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『備前・旭川の躁鬱』~ Story of the old liar man. Part.Ⅴ [日本の腐りきった政治をぶっ潰せ!]

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<2014年8月11日 ウェールズ(Wales)・スリン半島(Llyn Peninsura:GoogleEarthでは英語読みでリーン半島と表記されているがそれは間違いである)・トレイッル・カイヤリ(Tre'r Ceiri)にて。
 因みに
GoogleEarthでは英語読みでカタカナ日本語表記にしているが、その殆どが現地では通じない。何故ならそれはウエールズ語(英語表記:Welsh)ではないからだ。そもそもウェールズ人は自分たちをウエリッシュなどとは呼ばない。自分たちはCymru(カムリ)であり、その話す言葉はCymraeg(カムライグ)である。ウェールズとはこの地を侵略してきたアングロ・サクソン人から見た『よそ者』という意味だ。ゆえに独立運動に今も湧くスコットランド以上に複雑なのは、ずっと虐げられてきたCymru(カムリ)の人たちの心情なのである。この地の人は本当に忍耐強く芯があるという感じの人が多い。英国は有史以来一度も一枚岩になったことはない連合王国なのだが、一度も外国に長期に渉る占領と支配を受けた経験がない日本人には、こうした歴史がどのように国家とその民衆に影響を与えるのか、容易にはというより到底理解できないであろう。
 トレイッル・カイヤリ(Tre'r Ceiri)のEnglish stonecropの脇のこの赤い花のようなものがどんなものであったのか今となっては思い出せない。しかし前回の写真から判断するとStonecropの薄いピンク色の花弁が落ちたあとの萼(ガク)だけが残ったものと思われる。これを確かめるには何年先になるかは分からぬが、この時期にもう一度行って見るしかない。何しろそこに行かなければけして見られない美しい花々と、360度遮るもののない荒涼とした、しかし何故かこころ和む光景なのだから。
 北国の夏は短い。この日は昼の時点でも20度にも届かない気温で、それでもここの盛夏の気温としてはごく普通だという。英国には「一日に四季がある」という。一日の天気はそれほどに変わりやすい。夏場でもトレッキングともなれば、それこそTシャツの他に長袖シャツと毛糸のスウェーター、そしてウインドウブレーカーあるいはレインウエアまで帯行しないと酷い目にあう。

 行動を伴わない言説や主張はすべてまやかしである

 聞くに堪えぬ戯れ言か流言に過ぎぬ。

 口舌の徒になるな。大同につくな。大勢に靡くな。

 自分あってこその人生。自分あってこその命、自分あってこその生き甲斐。

 他に囚われたり同調してどうするのか。それほど自分を無くして生きたいか。

 それが我慢ならぬと思うなら、『先ずは隗より始めよ』

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