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ネイティブスピーカー [U3の独白]

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この四月から教育方針が変わるらしい。

 今回はちとコメントが長い(笑)。続きを読まれる場合は最後まできちんと読んで頂きたい。とは云っても大した事が書いてある訳ではないが少し考えさせられる事だけは確かだろう。

 皆さんのコメントバックを楽しみにしている。ではでは読んだ後にまたお会いいたしましょう。

 2011年度から学習指導要領が改訂されるが自治体によっては前倒しで今年の4月から授業内容の改訂が行われる。いわゆる「脱ゆとり教育」である。

 教育は国の基本だから多くのお偉いさんが真剣に考えたのだろうが、ただ授業数を増やせば事足りる訳ではない。私見だが今一番教育に求められているものは個々人の倫理観や哲学(生き方)の確立だと思う。「自分さえ良ければいい」と言うはき違えた個人主義は今の日本に一体何をもたらしたのか。改めて云うまでもないだろう。自分の痛みには病的に敏感だが、他人の痛みはまったく分からない日本人が蔓延し、そこいら中を大手を振って闊歩する様になってからでは遅いのだ。そしてその様な事が現実のものとなっている。

 人が人たる所以は言葉を使いこなす事にある。「話せる」ではなく、「言葉を使いこなす」事にあるのだと思う。特に自国語は大切である。むかしから「読み書きそろばん」といっているくらいだから教育の基本・根本だといって良い。それにも関わらず日本語がまともに話せない、書けない大人や子供が増えている。この4月から中学校では国語の授業数は増えもしないのに、英語の授業を大幅に増やすのだという。日本人が日本人たる所以は日本語をまともに話すからである。国際化に乗り遅れてはいけないなどという風潮にだまされて米国の策略に乗ってはいけない。まあ、そうはいっても「漢字検定」なんかわたしは推奨しないけれどね(笑)。第一漢字は元々日本のものではない。

 英語の授業を増やすなんてぇ馬鹿を謂っちゃぁいけないと思う。

 日本語がまともに出来ない日本人がいくら英語がしゃべれるからと云って国際社会で通用する筈がない。母国語の授業をおざなりにしてまで外国語の授業を増やしていくとは開いた口が塞がらない。しかも今度は小学校から英語を学ばせるというのだから、相も変わらずお偉いさんの考える事は陳腐で実効性がない様に思われる。一番大切な時期に国語をしっかり学ばせないで一体きちっとした日本語をいつ学ばせるというのだろう。大人になってからだろうか?しかしそれでは遅すぎる。それとも逆に胎教で習得させるというのか?それも早過ぎはしないか?

 わたしの実感ではいくら英語を学ばせても自国の伝統や歴史に関心も知識も持たない日本人を外国人が信用したり尊敬する事はないだろうと思う。余談だが、わたしが妻とともに或る年配の英語教師であるイギリス人夫妻と奥日光を訪れた時、男体山の高さはどのくらいかと英語で問われ、即座に「トゥーサウザンド・フォーハンドレッド・エイティーフォー・ミーター(2484m)」と答え、「メートルをフィートに換算するにはおよそ3.3倍してやればいい」と言った時、頭の中でメートルをフィートに換算しながらそのイギリス人のわたしを見る眼差しは明らかに変わった。そのすぐあとにイギリス人の夫の方から「フィートの語源を知っているか」と聞かれ「footつまり足の大きさでしょう」と答えた時には感心していた。その後、東照宮や二荒山(ふたらさん)神社、輪王(りんのう)寺など行く先々でその成り立ちや時代背景、歴史の本などには載っていないエピソードまですらすらと(もちろん日本語で)話すに至って夫妻はただ感心するのではなく明らかにわたしを尊敬していたしその事をわたしの妻に口にしてもいた。その妻でさえ普段垣間見る事のなかったわたしの一面を覗いてびっくりしていた。もちろん通訳は妻がしたのだから妻が居てのわたしの存在ではあった。その後英語教師として世界中を渡り歩いたその夫妻は行く先々で、妻だけでなくわたしにまでファーストネームで絵葉書や手紙を呉れる様になった。夫妻は今から数年前に生まれ故郷のスコットランドに戻り悠々自適の生活を送っている。
 ところで、わたしがこのイギリス人夫妻に披露した歴史やエピソードなどの知識はインターネットなどで仕入れたものではない。当時はまだインターネットがようやく普及したばかりの時代である。YahooやGoogleなどの検索エンジンは存在しなかったしITという言葉さえなかった。それらは全て小学校以来の様々な教師から教わったものであり、わたしの頭の中に記憶として蓄積されていたものなのであった。その知識を披露するだけで尊敬を勝ち得たとしたならばそれは取りも直さずわたしの受けた教育制度が間違っていなかった事と、教師の水準が高かった事を差し示すものとは云えないだろうか。ところで男体山の高さをどうして覚えていたかについて言及するが、男体山は日光白根山を除いて日光連山のほぼ西の果てに存在する。そしてそれと標高を掛け合わせて「西の端(にしのはし)つまり二四の八四(2484m)」と覚える様に教えてくれた教師が居たからである。

 この例からも分かる様に日本の歴史や文化、風物を自信を持って云える事は大切だ。歴史や文化だけではない。その根本となる日本語がまともに話せない日本人をこの国際社会のいったい誰が信用するというのだろうか。そんな日本人は尊敬どころか蔑みの対象でしかない。英語が出来無くったって実際にノーベル賞は貰えたのである。益川教授に喝采を送りたい。

 大事なのは日本人としての矜恃なのだと思う。誇り、自負と言い替えても良い。日本人として誇りを持ち自分の考えを堂々と述べる事が出来れば例え日本語で最後まで通そうとも、国際社会において信頼と尊敬を勝ち得る事は出来る筈である。まあ流ちょうに英会話が出来るに越した事はないが絶対条件ではない。
 ちなみに妻は4年近くのイギリス留学経験があり英語は得意で人にも教えているが肝心の日本語はかなりあやしい(笑)。一方のわたしは英語は不得手で、実際には妻の知り合いや友人の外国人の前ではいつも大体日本語で通している。しかし英語が話せない事で困惑したりひけめを感じた事は一度もない。わたしは英語で話されている事のおおよそは理解しているが(この程度でも十分)英語で話せないだけなのだ。逆に彼ら彼女ら外国人は日本語が殆ど理解できない。だから英語では話せないけれど、彼らの云っている事を理解して日本語で返答をするわたしに対して、それを理解できない彼らにわたしは逆に優越感さえ感じてしまうのだった
 まあ、英語が話せる妻あっての異文化交流という実態・現実は隠しようもないが、自分の意を相手に伝えようと思って妻に頼った事は一度もない。どうしても日本語だけでは伝わらないと思ったら知る限りのお粗末なボキャを振り絞って身振り手振りを交えて英単語を並べたてたって相手はどうにかこうにか理解してくれる。お互い相手の言う事を理解しようと努力する事は大切だと思う。流暢な英語を操るよりもしゃべれない方がお互いが歩み寄ろうとしてかえって親近感が湧いたりするから不思議なものである。もっと話せたらいいなと思う事はあるが別段不自由は感じない。本当に必要だと思ったら人は真剣に学ぶものだ。必要もないのにわざわざ覚える事はない。日本人同士だって同じだろう。今の日本の様に意思疎通が徐々に廃れている現状ではいきなり外国人の中に放り出されたも同じである。言葉を駆使して相手に如何に自分の意志を伝えるかは何にも増して重要な事なのだ。これがわたしの実感である。実のところ中学生の頃は英語の授業ではあまり真面目ではなかったわたしだが、その原因は初めて英語を習った先生が東北弁丸出しだったからだ。東京にいたにも関わらずである(笑)。それでは流暢な英会話など身につく筈もない。それだけの所為ではないが以来わたしは英語がすっかり嫌いになってしまった。何事もはじめが肝心である。中学一年生で早くも英語で挫折してしまったわたしではあるが、何とか外国人と交流できる程度には理解しているのだから日本の今までの英語教育や教育制度が概ね間違っていたとは思っていない。

 しかし、間違ってはいないが根本のところが今も昔も抜けてしまっているのが日本の教育現場の一番の問題なのだ。教える側も教わる側も、何故それを教えなければならないのか、学ばなければならないかという、一番大切な認識が欠落しているとわたしは思う。英語は何故必要なのか、数学は何故必要なのか、歴史を学ぶとはどういう事なのか、正しい日本語や国語を学ぶ事の大事さを本当に認識しているか、それら諸々の根本的な意義や理念を語らずして形だけの教育をしても身につく筈はないのだ。「仏作って魂入れず」とはこの事を云う。この様な当たり前の事が当たり前に行われていない実態こそが問題なのだ。その認識があるのとないのでは修得度に大きな差が出るのは明白である。わたしが教育を受けていた時代でさえ何の為にその教科を教えているのか理解に苦しむ先生がいたのである。高校時代にある教師が授業の冒頭で「こんな授業は面白くもないし何の役に立つのか分からないが我慢して聞いて欲しい」と言ったのに対し、ざわついていた教室の中で手を挙げたわたしは「そんな授業なら止めてしまえばいい。先生自身が何の為に教えるのか分からない授業などわたし達は受けたくはありません」と答えたのだ。その時ざわついた教室は一瞬にして静まりかえったものだ。意識していた訳ではないが教師の面目をクラスメートの前で潰してしまった。後で職員室に呼ばれたのは云うまでもないだろう。しかし学ぶ意義を感じない授業が面白かろう筈はない。わたしは呼び出された担任や教頭にさえ自分が正しいと思った事を貫いた。勿論親がこの事によって学校に呼ばれる事はなかった。・・・この例を挙げるまでもなく今の学校教育の質が当時以上に向上しているとはとても思われない。

 子供に恵まれず教育とは身近に接しておらず、且つ専門でもないわたしが以上の様に教育について語ったのには当然理由がある。それは今の日本人の言葉や考え方は何とかならないものかなという思いである。正直に申し上げて言葉遣いは不適切で、善悪、正誤も分からず曖昧だとする人が増えて来ているのは大問題だとわたしは思う。
 それに関して、以前わたしのブログで多くの方とコメントを交わした時の事を思い出す。その日のコメントの中に「何が正しくて何が間違っているかなど見方や立場で変わるものだ。あんたの言っている事は偽善だ」というメッセージをネットストーカーが書き込んでいた。わたしは何を馬鹿な事をと思ったし、それを読んでいた皆にとっても当然相容れない考えかと思いきや、それに同調する人がポツポツ現れるに及んで些か唖然としてしまった。もちろん同調した者の一部はストーカーの仲間だったのだけれど、そういう人間が少なからず居ると云う事自体が日本人の心が心許ない状況に置かれている事を物語っていたのです。わたしが思うに正義も悪も明確じゃないという考え方は明らかな間違いです。「正義」も「悪」も不変です。立場、見方によって変わるものを「正義」、「悪」とは云わないというのがわたしの考えです。むろん善人が悪に染まる事も悪人が改心する事もあるでしょうが、善悪の概念そのものは不変だと思います。その判断が出来ない事こそが今の教育の問題点だと指摘したら皆さんはどう思われるでしょうか。今の日本人は善悪など大したことはないと思っているのかも知れませんが、世界に出ればそうではありません。何が正しくて何がそうでないのか明確な認識を持っていない事には国際社会では通用するとは思えません。まかり間違えば国際的な犯罪者になってしまうでしょう。人としてしてはいけない事、しなければならない事をいつも念頭に置いてこそまっとうな道が歩めるのです。正しい倫理感や道徳感を身につける事は人間形成の基本です。正しい日本語を身につける事はそれにもまして一番重要な事です。何故なら物事を正しく理解するのは正確な言葉の理解によってなのですから。それも母国語の言葉によって・・・。日本語は曖昧な言語などといわれているがけしてその様な事はない。もしそうだとしたらその人の日本語の使い方が間違っているのだ。日本語は曖昧な言語などではなく柔軟性のある言語なのである(笑)。そういえば昔のTVCMにこんなのが在ったっけ。

『柔らかアタマしてますか?』

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 ちなみにわたしは「日本語」と「会津弁」のネイティブスピーカーだが「いぬ語」のネイティブスピカーでもある事を殆どの人は知らない(爆)

もし第二外国語として選択可能ならば

「ねこ語」を是非とも習得したい

・・・と思っている\(*^o^*)/

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U3

 相も変わらずお馬鹿なコメントを垂れ流しているわたしであった。まあ、わたしはこの程度の人物なので笑って済ませて頂きたい。
 妻を通して多くの外国人と接する事が出来たが、一応に彼ら彼女らは自国や自分に誇りを持っていて、日本より遙かに歴史が浅いにも関わらず自国の文化や歴史に精通していてそれを自慢げに話すのであった。そして自国の文化や歴史に疎い日本人には「信じられな~~い」ってな顔をしてそして最後は軽んじられるのである。だからわたしは英語を話すよりも前にまず国際人感覚を養う事の方が先だと思うし、それは取りも直さず「確固たる日本人感覚を持つ」事であり「確固たる自己を確立する」事だと確信している。少なくとも「何をして良いかそうでないか」更に一歩進んで「何をしたら良いのか、何を為すべきか」を自分で判断し決断できない様では日本国内でさえ生きていくのは心許ない。

「片言の英語でも相手には通じるが中途半端な日本人では通用しない」

 最近、人間は愚かな生き物であるという思いに囚われる事が多い。人間に比べて動物は自分に正直だから好きである。そこには見栄も嘘も策略もなく、生きるという事に純粋である。

by U3 (2009-03-08 10:56) 

侘び助

日本語すら理解できないこと多い・・・
短気は損気・・・我が家は良く日本語でもめます。
by 侘び助 (2009-03-08 14:30) 

ヤヨ

竹の静謐な感じが
美しい写真ですね。
by ヤヨ (2009-03-08 15:30) 

SilverMac

当県は頭も体もどん尻です。(;。;)
by SilverMac (2009-03-08 17:40) 

エルモ

結局喋れるようにならなければいくら英語の授業を増やしても意味がないんですよね・・・
仏作って魂入れず・・・まさにその通り!
個人的には文科省が塾の存在と必要性を肯定しているあたりがそもそもおかしいと思います。
by エルモ (2009-03-08 18:02) 

kaoru

こんばんは。
英語なんてサッパリ?と自慢できる事じゃないですが
昨今日本語すら使い方が変になって来ています。
いぬ語の習得を目指すことにします。
by kaoru (2009-03-08 18:11) 

アヨアン・イゴカー

>「片言の英語でも相手には通じるが中途半端な日本人では通用しない」
仰るとおりだと思います。私自身は語学学校の関係者なので、英語教育開始の低年齢化はビジネスチャンスではあるのですが、だからこそ、遊び半分のいい加減な英語なぞ教えたらそれこそ害悪であると考えています。最低限で、教育方針をしっかりもって、言語能力の習得に役立つ範囲で教えれば事足りるであろうと。基本的には、U3さんの仰るとおり、先ずは日本語教育、人間としてどう生きるべきか、物事の本質をどう考えるようにしたらよいか、など、極基本的な教育が重要であると考えています。
by アヨアン・イゴカー (2009-03-08 18:49) 

nyankome

私も小学校からの英語教育に反対の立場です。
言語を学ぶことは大切なことですが、先ず日本語をきちんと勉強すること。
これができていないと日本語を読まなければ行けない他の教科が本当に理解できる訳がない。
日本の教育は根本の問題を先送りにして、小手先だけでかわそうとしてきました。生活科しかり総合的な学習の時間しかり。科目選択を増やすなんてこともそうですよね。
基礎基本をしっかりとたたき込むことが必要です。

私は猫語のネイティブスピーカーです。(^_^)
by nyankome (2009-03-08 19:14) 

chunta

ご訪問頂き ありがとうございました <(_ _)>

教育を論じて 方向を決定した人達は
現場を見ていないのだと 思いますね
「教員免許は10年更新」って アレも
現在 アルツハイマーの疑いのある先生が
かなりの数いるコトを考えたら・・・
毎年 脳診断を受けてほしいくらいですよ

「改訂」前のモデル校として 
次男は英語の授業を受けておりましたが
下手な日本語発音を 強要されていましたし
まず 教員の育成と選別が先だと・・・ (苦笑
子供の教育には アタマが痛みます
by chunta (2009-03-08 19:43) 

U3

 わたしは教員にも新風を巻き起こす必要ありと思っております。

 わたしが知っている今の中学英語教育ではいくら学習指導要領をいじくろうと何も変わらないというのが現実でしょう。何しろまともな英会話ができない英語教師ばかりなのですから英会話力が向上する訳がない。
 民間からもっと英会話が出来る日本人を教員採用しないと語学力ではどんどん中国韓国あたりに抜かれてしまうでしょうね。というよりとうに抜かれちゃってますけど(笑)
 実際のところ、民間人を採用する自治体もありますがやはり資質や適性というものもあって実際に翌年も採用される教員は半分だそうです。そうして何年も地道に努力する事によってはじめて真の国際力を身につけた日本人が育って行くのでしょうね。くれぐれもわたしの時の様な英語の教師に当たらない様祈っています。

 でも、まずその前に日本語を何とかしなくちゃいけない!!!
by U3 (2009-03-08 20:34) 

ぴんくま

喋れないから言うのではないですが、
言語はツールだと思っています。
ビミョウなニュアンスが伝えられないなら、
日本語で熱弁をふるいたいタイプです~。
by ぴんくま (2009-03-08 20:36) 

nano

「猫語の教科書/ポール・ギャリコ」有名な著作ですw
by nano (2009-03-08 21:37) 

ecco

英語ができなくても
学問を学べるというのはそれだけ日本語がすぐれている
ということ。。。
(すぐれているという言葉は誤解されては困るのですが・・・)

受け売りなので
うまく言葉にできるかどうかわかりませんが

ひとつの学問を学ぼうとしたときに
あらゆる分野で日本語は
学問に対応できるだけの
言語であるというのです。

哲学でも科学でも
文学でもスポーツでも

それに対応できる言語であるというのです。

それができない言語の民族は
学問を学ぶために
英語・・・といった言語をまず学ぶ必要があったと。


それが
日本人が英語を習得できない
ひとつの要因になるのでは・・・
という話を聞いたことがあります。

日本語は世界に誇れる言語であるのですよね^^


by ecco (2009-03-08 22:04) 

doudesyo

今晩は。
ん?会津弁ということは福島県民でしたか。あれれ。
ゆとり教育についての功罪をよく見るべきでしたね。表面的な結果論ばかりで教育が語れるとは思えないのですけど。それから、私は美術が好きなのですが、創造することを学校がやめちゃっているそうじゃないですか。人間、コミュニケーションだけでは大人になれません。コンテンツさえも作れないなんて、日本人大丈夫か。
by doudesyo (2009-03-08 22:56) 

U3

nanoさん 聞いたことありますその本。
ところで「犬語の教科書」も在るんですかね?
わたしは分かるけど他の人に教えたいもので(笑)
by U3 (2009-03-08 23:00) 

U3

doudesyoさん
わたしは通知表で美術は「5」以外取った事ありません。
仰る通り感性や個性はとても大事だと思います。
by U3 (2009-03-08 23:03) 

U3

びんくまさん
日本語だけで熱弁振るっても通じないと思いますよ(笑)
理解して貰おうという気持ちが一番だとおもいます。
by U3 (2009-03-08 23:05) 

U3

eccoさん こんばんは。
日本語は現在まで使われている言語、文字としてはもっとも古い部類にはいるでしょうね。
漢字、ひらがな、カタカナで全て表現できるので確かにすばらしい言語ではあります。

by U3 (2009-03-08 23:06) 

こぱんだつま

まずは日本語を良さ、大切さ、美しさを学んで欲しいですね。
by こぱんだつま (2009-03-08 23:09) 

花火師

英語ですか・・・それこそ塾とかの勉強で十分なんではないかと・・・会話とか、その辺の英会話教室で・・・
って思ってしまいますが・・・
by 花火師 (2009-03-08 23:32) 

たいへー

自分の感覚と子供の感覚がずれているのは感じますね。
良い悪いは抜きにして・・・
by たいへー (2009-03-09 00:11) 

ちゃこちゃん

ご訪問&niceありがとうございます。
U3さんは小学校、中学校と良い先生に巡り会えていたんですね。
私の学生時代にはU3さんが高校時代に会われたような先生ばかりでした。
歴史についても、ただひたすら試験のために授業をしている、そういう授業しか思い出せません。
日本語の授業を増やして欲しいというより、日本の文化や心、誇りを自然に学んでいけるような環境が学校に作られていくと良いなと思います。
難しいことだとは思いますが・・・

by ちゃこちゃん (2009-03-09 00:17) 

KAZUYA

「正しい倫理感や道徳感を身につける事は人間形成
の基本」まさにその通りだと思います

英語ができたからと言って自国の歴史や文化を語れ
ない、そして何より人として他人を思いやる気持ちが
持てない教育では未来は悲しすぎる気がします

ちなみにうちは中学最初の英語の教師がネイティブ
並みに話せる日本人でしたが、そのありがたさに気
がついたのは社会に出た後でした(><)
by KAZUYA (2009-03-09 02:06) 

鋭理庵

nice!ありがとうございます。藤原正彦さんも、英語圏で数学を教えていた方ですが、英語より日本語が大切と著書「国家の品格」の中で仰っています。私も外資系の会社に勤めていましたが、英国人上司と仕事を通して学んだ事は、日本語の大切さと日本人としての誇りです。
by 鋭理庵 (2009-03-09 03:41) 

旅爺さん

先ずは日本語をきちんと話せることが基本ですね。
by 旅爺さん (2009-03-09 06:11) 

こぼん

nice!ありがとうございます。
日本語の細やかな表現力!誇りにおもっています。
by こぼん (2009-03-09 09:37) 

せつこ

私も同感です。
まず、日本人としての誇り、プライドの持てる教育をしてほしい。
by せつこ (2009-03-09 09:37) 

skimble

こんにちは。scoskiです。
いやいや…これはイギリス人御夫婦でなくてもU3さんを尊敬しますよ!
今の日本人で即座にそこまで日本の文化について語れる人がどれだけいることか…。
かくいう私も日本について問われても、答えられる自身が全くありません。お恥ずかしながら…。
日本を深く知り、理解し、愛国心を持たせる教育をして、日本という国をより良く出来る人間が沢山出てきて欲しいなあと思います。
by skimble (2009-03-09 14:40) 

くろすけ

訪問&niceありがとうございます♪

日本語は美しいと思います。
ただ、使いこなせては、いないですね。
恥ずかしいです。
by くろすけ (2009-03-09 17:01) 

mochamama

小学校からの英語は必要ないのではないかと考えています。
英語の前に、美しい、正しい日本語を話せることのほうが重要だと思います。
自分がどうかと言われたら・・・(汗)

by mochamama (2009-03-09 20:45) 

U3

 あまりお褒め頂くと恐縮してしまいます。実を云えばわたしは結構国語の文法や用法を間違えたりしています。ソネブロでも重箱の隅を突くのが好きな人達に今まで何度も揚げ足を取られたりしてますから(笑)
 でも人に何かを訴えかける文章を書く事が好きでこうして何とかソネブロを続けています。拙いブログですがこれからもよろしくお願いいたします。
by U3 (2009-03-09 21:02) 

U3

さっそく冒頭のコメントに間違いがありましたね(笑)
「ちちんと」ではなく「きちんと」ですよね(爆)
キーの打ち間違いを良く確認しないとこういう事が起こる。
そしてまた重箱の隅を突く輩が大喜びをする訳ですね。
ではでは!(ToT)/^^^^^
by U3 (2009-03-09 21:08) 

U3

 今ふと思ったのだけれど「英会話教室」とか「学習塾」があるのにどうして「国語(日本語)教室」はないのだろうか?フランスは母国語の乱れを矯正する為に「フランス語教室」があって美しく正しいフランス語を教えているって何かで読んだ事があるけど・・・。

by U3 (2009-03-09 21:23) 

mau

家の母と妹も英語の質問に日本語で答えてます。
by mau (2009-03-09 22:59) 

ぱそまま

ご訪問ありがとうございました。
とっても真面目な記事に、楽しさもあって良いですね。
旅行に行ったとき、もちろん「もっと英語勉強しとけば」と思いますが、
同時に、日本の事をよく聞かれるので、まず日本語も含めて日本をキチンと知ってから!と強く思います。
私も「ねこ語」習って、なに考えてるかわからない「エムにゃんこ」を理解したいです♪
by ぱそまま (2009-03-09 23:16) 

マリンかもめ

私の知っている外国の方達は、自分の国の文化・歴史を大切にしていますし、誇りにしています。今の日本にどれだけそういう人がいるでしょうか・・・汗
by マリンかもめ (2009-03-10 00:34) 

青い鳥

マリンかもめ様と同じ思いです。
U3様の高校時代に会った教師、今でも同じような人がいる事は事実です。
私も会ったことがありますが、U3様と同じ意見でしたが、
口に出すことはありませんでした。
昨日高校生が体験学習で我が校を訪れたので、
40分ほど専門学校で行っている授業をしました。
資料を渡し、分かりやすくしている工夫を見せ、
全員の資料がこうなっているとせつめいしたら、
「こんな風だったら分かるのに・・・。
先生はただ、ここに線を引いておくといいとしか言わない」と言いました。
「分からない授業はつまらない、
反対に分かる授業は面白いから、益々好きになって成績も上がる」と
私が言うと「わぁ~、それ、わかるぅ~!」とうなずきながら歓声を上げました。
教師であるなら、分かる授業、興味を持てる授業をして欲しいと思うのです。

by 青い鳥 (2009-03-10 08:09) 

袋田の住職

世界各国、民族の文化を尊重することが大事だと思います。
相手の文化をその歴史を踏まえて理解すること・・・
日本についても同じでそれぞれの地域の歴史と文化知ることも・・・
英語で会話ができるようになりたいです。
そうすれば、外国から来た人にも伝えられるから・・・

by 袋田の住職 (2009-03-10 08:24) 

ベアトラック

ごもっともです。全く同感です。
小学校で英語よりも、まずは日本語と日本の歴史や地理に、もっと力を入れるべきだと思います。
今までのゆとり教育は、生徒や保護者の為のゆとりではなく、学校関係者の為のゆとりだったと思いますが、いかがでしょう?
by ベアトラック (2009-03-12 11:02) 

yumi

そうですね。
日本人が考えている以上に諸外国の方は自国の文化について理解していますし、日本についても当然、文化や歴史について興味を持って質問されますよね。
国際社会になればなるほど自国の事に目を向けていかなければならないという事ですよね。

いぬ語、私もマスターしたいです~♪
by yumi (2009-03-12 16:06) 

ハイマン

外国で約一ヶ月
外人と仕事をしたけど
見事なまでの英語力の無さを痛感。
でもね、伝えようと思う気持ちと理解しようという気持ちが
有れば、何も困らなかったよ。
楽しい思い出だ!
by ハイマン (2009-03-12 23:39) 

もこちん

私も日本語はとても難しいので、やはり自国の言葉を
より多く勉強するべきだと思います。
by もこちん (2009-03-14 14:10) 

janvierm

今頃【脱ゆとり教育】かぃ;;;;という思いですがw

以前、人を雇っていた立場上、今の子供達は本当に日本語はもちろん学力をつけた方が良いと逆にこっちが焦ってしまいました;;;;

そんな私もえばれるほどのではないですが;;;;


by janvierm (2009-03-14 23:42) 

菊地一也

私の父は既に退職したけど中学の英語教諭でした
でも英語はあまり流暢ではないでした

それと父が連れてくる同僚は
最初のうちは素晴らしい先生が多かったけど
退職するころになると
特に若い先生は
心配でした
この人に習って大丈夫でしょうか?って

私の日本語もそんなほめられたものじゃないかもしれないけれど
父親の同僚の使う日本語は確かに乱れていた
言葉にその人の人間性はある程度あらわれますね

さて、わたしも自分は義務教育者に育てられたくせに
今の教育に疑問を感じて塾まで作ってしまったほどなのですが
そこでは英語で授業をやっていて
ハイ
今回の記事は耳が痛かったです

by 菊地一也 (2009-03-15 01:50) 

mee

教育。。。その言葉とはうらはなら現在。

言葉は感情表現ができる。机に向かって学び得ることは、枠が狭い。

語れば同じく、きりが無い。。。

ただ、私の場合。
生きる場所を選ぶのではなく、今その場所でどう生きるか。
自分からすると異国の地の現在、体張って生きている。何事にも。
by mee (2009-03-15 11:53) 

akkun

英語が出来れば、便利だし、
実際、今、英語が出来れば・・・と日々格闘していますが、
やっぱり、外国語の前に日本語だし、
その前に、もっと根本的な部分でやるべき事は、
いっぱいあると思います。

今の教育方針は、結果を早く求めすぎ、
見かけ上なんとか、格好だけ付けば良い・・・の様なことが、
主流な気がしてなりません。

そうは言っても、私自身も偉そうな事は、言えませんが。。。

by akkun (2009-03-15 13:01) 

さくママ

小学1年生の親としては、考えさせられる重大な問題の1つです!結局のところ、このことも踏まえた上で、我が家はお嬢を私立に行かせる!という選択をしたのですが・・・。

by さくママ (2009-03-15 23:41) 

笑いの使者

ようやく脱ゆとりに少々安心しています。
by 笑いの使者 (2009-03-19 23:40) 

★まっと★

おはようございます。
この記事に食らい付いてしまったのはやはり自分が英語教育者だからかなぁ。。
.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))ニコッ♪

同感です。
ちなみに家内はまったくの現場で小学校、中学校での英語教育に関わるALT(英語指導助手)の指導統括をしていますが、

英語は話せれば便利・・・でも、必要以上の学問としての文法だのって。。
教えていてもくたびれてしまいます。

使える英語を教えられない先生多いですね。
その反面、使える英語だけでは受験には不向きだし。。。
困りものです。

教育は変貌しつつありますが、
教員の意識も変わってはきています。
しかし、上が動くときには現場の声が届いていないんですよね。。。
教育現場は年々とてつもない勢いで変貌しています。
それが把握できてないままいろいろと決まって結果だけが現場に再び帰ってくる・・・
これでは子供達も振り回されてしまいます。
何とかなってほしいものですが。。。ジレンマの日々です。
by ★まっと★ (2009-03-21 08:25) 

カラヤン

「いぬ語」のネイティブスピーカーには、まだなれていないな・・・。
それなのに「ねこ語」ですか・・・羨ましいです。
by カラヤン (2009-03-22 03:09) 

Hirosuke

コメント代わりに、こんな記事を。
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「こんな僕の英語教育考①~⑧」
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E5%83%95%E3%81%AE%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E6%95%99%E8%82%B2%E8%80%83
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リンクが長くてスミマセン。
記事も長くてスミマセン。
by Hirosuke (2009-03-29 08:16) 

Hirosuke

あ、「オバマ」は「地球」のHirosukeと同一人物です。

こんなブログもやってます。
覗いてみてください。
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オバマ大統領の就任演説で英語を学ぶ
http://obama-de-english.blog.so-net.ne.jp/
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ご存知でしたっけ?
by Hirosuke (2009-03-30 00:19) 

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