<波飛沫(なみしぶき)のシズル感を写したくて何度も撮ってみました。これはその中の1枚>


 一見して水平が保たれていないように見えますが、

 何しろ水平線は直線ではないので、

 スマホでうまく撮るのは難しい。

 水準器も三脚もないし、

 糅てて加えて撮る腕もない(o゚▽゚)o

 

 海に来てこうして水平線を見つめていると、

 地球は丸いことを実感します。

 

 東京湾は内湾なので風がない日は穏やかそのもの。

 この波飛沫は、恐らくは沖を通る貨物船のもたらした航跡から生み出された波のせい。

 

 岩の上を伝わって波打ち際まで来たらいきなり波飛沫が飛んできた。

 岩の上でサッと身を躱して濡れるのを避ける。

 

 オモシロイと思い次の波を待つ。

 

 これはそうして何枚か撮ったうちの一枚。

 ベストショットではないけれど、これが一番水平が取れていた。

 

 そう言いながら、実は岩の上でヨレヨレだったオレ。

 義経の壇ノ浦の合戦の八艘飛びではないが、

 痩せたからと調子に乗って、岩から岩に飛び移っていたら、最後のところで腰砕けになった。

 言い訳だが、背負っていたMYSTERY RANCHのBAGも重かったしね。

 

 ああ、寄る年波には勝てない。