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『続・異なるを以て常とす』 [随筆]

心象風景をスケッチする
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※このスケッチはiOSのアプリである「My Sketch」で写真加工したものです。
 因みにわたしの直筆スケッチはもっとうまいです(笑)・・・冗談ではなく本気です(マジ!)
 
 
 何でもそうですが自分自身で判断しその判断に基づいて行動する。そしてその行動の結果については責任を持つという心掛けが大切です。といっても重大な決意を持って日々行動しなさいなんてことは云いませんし自分でも100%出来はしないですけどね。大事なのはその気持ちと普段の心掛けだと思います。 
 

 久々に論戦に負けてしまいました。ブロ友でありfbでも友達の枝動さんに完膚なきまでに(サッパリ) それで思ったことは問い掛けに対して曖昧な対応や抽象的な回答をする事は相手に対して失礼だと云うことです。面と向かってなら真意をすぐにも確かめられますが文章はそうは行きません。実はそう云う気持ちで書いたのではないとその理由を書いて返事を返したら枝動さんには後出し理由は御法度、それが言い訳だと諭されました。そんなこんなで思ったのですが論戦(議論)は相手に気圧されたり一瞬でも気を抜いたら負けです(笑) それから最後まで冷静であった方が必ず勝ちます。

 こんな事を書くと議論は勝ち負けではないという方が必ずいらっしゃいます。確かに勝負自体を目的とするのは「愚」以外の何ものでもありませんが議論には必ず勝ち負けがあります。わたしはそう思っています。という訳で枝動さん、次回は自分が正しいと思う事を貫き必ず勝ちます。いつもの冷静さを失わずしかも直球勝負!(=^^=)・・・「受けて立つぞ」という声が聞こえて来そうです。アハ!

 ところで枝動さん、意趣返しの積もりは更々ないけれど文字の間違いについて一言だけ。「おもう」という漢字は使い分けが必要です。自分の考えを述べるときに使う「おもう」は正しくは「思う」であって「想う」ではありません。後者の「想う」は相手や対象があっての話で主に恋愛感情のある相手や憧憬の対象に対して使うものだと思います。枝動さんとわたしの間にはその様なおかしな感情は露ほどもないので以後気をつける様に。相手によっては誤解されます(爆)

 さて『異』についての続編を書きましょう。

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 『異』の対象についてのわたしの考えはこうです。相手が自分とは違ったつまり異なった人間であり人格なのだとまず気づく事が第一歩です。異なっている事を認識した上での「相互理解」というのは何も相手のことを受け容れなさいと云っている訳ではありません。まずお互いが相手と自分のどこに違いがあるのか見極めなさいと云っているのです。それが「相互理解」の本来の意味です。「異」はあくまで「異」なのであって「同」ではないと云うことを理解して下さい。それこそが「異」を受け容れるということなのです。呉々も友達や仲良しメンバー=自分と同じ考え・同類なんてとんでもない勘違い・思い違いはしないように。

 自分以外の者と接する時、相手が自分とは異なる事を目と耳と頭でまず理解して、その上で仲良くなったり仲間になるのは自由だし、逆に仲違いするのも犬猿の仲になるのも致し方無しという事です。ここで大事なのは「自分の目と耳と頭でまず理解する」という行為です。噂話や廻りへの迎合など愚の骨頂です。そんな事を続ければいずれ愚か者の誹りを受ける羽目になります。でもね世の中、人の噂や流言を信じる人は相当数いるのですよ。それが社会というものです。

 わたしも以前このソネブロで誹謗中傷という風評被害に遭って随分と嫌な思いをしました。それもこれも自分の目と耳と頭で考えなかった人達が裏で扇動している輩の口車に乗ってしまった結果です。しかしわたしが今こうやってソネブロを継続して遣って来られたのはそんな流言飛語の嵐の中でもわたしを信用し支援してくれた方々のお蔭だったと思っています。あの時のわたしの対応に誤りがなかったとは申しませんが、多くの方々から助言やアドバイスがあり熱くなった頭を冷やす事が出来ました。つまり渦中でも冷静で居られたからこそ今があるという事です。当時わたしを信じて下さったひとりひとりに本当に感謝したいと思います。

 ところでわたしを貶めようと画策した輩が取った戦術というのがこの「異」を強調したやり方だったのです。つまり普通の人と違う。むかし苛められっ子でその反動で今は人を陥れている。偉そうなブログを書いているけどその内容は嘘ばかりで本当は腹黒い人間だ。・・・云々、最後はブログで書いた事で人をひとり殺しているとまで流布されてしまいました。怒り心頭でしたけれど努めて冷静になれ冷静になれと自分を鼓舞していました。何しろ黒幕は一度も表舞台に出て来ないし相手は名〇屋にいて少しの証拠すら表には出なかった為、警察にも相談しましたしソネブロに誹謗中傷記事の削除を何度も求めましたが、会員資格を剥奪してもIDを変えてまた雨後の竹の子の如く出没するといった有り様でイタチごっこで何ら有効な手は打てませんでした。まあ、事の発端は犯人一味がひとりの人間を寄ってたかって貶めている事に憤りを覚えてわたしが下手な義侠心を出したからそうなったのであって己の行動の結果なのだからと最後は甘んじて受け容れましたけれどね。でも複数の友人の奔走の結果、本当に決定的な証拠(改竄出来ない形で残されていますので有効です)は残されているのでいざとなればいつでもその非を暴く事は可能です。でもブログなどで公表はしません。それは法律違反だからね。あくまでも司法の判断を仰ぐという形です。裁判なら勝算ありです。でももう時効だからねぇ。まあそうでなくても馬鹿らしいから遣らないけどね。

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 いつもながら脇道に逸れてしまいましたね(笑) 。。。元に戻します。

 とにかくその時分かったのは人を貶める様な輩は「異」を強調して相手を貶める遣り方をするという事なのです。「あいつは人と違うぞ気を付けろ」ってね。初めは友達の振りをして人々に近付き徐々に相手を洗脳して、その内に取り入った人物の弱みを見つけて雁字搦めにして、その一人一人を先鋒にして誹謗中傷や風評被害をネットに流すという遣り口でした。事情を何も知らないブロガーは普段慣れ親しんでいるブロガーからメールなどで「あの人はどうも危ないらしいよ」というような形で情報を得たようです。知っている方からその事を聞き及んで成る程ねと合点した次第です。手が込んでいますから余程警戒心の強い人でないと騙されてしまいます。人を騙す様な輩は本当に口が旨いという事もその時よく分かりました。嘘の中に関係者なら誰でも知る他愛のない事実を混ぜて相手をすっかり信用させてしまうのです。そんな嘘を撒き散らされてそれまで親しくしていた人達がひとりふたりと去って行くのをただ手をこまねいて見ているのは正直辛かったけれど、その時点できっぱり過去の事は諦め前を見て歩く事にしたのです。もちろん今でも心の傷は負っていますよ。癒えて来てはいるけれどね。あ、同情を買う積もりは更々ないのでこの件に関してのコメントはお断りします。もし書いたら即削除かも(笑)

 自己の経験を例にお話を致しましたがこれが何を意味するのか自分なりに考えてみました。人と異なるのは排除の対象か? そうではないと思うのですね。誰だって「わたし」になり得(う)る。つまりわたしの様な被害に遭う可能性はあると思います。本当に紙一重です。何か自分の廻りで問題が起きた時、どんな対応や対策を講じたって自分がその渦中に巻き込まれて被害に遭わない保証など何もないのです。幾ら距離を置こうとしても、知らぬ振りをしても、巻き込まれる時は巻き込まれるのです。それはブログなら退会すれば大概の事からは免れます。しかし相手がストーカー的人物なら何処までも追って来ますよ。そう思いませんか? 現実にわたしやわたしの廻りに居た人達はそういう被害に遭ったのですから間違いありません。もしこれが国家間の紛争だったらどうします? もし戦争になったら海外逃亡しますか? お金持ちならそれも出来るでしょうが我々庶民はそうはいきません。紛争の渦中に否応なく巻き込まれるのは必至です。

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 ですから人の扇動に乗っちゃいけないんです。国家間の話にいきなり話は飛びますが、対外強硬策はけして日本の利益にならないとだけは云って置こうと思います。わたしは自身は中国や韓国の「正しい歴史認識を持て」という公式発表には、それこそ「それは日本政府と日本人の台詞だよ」と云い返すけれど、それは本来外交の場で政府がしっかりと世界に向かってアピールすべき事なのですね。けして中国や韓国や北朝鮮が相手ではないのです。北朝鮮の問題だって制裁措置はもうやるべき事をやり切ってしまって日本は殆ど為す術(すべ)無しというのが実状です。幾ら強硬にと云っても限度があるのです。でもまだ遣り方はあるのですね。相手の「非」や「異」などを突いても仕方ないのですよ。第一それじゃ中国や韓国の遣り方の二番煎じじゃないですか。日本は正道で行くべきなのです。それにはあらゆるチャンネルを通じてあらゆる手を尽くすのが前提です。もちろん相手国に対しては毅然とした態度は取らなければならない。しかしそれは強硬策とイコールじゃないと云う事だけは覚えておいて下さい。大事なのは紛争国を直接のチャンネルにするのではなく「世界世論に問う」という形で実行すべきだとわたしは考えます。世界世論を味方に付けるには相手国の非を詰ったりまともな国じゃないという様なアピールでは駄目だと思います。それでは世界世論を味方に付ける事は出来ません。あくまでも事実をありのままに誠実にかつ諦める事なく地道に続けていく以外道はない。それが世界に於ける日本の信用と地位の向上にも繋がるのです。余談ですが内政的には国家的非常時に関する法整備等は枝葉末節に至るまで詳細に整えておくべきだというのがわたしの考えです。相手国にけして侮られないだけの国家体制は整えておく。その上で云うべき事をいう。それが肝要であると思われます。バックボーン無しに幾ら正論をぶつけても相手国に見くびられるだけです。あ、隣国に関する政治的コメントも拙ブログではお断り申し上げますね。政治と宗教に関する話題はどうしてもエキサイトしやすいので普段からコメントを拙ブログに寄せて下さる方々の迷惑になります。ですから本当に控えて下さいね。遣りたかったら自分のブログで書いて下さい。お願いします。

 という訳で「異」は何処にでもあります。あなたの中にもそれは存在します。それをまず認識しましょう。悲しい現実ですが突き詰めて考えれば本当の同類や仲間など一人も居ないのです。それでも身近にいる人達とは助け合って信じ合って生きていかなければならない。その為に相手と自分と何処が違うのか、何処と何処は共有共感出来るけれどここは少し線を引いておこう。そう云う判断が必要なのです。ただ闇雲に廻りに流されたり自分の思い込みだけで行動してはいけない。本当にそう思います。異なるものと接する時、それを直視し、自分と何が違い、何が受け容れられるものなのか、それを知る事が一番大切な事だと思います。もちろんその結果全く相手を受け容れられないとしてもそれはそれで致し方のないこと。無理に迎合する必要はありません。ただし、初めに申し上げました様に自分の目と耳と頭で良く考えた末で実際に行動に移しましょう。

  次回は「異」に纏わる話で「いじめ問題」について書いてみたいと思います。


 


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コメント 7

枝動

U3さん、こんばんは。
体調の方はいいですか?体調の事で冷たく言ったこと後悔しています。御免なさいね。
 「おもう」の漢字は、そうですの?自分の心で強く思うのが「想う」だと思っていたので、これは自分の無知故に恥ずかしい限りです。おかしな感情があると誤解されたらかなわんね。(笑)以後気を付けます。自分のブログでは、ほぼ「想う」を使っているので、変換順位が一番ですから、確認しながら「思う」を使うようにします。
 さて、続編記事ですが、奇遇な事に先程までファンの武田先生のブログへ訪問していたのですが、同じ様なことを書かれておりました。「もともと同じにならない」と。やはりスタートはそこからですね。
そして、そのスタートから必要な物が、覚悟だと思うのです。何事も「覚悟の問題なのだあぁぁぁ!」(byジョジョ)[私がジョジョファンなのは、同じ信条だからなのです。]
議論・喧嘩、なんでもいい対峙するもの全て、為そうとする時、仕事、全てに於いて然りです。その為には、まず己の目で確かめるのが一番かと思っています。風の声を信用しないことです。目で見たものをストレートに脳に伝える、この正直さが必要だと思います。そして伝わった物の真偽を、まず疑いを持って全能力で問う(報道など嘘が多く、真は逆にある場合があるから)ことです。そうすれば、「異」に対して「相互理解」は得られ、迎合するも排除するも答えは必ず自ずから出ると思います。
 この意味で、今回もまた御意です。
by 枝動 (2013-03-06 00:35) 

Silvermac

「異」なる者二人が共に暮らす、お互いに感謝しかありません。
by Silvermac (2013-03-06 08:10) 

たいへー

↑ 随分と我慢も致しますが、やはり感謝でしょうね。^^;
by たいへー (2013-03-06 08:31) 

袋田の住職

色は空に異ならず、空は色に異ならず。

色はすなわち空なり、空はすなわち色なり。

「しき」「くう」とルビをふらないと、
「いろ」は「そら」なり!
と読まれてしまう時代です。
きっと、彼らには、意味不明でしょうね。
by 袋田の住職 (2013-03-06 09:23) 

青い鳥

噂、風評はあくまでも噂、風評に過ぎませんね。
私もそれはそれとして聞き、自分の目でたこと、考えたことで判断する様にしています。
by 青い鳥 (2013-03-06 10:41) 

U3

☆枝動さんへ
謝らなければならないの私の方です。ストレートに正直に感じたことを書き過ぎました。「親しき仲にも礼儀あり」礼を失したことをお許し下さい。余りにも無礼な文章であったと猛省しています。本当に申し訳ございませんでした。これだけは云わなけばならないと思い書きました。
by U3 (2013-03-07 21:16) 

枝動

U3さん、こんにちは。
ありがとうございます。
by 枝動 (2013-03-10 14:51) 

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