RULE U3 Volume.5 [真理の探究]
わたしが人間関係を断つ基準、
それは相手が「自分しか見えていない人間」だと看破した場合である。
寛容性のない時代はそうした人々で溢れている。
それは相手が「自分しか見えていない人間」だと看破した場合である。
寛容性のない時代はそうした人々で溢れている。
Wikipediaによれば、『断捨離』とはクラターコンサルタント山下英子氏の登録商標であるらしい。
これはモノを整理する際に使われる用語だが、わたしは『人』もまた『断捨離』すべきだと考えている。友人や知人がもし10人以上いるのなら(大概はそれ以上いる筈だ)、本当にその人達が必要かどうか一度考えておく必要はあるだろう。
前にも書いた様に、友達とは人間としての資質やこころの内を、お互いに高め合っていけるような人達をいう。そういう人だけに絞らねば、「人生の無駄」は一向に減らない。
ここでわたしが人間関係を断つ基準の話に戻ろう。
こういう人間はわたしに対してだけではなく、世の中の全てに害悪しかもたらさない様に思える。分かりやすく云うならば「自慢高慢馬鹿の内」という様な人物とか、「ストレスをブログでしか発散できない」輩である。「無責任な噂話」を吹聴したり、伝聞だと断って他人に伝える人物も信用がならない。そもそも噂話好きにロクな人物はいない。今すぐ縁を切った方があなたの身の為だ。
そういった輩を見て愚か者と笑える内は良いが、誰かれ見境もなく自分の考えを強要したり同意を求めるような人物、自分と異なる考えをもつ他人を否定したり愚弄したり、誹謗中傷する様な人物ならばわたしは容赦はしない。出所を明らかにしない無責任な噂をまことしやかに流す奴も同様だ。
ネットは顔が見えないから本心がでやすい。ソネブロをずっと見ているが、得てしてそういう人物は思いもよらず身近にいることが多いように思われる。ゆえに友や付き合う人は選ぶべきである。
それはソネブロやSNSなどのネット社会だけでなく、実社会という世間だって同じだ。日常の生活では、色々な人達と挨拶をしたり言葉を交わしたりして生きている。だがそれは単に仕事上の付き合いとか、知り合いだとか単に面識がある、という人が過半ではないだろうか。そしてそのすべての人とお付き合いしようなどとは誰も思わないだろう。だとしたら、ソネブロでも同じだ。
それはソネブロやSNSなどのネット社会だけでなく、実社会という世間だって同じだ。日常の生活では、色々な人達と挨拶をしたり言葉を交わしたりして生きている。だがそれは単に仕事上の付き合いとか、知り合いだとか単に面識がある、という人が過半ではないだろうか。そしてそのすべての人とお付き合いしようなどとは誰も思わないだろう。だとしたら、ソネブロでも同じだ。
現実の社会でもネットでも大勢の人で構成されている以上、その中からこの人なら大丈夫という人を見つけるべきである。ただし、人の過半はいつか自分を裏切るという様な、心積もりというか覚悟はして置いた方がいい。そうでないと嘘をつかれたり騙された時の精神的痛手は計り知れない。特に人間不信に陥ることが一番恐い。
だからこそ「仲良しクラブ」だけはネットでは止めた方が良い。理由はあなた自身でよく考えてみて下さい。子どもじゃないんだから。
そして或る日、あなたは『断捨離』を決意する。人生はそう長くはない。後悔先に立たず。
そうなる前に自分の心も、友達も、至ってシンプルになるよう整理すべきであろう。
元の話題に戻ろう。
現代に生きる日本人は異論を認めない寛容性のない社会の中に生きている。そしてそれはひとりひとりが集まった総体としての日本人の気質と性質の方向性を決定づけている。
こうした寛容性のない、自分たちと考えを異にする人達を認めない世相がこれ以上蔓延すれば、行き着くところは「人間不信」以外あり得ない。そしてそこに「融和」はなく「争い」しか生まれない。
それが厭なら寛容さを身につけるしかない。
それが厭なら寛容さを身につけるしかない。
寛容とは自分とは異なるものを受け入れる事である。そしてそれを認めることである。
否定からは対立しか生まれない。そのことを私達ひとりひとりが識るべきだ。
かつて聖徳太子が定めた『和を以て貴しとなす』を尊んだ日本人の心根は、一体どこに行ってしまったのだろう。
非寛容社会の到来を果たして皆は望んでいるのだろうか。
<つづく>
明日、4月30日 6:00AM 更新
友達も断捨離ですか! 元々学生の頃の友人が多く、その場所から長く離れていたので親友とも、ちりぢりになり、なかなか会え無いままでいると自然消滅の形と亡くなった方もいるので断捨離なのか断捨離されたのか友人も少なくなってきました。移動した先でも友人は出来ますがどうしても会社関係のつき合い、仕事を辞めれば
自然と遠のくようです。
by g_g (2018-04-29 16:34)
☆g_gさんへ
そうでしょうね。実際のところ、人によって友達とはどこまでが知り合いで、どこからが友達とか基準というか考えが違うとは思います。歳を取って来ると、自ずと人付き合いの範囲は固定化して、数も絞られる気が致します。
by U3 (2018-04-29 17:32)
訪れ頂き、niceとコメント有難うございます。
by たいちさん (2018-04-29 20:00)
おはようございます。コメントをありがとうございます。
寛容さが薄れてきていることが「モンスター○○」の言葉に表れていますね。ひろい心、ゆるす心をまず自分からと思います。
by ハマコウ (2018-04-30 04:48)
☆たいちさんへ
こちらこそ!
by U3 (2018-05-02 16:09)
☆ハマコウさんへ
日本語が通じない日本人が現れるなんて少なくとも三十年前は考えもしなかったです。
by U3 (2018-05-02 16:11)