初心に返る [随筆]
DAKARA、、、
たまにはその当時のエピソードを一つ一つ思い返してみるのも良い事ではないかと思う。それはけして感傷などではなくてふたりの将来に必ずや良い効果や結果を生じる事になるであろうと思えるからだ。
覆水はけして盆に返る事は無いがふたりの繋がりという有機的な命の水を過って零(こぼ)してしまう前にお互いのこころを初めの頃に一度リセットしてみるのはとても大切な事だと思う。
ふたりが一緒になったのは付き合い始めて二ヶ月だった。それが他の人達と比べて早いのか遅いのかなどはわたし達にとってはどうでも良い事であった。人を好きになるとか愛情を持つといった幸福な感情は他人と比較するものではないと思っていたからだ。
一緒というのは同棲と云う事ではなく正式にお互いの親と兄弟に紹介され皆に認められて一緒に暮らし始めた訳である。当然ながら結婚式は婚姻届を出す前にする事が出来ずふたりが一緒に暮らし始めて二ヶ月後にしました。ささやかな結婚式とその披露宴だったけれど親兄弟親戚そして友人達はこころよりわたし達を祝福してくれました。披露宴には会社の上司や同僚、後輩、取引先といった仕事の関係者は友人を除いて招待しませんでした。当時の会社には正社員採用でしたが中途入社で在籍期間が一年に満たないのもあり、妻に至っては半年しか経過していなかったのでしがらみがあまりなかったから出来た事なのかも知れませんがそれは結果的に良かったのだと今も思っています。
一緒に暮らし始めてすぐに感じたのは出逢って半年、付き合い始めて二ヶ月しか経っていないのに物心ついた頃から一緒に居た様な違和感のない自然な感覚があったという事でした。妻に聞いてみたらやはり同じ感覚を持っていたとの事でした。ある意味兄弟(正確には姉弟)の様な感覚に近い感情でした。
考えて見るとそういったお互いの感情があったからこそふたりは惹かれ合い一緒になれたのだと思います。
これ以上書いても惚気話(のろけばなし)にしか聞こえないから書きませんが、その時は毎日がとても幸せだったしこれからも幸せだと思えたその感情を大事に思い続けられるならば二人の間に亀裂が入る事はないだろうし、たとえ入ったとしても当時のお互いを思い遣るこころを失わなければ必ずや修復されるものと思っております。
幸せな気持ちに浸れる想い出がありそれをふたりで共有できるのはとても良い事だと思います。
あなたも、お互いを慈しみ、愛し合い、共に助け合ったその幸せな時間が詰まっている「想い出という宝箱」をたまには開いてみるのも良いかも知れません。
「初心忘るべからず」
これは全てに於いて大切な事だと思っています。
最後に一言。けして博愛主義に路線変更などしていませんからご安心を(笑)
次回はお笑い路線で、その次は持ち前の辛口路線の予定です。
・・・今回の記事制作時間は原稿作成から始めて2時間弱でした。異例の短さ(笑)
46年も一緒にいたら、分身そのものになりますね。
by Silvermac (2013-11-10 18:27)
こんばんは。
「初心」、私も事あるごとに自身に言い聞かせています。もっぱら仕事のことですが^^;
天使の梯子、綺麗に撮れましたね。大好きです。天国への階段もお願いしたいところです。
by 枝動 (2013-11-10 22:03)
U3様がお幸せなご結婚をなさったことがよく分かります。
by 青い鳥 (2013-11-10 22:24)
心穏やかに、毎日を暮らせるって本当に
大事で、幸せなんだと思います。
みんなが、幸せでいられますように。
by yumi (2013-11-11 04:35)
初心って、いつの間にかいなくなるんですよね・・・^^;
by たいへー (2013-11-12 08:40)
ボクは5年と5ヶ月間付き合ってから一緒になりました。
これが長いのか短いのか…なんて、ちょっと無理かな?
長いに決まっていますよね (^^;
by なかちゃん (2013-11-12 13:08)
紅葉の中、爽快な飛翔ですね。
スリルあるようなうらやましいような(^^)
by momiji (2013-11-13 19:11)
相手を思う気持ち、しばらく忘れていました・・・
本当は感謝しなきゃいけないんですよね
こんな私と一緒にいてくれるんだから。
by なーさん (2013-11-14 11:20)
初心に、なかなか、戻れないことが多いですね。
今の方が、相手の考えていることが良く、わかります。初心に戻らなくても、今がうまくいっていれば、よい気がします。
by テリー (2013-11-17 19:25)