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嘘で塗り固められた韓国へようこそ! (中編) [随筆]

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 ここ三年ばかり正月のお雑煮はわたしが作る様にうちの奥様から指示を受けております。 

 上のシンプル過ぎて見栄えのあまりよろしくないお雑煮がそうなのですが味はとても良いと自負しております。勿論見栄えを良くする事だって出来ますよ。というより本当は彩り豊かじゃないと気が済まない質(たち)なので滅多矢鱈と具材を入れたりしちゃうのが常なのですが、今回はNHK紅白歌合戦の後の「年の初めはさだまさし」を最後まで見ちゃって寝坊をしたものだから短時間で造らなければならずかなり手を抜きましました(笑) わたしの作る雑煮は基本的には母の味であります。とは云っても母に作り方を教わった訳ではありません。また、毎回用意周到に具材を用意する事もなく今あるもので済ますというのが基本的なわたしの姿勢です。ですから今回お雑煮の中に入っているのはお餅と人参とほうれん草だけです。(寝坊の言い訳だろ!・・・という自己ツッコミあり!)

 出汁はかつて母が作っていたのを覚えていてそれを見様見真似で作りました。幼い頃から手先は器用で何かを作るということに掛けては人一倍自信を持っています。つまり自分の作る料理には自信があります。観察眼は人一倍あるので手順を覚えていているのですね。姉は男まさりでなおかつ勉強ばかりしていたので料理はあまり得意ではなかったのもあってわたしが母の料理を時折手伝っていた事も料理への自信に繋がっているようです。わたしには男は本来こうあるべきだなどという既成概念や制約はもともと持ち合わせていないので、裁縫でも掃除でも洗濯でもお買い物でも自分でする事に抵抗はなく、必要とあれば率先してやって来ました。自分のことは自分でする。自分でやれることは人任せにしないというのは親の教えと家庭環境がそうさせたのだと思っています。まあ料理に限らずDIYも楽に熟(こな)しているし、電気製品や電子機器、PCやモバイルツールなどの不具合や故障ですらやろうと思って出来るものなら部品交換だって設定だって自分でやって直してしまいますから、うちの奥様はわたしを重宝して使いこなしているという訳であります。もともと創意工夫が好きなのだと思います。

 それでうちの奥様に「一家に一台便利なU3」なんて云われて「俺は洗濯機か!」なんて一応憤慨して見せますが結構この夫婦関係は気に入っています(笑)

 そんなこんなで何でも器用にこなしちゃうので若い頃はキャンプに行った時など”必殺キャンプサイト設営人兼お抱え料理人”として若い女性にはかなりの人気がありました。とは云ってもおだてに乗せられているのは十分承知ですし妻帯者ですから浮いた話は一切ありません。残念ですが・・・(爆) 凝り性だから道具もテント、タープ数知れず、テーブル・チェア、テーブルクロスさえ二家族呼べる様に用意していました。調味料・香辛料は40種類くらい専用のケースに入れていましたし、調理道具は家にあるものなら殆ど用意してある程で実にシステマチックでした。しかし大型4WD車にさえ全部を詰め込めない程だったので自分で云うのも何ですがホント凄かったです。当然、うちの奥様には「馬っ鹿じゃないの!」と云われておりました。この事についてまったく否定はしません(笑)

 話は元に戻りまして、お雑煮担当を命じられて三年目になる訳ですが、そもそも作り始めた理由はというと結婚以来毎年頂いていたうちの奥様が作ったお雑煮にわたしがケチをつけ「僕がむかしから慣れ親しんでいた雑煮が一番美味しかった」という話から始まり、「そんなに美味しかったと云うならあなたがして見せてよ」という事になり「ああ、なら作ったるわい!(因みにわたしは関西人ではありません)と啖呵を切ってとうとう作る羽目になった次第です。それがうちの奥様にとても好評だった為に、以後わたしが(おだてられているのを承知で)お正月のお雑煮だけは作る事になった訳でございます。

 わたしは会津の生まれですがわたしの頂いたお雑煮は搗き立ての熱々のお餅をその場で手でちぎって入れて汁は鶏ガラ出汁というものでした。お雑煮で一番大事なのは出汁だとわたしは思っているので出汁の素など使わず本物の鶏ガラから煮込んで出汁を作ります。汁は白濁したものが良いのでアクを十分取るだけでなく途中で一回漉してガラと汁を分離します。ガラは後で身を剥がしてお雑煮に添えるのに使うので別にして置きます。そうして白濁した半透明のだし汁にする訳ですがその中には塩以外の調味料は一切入っていません。しかも塩はほんの少しだけしか入れません。途中で臭い消しにショウガと長葱を入れますが短時間で取り除いてしまいます。でないとショウガの味が勝ってしまって鶏ガラ出汁の旨みが台無しになってしまうからです。だからあくまでもショウガ類などの臭い消しは短時間しか鍋の中に入れません。鶏ガラ出汁が濁るのが嫌なので醤油や味噌を加える事もありません。ちなみにうちの奥様は醤油味のお雑煮でした。

 自分で云うのも何ですがおいしいと思います。餅は臼も杵もないのでいつも角餅を焼いてお雑煮の中に入れますが今年は義姉から頂いたお餅が少し柔らかすぎて焼いているうちに網の隙間から垂れてしまったものだからグリルのお焦げを拾ってそれが表面に付いてしまいました。写真の小さな黒い点々がそうです。残念なのはそれくらい(アハ!)

 料理所要時間:1時間40分、いつもの三つ葉も椎茸も里芋も大根の短冊切りもしくは蕪も入っておらずトッピングのきざみ柚子すら載せていないかなりの手抜き!それでもうちの奥様は十分満足してくれました。ありがたやありがたや。ちなみに二日目の朝のお雑煮はわたしの作った鶏ガラだしを使ってうちの奥様が作りました。具材は六種類入っていましたね。ごちそうさま、美味しかったです。三日目は二番出汁でわたしとうちの奥様の合作でした。

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 <まえがき> 本当の戦争責任は誰にあるのか。

 前回書いた東條英機については日本人の過半が嫌っている様に見受けられます。それは開戦時の日本の首班が東條だったという事と、出身母体の陸軍の暴走が戦争のそもそもの原因であるという定説と、東京裁判でのA級戦犯の筆頭が東條だったという事に由来するものと思われます。

 昨年末の安倍首相の靖国参拝により再び靖国神社のA級戦犯合祀が取り上げられ賛否がネットなどでも議論されていますが、右寄り左寄りに拘わらず東條に対しては手厳しい評価が主流を占めている様に見受けられます。右寄りの記事は云わなくても分かる様に思われますので敢えて割愛しますが、左寄りの記事を見ると総じて必要以上に東條を含めたA級戦犯を貶めているように感じられます。この事にわたしはかなりの違和感を覚えるのです。それは記事の導入部から明確に感じられるもので思想的にニュートラルなわたしでさえ、まず結論ありきのこじつけである事がはっきりと分かる詭弁であったり、自分達の色メガネを通した見方で東條を含めたA級戦犯の非を論じて何も分からない日本人を誘導しようという意図が見え隠れしているように思われます。しかし左右どちらの論調を見ても共通して感じることがわたしにはあります。

 それは「本当に戦犯だけが悪いのですか。他に戦争責任を取るべき人が本当はいるのではないですか。」というごくごく素朴な疑問です。

 何故そんなことを云うのかといえば、日本では未だに戦争責任が誰にあるのか明確でないように思えるからです。分かりやすくいうと右寄りの人と左寄りの人とでは云うことがまったく違い、お互い自分達の主張を譲りません。そして日本として戦争責任が誰であったのかが未だうやむやなまま抛って置かれているのです。これでは果たして世界が日本は先の大東亜戦争を本当に反省しているのだろうかと疑うのも無理はありません。

 他にも東京裁判で裁かれたA級戦犯14人は本当に全員が全員A級と呼ばれる程戦争犯罪を犯したのだろうかとか、もしかしたら非開戦論者で平和主義者なのに無理やりA級戦犯にさせられてしまった人(例えば広田弘毅)がいたんじゃないかとか、本当の意味での戦犯は誰だろうかとか色々疑問があります。しかしそれに誰も答えてくれない。右も左もみな本当の事を云っていないなぁと思うのです。本当にこれでいいの? これで世界は納得するの?・・・そう思うのです。

 わたしは思うのですが、右寄り左寄りを問わず大東亜戦争の定義と、誰に本当の戦争責任があるのかという総括が未だ日本ではされていない(政府も国民も納得できる統一見解がない)という事が諸外国に日本は反省していないと思われる一番の原因なっている様に感じられます。現実に、A級戦犯に決まっているじゃないかという意見と、戦勝国が勝手に決めたものでA級戦犯注1)は国内法では戦犯ではないとか色々ごちゃごちゃになってまったく国内世論が定まっていない。そしてそこがまさに隣国に付け入られる隙になっていると思うのです。

 開戦前の日本国民の過半の考えは戦争回避、平和路線だったのでしょうか。いいえ、違いますよね。当時国民の総意というものがもし示されていたら、世論調査というものが存在していたら、当時の日本人の主流を占めていた考えは「打つべし鬼畜米英」「開戦やむなし」だったのではありませんか。そして当時の日本国内の風潮はそれを是認していたはずです。

 注1) 戦犯にはA級・B級・C級とありますがこれは罪の軽重を表したものではなく罪の種類によって連合国が分類したものです。ですからA級が特別重い罪ということではありません。

 

 わたしはこう思います。

 日本が起こした戦争によって東アジアの殆どすべてに戦禍が広がり、その事によって東アジアの人々に多大な被害をもたらした大東亜戦争の責任は日本人のすべてが負うと。

 「喉元過ぎれば熱さ忘れる」...日本人の気質としてよく揚げられることわざですがあまり褒められた喩えではありませんね。ついでに云えば「付和雷同」も日本人の気質です。時流に流されることによって日本人はどれだけ多くの罪を重ねて来たのでしょう。アジア諸国の人々がその声の大小はあるにしても、けして過去を忘れた訳ではないと云うことは日本人であるならば忘れてはいけない事なのではないでしょうか。

 もしあなたが戦争になったのは東條を含めたA級戦犯の所為だいうというならば、戦犯には日本人である「あなたも含まれる」のだという事はけして忘れないで頂きたいと思います。見ていて思うのですが、声を大にして叫ぶ人ほど自分を蚊帳の外において論ずる傾向が強いように思われます。しかしそれでは卑怯な日本人の謗(そし)りを免れないでしょう。

 まだ分かっていない方がいると思うので明確に表現したいと思います。戦前戦中戦後に関わらず日本人は日本で生を受け日本で暮らす以上ひとしくその責を負うのです。わたしはその時生まれていないのだから関係ないという主張や、わたしは戦争に反対していた平和主義者なのだから責任は取らないというような理屈は日本人には通用するかもしれませんが世界から見ればそれは通じません。みな同じ日本人で十把一絡げ(じっぱひとからげ)です。だからこそ日本人は皆等しく大東亜戦争について考えその統一した答えを出さなければならないのです。

 過去への反省がなければまた同じ過ちを繰り返す。それが人間というものです。

 わたしが靖国参拝に関連するニュースやSNSやブログをあれこれ見て感じた違和感とはこの様な常に「論じる者が批判の対象に自分を含めていない」という事だったのです。東條が「日本を無謀な戦争に駆り立てた判断を是認できない」と、もし主張するならばそれを後押ししたのは一体誰か、それは日本人の総意ではなかったのか、その事をけして忘れてはいけないと思います。

 敗戦国になったら手のひらを返した様に一切口をつぐみ知らんぷりをする、するだけで無く人によっては迎合してアメリカ賛美までしました。それだけではなく戦功のあった者への蔑視や迫害が帰還兵や戦死者だけでなく家族にまで及ぶ始末。戦犯狩りで公職追放された人は数知れず。それもこれも自分達が戦前戦中何をしたかということを忘れて進駐軍のお先棒を担ぐ日本人がいたからです。自分の曾祖父祖父母や両親がそうでなかったとあなたは断言できますか。出来はしませんよね。大東亜戦争で被害に遭われた人々だけでなく世界中の人々から見れば戦前戦中戦後の区別はなく、みなひとしく日本人なのです。

 だからこそ反省なき日本人は今以て世界から信用されないのだという批判を浴び続けているのです。いるだけではない。そういった世界の論調を作りだした元凶があってそれを中韓に悪用されていると云った方が正しいのだと思います。その元凶は国外にあるのではなく国内にあります。それこそが自分達が引き起こした、「大東亜戦争に対する統一した見解が日本人にはないという事なのです。これが戦後から現在にたるまで事ある毎に諸外国に非難され日本人を苦しめる元凶となっているのです。

 わたしは中韓の日本に対するバッシングはそれを悪用し、虚偽の事実つまり嘘まで吐(つ)いて日本を貶める卑怯な振る舞いだと思っていますが、そうしたつけ入られる隙が日本政府と日本人にはあるということは認識すべきだと考えています。

 そのキーワードは『反省なき日本人』なのです。

 戦争の総括をしましょうね。誰が悪かったのもはっきりさせましょうね。幾ら言い訳や理屈をこねたって日本が戦争を引き起こしたのは間違いのない事実ですから間違いなく戦争責任は誰かが取らなければならないのですよ。それをA級戦犯だけにひっ被せて知らんぷりを決め込んで来たからこうなっちゃったんです。

 でもね謝罪はもうしているからこれ以上する必要はありません。むしろ謝罪はすればする程隣国が増長するだけで百害あって一利なしです。

 しかし反省をしなくても良い訳じゃありません。真摯に猛省だけはしましょう。一億二千万人総懺悔です。そしてそれを世界に向かって発信しましょう。国民が等しくそれを受け入れられるような解決策はないと思いますが(実は秘策があります)最大公約数だろうが何だろうが国内世論の一致した戦争の総括をしないとこれからも隣国も含めた諸外国から批判を浴び続けるだけなのですから。もう結論を云っているようなものですね。

 ここから本音の話、つまり真実の話をします。結局のところ何が原因で日本の統一した戦争責任の見解がでないかといえばそれは昭和天皇の存在だと思うのですね。右翼は天皇制維持で左翼は天皇制反対の立場です。戦争責任を突き詰めれば戦争時の旧憲法である大日本帝国憲法では陸海軍の統率権は天皇一人にある訳です。だから開戦は天皇の意思と見做される訳です。右寄りの方はどうしてもその結論には持って行きたくない。一方左寄りの方は天皇の責任を追及する。しかし、日本において天皇制の問題ほどセンシティブな問題はないんです。だから天皇の戦争責任を暗黙のうちにうやむやにして来たのです。文官でただ一人A級戦犯になった広田弘毅はなぜ一言も弁明しなかったのか。開戦に反対の立場を表明し平和主義者であったのにも関わらず一言も弁明しなかったのか。それは何故かといえば自分が罪を被る事によって天皇に罪が及ばないようにするためだったのです。それほど敗戦時の天皇の立場は微妙だったし日本の有識者の間では国体の維持イコール天皇制の絶対維持だった訳です。それが日本国憲法成立時にも一番の問題になったし、当時の国民の最大の関心事でもあった訳です。...だから天皇は国民の象徴になった訳です。

 これからわたしが云わんとしている事がお分かりでしょうか。......この天皇は国民の象徴」である事が一番大事なことなんです。これがすべての解決策になるのです。

 戦争責任が誰にあるのかという結論を出す時が来ました。これで世界中が納得し、なおかつ世界中から日本民族が尊敬を集めることにも繋がる一番のいや、唯一無二の解決策です。隣国ももうぐうの音も出ないでしょう。もしそれでも日本批判を執拗に繰り返せば孤立するのはこのふたつの隣国の方なのですから。

 それでは結論を言います。 

 『日本人は全員が戦争責任者です

 戦前戦中戦後世代を問わず日本人である以上そのすべてが責任を負います。

 ・・・これで一件落着です。

 天皇が国民の象徴ならば天皇が為したことは国民の為したことと同義です。開戦の詔勅は国民の意思で為されたのです。ならば一個人や一集団の所為にすれば済むという問題ではないのですから戦争責任は誰にあるのかといえば国民すべてに責任があるということになるのです。つまり日本人全員の連帯責任です。そうすれば、世界の誰かが日本人の誰かを先の戦争に関する事柄で批判をするとしたらそれは日本人すべてを批判したことになります。賠償をしろといったらそれは日本人全員に対して賠償を求めたことになります。これは事実上不可能です。そして日本人すべてをA級戦犯として死刑にする訳にも行きません。日本民族を地球上から抹殺することは不可能なのです。中国人や韓国人がそんなことを思っていたとしたら非難されるべきはこの二つの隣国です。

 日本の今一番為すべきことは国際世論を味方につけることです。だからこそ「わたしたち日本人はそのすべてが戦争責任者です」と明言しましょう。日本人は口先だけでなく謙虚に全員が等しく戦争責任を負い深く反省するのです。


 
それを世界中に向かって宣言致しましょう

 日本人としての誇りを持って

 堂々と 胸を張り 手を携えて 声も高らかに…

 

 

 今に生きるわたし達は過去から切り離されている訳ではない。

 過去を背負って今を生き、

 そして未来に、立ち向かっていかなければならない。

 Written by U3

 実は日本人による戦犯分類をしてその中でA級戦犯となった者を分祀するという議論もあるのですが国際問題としてこうもこじれてしまった状況では冷静な国内世論は形成されないと考えています。わたしは基本的に分祀賛成です。第一に靖国神社に英霊として祀る前提条件に連合国が選定したA級戦犯は合致しないのです。被戦闘員でもない文官である広田弘毅は勿論ですが、軍人である東條英機さえも戦争によって命を落とした訳ではないのです。靖国神社は国を守るために戦争の中で命をなくした日本人を等しく英霊として祀る為にあるものです。そして14人のA級戦犯の誰一人としてその基準に合致していません。
 であるならば連合国によってA級戦犯とされた者を靖国神社からまず分祀して、それから大東亜戦争の戦争責任を日本人自らが総括して戦争犯罪者を特定する必要があると考えた次第です。でも多分国内世論は割れるでしょう。
 であれば日本人が等しく納得できる解決法を考えた末、「当時の日本人全員が大東亜戦争における戦争犯罪者であった」という結論に達した次第です。思い付きやいい加減な気持ちで書いた訳ではありません。ご理解願います。

 

常念一ノ沢登山口.jpg 

 はじめに申し上げますが、<中編>はまえがきもあったので<前編>よりも長いです。本当は<前編>と<後編>で終わりにする積りで書いたのですがそれでは終わらないことが判明したので無理やり間に<中>なるものを差し込みました。相変わらず読みが甘い(笑)
 次回の後編は更に長いかも知れません。もしかしたらそれでも終わらない可能性があるのでその場合は<続編>を書きます。それでも終わらない場合は<続々>を書きます(笑)。。。という訳で先は長いです。心して読んで下さいね! 

 

 それでは「嘘で塗り固められた韓国へようこそ(中編)」のはじまりです。

 

 Welcome to  South Korea applied and hardened with the lie!【a novelette】 

 

 いま日本は隣国からの執拗な攻撃により国際的に貶められようとしています。とは云っても、いずれ尻すぼみになるのは確実なので基本的に気にすることはないのですが、あまりに軽視し過ぎるのは良くないとわたしは思っています。何故なら日本の将来は日本人ひとり一人の言動の総体が作り出すものの結果であって、たまたまでも偶然でも想定外でもなく「必然」だからです。だとしたらどんなことにも知らん振りを決め込むのは賢明な選択とは云えません。

 「人生とは選択の連続である」

 この様な極東情勢に対処する時、日本人が取るべき道としては無視ではなく注視して必要だと思ったら適宜(てきぎ)反駁できないほど、つまりぐうの音も出ない程、徹底的に反論・反証する姿勢だと思います。(その前に<まえがき>で書いた日本人が等しく戦争の責任を負うという前提はクリアしていなければなりません。これは隣国に付け入る隙を与えない為に絶対に必要なことです)中国と韓国は明らかに国策として官民一体となって日本を陥れることを画策しています。韓国に至ってはそれが国是ですらある様に思われます。だとしたら日本はまともにそれに対処する必要もありませんが反撃の狼煙は時折揚げて置いた方が良いでしょう。

 中韓の様な過剰な反応を引き起こすことなく、

 共馬鹿にならない程度に、

 一定の距離を置いて。

 上の三行の様に冷静さは必要です。ですから中国や韓国などで国家自らが国民を煽り立てて起こすナショナリズムのまねを日本人はしてはなりません。日本はそれを冷ややかに眺める程度でいいのです。世界は中国や韓国の過剰な反応と不法行為に眉をひそめるだけなので抛っておけばよいのです。東アジア諸国の大半は中韓が共同して日本を陥れようとしていることを知っています。結局親中派の東アジアの国とは中国から支援や援助を受けている国なんですね。それでもASEANでは中韓が主張するような日本が極東アジアの緊張を高めているという論調に同意する東アジアの国は結局一つも現れませんでした。つまり中韓を除く東アジア諸国は親中派親日派中立派も含めて比較的冷静でありその推移を静かに見守っているという感じが致します。

 何故そうなのかは明白で、必要以上に極東地域の緊張を高めているのはその当事国同士であり、それも日本ではなく中韓が事態を必要以上にこじらせ無理やり煽っていると思っているからに他なりません。だから中韓の主張にどの国も同調しないのです。そうはいっても首を突っ込むのは嫌なので日本の対応に首を縦に振る国も現れないのです。

 どちらの主張が正しいのかという議論は結論が出ることはまずないとわたしは思っており結局水掛け論に終わると見ています。しかしこの必要以上に極東の緊張が高まっている情勢を見て、どちらかといえば日本悪しというよりも、中国と紛争を抱えている国はもちろん、中国から援助を受けている国々の中からもアジア最大の不安定要素は中国であるという認識が固まりつつあります。これまで中国と親しかった国々の中からも中国の動向に不信感を持って一定の距離を置く国が現れ始めているように思われます。ただ一国だけ韓国だけが同調しているだけです。しかし中国はやり過ぎています。いや、やり過ぎました。それが中国の思惑を露呈しているように思われます。つまり中国の覇権主義が露わになって来ていると、どの国もが感じ始め警戒を強めているのです。

 そうなれば中国からみな離れていくでしょう。コウモリのように米中どちら付かずの腰巾着のような国、韓国も同様です。いま親中派といわれている国も所詮金の切れ目が縁の切れ目になるのは目に見えています。中国の支援が受けられなくても日本もしくは米国が支援するのはほぼ確実ですからそれらの国々も日本と中国を両天秤に掛けているわけです。しかしシンガポールのマスコミはシンガポールが日本に占領された過去があるので些か見解が別のようです。それでも冷静に事の推移を見守っている感はあり日本と敵対することはけしてないでしょう。

安曇野・冬の到来.jpg 

 ところで何故朴槿恵大統領や習近平主席が極東から遠く離れた欧米などで反日発言を繰り返しているかお分かりでしょうか。理由は簡単です。近隣諸国である東南アジアの人々は「歴史的事実」を知っているからです。だから「歴史的事実」を知らない遠い国に開発援助や資金援助などを手土産に持って行って反日を広めようとしているのです。ところが中国は別にして韓国には手土産にするものがない。まさか(そんな事はあり得ないだろうけど)サムスンのGALAXYなど持って行ったって単なるガラクタだから誰も受け取ってくれないよね(笑)

 そのうえ自国とはまったく関係のない靖国問題などで日本の悪口を執拗に告げ口までされたらどの国の首脳だってこいつはおかしな人物だと不審に思うだけでなく不快にさえ感じると思います。しかも誰も知らない歴史認識など持ち出して日本人は反省が足りないだの歴史に逆行する愚かな行いを繰り返している国だのと幾ら繰り返したとてみなピンと来ない。それはそうです。何しろ自分の国とは何の関わり合いもないのだから。それも分からず誰彼構わず滅多矢鱈と悪口を言い触らすのだからどの国も当惑し最後は不信感まで抱くようになるのです。朴大統領が、戦後反省し続ける道を選んだドイツを訪問して韓国の主張に同調する様に頼んだのは明らかですがドイツは冷静でしたね。靖国参拝を糾弾した中韓の発表を受けても「日本国内の問題に口出ししない」と前置きした上で「過去の反省なくして未来はあり得ない」と云ったのですから。そのメッセージは明らかに日本に向けられたものではありますが、実は中韓にも向けられたものである事は確かだと思います。そして当然のことながら中韓はそれに気づきもしない。

 日本は反省すべきですがそれは中国も韓国も北朝鮮もひとしく同じなのです。

 といいながらも、わたしはどうしても韓国という国だけは好きになれない。その理由をわたしはようやく分かりましたがそれはいずれ述べたいと思います。とにかく、

 朴槿恵大統領が今後とも世界各国への歴訪を重ねて日本批判を繰り返し、日本政府の要請を跳ね退けて安倍首相との対話を拒否する頑なな態度を崩さないように切に望みます。それでも短腹を起こさず日本政府と安倍首相は今後も粘り強く朴大統領との直接対話を呼び掛けていきましょう。けして相手の批判や挑発に呼応してはいけません。

 何故ならそれが日本の国益に叶うことだからです。 

 政府と安倍首相には国民として自重を求めますが、一日本人であるわたしには朴槿恵大統領に云って置きたいことがあります。

 貴殿は靖国参拝に関して幾つかの発表をなされています。その内容を見てわたしはかなりの違和感を持つに至りました。貴殿にはご自身の言葉をそのままお返ししますが、そういう「国際社会の普遍的価値、人類の良心にそぐわない行動を繰り返す」から、(簡単に云ってしまえば世界の常識に反することをするから)結局のところどこの国にも相手にされなくなるのだ。という発言は貴殿と貴殿の従える国家とその国民にこそ謂えるのではないでしょうか?

 今では米国と中国、もしくはロシアしか韓国のお相手はしなくなってしまった。そしてこれからもそうだと思います。貴殿はそのうちこれら三国のうちのいずれか一つを選ばざるを得ない羽目に陥るでしょう。しかしそれは身から出た錆であり誰もどの国も同情はしないでしょう。いずれ従軍慰安婦問題は下火になります。世界各国に韓国人団体が建てた従軍慰安婦像も、いずれ真実を知った住人から「日本人に著しい嫌悪感を与えるもの」でその様な像が自国の地に建つのはふさわしくないという議論が出て撤去されるのは明らかです。何故ならそれは世界の良識から著しく外れたものだからです。

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 この国の指導者も国民も過去から学ぶと云うことが出来ないらしい。いつまでも自立できない属国意識が骨の髄まで染みついた民族なのだと思う次第です。

 冷静に見ても、朝鮮半島は抛(ほう)っておけば間違いなく北も南も中国に飲み込まれる様に思われます。中国は極東地域の歴史から見ても明らかに朝鮮半島は自分達の領土だと思っています。それを知っているから米国は韓国の肩を持っているのです。そうでなければこの様な矮小な国家を相手にすることなどあり得ないでしょう。それにしても韓国は愚かの極みです。米国が日韓どちらを取るかという二者択一を迫られた場合、米国は韓国を取ると本気で信じているとしたら〇〇につける薬はないと思います!

 韓国が歴史認識を持ち出すことの欺瞞性と陳腐さを思うとつくづく救い様のない民族だと思う。

 朴槿恵大統領と代議士を引退した日本の森喜朗元首相との間には父親の朴正煕の頃からの太いパイプがあるようですが、それを活用する事が日韓関係改善と緊張緩和の糸口になるとはとても思えません。多分逆効果でしょう。もし森元首相が朴大統領を擁護する姿勢を取りそれを日本国内で明らかにする様なことがあれば、日本人の心は更に一層反感でも反韓でもない「嫌韓」に向かうだろうと思います。何故なら森元首相はその度重なる失言歴と小渕元首相からの総理禅譲疑惑が晴れていない人物であることをみな忘れておらず信用に足るとは思っていないからです。

 ちなみにわたしは韓国に対して既に「嫌韓」になっています。

 朴大統領に代表される韓国政府と韓国人は自分達が事ある毎に対日批判を繰り返し反日を表明すればする程、日本の特に若者層に嫌韓・反韓意識が増える傾向をどの様に思っているのだろうか。自分達の批判が本当に的を射たものだと思っているのだろうか。自分達の嘘と欺瞞に気付いているのだろうか。たぶん気付いても理解できないのでしょうね。竹島や従軍慰安婦問題の嘘と欺瞞を日本の若者はよく知っています。朝日新聞の嘘も河野談話の欺瞞もね。韓国の若者がそれらのことを知らされて居らずただただ反日を旗印にナショナリズムの高揚を煽られている現状に反して、あらゆる情報を見聞きして真実を自分達の頭で考え理解している日本の若者とでは雲泥の差がある様に思われます。無知に基づくナショナリズムは高が知れていますが事実を知ってその理不尽さに怒りを覚えがた故に自発的に勃興したナショナリズムには韓国政府だけでなく日本政府も手を焼くでしょう。わたしの予想では日韓政府とも今の状態を早期に終結して和解しないと十年後二十年後さらには五十年後まで日韓関係の緊張状態は続くでしょう。それは当然の帰結です。これは韓国政府だけでなく弱腰外交を繰り返して来た歴代日本政府の責任でもあります。

 わたしはこの様な緊張状態を作りだした根本的な原因が日本国内にあり、そこまで遡って事を正さないと事態は終結しないと思っています。

 その原因とは「村山談話」と「河野談話」です。

 中国も韓国も正しい歴史認識と言っているのはこの二つを差すのですね。この二つに反する若しくはこれを無視したかの様な発言をすると途端に隣国は歴史に逆行しているという日本批判を始めるのです。だとしたらこの談話を撤回すればいい訳ですがさすがに村山談話は閣議の了承も得ての日本政府の公式発表なのでこれは撤回すれば隣国だけでなく世界中から非難を浴びます。出来るとしたら言葉の解釈の変更ぐらいでしょうか。一官房長官が発表しその後閣議了承もされないままになっている河野談話だけは撤回若しくは全面的な見直しが必要なのです。そもそも談話そのものが根拠のないものなのですからこんなものは撤回すればいいのです。韓国がどう言おうとね。どんな経緯で発表されたものなのか詳細に真実を述べて、だから撤回すると正式に述べるべきなのです。それによって世界中から批判を浴びることになろうとも真実を述べ誠意を持って世界に(韓国にではない)にアピールしましょう。韓国の圧力に日本の政権与党の官房長官が甘い判断のもと「認めてくれたら過去は水に流す」という韓国側の甘言に乗って発表してしまったもので誠に以て自責の念に耐えないね。

 だから村山談話はさて置いても河野談話だけは是が非でも見直しが必要なのです。

 この河野談話が発表された経緯ほど著しく透明性を欠き客観性も根拠もない日本国民にとって酷いものはありません。これを発表した河野洋平元自民党総裁とこれを画策した韓国政府の外務省官僚には怒りさえ覚えます。何故かといえば、国民に知らせることなく従軍慰安婦だと名乗る者と面談し、その証言の正否を確認することもなく、根拠のない資料に基づいて、国家(軍)が指導して強制的に連行したという事実を一切確認できないにも関わらず、しかも韓国政府の意向を汲み取って事前に文面の修正にまで応じた事実に反する談話など日本の識者や若者や事実に目覚めた国民はけして許さないからです。はっきり申し上げて河野談話は「韓国製」です。「日本製」ではないのですからその保障もしないし責任を負う必要もないのです。

 国民に知らされていないつまり国民の総意でない事実無根の表明を世界に向けて発信し国益を著しく損ねたとしたらその責を負うのは当然です。それだけではない。日本国内において従軍慰安婦問題で国民の間に亀裂が生じている。韓国政府に騙されて表明した所為でそれを根拠としてねつ造された従軍慰安婦問題を韓国政府に事ある毎に追求される。こんな馬鹿な談話は早々に撤回した方が良い。河野洋平は、「自分の愚かさ故に韓国政府から要求され事前修正に応じたが為に事実と相違する誤った談話を発表してしまった」と国民に向かって謝罪すべきだろう。こんな言葉は本当は使いたくはないが、河野さん今のあなたは「国賊」です。死ぬ前に必ず真実を述べ国民に謝罪して下さい。

 昨年流行った「土下座」は要りませんから。。。

 <中編終わり>

 ...テーマが重すぎて何だか後編でもすべてを語り終えるのは無理になって来ました(笑)


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Silvermac

不用意な談話が何時までも尾を引きますね。
by Silvermac (2014-01-10 19:46) 

ryuyokaonhachioj

明けましておめでとうございます。今日から更新
致しますのでよろしくお願い致します。
by ryuyokaonhachioj (2014-01-10 23:02) 

たいへー

ここ数年、雑煮はかみさんの実家で頂いております。。。
by たいへー (2014-01-11 08:01) 

U3

☆みなさまへ☆
あらためてあけましておめでとうございます。
一年の計は元旦にあり。
みなさまは今年何をしようかもうお決めになられましたか?
齢を重ねるとだんだん何をするのも億劫になりますが目標や目的のない毎日はむなしいものです。
それに目的のないまま老いれば認知症が進行します。
とにかく毎日用事を作ること。これが大事だと思います。
という訳でわたしはすでに今年の目標といおうか用事を作ってそれに向かって邁進中であります。
あはは!
by U3 (2014-01-11 12:31) 

ソニックマイヅル

お雑煮をご自身で作られるんですね。お正月元旦に食べたものは至って普段通りの朝食でした。今年は末吉でしたのでコツコツと前進していきたいと思います。^^;
by ソニックマイヅル (2014-01-15 15:52) 

mochamama

お雑煮、徐々に三陸仕様に移行中です^^;
お椀のお汁の中からお餅を取り出してとろとろにすったクルミにつけていただきます。
by mochamama (2014-01-28 09:36) 

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