あれから二年が経ちました [随筆]
<写真をクリックすると別画面で原寸スケッチが表示されます>
随分と恐そうなスケッチですが何だかお分かりでしょうか。ヒントは神社に所縁ありです。
あの震災からもう二年の月日が経ちました
少しでも心の傷が癒えたのなら何も云うまい
少しでも被災者の心の中に光明が見えたのなら何も云うまい
少しでも皆の暮らしが楽になったのなら何も云うまいと思いました
しかし被災者の心にもし絶望しか残らないとしたら 一転わたしの心は鬼になる
悲痛な声が、叫びが聞こえて来る。「何とかならないか」、そう思うが何ともならない現実の前にうち拉がれそうな被災者の姿が見え隠れする。政治と行政と日本の社会構造がそれを招いているとしたら許しがたい。 これは人為的な二次災害、二次被災だ。
<2013.03.13追記>
行政がしっかりしないので住民同士が対立する自治体も現れてきている様で復興の足並みはばらばらです。こういう時に力を発揮出来るのは本当は政府や国の行政機関なのですが実態と合わない指導や方針を自治体に押しつけ実施は自治体に任せきりで本当に良いのか甚だ疑問です。というより間違っています。
もし安倍総理が皆の支持するほど有能な政治家であるならば、ここで大英断を下して先頭を切って復興に取り組んで貰いたい。待ったなしなのは財政改革ばかりではなく問題は山積みなのかも知れない。だが言い訳は許されない。震災復興は「待ったなしの第一番である」とわたしは考える。被災者が途方に暮れる様な治政があってはならない。
もどかしいですね。
by たいへー (2013-03-13 08:06)
わたしの生まれは福島県喜多方市の外れ、蕎麦で有名な山都町の更に外れの山奥です。隣の会津若松市はわたしが小さい頃住んでいたところであの鶴ヶ城はわたしの遊び場でした。その街にも被災者の方々が多く避難してきています。他人事ではありません。
by U3 (2013-03-13 08:21)
☆たいへーさんへ
本当にもどかしいです。
by U3 (2013-03-13 08:31)
3月11日に私も東日本大震災関連の記事をブログにUPしました。
被災者の方達に一番希望を与える事が出来る筈の国、政府がその役割を果たさず、
志のある各個人が細々と手を差し伸べている支援活動だけが
ほんの僅かの希望を与えられている・・・
しかし、これにはおのずと限度があり、全ての被災者に行き渡っている訳ではない。
本当にもどかしいです。
by 青い鳥 (2013-03-13 11:11)