間違っていると分かれば、それを公にしてすぐに軌道修正するのも躊躇いはしません)
<左端:パイロット万年筆『カスタム743・ペン先スタブ』、中央・右端の2本は同じくパイロット万年筆の『kakuno』透明軸。黒インクカートリッジと色彩雫(iroshizuku)の紅葉(もみじ)というインクを吸入したコンバータの2本>
という訳で、このところの心身の衰えを自覚した或る日、パソコンのキーばかり叩いていると、いつの間にか認知症になったりボケが早まるのではなかと唐突に危惧したのであります。
そこで何が一番心身の衰えを遅らせることが出来るか、あるいは回復させることが出来るかをじっくりと考えて、自分にとって一番継続性が高いのは、『ものを書くという行為』だと気づいた訳です。
考えてみれば、というより考えなくとも何事も三日坊主で、ここに引っ越してしばらく続けたウォーキングも立ち消えとなり、今では毎日なにがしかをMacBookProで書いているだけという日々でありましたが、どうもオツムの回り方が悪いと感じることしばしば。確かにワープロとかテキストエディタを使っていれば、漢字を忘れていても勝手に変換してくれるし、正しい変換を選ぶだけでいい。となれば漢字が書けなくなるのも道理でありまする。
それだけならまだ良いが、ついでに慣用句とか四字熟語とか、ことわざとかその他諸々、これまで培ってきた知識とか能力がどんどん失われていくのを感じ始めたのですね。
これじゃあ、いかん!
このままでは自我が生まれる前の無垢というか阿呆な昔の自分に戻ってしまう。意識して頭を常に使う様にしなければ、元の木阿弥ではないか。それにはどこを鍛えるのが一番良いのか。トコトン・・・というのは嘘で、ひねもすどころか一晩だけチョコッと寝て考えました。というより、トイレで読書している時に閃きました。
手と頭を連動させないと認知・認識・記憶機能は衰える。
ハタとその点に気づいたのでありまする。指先の感覚を若い頃のように取り戻そう。そう思ったのでありまする。そうして手書きを復活する事にしたのでありますね。元々ペンというか筆記用具は掃いて捨てるほどある私です。元々書くあるいは描くことは大好きな私ですから。
ならば・・・
<これがTWSBIのプランジャー式万年筆2本です。プランジャー式とは、カートリッジ方式とは違って、本体軸に直接ピストンロッドを介して吸引力でインクを注入する方式で、一度に大量にインクが補充できます。私が見る限りでは、世界で見てもメジャーなメーカーでプランジャー式を採用しているのは、このTWSBIとパイロット万年筆のカスタム823しか見当たらないと思います。(中国の英雄HIROと言うメーカーは、カートリッジもコンバータも使わず、同じく吸入式ですが、面軸の中にもう一つ半透明のタンクがあって、それに注入する方式なのでプランジャー式とは呼べません)
しかしプランジャー式は一度に大量のインクを補充できるという利点がありますが、ペン先以下のインク量になると吸入できないという欠点があります。(もっともそれは多くの万年筆メーカーが採用しているコンバータ式も同じです)
それを解決したのがTWSBIの2つのインクボトルDIAMOND50とVAC20Aです。それぞれ対応する万年筆の種類が異なりますが、DIAMOND50なら、TWSBIだけでなく、世界中のすべてのプランジャー式万年筆に対応しています。と言っても、前出のパイロット万年筆しか、この方式の万年筆はありませんけどね。
ところでこのTWSBIの良いところは、大量にインクを補充できるというだけでなく、メンテナンスのための分解清掃を楽に行える専用工具が標準で付いてくるということです。これでインクの色を換えたり、ペン先やすべてのパーツを水で洗浄するといった作業が楽になるといったメリットだけでなく、インク替えが楽しくなること請け合いです!>
手書きを復活しよう!
そう決心したのです。そうして現状を改めて分析してみれば、最近はちょっとしたメモやアイデアの書きまとめまで、スマホアプリのメモやEVERNOTEで済ませておりました。それで挙げ句の果てに、今朝何を食べたのかさえ昼には覚えていないという、超ヤバい情況に陥っていたU3であります。
数少ない友人からすれば、「U3さぁ、まだまだ大丈夫だよ、本当にヤバいのはさッ、今朝何を食べたのかを忘れちゃうことではなくて、朝食を食べたことさえ分からなくなっちまうことなんだよ。朝飯食べてんのに、『うちの嫁は飯を食わせてくれなえーんだよ』なあ〜んて言ったらもう手遅れなんだから」
なるほど・・・などと妙に感心したのだが、よく考えれば五十歩百歩ぢゃネ、ソレって。結局60過ぎたらみな認知症予備軍だよね。70ともなれば覚悟さえ必要だ。いつの間にか徘徊老人にならぬよう、日々心身の健康には気を配らなければ。もっとも備えてもなる人はなるだろうし、ならない人はならない。それは運命に委ねられているのだろうけれど、誰ひとりおのれの未来を知るものはいない。
それでも、努力は放棄してはいけないと私めは思うのでありますね。明日はどうなるか分からない。しかしそこで毎日をただ無為に遣り過ごすのと、何か目標を新たに掲げて日々を精一杯生きるのとでは雲泥の違いがあるような気がします。あくまでも『気がします』であって、それは単なる『気休め』か『自己満足』かもしれないけれど、わちきの意識的には、毎日何の目標も生きがいもなく生きるくらいなら、いっそ・・・しまいたいと本気で思うのでありんす。
<左2本はパイロット万年筆の『KAKUNO』です。パイロットで一番お安い値段設定になっていますが、ネットで1000円を切る実勢販売価格は何とも魅力的です。筆者はこれを3割引の770円で買い求めました。透明軸でペン先EF(極細)を今回は買いましたが、ペン先はこのほかに4種類、ペン軸の色は結構ありますのでお好みの色を選ぶと良いでしょう。またインクもカートリッジ、コンバータの2方式がありますので自由に選択できます。
右端はシャープペンシルの『S30』です。色は4色あって、すべて木軸ですが樹脂が封入されているためプラスチック並みに丈夫に出来ています。このペンはとても人気があるので品薄でなかなか手に入りません。プレミアで逆にネットでは正価より高いお店もあるほどです。その人気の秘密は、一度ノックしてお好みの長さに芯を出したら、1本の芯を使い切るまで、一度もノックをしたり、ボールを上下させて芯を出したりすることなく、自動(オートマチック)で芯が出てくる機構にあります。ペン芯が折れても問題はありませんというより、初めに芯を出した時に折れにくい長さに調整してしておけば、その長さを保つので折れにくくなります。気になるお値段ですが、税込で正価3300円です。新商品なのであまり値引きはしていないようです。因みに筆者は探しに探して2割引で購入しました>
という訳でいきなり考えは飛躍するのですが、万年筆でアイデアや文章を書く癖をつけようと考えた訳であります。
万年筆で書くってアナログだけど、ソレをデジタル化して保存することも、検索することも、仕事にそのまま生かすことも今は可能な世の中になっているしね。例えば紙にふと思いついたアイデアやフレーズを書いてスマホでそれを撮る。そしてそれをEVERNOTE(エバーノート)に取り込んでクラウドサービスに保存しておく。
そうすればいつでも利用は可能で、しかもエバーノートは写真で撮った文字も、絵のようなラスターデータとかビットマップデータとしてではなくOCR機能で「文字」としてしっかり認識して判別してデジタルデータにしてくれる。たとえそれが手書きでも。ちゃんとデジタルテキスト化を自動でしてくれルンです。優れものでしょう。
しかも検索機能も強力だから、過去に自分で作成した資料(ノート)や保存したWebページから欲しい情報をすぐに引き出せる。キーワードでも日付でも保存形式でもあらゆる手段で目的のものを検索するのは容易ですねん。ちなみにエバーノートには殆ど何でも保存が可能です。写真データやWEB画面や、他のアプリで作成したデータやetc、すべて取り込んで後で活用できます。何しろビジネス・ツールですから。
でもね、文明の利器に頼ってばかりいると、結局な〜んにも自分で考えない馬鹿になるのよ。
TVばかり見ていると受動的な習性が身について、情報を受け入れるだけで自分では何も考えなくなるのとおんなじ。それでは、入ってくる情報を鵜呑みにするしかない、お馬鹿さんばかりの世の中になってしまう。大人も子どもも現実そうなりつつあるし。そんなのおらあ厭だべさ。
と言う訳でこのところ5本のお気に入りの万年筆と、最新鋭のシャープペンシルで、毎日文章や自分のサインなど書くことを日課としております。
ちなみにサインはアルファベットとひらがなでは3秒以内、漢字では4秒以内に書けるよう練習中。
アルファベットとひらがなは2秒半で、すでに目標達成なので今は見た目が格好いいように工夫している最中で、それをいつでもスラスラ書けるよう鋭意努力中。
漢字は四文字ですが、画数が異様に多いお名前なので、まだ5秒前後と苦戦中でありんす。楷書や行書よりも、草書と、くずし字・つづけ字を主に練習中です。しかも自己流。なので・・・今度行書や草書やくずし字の本を買おうと思っています。
その候補は下の3冊。入手する前に早くも自分が達筆になった妄想を抱いております。V(^0^))☆大爆笑☆((^Q^)v
4週間でくずし字・つづけ字 筆ペンで百人一首: 流れるような美しい筆文字の百人一首をなぞり書き 4週間のステップアップでくずし字、つづけ字をマスター
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2020/11/03
- メディア: 単行本
<2021/07/08 08:55 追記>
そんなことを書いているうちに、この3冊のうちの『正しく美しい字が書ける 楷・行・草 筆順字典』が届いちゃいました。分厚く重い本。すぐに開いて見るとなかなかに良い本で、見ているととても楽しくなりますし、見ているだけで字が上手くなってしまいそうな幻想が(*´∀`*)
でもひとつだけ残念な事が・・・。私の姓の二文字の冒頭の一文字が字典にないのです。それは旧字体なのですが、氏名の漢字としては認められているので本来であれば記載があって然るべきとだと思います。略字体があるという方もおられると思いますが、元々略字体と称される他のメジャーな二つの文字とこの字体は名前の系譜も出自も成立の経緯も異なっており、従って漢字の意味するところもまったく異なっています。それなのに異体字としてラベル(インデックス)に記載があるのみで省略されているのですね。それがとても残念なことでした。
<2021/07/08 09:05 追記>
上記の本に続いて最後に頼んだはずの万年筆が今届きました。TWSBIのDIAMOND580AL R PUNCHPINK STUB1.1です。
STUB(『スタブ』と読む)とはペン先の種類です。STUB1.1の「1.1」とはペン先の太さを表しているものと思われます。単位はミリです。このスタブというペン先の特徴は、線を横に書く時は細く、縦に書く時は太く書けるということです。縦横太さが違うので面白い字が書けると思います。
実はSTUBのペン先はパイロットのカスタム743で既に購入済みですが、どうもTWSBIのスタブの縦線の幅はかなり太そう。何しろ1.1ミリですから。
それからするとパイロットのカスタム743とは違って、TWSBIのスタブの用途は文面書きには向いておらず、サインとか宛名書きとか、毛筆代わりに絵手紙の添え書きといった用途に限定される気がします。しかし他にどのような用途があるのか、これから使ってみて探っていこうと思います。
という訳で、とても書くのが楽しみです。いずれ書いたもの、あるいは描いたものを公開しようかな?!?!
では皆さま CIAO!
TWSBI(ツイスビー) 万年筆 ダイヤモンド580AL ピンク 細字 F PUNCH PINKのSTUBのリンクがAmazonにはないので、代わりにこれを記載します。(実は私はこの万年筆をAmazonではなく、Yahoo!ショッピングで買いました(^_^))
- 出版社/メーカー: TWSBI
- メディア: