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プライドと誇りの違いが分かる日本人になりましょう。 [随筆]

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 「プライド」と「誇り」という言葉を同じだと捉えておられる方が多いように思われます。

 実は辞書はあまり当てにならないと思っています。DAKARA...「これは?」と思った言葉はその違いをあれこれ調べることにしています。それで家にある四つの英和と一冊の和英辞典を取り出して調べてみましたがどれも皆「プライド」=「誇り」という訳文になっていました。ちなみにうちの奥様は英英辞典しか見ません。え、「すごい」って。いや違うんです! うちの奥様日本人なのに日本語がうまく理解できないんです。

 その日本語がうまく話せずとくにオノマトペ系の使いまわしがおかしいうちの奥様、しかも高校の英語教師でもあるうちの奥様にも一応聞いてみました。いちおうね。そうしたら...

 「誇りに決まってるでしょう!」。。。

 う~ん、うちの奥様に太鼓判を押されると尚更そこがまた実に怪しく思えて(笑)...

 

 わたしはこの二つの言葉はイコールで意味を変換できるものではなくて「プライド」≒「誇り」だと感じました。そう感じたのはむかし読んだ日本の言語学者が著した新書の中で、「異なる言語は異なる文化に根ざしており厳密に言葉の意味を翻訳することはできない。同じ対象であったとしても意味がまったく違うものさえある。であるならば言葉を学ぶにはその文化的背景にも思い至らなければならない」という一節を思い出したからです。その様な視点で改めてこの二つの単語を見比べてみると実は似て非なるものだなぁと感じた次第です。 

 「プライド」と「誇り」は同じではありません。何故なら「プライド」はいともたやすく傷つきますが、「誇り」はけして傷つかないからです。もし誇りが傷つくという表現があるとすればそれは「プライド」=「誇り」という辞書を編纂して以降後世になって出て来た言い廻しという事が出来るのだろうと思います。ではどんな日本語が一番Prideという原語に近いのかと言えば「自尊心」がそれに当たるのではないかと思われます。辞書を引くと「誇り」の次に多い訳がこの「自尊心」です。何故「自尊心」の方が寄り近いかと云えば、双方ともにこの言葉の後に否定的もしくはマイナス思考的要素の述語が使われる場合が多いからです。「自尊心」は時として傷つきますよね。「プライド」も同じです。そういう意味では近いとは思います。しかしまったく同じではないでしょうね。何しろ言葉が生まれた背景がまったく異なるのだから。

 そもそも「プライド」は英国の騎士道精神から出て来た言葉であり、一方の「誇り」は自己の所属する集団に持つものであったり出自といった家系や血統に由来するものであったりと意味は騎士道のように限定的ではなく多種多様であり簡単に云ってしまえば自己の所属への自慢の気持ちです。そう云う意味では「プライド」の方が純粋だとは云えるでしょうね。

 という訳で熟考の末ついにある結論に思い至りました。日本人の云う「誇り」とは自己を信じることで得られる「矜持」なのだから、言葉を変えて云えばその人の「信念」そのものだと思います。そして「信念」であればけして傷つくことはないし揺らぐこともありません。信念とは死ぬまで変わることのないものであり途中でぐらつくようであれば初めからそれは信念ではなかったと謂えるのではないでしょうか。つまり信念に基づいた矜持こそが日本人のいう「誇り」ではないのか。

 どうでしょう? 今の日本人に欠けているものがあるとすればこれだと思います。 

 いやぁ~いつもながら手前勝手ですみません。それにしても、うちの奥様の云ったことに疑問を持ち、その考えと正反対の結論が成り立つかを考えれば自ずと正解に辿り着くというわたしの鉄則は今回も生きておりました。アハッ!!!

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 そういえば嘘つきの国では「プライド・オブ・コリア」なる人物が過去に居りましたね。当時の韓国で再生医療研究の分野でノーベル賞に世界で最も近いと韓国の期待を一身に集め官民あげてもてはやされたこの人物、黄禹錫(ファン・ウソク)は、ヒト胚性幹細胞捏造事件で結局いつの間にやらどこかに消えていなくなってしまいました。

 韓国ではこれで民族の優秀性を誇示しようと鼻息が実に荒かった(笑)

 それが今では韓国人は何事もなかったかの様にかたくなに口を噤んだままです。この当時はこれが世界中の大問題になり、これを元にES細胞の研究に多額の投資をした欧州のある医薬品メーカーなどは大打撃をこうむったといわれています。という訳で再生医療研究の進歩を10年から下手をすれば20年も遅らせることになるだろうとされた実にいかがわしい人物として世界ではつとに有名です。もし起死回生ともいえるiPS細胞の中山教授が現れなければその後の再生医療研究は遅々としてはかどらず未だ停滞したままだったろうと云われています。 

 誇りの話に戻りますが、朴大統領の言う千年恨でも出て来る「日本人に韓国人の誇りを傷つけられた」という表現は冒頭の説明からすれば間違いなのですね。もし韓国人の立場になって言うとすれば「日本の朝鮮併合にもかかわらず韓民族としての誇りをけして失わなかった」という様な表現が妥当だと思います。誇りは恨みとは違いますしマイナス思考では使いません。

 という事なのですが、そもそも韓国人に誇りがあるのかという根本的な疑問をわたしは持っており、民族としての誇りについてとやかく言うたびに小首を傾げたくなるのは何故なのでしょうね。たぶん文化も文明もすべてが中国伝来であり出自が自国のものは皆無だという事実が、それを覆い隠す為に嘘で塗り固めるしかなかった現実と照らし合わせた場合、民族としての誇りと何一つ結びつかないことがそうさせているのだと思います。(う~ん、ちょっと回りくどい云い廻しだったかな) 簡単に云ってしまえば朝鮮民族には何一つ誇るような文明も文化も歴史もないのに何故「日本人に誇りを傷つけられた」というのだろう、という極々素朴な疑問です。

 では上記に照らし合わせて誇るべきさしたる歴史もない韓国の主張する「歴史認識」というものの実体が如何なるものなのかを考察してみましょう。

 黄禹錫を例に挙げる間でもなく事実を捻じ曲げ自分に都合よく捏造することに何の衒(てら)いも無い韓国人の主張する正しい歴史認識とは一体どの様なものなのか一例を挙げてみましょうね。

 二年ほど前に韓国の学校教師の一団数百人が日本に来て「朝鮮半島の文化が日本にどの様に根付いているのか」視察に来たという事実を皆様はご存知でしょうか。大阪の四天王寺や奈良の東大寺や法隆寺を彼らは視察したのですがそこでどんなことを学んでいったのかを知ったらきっと日本人はびっくりすると思います。

 視察団の結論として何と「法隆寺や東大寺を建立した韓国人の祖先に誇りを感じる」とのたまわったそうです。まあ中国の「孔子」でさえ韓国人の祖先だと真顔で嘘をつくくらいですから何をかいわんやという感じですが、韓国人は何でもかんでも自分たちがルーツだと言わないでは気のすまない民族だといえると思います。歴史が無い民族だからこその屈折した心情の吐露(もしくは発露)でしょうか(笑)

 しかし本当に困った民族です。
 嘘つきは骨の髄まで染み込んだ民族性由来のようですね。・・・
予言しておきます。

 そのうちスカイツリーは韓国技術で建てられたと言うに違いありません(爆)

 明確に申し上げますが、世界中の現存するどの文化にもルーツはありますが韓国もしくは朝鮮半島起源の文化・文明はひとつもありません。朝鮮の文化はそのまま中国起源です。キムチですら朝鮮由来ではないのです。ちなみにキムチは豊臣秀吉の朝鮮征伐の折日本の武将が持ち込んだ唐辛子が起源です。当時の朝鮮半島には調理するという文化が殆どありませんから民衆(殆どが農奴)が冬場の保存食として菜っ葉に唐辛子をまぶして食べたのが始まりだといわれています。実際に焼肉やキムチといった名の通ったものに限らず様々な韓国料理を現地に行って食べてみれば分かりますが繊細なものは皆無です。わたしの口に合ったのは明洞餃子の付け合わせのキムチぐらいです(笑) 宮廷料理(と呼ばれるもの)でさえ素材そのものを煮たり焼いたり蒸して小分けした皿に盛り付けるのが基本で、手の込んだ加工をしたものがまったく無いのは驚きといってよいでしょう。はっきり申し上げて美味くありません。古来より食文化は民度に直結しています。韓国人の味覚やそれに基づく料理が日本人ほど繊細ではないことから謂えるのは、食文化だけでなくその他のすべての文化にも共通して同じことが云えるという事です。誰がどう考えたってキムチや焼肉やチヂミやトッポッキといった韓国の食べ物が世界無形文化遺産になることなど考えられませんよね。なれるとしたら日本の温情でB-1グランプリに特別枠で出場を果たすくらいが関の山です。という訳で和食がユネスコの世界無形文化遺産になったのとは大違いなのです。

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 ここではじめの話題に戻りますが、建築に携わる者の一人として、また古代寺社建築について強い関心を持つものとして、法隆寺や東大寺の建築様式について以下述べさせて頂きます。その事によって法隆寺や東大寺が韓国人の祖先によって建てられたものではない事を証明致します。

 現存する日本の初期の仏閣建築は確かに大陸の影響が見られます。それが朝鮮半島や中国から直接もたらされたのは謂わでもがなの事です。しかしそれが韓国人が作った事に繋がらないのは自明の理です。朝鮮半島に行って見れば分かりますが半島に現存する寺院建築は完全に中国の建築様式を模倣したもので独自の工夫が殆どありません。逆に後世に至って中国経由ではなく日本建築に由来する鴟尾を真似て作った形跡すらあります。真似ですから本物をしのぐことは当然ありません。世界遺産海印寺の観覧経路にしたがって風呂屋の書き割りのような彩色を施された壁画を見て、さらに大蔵経経板殿を経て階段を上りきった場所から見ることの出来る寺院の屋根に飾られた鴟尾は東大寺や唐招提寺の鴟尾とは比べるべくもないのです。それはそうです。これこそが東大寺や唐招提寺のそれを真似て作ったものだからです。

 実際に韓国で世界遺産に登録された建造物を見ると何故この様なものが世界遺産に登録されたのか理解に苦しむのです。至るところに後世の無様な手が加えられ建造物としての歴史的価値が殆ど見いだせないものが何故世界遺産なのかとね。海印寺は海印寺の建築物に価値はなく大蔵経経板殿などは単なる物置長屋でその中に納められているお経の版木そのものしか世界的価値はないといえるし、ソウルにある昌徳宮(チャンドックン)ですら十九世紀のシャンデリアが飾ってあって歴史的建造物と云うにはそぐわないのです。それを皆日本人の所為にしているのが今の韓国です。日本の統治下で多くの建造物が毀損されたとパンフレットにはっきりと書かれていますがこれは事実とは異なります。かつて彼らの長であった李氏朝鮮が改築したのです。つまり韓国人自らが自らの手で改悪したのが真相です。そして世界遺産登録の為に歴史も含めて改竄したというのが真相だと思います。もしこれが日本であるならば誰がそれを為したかは別にしてロシアかどこかのシャンデリアは取り外して往事の状態に戻す努力を必ずしています。それをしないのは民族性だけで済まされる問題ではないと思います。

 そういう眼で見るとこの程度なら日本の江戸時代以前の建物は民家ですらもすべて世界遺産になってもおかしくないと思ってしまうのですね。そこでどうしてこんなに日本と韓国ではモノも考え方もかけ離れているのかという疑問に行き着くのですがようやくそのその結論が見えてきました。この二つの国が一方は海洋性気候にありもう一方は大陸性気候風土にあるという事実に帰結したのです。これは地政学の問題でもあります。つまり隣国との地理的条件にその地域の運命は左右される、けしてそれから逃れることは出来ないということでもあります。

 そもそも建築とはその国の気候風土と密接な関係にあります。中国と韓国は概ね大陸性の気候でほとんど違いはありません。一方、日本はご存知のように明確な四季があり森林地帯が多く春と秋は前線の影響で多雨で夏は高温多湿で冬は雪が降り日本海側は世界有数の豪雪地帯です。この様な気候風土に大陸から伝来した文化をそのまま持ち込んだとしてもそれがそのまま通用しないのは誰が考えても明らかです。建築史でまずはじめに学ぶのはこの日本独自の際立った気候風土についてであってそれなくして日本建築は成り立たないのです。

 建築に使う材料も世界共通でないことは誰でも考えれば分かることです。これはその地域の気候風土に密接に関わって来ます。例えば中国や朝鮮半島の古代建築は基本は石造ですが日本は木造です。何故かは分かりますよね。中国や朝鮮では石は容易に手に入るが木材は手に入りにくい。しかし日本は石材もあるが木材が豊富に手に入る環境にあったということが建築資材やそれを用いた構造が根本的に違っている原因となっているのです。中国や朝鮮半島で何故木材が容易に手に入らなかったかといえば伐採して周りにある山をすべて禿山にしてしまったからです。中国では起源前の時点でその様な状態だったし、朝鮮半島においては少なくとも日本人が知る限りにおいては明治維新の頃には半島の殆どが禿山の状況でした。何故ならすべてオンドルにくべる薪にしてしまったからです。植林するという発想がこの両民族にはもともとなかったのです。

 現在の朝鮮半島は山は緑で覆われていますが、それは日本人が朝鮮併合後日本から半島の気候に合った樹木を持って来て植林したからです。韓国旅行をすると韓国人ガイドがこの緑の大地を自慢するのですが、植林したのがいつの間にか日本人から韓国人にすり替えられているのには失笑を禁じえません。見ていただければ分かりますが日本にある樹木がそのまま韓国の樹木なのです。気候風土が違うのにあり得ないですよね。それだけでも韓国人の嘘と欺瞞が分かろうというものです。

 これはそれを裏付ける笑い話ですが実際にわたしが経験したことです。

 韓国人ガイドが道の両側に続く貧弱な桜並木を自慢してこう言いました。

 「日本の国花は桜ですが実は桜の木は朝鮮半島がルーツなんですよ。この見事な桜並木ご覧ください。これ先祖代々この地域の韓国の人達が植えてここまでになったですね。すばらしいでしょ。今は夏ですけども春は周りがピンク色に染まってそれはそれはきれいです」

 そこで日本人ツアー客の一人が即座に質問しました。

 「桜のルーツが朝鮮半島だったとは初耳です。ところでこの街路樹の品種は何ですか?」

 「え、何ですか?もいちど言って下さい」

 「桜の品種ですよ。韓国では何と呼ばれる品種なんですか」

 韓国人ツアーガイド、我が意を得たりとばかりに得意満面の笑みを浮かべてこう答えました。

 「ソメイヨシノす!」

 あはは、作り話じゃありません。実際にわたしが2012年の夏に体験したことです。因みにその桜並木ですが樹高は高くても5mほどで低いものはほとんど枝が無く貧弱でした。これが「先祖代々韓国の地元の人達がせっせと植えて来た」という桜の正体です。しかも朝鮮半島が原産だというのに日本の園芸品種のソメイヨシノ。そんな馬鹿なぁ~~~。

 江戸時代末期に日本の武蔵野で人工的に作られた「染井吉野」というまったくの園芸品種で、しかも手入れしなければ寿命が30年から40年といわれて短い筈なのに何の手も加えていない上に、先祖代々(いったい何代前だよ!)せっせと植えて来ただって! 周りの山だって禿げ山にした韓国人が何故桜を薪にしなかったのか、、、これは世界七不思議かも知れません。 わたしが見たところでは古いものでも植林してから30年は経っていないのは明らかですが(ということは戦後日本から輸入したか贈られたものであることは確かであるということですね)、このツアーガイドの言うとおり先祖代々ということがもし本当だとすれば韓国人の寿命は極端に短いという結論に達した次第です。

 これがまごう方なき韓国の歴史的事実だとすれば、わたしの試算では多分韓国人は10年と生きられない筈です。これはわんこ並みの寿命です。それなのに朴大統領は1952年2月2日のお生まれですから御年(おんとし)ほぼ62歳。異例の長寿としか云い様がありません。世界屈指の短命国の異例の長寿者、まさにギネスものです。

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 まあ冗談はさて置いて、古来朝鮮半島には木材として使える樹木が殆どありませんでしたので中国と同様に豊富にある粘土と石を使って建造物を作りました。瓦はもともと中国が起源ですがその材料となる粘土は朝鮮半島には豊富にありますから窯業が盛んになったのはいわずもがなです。戦国武将が朝鮮征伐の折半島から大勢の陶工を引き連れてきたのもそれが理由です。これは多分拉致だったでしょうね。しかし手荒な扱いはしませんでしたよ。何処ぞの国とは違ってね。それが証拠に今でも九州の各地には朝鮮民族を祖先に持つ陶工が脈々と生きて技術を今に伝えています。その末裔の方々は朝鮮半島から連れて来られたという出自を隠そうともしないしそれこそ誇りを持っています。今の朝鮮半島にはこの様な矜持を持つ人はいるのかと思うくらいですね。話を元に戻します。

 この様に一国の文化というものはその国の気候風土に根ざしたものになるのは自明の理です。ですから日本に中国もしくは朝鮮半島経由で文化や技術が伝わって来たとしてもそのまま使える訳が無いのです。これは朝鮮民族と日本民族も根本的な民族性の違いとなって顕われて今に到っています。日本の気候風土が大陸文化をそのまま使うことを不可能たらしめ、それだからこそ創意工夫が必要になり日本独自の文化が生まれ発達した。その集大成が数寄屋造りです。このような繊細な建築は世界の何処を見渡しても存在しません。朝鮮経由で日本に取り入れられた窯業ですらそうせざるを得なかった。だから日本に来てから繊細なものへと大きく変貌したのですね。

 然るに朝鮮では中国の気候風土とほとんど同じ大陸性の気候風土だったのでそのままを受け入れ何も工夫する必要が無かった。しかも中国の中心から遠く離れた辺境で文明や文化が十分に行き渡らない。その上朝鮮半島は古来より戦火が絶えず文明や文化が育たなかった。

 だから日本は朝鮮半島経由で中国やシルクロードを渡って来た文物や文明・文化を得ることをあきらめ、直接中国に遣隋使や遣唐使を派遣したのです。日本はそれも途中から止めていますが、それはとりもなおさず中国から得るものがその時点で殆どなくなった事を意味しており、日本が独自の文化をすでに築き上げていたことを窺い知ることが出来ます。もちろん中国文化が元になっていることを日本人は否定しません。しかし、以上の理由から日本の文化は中国のものものという主張も誤りです。ましてや未開の朝鮮の文化など一顧だにしないし、しようにも取り入れるべき文化そのものが存在しないのですからどうしようもありません。なにしろ未開です。まあ儒教の先達として敬意は払っていましたが明治以降その虚飾の仮面が剥がれてみると何と中身のない民族なのかと思った人もいたでしょう。

 という訳で当時から朝鮮から得る文明や文化は何も無かったのです。正しい歴史とはこういうことなのです。この違いは実に大きい。それが数千年を経過すれば違いは更に大きな隔たりとなってその深い溝を埋めることは不可能でしょう。独自の文化が朝鮮半島で育たなかったこれが根本的な理由です。ですから韓国起源など何一つ無いと云ったわたしの主張は根拠あるものなのです。

 それに、これは根本的なことなのですが、法隆寺や東大寺の元となった百済文化をもたらした民族はツングース系の民族であって、現在の韓国人の直接の祖先ではありませんし、高句麗族も同じツングース族なのです。言語的に言っても現在の韓国人に一番近いのは新羅系の民族ですが日本は新羅とは敵対関係にあって交流は一切ありませんでした。ですから法隆寺に百済観音はあっても新羅観音や新羅菩薩なるものが伝えられていないのは当たり前なのです。その様な訳で韓国人の祖先が法隆寺や東大寺を建立出来る訳がないという厳然たる事実があるのです。

 本当にすごい話でしょう。真実を知れば知るほど韓国人の主張に何一つ根拠が無いことが明らかになっていく。その韓国のギネスもの大統領が「正しい歴史認識」を共有しようと言って来るなんてへそが茶を沸かしてしまいますよね。嘘で固められた歴史が正しいといういうのなら日本は共有を拒みます。

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 日本の極東に於ける対外史が過去どういうものであったのか、特に近代史はどうであったのかを正確に学び、日本人として当然知って置くべき事実を共有することは日本の将来にとってとても大切な事だと思います。もし何も知らなかったら隣国の言う「正しい歴史認識」を鵜呑みにするか受け入れるしか術(すべ)はありません。

 現にそういう日本人は多く従軍慰安婦問題などでは完全に韓国の主張を信じ切ってしまってる人達もおります。何度もわたしは云っていますが慰安婦は実際にいましたし中には劣悪な環境で非人道的扱いを受けた朝鮮人女性もおられた事は想像に難くないし実際にあっただろうとは思っております。しかし、韓国が官民あげて主張する様な、それを軍が指導して国家として為したという根拠はまったく無く、韓国の主張するような事実は今もって明らかになっていません。慰安婦の実態とは元慰安婦だとされる老婆の証言だけでしか窺い知る事は出来ないしそれが事実だという証明は未だ韓国政府からは為されていないのです。逆に高収入で良い思いをした慰安婦がいたことは事実でありその証拠も日本政府は所持しています。日本政府は決定的な対立を避けるために今後もこの様は資料を開示することはないでしょう。それに乗じて韓国政府は嘘を増幅させて世界に喧伝している訳です。

 しかし、日本政府が決定的対立を避けてはいても民間では嫌韓感情が増幅し、ネットのいたる所で事実が明らかにされています。

 韓国では、日本を非難する一方で少なくとも1970年代後半まで国連軍(つまり米軍)相手の慰安婦をまさに「慰安婦」という名目で新聞広告などで公に募集していましたし、ソウルオリンピック前までは妓生(キーセン)という芸妓に売春行為をさせて外貨をせっせと稼いでいたのは事実です。そして今も世界各国で韓国人女子留学生が売春をして欧米アジアで物議をかもしています。ですから、そんな国に日本の過去を詰る資格や権利があるのかとわたしは云っているのです。それでも騙される日本人がいるとすれば(大変失礼な言い方かもしれませんが)情動的で客観性が無いか無知だからとしか云い様がありません。

 そうはなりたくないと思うのであれば当然知って置くべき自国史をいまからでも遅くはないのでしっかり学ぶべきだとわたしは思います。しっかり自国史を学んだらその次に極東の実情を世界に知らしめる事が大切だと思います。中韓が日本批判を繰り返して世界にプロパガンダしている以上日本もそれに対抗しなければなりません。

 隣国のいう歴史認識は事実とは異なり捏造された嘘の歴史であることを世界中に向けて発信しましょう。日本人の英語力はアジアでも最低の部類に入りますが韓国人よりは数段上です。韓国人が(トップは別にしても)国内だけで対日批判をして溜飲を下げているうちに日本の若者は世界に向けて韓国の欺瞞を世界に向かって発信すべきだとわたしは思います。ネットが苦手な人も自分で出来る事はある筈です。何も声を大にしてアピールしなくても良いと思います。もし外国人に会う機会があってこれらの事を聞かれたら(たぶん十中八九聞かれます)たとえ日本語でもその場で正しい歴史というものを云える様になれればそれで十分なのです。外国語が話せなくても話せる人は都会なら必ずいます。そういう人がきっと手助けしてくれるはずです。

 でも通り一遍の説明で外国人が納得するとも思われません。できれば外国人に訊ねられれば「あれは捏造されたもので事実に反します。真実は斯く斯く然々(かくかくしかじか)・・・」と説明出来る様にしたいものです。竹島・従軍慰安婦・尖閣諸島に関する過去の出来事とその時系列、そしてそれを隣国は如何に歪曲して世界に伝えているのか、立て板に水とまではいかなくとも外国人との対話の繰り返しの中から、世界世論に正確に、誠実に、伝える必要があります。これは中国も同様ですというよりもっと計画的で用意周到で始末におえない軍事国家です。それはあらためて別の記事で書こうと思いますので割愛いたします。

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Silvermac

親日だった父親と全く違う大統領ですね。
by Silvermac (2014-01-24 05:46) 

U3

☆Silvermacさんへ
幼い頃からずっと中国びいきだったらしいですよ。
多分李氏朝鮮時代への先祖返り病だと思います。
by U3 (2014-01-24 10:51) 

小豆

日本と支那朝鮮の寺社や庭園は瞬時に見分けがつきます。
なぜかフォルムがダメなんです、生理的に(笑)。
ところで、某国はほぼ全員人格障害だと言う精神科医もいるようです。
関わりたくないですね。国交断絶しかありません!
by 小豆 (2014-01-29 19:05) 

keykun

おはようございます。^^
冬眠?から覚めました・・。^^)
少しずつでも更新したいと思います。
今年も宜しくお願い致します。^^)v
by keykun (2014-02-03 10:28) 

なかちゃん

桜の話、笑ってしまいました ^^
嘘を嘘で塗り固めてきただけに、もう後戻りできないのかもしれませんね。
後は全てを曝け出し自滅しするより道はないかも…

by なかちゃん (2014-02-03 14:57) 

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