<story 4>The land of promise [ブログ小説]
え~~~、ご迷惑では御座いましょうが・・・・・・
久し振りに長文復活です(笑)
僕の朝は早い。就寝時間がどんなに遅かろうと少なくとも6時には自然と目が覚めて起きてしまうのだった。そんな僕を見てDavidは'It's crazy.'だと云ったけれど、どうも日本人と英国人の時間の感覚は違うらしい(笑)。
<story 2>The land of promise [ブログ小説]
<秩父 羊山公園にて '11.04.30>
この花が咲く頃、ボクはとても疲れていた。愛する僕の妻は云ってくれた。
「仕事し過ぎだよ。少し休んだら」
「でも仕事しなけりゃたちまちお飯(まんま)の食い上げだぜ。何しろ蓄えが殆ど無いからな」
「そんな事自慢してどうするの? 体もけして健康じゃないんだから無理して倒れたらどうなるの」
「う~ん。たぶん野垂れ死に」
「じゃあ、海外旅行しようよ!」
「あのさ、何がどう繋がればそういう結論が出る訳?」
いつも妻の話は途中を省いていきなり飛躍をする。
「根を詰めてもけして良い結果は生まれないと思うな。ならリフレッシュでしょ」
「旅とリフレッシュは同じじゃないだろ。それにそんな事する時間をどう作れば良いんだよ」
「時間は自分で作るもの。休むんなら思い切って休もうよ。ね、イギリス行こう」
「イギリス?あのね、わんこもいるし、お母ちゃんの体調もけして良くないし日本離れられないだろ」
「何とかなるよきっと。夏休みとって行こうよ私と。私はあなたが行かなくても一人で行くからね」